[4653] ゴージャスでしたねー返信 削除
2007/7/15 (日) 19:19:08 meitei
__ / __

毎度の事ながら、内容の濃いオフ会。ご招待頂いて
幸運でありました。凄かったです。

アンプ聞きくらべは、パワー差がありすぎて心配し
ましたけど、どの機種も個性バッチリ。どれも魅力
的でした。制動力のある馬力と底力のP-600、安心
して聴ける安定感のあるウオーム・トーンのA-20。
どちらも良かったです。3.5Wの2A3アンプも溌剌
とした鳴りっぷりで健闘しましたので、ほっとして
おります(笑)。

ジェンセンはユニットを聴けるだけで幸せと思って
いましたので、平面バッフル→後面開放→バスレフ
箱。そして、それぞれの2ウエイ化・・・短時間で
手際の良いプレゼンテーションにはビックリです。
どれも興味深い試聴体験ですけど、個人的には後面
開放+フィリップスの2ウエイの、明るく、清明で
清涼感のある開放的な鳴りっぷりが印象に残ります。
完成度からは、あとで出来上がったバスレフ2 way
の方になるんでしょうけど、これまでに経験のない
素敵な音だったです。

その場でDIY。用意された箱から、あっと言う間にSP
システムを組んでしまう集まったメンバー諸子の手際
の良さと知識/経験の豊富さにも脱帽しました。

またお誘い下さい。本日は、本当に有り難うございま
した。


[4654] Re:ゴージャスでしたねー返信 削除
2007/7/15 (日) 21:26:22 わんこ
__ / __

▼ meiteiさん

今回も遠方よりの参加 お疲れ様でした。
そして アンプの提供 オフの盛り上げをありがとう
ございます。

meiteiさんが持ってこられた 2A3 無帰還シングルアンプ
まさに2A3らしい クリーミーで堂々とした音でした。
他に昔のハイパワー石アンプと 現代石アンプの聴き比べも
明快にわかり楽しかったですね。

A12は ひとえにJIMさんの経験と能力の賜で
同じ2wayでも別物の世界が体験できました。
またバスレフ 後面開放 は音の違いが顕著でしたよね。

meiteiさんがお帰りの後、いよいよ私のメインシステムに
手が入り 裸の王様SPシステムも JIMさんの手にかかり
より良くなりました。

これから 忘れないうちに HP製作に入ります。
また 色々と談義をお願いします。
ありがとうございました。


114306



[4655] 帰還報告返信 削除
2007/7/15 (日) 22:20:50 JIM
__ / __

▼ 皆さん

お疲れ様でした。
帰ってきてひと風呂浴びてのんびりしています。

今日もわがままし放題させていただき有難うございました。
一日ああやって遊んでると、なんだかテニスでもやりに郊外
へ行った様な気分です。。。変ですかね。

A12後面開放+PHILIPS、爽やか&自然でしたね。
天然素材の肌触りって感じでした。

また遊びましょう。
今度はいらしてください。



[4656] Re:帰還報告返信 削除
2007/7/15 (日) 23:21:44 わんこ
__ / __

▼ JIMさん
今日もありがとうございました。

Jensenの A12は かまやんさんの おっしゃる
とおり 後面開放の素直な低音 軽やかな中音が 好印象
でした。
相変わらずの JIMさんのネットワークテクニックには
感服しました。

最後に 私のメインシステムを大幅にグレードアップ
それも私の好みを知った上で調整してくださり 感激です。
音がとても気持ちいいです!

早速HPに 記録をアップしてみました。
http://dentalbeginners.com/wanko/A12/A12.htm

間違い、問題点等がありましたらご指摘ください。
はぁ 私も充分に遊び 鬼スピードでキーボードを売って
ページを作って 果てました。

オーディオって頭脳も体も使う 結構健全な遊びなんですね。
今日も誠にありがとうございました。



[4657] 充実のオフ会でしたね。返信 削除
2007/7/16 (月) 07:51:45 kitatanuki
__ / __

▼ わんこさん

実験が佳境に入ってきた所でお先に失礼しましたが、
その後も面白かったみたいですね。

クラフトの達人が揃っているので、てきぱきとした
皆さんの仕事ぶりにただただ見とれてました。

フィールドユニットがどんなものか、興味津々でしたが、
4ウエイ派の私めといたしましては1K以下のウーハー
として使ってみたい、あるいはミッドバスとして使って
みたらどうなるかという衝動があります。
果たして、特徴のある中域をカットしても存在価値が
あるユニットかどうかが気になるところではあります。

スピーカーをいじるマニアとしては、JIMさんの豊富
な経験に裏打ちされた確かな診断と的確な治療!に脱帽
した一日でした。そして2A3シングル、自分のオーディオの
原点ですが、改めてこれだ!と確認しました(^o^)

わんこさん、そして皆さんありがとうございました。


[4658] Re:充実のオフ会でしたね。返信 削除
2007/7/16 (月) 10:43:33 わんこ
__ / __

▼ kitatanukiさん

昨日は台風の中 ご参加ありがとうございます。
クラフト系もあり アンプの試聴もあって 実りが多かった
ですね。

> フィールドユニットがどんなものか、興味津々でしたが、
> 4ウエイ派の私めといたしましては1K以下のウーハー
> として使ってみたい、あるいはミッドバスとして使って
> みたらどうなるかという衝動があります。
> 果たして、特徴のある中域をカットしても存在価値が
> あるユニットかどうかが気になるところではあります。


