[1589] 久々のネットワーク変更返信 削除
2003/6/20 (金) 19:19:36 わんこ
__ / __

2wayのつながりが気になりながらも 調整しないで
そのままでしたので、昨日重い腰を上げて少しだけ調整しました。

エクスクルーシブの完成品の3401と言うSPの
ネットワークを見ると、ウーファーとホーンは
クロスが900Hzで、どちらも −18dB/octです。
ドライバーは私のと同じ ED915です。
今までのウーファーのローパスはー12でした。
2インチドライバー用のはウーファーのローパスがー36dB
だそうです(TN−1 TN−2)。

900Hzでローパスをー18dBにして
インピーダンス補正も3401と同じ値にして入れました。
3401はウーファーが1601ではありませんが
まず 真似をしてみました。

 試聴

なんと言う音の違い・・ 驚きました
ソフト やさしい 平面的 定位感減少ながらも
気になっていたピアノのイヤミが減りました。
ああ こんな音がしてたんだよなぁ・・です。
つながりがスムースです。今までは ローパスを
700Hzくらいにして 間をあけて ピークを避けよう
としていました。
ただ 音像がピンポイントで強く実態感があって
存在する感じは減退しました。硬いからソフトへ。

不思議なのは そのままのホーンの鳴り方が違うことです。
2つのコイルは空芯コイルなので、その直流抵抗の大きさが
ダンピングファクターにどう関係するか?でしたが
癖っぽい感じが減ったようにも思います。最低域のソフトな
感じは減ったようです。その分 最低域の量も減ったのかも
しれません。

ホーンの極性当初逆相でしたが 正相がいいようです。

測定では 左のSPは ピークはまだありますが
右のSPは明らかに減りました。
−12dB/octでは コイルやコンデンサーの値を
かなり変更しました。その時と別の音の違いが
ありまして驚きました。JIMさんの 高次のネットワーク
でのインプレとは違うかもしれません。
クロスを離さなかったのが大きいのかもしれません。

ネットワークって不思議ですね。18dBは初体験でし
たが こんなに違うものなのか・です。

しばらくは これで遊べ(苦闘)そうです。


[1590] Re:久々のネットワーク変更返信 削除
2003/6/21 (土) 00:26:13 JIM
__ / __

お久しぶりです。NW屋さんです。。

> 900Hzでローパスをー18dBにして
> インピーダンス補正も3401と同じ値にして入れました。


> JIMさんの 高次のネットワーク
> でのインプレとは違うかもしれません。
> クロスを離さなかったのが大きいのかもしれません。


僕は3次はNWでは15〜20年前は何回かやりましたがそれ以降やっていません。
マルチ時代に音の確認は何回もしました。
印象として3次は音がたいへんおとなしくなる傾向を強く感じました。
次数が上がればおとなしくなる、、と言うことでも無かったです。4次のほうが元気。<マルチのときの感想です。
スイッチ一発で2・3・4と切り替えられましたから。

また、NWやるとき、計算値どおりの定数にしてインピ補正掛けるのと、インピ補正掛けないで間を空けるのはこれはもう、30年以上前からいろんな本に書かれていますが、音がぜんぜん違います。
測定して、インピ補正したときに限りなく近い減衰特性になるよう定数選んでも音は違います。

インピ補正掛けたほうが、良くも悪くも、これまた、音はおとなしく、丸く、やさしくなる傾向にあると思います。

「チャンデバやNWは音つくりの道具ではない、正確に分割して合成するためのものだ」と主張する人はたくさんいます。
僕は趣味なんだからどうでもいジャン、、、と思っています。
結論としては定数使いこなしてきれいに合わせたときの音の鮮度、生きの良さの方が僕は好きです。
ただ、これはとてつもない大変な調整作業になるため、そこまでやり切れる自信が無いときは、計算値どおりの定数にして、インピ補正の値で微調整を図ります。

最も重視する理屈は、「手法・理論よりも、完成度の方が結果に対し常に支配的である」という、誰が言ったんだか、どこに書いてあったんだかわからない理屈です。

> ネットワークって不思議ですね。18dBは初体験でし
> たが こんなに違うものなのか・です。
> しばらくは これで遊べ(苦闘)そうです。


不思議ですね。既に30年近く遊んでますが、まだ30年遊べそうな気もします。


[1591] Re2:久々のネットワーク変更返信 削除
2003/6/21 (土) 01:15:52 わんこ
__ / __

▼ JIMさん
> お久しぶりです。NW屋さんです。。

レスを期待していました!
ありがとうございます。

> 僕は3次はNWでは15〜20年前は何回かやりましたがそれ以降やっていません。
> マルチ時代に音の確認は何回もしました。
> 印象として3次は音がたいへんおとなしくなる傾向を強く感じました。
> 次数が上がればおとなしくなる、、と言うことでも無かったです。4次のほうが元気。<マルチのときの感想です。
> スイッチ一発で2・3・4と切り替えられましたから。


