| メーカー製のネットワークで組まれたホーンSPを聴きた
かったこと、グランセプターへの想いが残っていて
買い物をしたかったのとで 丁度ターゲットになったのが
scepter 2002です。先のビクターのSPより買う気が
盛り上がりました。物量で雲泥の差ですもの。
昨日早速鳴らしてみて いや 導入してみてビックリ。
横幅がレコード盤くらいしかないこの小さなSPを
運べないのです。梱包を解いてみたら、ウーファー部分
だけで37kg! エジンバラが41kgですから
密度は4倍くらいでしょうか。
それにホーン部分はウッドでなく樹脂製みたいで
これは普通に11kg。
最初に 300Bで伊藤君子のレコードを聴きました。
まあ 冷静な音です。悔しいことに 416+2420
900Hzクロス調整不足ネットワークよりボーカルが
素直なんです。肉厚さがあって滑らか しっとり・・・
能率がかなり高く音量不足にはなりません。
低域はレンジはあるものの ダイナミックには鳴らず
300Bは向いていない様でした。
そして 6CA7 ppにすると低域が鳴りだし
別物の様です。SPはこれから慣らし運転が必要
みたいでした。
滑らかなつながり 低域の締まりと音階の分解の良さ
質感の表現 凄く重い振動しない箱によるムダな響きが
なく音が静か 上品滑らか フリースタンドができそうな
スリムな幅 それでいて ホーンの音の強さもある・・
統一感で自作SPで勝つのは 極めて難しいことを
感じ複雑です。これでしばらく納まるべきか・・
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