| ＮＦの量の違いによる音を確認しようと久々に
６ＣＡ７ｐｐアンプを開けました。
けんけんさんの設計で、ＮＦの量を２段階に
ジャンパーピンの抜き差しで簡単に変更できます。
http://wanko.cside8.com/cside/6ca7/P1010404.JPG
３．８ｄＢと７．３ｄＢと変更できますが、いつも
７．３ｄＢで聞いています。ボーカルの張り出しや
音のメローさは ３．８ｄＢがいいのですが、
音数が多いときに多少うるさく感じたり、高域の
音の伸びというか綿密さで ＮＦが多い方がいい
です。
３．８ｄＢにすると、レコードの音もより元気に
なります。低域も量感が増えたみたい。
気になっていた中低域の分解、元気良さはそれ程
かわりませんでした。
画像にある様に ジーメンスの真空管に着色が
出ています。たぶんかなり使ったからだと思い
球を交換してみました。
ＧＥの６ＣＡ７です。
前の印象では 元気でダイナミック 繊細さ
爽やかさ では ジーメンスや松下 と言う感じ
でした。エージング不足もあったかと思います。
差し替えてびっくりしました。
もしかして 球がへたってきた？のかもしれません。
元々元気な方なので 球の個性とも言えますけれど
ＳＮ比が上がって 爽やかに広がり 音が前に出て
ベースライン等が元気に分離します。
球の音の変化は大きいです。
差し替えでアンプが新品になる様なうれしさも
あります。
先のアンドレ・プレビンのピアノがかなり
違います。
まだ刺して１時間ですので 安定していないと
思われますが、溌剌とした力のある音で これから
聞くのが楽しみです。 |
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