20年近く前に 3次はされていたんですね。お会いした時は
−6dBの広範囲なつながりを上手くまとめていらっしゃ
ったので 選ばれてそうなったのだと思いました。
今は2次でしょうか?

F15でのマルチでは −18とー12がスイッチひとつ
ですので感覚は分かります。3次はスッキリしますけど
溶け合いと言う観点 音の厚みで何かしら足りない感じが
したり 上下の違和感をどうしても分離してしまう
感じがしました。ごまかしが効かないとでも申しましょう
か。マルチでは常にー12dB特に ツイーター側は
−12が殆どでした。

ネットワークでの違い断定できませんけれど、今回の
経験では ネットワークとマルチでは全然違う感じが
します。もっともマルチで合わないと思ったのは
ホーンがバイラジアルでした。あれは音が細かく細くなる
傾向があって ED915とでは 今ひとつ細くなり過ぎ
たかもしれません。アンプの音の違いもありましたけど
今のホーンでマルチをしたら これまた印象が違うと
思います。夏に真空管2台は避けたいのもあって・・

今回ウーファーの領域が苦しいかと思っていましたが
結果的には杞憂に終わった感じがします。もちろんn
インピーダンス補正も使わず設定だけで造れればいい
んでしょうけれど 私の力では 偶然以外に 膨大な
素子と手探りの実験をするようになってしまうと思わ
れます。

> また、NWやるとき、計算値どおりの定数にしてインピ補正掛けるのと、インピ補正掛けないで間を空けるのはこれはもう、30年以上前からいろんな本に書かれていますが、音がぜんぜん違います。
> 測定して、インピ補正したときに限りなく近い減衰特性になるよう定数選んでも音は違います。
>
> インピ補正掛けたほうが、良くも悪くも、これまた、音はおとなしく、丸く、やさしくなる傾向にあると思います。


簡単な計算式(私にはそれでも大変)の値は 先のhpでの
プログラムより大きいコンデンサー値になるみたいですが
いずれにせよ Lが大きいと元気がなくなる感じです。
何度も半田つけ直しをしましたが あまり楽しい作業では
ありませんでした。だって段々分からなくなるんだ
もの・・

> 「チャンデバやNWは音つくりの道具ではない、正確に分割して合成するためのものだ」と主張する人はたくさんいます。
> 僕は趣味なんだからどうでもいジャン、、、と思っています。
> 結論としては定数使いこなしてきれいに合わせたときの音の鮮度、生きの良さの方が僕は好きです。
> ただ、これはとてつもない大変な調整作業になるため、そこまでやり切れる自信が無いときは、計算値どおりの定数にして、インピ補正の値で微調整を図ります。


インピーダンス補正が高域の上昇を抑える とのことで
使っていました。インピーダンス補正を触らないで
タップ式のトランスですので コイルの値を増やしてみた
りしました。つまり インピーダンス補正のコンデンサー
を大きくするのと コイルを大きくするのがどんな音の
違いとなるのか?
ですが コイルよりインピーダンス補正のコンデンサーの
方がリニアに効いた感じがします。もっとも定数の2倍
とかの容量に増やしはしませんでした。

コイルの値も大まかですので これから単純実験
順列 組み合わせはできますので それがどうなるか
稚拙な測定ともん耳でトライしてみます。

> 最も重視する理屈は、「手法・理論よりも、完成度の方が結果に対し常に支配的である」という、誰が言ったんだか、どこに書いてあったんだかわからない理屈です。
>


まったく そのとおりだと思います。
メーカー製のSPってどうしてあんなに上手くまとまって
いるの?と痛感します。
情け無いことに カー用のインフィニティー安めコアキャ
シャル3wayの ウーファースルー ツイーター電解
コンデンサー1個でも 音のつながりで負けることが
あります ううっ・・レベルが低い。

> > ネットワークって不思議ですね。18dBは初体験でし
> > たが こんなに違うものなのか・です。
> > しばらくは これで遊べ(苦闘)そうです。
>
> 不思議ですね。既に30年近く遊んでますが、
>まだ30年遊べそうな気もします。


