| 今日は午後から時間ができてオーディオ遊びをしています。
昨晩のことがありましたので 気になるのは
果たしてKT120ppはどんな音だったか?
この前のオフ会でJさんは「音の前後感でE-800よりいいでしょう」
と言われています。
300Bみたいなキレの良さはなかったと思いますが
果たしてどうか?
接続して聴いてみました。
差動プリ+KT120pp
最低でも10数分待たないと定常状態にならないので
暖気に時間をかけました。
ホーリーコールのボーカルとピアノ
あぁ 重量感のある音だなぁ です。
渋いと言うか声に重みがあります。ピアノの音も
重量感があって心地よい輝きがあります。
シンバル等は少し大人しめか。
YouTubeにすると 迫力のある低音だけど 若干膨らみ
角が丸い? 高域の輝きがもっと欲しい?
それで プリをE-800にすると
かなり音が違います。低域の伸びはE-800が凄い
あの低域はプリの個性なのかも。
高域のそう6-8KHzが出て(この前の測定値がプラシボ)
それで音が軽やかになります。レンジが広くなり素直で
音数が多い感じ。
でも曲によってはちょっと薄口?
そこでE-800vs差動プリ+KT120pp 石vs球 を
比較してみました。
(E-800も最初の10分くらいは本調子ではあありませんでした。
2回ほど交代しました(接続が大変)
・・・
大したものだ!
が正直な感想です。レンジや音数はE-800だけど
音が平面に鳴っている感じがします。
球ペアは立体感があると言うか 音が静かと言うか 高域が丸いのか
五月蠅くなくそれでいて声や楽器の音が生々しく聴こえるのです。
これならYouTubeも球ペアで充分に聴けます。
果たして一般の方 そしてオーディオマニアの方はどちらを
選ぶか?大音量であればE-800 私の音量か少し小さめだと
低音は丸くなりますが迫力と楽器の重量感 存在感で
球ペアを選ぶ方も少なからずいる と思いました。
そしてアデルの声は300Bの方が良いようです。
今回短時間ですが 接続を色々と換えてみて
E-800のプリ部分の低音の伸びと迫力 それに対して
パワー部のおとなしさ トータルでちょっと薄口
球アンプは私の希望を取り入れて造ってもらったので
演奏に引き込まれる能力があるように感じました。
E-800と渡り合える いえ それを超える魅力がある
アンプを使えている と認識しました。
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