| わんこさんとmeiteiさんが
KT-88アンプの「私の聴き方」にRe.を書いて下さいましたが、
お二方の指摘は、いちいちその通りと思います。
JBL4343を譲ってくれるオーディオ仲間は球アンプ派でして、
以前、自作大型スピーカーをKT-88で過不足ない音で鳴らし
ていて、その時真空管もなかなかよいものだと思いました。
meiteiさんのKT-88を聴いたのが2回目でして、自分の好みに
合う球だと判断したわけです。正直、我が家にある中国製ア
ンプは、LBL4343宅のやmeiteiさんのよりもクオリティーは
劣るかもしれませんから(特に定位)、それをもって真空管
アンプを普遍化してはまずいと思っています。ただ、石のア
ンプではまずありえない、球らしい物理特性とは別の、特有
の世界だと感じた部分はmeiteiさんのアンプでも我が家ので
も確かにあります。
やはり、音楽による使い分けが、経済と場所が許せばもっと
も理想的なのでしょう。コンコルドでは、レコードによって
アンプを取り替えて聴かせてくれるとか。
車もオーディオも、いろんな楽しみ方があるわけでして、音
楽の種類とその人の耳の特性、性格、あるいは気分によって、
「オレはこう感じた」という好みが分かれて当然ですから、
一時的な自分の感想を押しつけるかのような記述をどこかで
してしまっていたらまずいと反省してます。
エンジンの研究も常にカットアンドトライらしいですが、オ
ーディオという物理的な研究?も、やってみてどうかという
世界ですので、このような書き込みでは「現時点ではこう感
じた」と言って遊ぶのが精一杯で、明日別のトライをしてみ
たら、がらっと言うことが変わりかねない危うさがあると思
います。
ちなみに、我が家の今のスピーカーは、低能率で真空管には
苦しい部分がありまして、巨大電源の石のDCアンプで強制
的に鳴らさないとまともに音が出ないのも事実で、球のアン
プにはハンデが大きいと思います。
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