私はできれば ある程度でまとめられば それでOKと
したいです。堂々巡りが多いので レベルアップできない
自分がイヤなのもあります。グレードがアップして何年も
楽しめるのであれば いいのですが 全て振り出しに
戻ってしまいそうで情け無いです。


声 ピアノ アコースティックべース

と2wayで気になる部分が 気になりますので
困ったものです。

左の SPの後ろに壁が無い ってのも左右の違いで
相当大きいみたいで、ついたて等を考えて見ます。
低音が逃げているのが分かります。

それともう一つ分かったのは 片方のSPを測定している
時です。当然ですが もう片方を鳴らして測定するのと
慣らさないで測定するのと 中域から大きな違いが
でます。軸上1mで測定しても。

Spを結構内振りにしていますが 位相の干渉もある
みたいで 考慮したいと思いました。

今回のことで 中高音と言いながら ウーファー領域の
音が極めて重要だと認識を新たにしました。
ウーファーを上手く鳴らすって 本当に大変なことだと
思います。先日のえだまめさん宅での 音のよさは
JBLの素質のよさは言うまでもありませんけれど
軽いコーン紙のウーファーが存分に鳴らされることの
実力を痛感しました。あの領域の音は小さいウーファーの
音とはかなり違うので 忘れられない経験でした。
あの音 つながりのよさはには程遠いなぁ といつも
思っています。

ネットワークもそうですが 1601aをもっと存分に
鳴らしたいです。箱を大きくしたい・・

椎名恵さん 聞くに耐えなかった 中高音のうるささは
今のだと何とか聞けます。やはり自分のSPに問題が
あったのでした。

今回のネットワークは別の板にしたので これからパーツ
の付け替えは簡単になりました。


[1592] Re3:久々のネットワーク変更返信 削除
2003/6/21 (土) 12:01:15 JIM
__ / __

毎度です。。。

> 今は2次でしょうか?

多分。。しばらく触って無いので忘れてしまってます。2次と1次が混ざってるようなきも。。

> F15でのマルチでは −18とー12がスイッチひとつ
> ですので感覚は分かります。3次はスッキリしますけど
> 溶け合いと言う観点 音の厚みで何かしら足りない感じが
> したり 上下の違和感をどうしても分離してしまう
> 感じがしました。


そんな感じですかね。厚みがってのは僕も強く感じます。あっさりになりますよね。
FCの距離までいじればまた別の音にもなるのだと思うのですが。

> インピーダンス補正も使わず設定だけで造れればいい
> んでしょうけれど 私の力では 偶然以外に 膨大な
> 素子と手探りの実験をするようになってしまうと思わ
> れます。


30年前のMJとかのNW製作記事はインピ補正なし、気合と根性で定数捜すってのが多かったですね。
最近車の2次2ウェイのNW、インピ補正外してご機嫌です。何年もインピ補正使って調整し続け、特にTWの側の定数はこれしか無いなあ、、と詰めきったところで、WFの方の定数探しだけと割り切って補正外してみました。
これならずいぶん楽な作業です。やっぱいろんな経験値をつんで使うユニットを熟知すると後が楽ですね。

> 何度も半田つけ直しをしましたが あまり楽しい作業では
> ありませんでした。だって段々分からなくなるんだ
> もの・・


昔は楽しかったんですがね。。。私も最近はできれば作業は何もしたくない。。


> タップ式のトランスですので コイルの値を増やしてみた
> りしました。つまり インピーダンス補正のコンデンサー
> を大きくするのと コイルを大きくするのがどんな音の
> 違いとなるのか?
> ですが コイルよりインピーダンス補正のコンデンサーの
> 方がリニアに効いた感じがします。もっとも定数の2倍
> とかの容量に増やしはしませんでした。


コア入りと空芯で値を変えたときの音の変わり方が違う気がします。。

> 私はできれば ある程度でまとめられば それでOKと
> したいです。堂々巡りが多いので レベルアップできない
> 自分がイヤなのもあります。グレードがアップして何年も
> 楽しめるのであれば いいのですが 全て振り出しに
> 戻ってしまいそうで情け無いです。


ずいぶん時間を掛けて堂々巡りは昔やったので、すっかり慎重になってます。
家では新しいエンクロやWF使うときは、まずは2ウェイでまとめてみて、設置、ダクト調整などをある程度決めてから3ウェイに移行します。
下がしまりが無いのをNWで無理やり補完するようなNWワークにならないようにするためです。
自分にたいしたことができないことも経験つむほど自覚しますので、一度にひとつずつって、ゆっくりやってます。

