| ＰＣディスクトップオーディオを 聴く気にさせる
可愛い奴 それが 自作アンプ ミニワンです。
手取り足取りで全て教わりながら 回路も分からずに
組み立てたアンプ。ここが電源で ここが電圧増幅とか
多少は分かりました。電流が多く流れるから コードは
この太さ。ここは最短で・・
青色発光ダイオードが点灯すると文字通りスイッチが入る。
ほのかに真空管が光る 一緒に造ってくれた人との作品だ。
たった２本しかない真空管でアンプになっている。
電子が空中をハイスピードで飛んで増幅している。
ほら 見える(笑) 半導体アンプではこうは行かない
市販品のごつい見た目のアンプだと最もこのイメージに
遠い。
繊細な懐石料理に馬鹿でかい舟盛りの器は必要ない。
なんて可愛いんだ！ ピュアだ シンプルだ。
この気持ちいい澄んだ音は！
２Ｗの出力もフルに使うことは 殆ど無い。
ニアフィールド 箱庭の世界 ピュアであればあるほど
その世界に浸れるだろう。統一感が重視される。
音楽を構成している楽器の音が ボーカルが 優しく協調して
空気に溶け込む。誰かが出しゃばってペースを乱しては
いけない。能力だ 分解だ お呼びでない。
健気に優しく光っている 球を見ながら 球の暖かさを
感じながら 無機質デジタル音楽を聴いている。
自作球アンプは 無駄や隙のない ＰＣデジタルの世界に
憩いや潤いを与える 不思議な装置だ
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