| ▼ EDさん
レスをありがとうございます。
飲んでいるので控えなければと思うのですが
EDさんのおっしゃっていることがあまりにも的を射ている
ので書かせていただきます。
> 演奏は大したことなかったのですが、音の抜けが良くて
> 各楽器が濁らず明瞭に聞こえ感動したのを覚えています。
40年前に同じホールで聴かれた時の印象はその通りで
私は2階席から身を乗り出せばその様な音が聞こえたのだろう
と思いました。
2階席は音が明瞭で良く聞こえますが 最前列でも
3階がひさしになり見える展開角?が小さく 圧迫感が
あったのが残念でした。
> 再生音楽では、ど真ん中の特等席で適度な残響が付加され、
> ソロ楽器も浮き上がって聞こえるのが当たり前のように
> なっています。
その通りで理想的な席での音にくらべライブは不利なのだと
痛感しています。
変な席で聴くならCDを聴いた方がいい と言われる方が
いますがオーディオ的にはその通りなのでしょう。
でもそれは生を聴いての話だと思います。
> それはそうと、第1バイオリンの音量バランスはいかが
> でしたでしょうか。
この部分が肝心です。
私が今回聴き比べて大きく違うのはバイオリンの聞こえ方
でした。オーチャードホールのあの席はバイオリンの音が
聞こえにくい。特にEDさんと一緒の時は顕著でした。
Jさんのオーディオ音による影響ではない と14308で書かれて
いて その通りだと思います。
私は高域と微細な音が聴き取り難くなったと自覚しましたが
それで当日のバイオリンの聞こえ難くなったのとは別だったのです。
ですからEDさんの耳がおかしいのではなく ホールと席の
影響と 演者のパフォーマンスによるものだったのだと
分かりました。
> 13408で紹介させていただいた、ムラヴィンスキー指揮
> レニングラードフィルの演奏に、音質的には近いのでは
> ないかと勝手に想像しています。
いやぁ 参りましたm(_ _)m
その通りです。
https://youtu.be/UL7hNANFEKI
Tchaikovsky - Symphonies n°4,5,6 Pathetique
(recording of the Century : Yevgeny Mravinsky)
音的に 演奏というか雰囲気がとてもリアルに似ている
のです! どうして分かるの?
これを聴いて ライブを思いだして
東京フィルハーモニー交響楽団のとどう違うのか?
も分かりました。全てが良いわけではないですが。
EDさんの言わんとすることがよく分かりました。
バイオリンのきこえ方が違う、これは演奏によるのも
あったのです。
骨太で強い 全体をリードする聴かせ方とでも
申しましょうか?
厳密には
紹介先の録音はバイオリンがハイ上がり 高域が強く
感じます。つまり近距離の音を録音した。
それに対して昨日の音は
高域の輝きは少ないですが 中低音がたくましく圧倒的に
力感や太さ 頼もしさハーモニーが心地よかったです。
コントラバスのピチカートは録音の方が元気なくらいですが
ダイナミックな表現は生が素晴らしかったです。
金管楽器も録音はちょっと細く近い。
いずれにしても同じ演奏を感じさせるところが
EDさんの言うとおりでした。
> それなのに何で第1ヴァイオリンが弱いのか、やはり
> 私の耳が???
EDさんの耳は全然おかしくなく 正しかったのです。
ホールの影響か演者によりものか?
その比率は分かりません。
それを探訪したく色々なホール 席で聴きたいと
思っています。
ライブを聴きたくなるモチベーションとしては
不純でしょうか?
私はオーディオマニア 音マニアですので
納得するまで調べてみたいと思います。
それにしてもムラヴィンスキー指揮のレニングラードフィル
の録音 コーサーとを彷彿とさせてくれます。
録音は早すぎる感じがしますが統一感がいい。
1枚のCD 一曲のYouTubeを見る 聴く楽しみが
格別です。
お宝になりました。 |
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