> 先日のえだまめさん宅での 音のよさは
> JBLの素質のよさは言うまでもありませんけれど
> 軽いコーン紙のウーファーが存分に鳴らされることの
> 実力を痛感しました。あの領域の音は小さいウーファーの
> 音とはかなり違うので 忘れられない経験でした。


これまた想像だけど、ある意味小さいダンピングの聞いたフルレンジの低いところのなり方が、そのまま下がったようななり方だったのではありませんか?
僕もそっちが好きなので、車でSWFになかなか気持ちが入らないんですよね。

> 今回のネットワークは別の板にしたので これからパーツ
> の付け替えは簡単になりました。


がんばってくださいね。
NWの定数調整やるときは、少し定数変えただけで少なくとも、位置調整、ATTレベル調整を伴います。
繰り返すうちに何回かに一度は上下左右の角度調整も発生します。

一度僕の部屋で、システムの音をよーーく聞いてもらってから、MDとTWのATTを0にしぼり、「さっきの音出してごらん?」ってかなり力のある仲間にやってもらったら、冷や汗かきながら四苦八苦してました。
微妙な作業ですから、あせらずゆっくり慎重にどうぞ。。


[1593] お得意のどうどう巡り(乱長文失礼)返信 削除
2003/6/22 (日) 23:33:15 わんこ
__ / __

▼ JIMさん

おっしゃることはかなりわかります。じっくりと
やっていきたいと思います。JBLの名器であるウーファー
の音はまさにそうで、416よりより軽くフルレンジに
近い音だと感じました。

ところで 今日 また 触ってしまいました。どうどう巡り
が好きではないんですが・・

コイルを2個直列にして 18dBローパスは
音が優しくフラットな感じ。当初は低音の量感も減らず
しまりも悪くなっていないと感じました。

でも・・・

なんだか中音が弱いんです。音に勢いがない。
これは素直な音でよいんだと思おうとしました。
でも・・声が弱いってだめなんですね。それならば
微妙にクロスをアップすれば と思うんですけど
コイルって以外におおざっぱな定数しかありません。

フジ子ヘミングの 奇跡のカンパネラ まあ うまく
ならないんですけど 左手の音がみょーに気になる音で
その上 右手より目立ったりしてしまいます。
ワルツフォーデビーもベチャっとする。

そうそう LPをかけてみました。そしたら ピアノの
イヤミ ずっと少ないですね。低音が出ていないのでは?
と感じますが音色はよくわかる、その上 高音の綺麗さ
なめらかさ  やっぱりアナログはいいです。参った。

家庭内では 居心地が悪いです。ネットワークを持ち出す
と意識的に近くで遊んだり 台所で洗い物の音が大きく
なったり・・

でもって 「ピアノの音が駄目なんだ」と言えば
台所にいる 焼酎浴びが
「どうしてそんなに口ごもっているのか ってところね
 確かにひどいわね」
なぬ〜 台所にいるやつに言われたくないよね。イライラ
する。言われなくたってわかっているのに。
「だって 下の子のピアノの先生のところはもっといい音
 するもんね グランドピアノだからかしら」
おめ〜 恨みがあるんだったら 直にいえよ こら〜

あっ しずれいしました。

ネットワークは触らないでしばらくは聞こうと思って
いたんです。極性かホーンの位置とかくらいですまそう
と。
でもですね、クリュイタンスのレクイエムの6曲目
コントラバスの響きが全然足りないことに気づいてしまった
んです。こんな筈はない! マルチでも ONKYOの
W380でもこの音では無かったはずだ・・
それに コーラスが混濁していてメリハリも少ない。
引っ込んでいる。女性が何人いるだろう?なんて思って
聞ける音ではないのです。

でもって 前のけんけんさんに譲ってもらった
タンゴのカットコア型トランスを使ったネットワーク
12dBに戻します。確かに癖はでる。低域もフラット
ではなくうねりもあるみたい、でも 違う決定的に
低域の弾み方が!

これってクロスと関係ない帯域ですよね。確かに中域の
濁りはあるけど。

で タンゴのカタログをみてみました。
コイルの直流抵抗って本当はどんなだっけ。

空心コイル (トリテックのでなくタンゴのだけど)

 3.0mH  0.52Ω
 1.4mH  0.34Ω

鉄心入りコイル(GC−3)

 3.0mH  0.14Ω
 1.7mH  0.095Ω

18dBだと コイル2個で1Ω近い抵抗なんですね。
低域では インピーダンスも低いでしょうから
無視できない値であることは私にもわかります。
SPのボイスコイルだけでなくコイルも暖めている?

で ー6dBにして コイルを減らしてみました。
最初は2.2mH 次は 1.5mH
インピーダンス補正は 8Ω+22マイクロFです。

ああ 素直な音だ。12dBには確かに癖がある。
(訂正 一般的な12dBでなく、私の使った
 12dBのネットワークでは です)
でもボーカルの密度感がよかった。ディースカウの声の
タメ みたいなのが 12dBの方がふくよかでいい。
18dBの時は 軽かったなぁ・・
いまの6dBは 理論上 900Hz 650Hz
くらいだけど 900にしてかぶりを多くした方が
女性ボーカルも存在感が出る。ただ低位は大きくなったり
もわっとしたり・・

でも レクイエムのコントラバスの弾み 逆相成分が
耳の後ろに回る感じが出ない。
空心コイルは癖が少ないんだ。でもコーラスの人数を
しらべたくなる 音の分離はしてない。
極性を変えてみる ああ 正相でもいい。
位相があわないって感じが何となくわかる。6dBは
ピアノの音がビブラートになったり 2度叩く様な音に
なったりしない。ピアノの音って位相を調べるのに
よくないですか?帯域も広いし

相変わらず フジ子ヘミング 鳴らない ・・・
2.2mHだと ちょっとクロスが薄すぎみたい。
1.5mHだと被さりすぎ?
でも どうどう巡りながらも感じたこと

 インピーダンス補正は入れた方がかぶりが少なくてよい

ってことが今回収穫です。前は 6dBでタンゴのタップ
付きのトランスで1.1 1.7 2.0 2.3
2.7 3.0とやったけど インピーダンス補正は
入れなかったです。

アル中「今朝のピアノは酷かった。苦虫をつぶしたような顔
をしているのもわかる。今はちょっといいみたいね」
だと くそ〜 わかった様なことを言いやがって・・

 パチッ!

何か音がしましたとき、そうだ あのときから音が
悪くなった。電源が悪いのか。左の音が弱い感じだった。
くそ〜 電源200Vにするの頼んじゃおうかなぁ・・

ある時気づきました。 ツイーター用のコンデンサの
配線が アッテネーター用のトランスのタップに触って
いるのを!

そんな音でネットワークを触っていたのでした(反省)

くどい長文で済みません。

さて 空心コイルで6dBにしたんですけど やっぱり
あのコントラバスの分離とエネルギー感は戻りません。
家族の目はきついけど、タンゴのカットコア入りの
トランスで直流抵抗が少ない状態での 6dBに
しないではいられません。明日林間学校で早いから
静かにしろ!との命令の中でやりました。1.7mH
700Hz(インピーダンス補正入り)

ああ・・

確かに中域に個性はでます。椎名恵みは中高音がうるさくて
きけません。久保田はえぐい音がでてギラギラします。
ディースカウの音はちょっとふくらみ過ぎでタメも
今ひとつ体が感じにくいです。でも
コントラバスの量感 はじかれ具合は やっぱり気持ちいい
です。

今日はここまでです。

感想としては

空心コイルとフェライトコア入りコイルの音はかなり
違う。低域も中域も。直流抵抗がどれくらい影響
するのだろうか?

市販のSPはネットワークがー24dBとかあると
聞きました。あれだけ音が違うんだろうから 高次の
ネットワークを使っているSPはアンプによっては
全然音が違ってしまうと思われる。

ところで SPコードの抵抗ってどんなもんなんでしょう?
10mで0.5Ωとか無いんでしょうか?
これまたコードの種類より ネットワークのコイルの
方が音に影響してしまうってことないでしょうか?

メーカー製ではコーラスの人数がわかるくらいの音の設定
がされていると思われます。その時のアンプの要求度が
高いってもしかして マルチで使う用に最初から設定して
SPをつくれば より設計者の音が提供できるように
思いました。
100万円もするSPでしたら 最初からチャンデバと
またはアンプ付きで売るのもありですよね。そういえば
そんなSPもかなりありそうです。

使いこなしとか 言われますけど コイルでこれだけ
音が違ってしまうと マルチで 反応のよいSPを
使ったら トータルで低コストで近道かなぁ なんて
思いました。

中域がこれだけ違い 低域も量感から違うと
ネットワークってすごい存在だと改めて感じました。
まとめられるんだろうか・・・




[1600] 今日の 報告返信 削除
2003/6/29 (日) 01:17:32 わんこ
__ / __

小一時間ほど ネットワークをさわりました。その報告です。

タンゴのコア入りコイルで 1.7mH+インピーダンス
補正は 穏やかですが 声が今ひとつ盛り上がりません。
かなりホーンは鳴らしているつもりです。

もう少しウーファーのコイルを小さくして ウーファーの
ローパスをあげて 被りを多くしよう。タンゴのは
次のタップが1.1mHなので フォステクスの1.5
を入れてみる。

おお ディースカウが クッキリ ポッカリ。
いいんじゃない? でも低音の躍動感は どうも
タンゴの方がいいみたい。

その後次の音を比較しました。

1 ウーファースルー フルレンジの音
2 1.5mH インピーダンス補正無し
3 1.5mH インピーダンス補正有り
4 タンゴ1.7インピーダンス補正無し
5 タンゴ1.7インピーダンス補正有り

結局 声は インピーダンス補正がなくなると中音の
ピークも盛り上がり張りがでます。でも混濁もする。
相変わらずの500〜630Hzのピーク 腹立たしい。

焼酎飲みに フジコヘミングのノクターンを聴かせる。

2 「言って良い? へどい 」
3 「聞きたい音じゃないよね」
5 「まだマシ 真ん中くらいまではいいけど 上になる
   と甲高くなるというか トーンがあがる。イヤな音
   が出ている感じ」
5で ホーンのレベルを2dBさげる
  「右手は良くなった。まろやかでビブラートが減った
 それで レクイエムを聴かせる

  「つまんない。モワーっとしている。」
5で ホーンのレベルを1dBあげる
  「ピアノは またイヤな音がする。ビブラートがある
   ボーカルは少しはいいけど 面白くない」

5で ホーンを2cm前にだし ウーファーのバッフルと
   面一にする
  「ビブラートが減った。へ〜 前後に動かすとこんな
   に違うんだ・今度は左手が良くなくなってきた
   もわ〜 ディースカウはこんなじゃイヤ
   久保田はけっこういい。たくさんの音が入っていた
   んだ。ねえ もう止めていい?」

とまあ 疎まれながらも 耳を動かさないでのテストは
終わりました。感想は殆ど同じです。ホーンの音を
「これって 独特の音があるんじゃない?」
と いらつくことをいいます(笑)

ピアノだけで これだけ 音が変わる 別物に
なってしまいます。音がいいレベルでなくて マイナスの
レベルでの音の違いかもしれません。
コイル1個で別の音になる 難しいっす。

空心コイルとコア入りコイルの音の躍動感が違うことを
再確認しました。

インピーダンス補正を入れると それだけで ウーファーの
レベルが1dBくらい下がるみたいです。
できれば入れないでまとめられた方がダイナミックさが
活きると思われます。
アンプの特徴もあり、我が家では ネットワークの素子
は少なくなるとダイナミックさが出ます。

今日のは少し分かった感じがしました。


[1601] Re:今日の 報告返信 削除
2003/6/29 (日) 01:35:37 JIM
__ / __

僕なら・・・

聞いてもいないのでちょーーー無責任です。

> 5 「まだマシ 真ん中くらいまではいいけど 上になる
>    と甲高くなるというか トーンがあがる。イヤな音
>    が出ている感じ」
> 5で ホーンのレベルを2dBさげる
>   「右手は良くなった。まろやかでビブラートが減った
>  それで レクイエムを聴かせる


ここで1デシ下げて、MDのコンデンサ1マイクロくらい追加とか・・・。

>   「つまんない。モワーっとしている。」
> 5で ホーンのレベルを1dBあげる
>   「ピアノは またイヤな音がする。ビブラートがある
>    ボーカルは少しはいいけど 面白くない」


ここで1デシ上げずにホーン1センチ下げるとか。。。
あるいは軸をよりリスニングポイントに正確に向けるとか。
あるいはTWを1デシ上げるとか。
あるいはMDのローパス若干下げるとか。。。

あんまり一箇所だけいじっても評価間違えてしまったりしますよ。

もわつくのがそこのせいか、MHの上がかぶってるせいか、ハイエンド足りないせいか、軸のせいか、エンクロ+ユニットあるいはエンクロ設置のせいか?

いずれにしてもむずかしいっすね。

INCM/CMT
Cyclamen v3.491
[ut:0.010][st:0.000]