おっしゃるとおり 一番魅力的なのはミッドバス領域では
ないかと思います。ボーカルの帯域であれば 小さいフルレンジ
が有利ですし。
あの腰の強い 切れが良くて 力もある 低域は抜群です。
後面開放であれだけ強力な低音が得られるのですから
バスレフでも相当調整しないと難しいと思われます。

ミッドバスとして使うには 最高のユニットだと思います。

ただ 歴史のある 素晴らしいコーン紙 もったいない気も
します。EVやアルテックブランドである 12インチの
PA用ウーファーは現用の25cmミッドバスより能率も
高く良いのでは?と想像しています。
http://wanko.cside8.com/cside/12w360/12w360.htm

A12は 2wayかホーンを使った3wayで
素晴らしい世界を引き立ててあげたい感じです。


> スピーカーをいじるマニアとしては、JIMさんの豊富
> な経験に裏打ちされた確かな診断と的確な治療!に脱帽


あの後の 私のSPの調整を聴いてもらいたかった!!
本当に凄かったですよ。
同じ ツイーターが ー12dB/octカットと −24で
どう違うか?
是非体験してもらいたかったです。
ユニットを積極的に鳴らすんです。音の重なりが多いと
消極的になっているんです。
素晴らしいです。あれで追い込む 技が大幅に増えた。
2405もあの調整法で大きく違うのが想像できます。

> した一日でした。そして2A3シングル、自分のオーディオの
> 原点ですが、改めてこれだ!と確認しました(^o^)


2A3のシングルアンプの音は素晴らしかったですね。
ホームページに記載が漏れていたので 加筆しておきました。
300Bの神経質な音に対して 堂々として 音のバランスが
良いです。
真空管アンプシングルの低域に弱さを感じさせない。
音楽を大づかみにして それを咀嚼して 気持ちよく聴かせる。
あの音は 如何にも真空管アンプが上手くなっている音はこれだ!
と思いました。

kitatanukiさんんも、サブシステムに如何ですか?

ところで いつもの放言です。

4343大改は そろそろ ウーファーだけはマルチに
しませんか?
P−600をお持ちしますので 中高域が鳴ればいいですが
音楽性豊かに鳴らしたい と思われるのであれば、マルチにして
P−600を515,ミッドバスから上を A20、
または 球アンプで遊んでも良いかと思います。
クロスが200くらいだとアンプの違和感も目立たない気が
します。


[4664] P-600後日譚返信 削除
2007/7/17 (火) 16:49:33 kitatanuki
__ / __

わんこさん!
(写真を送信しようとして、アップロードを間違えたので、
この前の投稿の削除をお願いします)

オフ会の次の日、わんこさんがA-20の「身代わり」に我が
家まで届けてくださったのが、あの巨大なP−600!

4ウエイ4343改がはたして鳴るか?興味津々。最初の通電
の結果は、まず惨憺たるものでした。低音はまずまずなが
ら、高音がカサカサ、シャキシャキして音楽にならず、
1時間の通電で少しはましながら本質は変わらず。

さっそく蓋を開けて点検。ナナ何とビスの締まり具合は
どう見てもヴァージン!開いたことがなさそうなのダ。
それより驚いたのは、内部の盛大な綿ほこりの山脈(^_^;)

写真に出ているかもしれないけど、ずらり並んだトランジ
スタが白っぽいのは、厚さ3ミリはあろうというホコリ
なのれす。
そこで、左手に電気掃除機、右手にペイント用ハケを
構えての内部大掃除。基盤から配線に至るまで、よくも
これほど埃がたまったもので、これはどう見ても、持ち
主のオーディオ環境が、オーディオルーム兼居間兼寝室
だったに違いない(かつての自分)と睨みました。

開けたついでに、たくさんある接触部分を全て抜き差し
して表面の酸化皮膜をこすり落とす作業。これで、古い
コンポは見事によみがえるのです。それと、メーカー品
は安全をキープするために音を悪くする余分な抵抗を
電源に挿入していたりするので、できればはずしたいと
回路点検。ありました!音質悪化回路が。

しかし、故障したら一大事なので電源電圧を計ってみると
何と出力トランジスタに85Vもの高電圧がかかっています。
これでは、抵抗をはずして少しでも電圧が上がったら危険
なので、抵抗をはずすのは断念(A−20ははずしてある)
しました。

さて、大掃除が終わっての音だしはどうか。
うーん、ほとんど変化なしの厳しい現実!カサカサに
乾いた高音に、期待ほどには伸びのなかった低音。
そして何より大きな問題は、うるおいのなさ。弦楽器の
しっとり感や毛羽立ちが・・。
我が家の4343改は、ネットワークが思い切り重いので、
わんこさん宅のシステムよりもP-600の鳴りは渋いです。
JIMさんは、P-600はミッドバス用だと言っていました
が、ウーハーを伸びやかに鳴らすにはもっと力がほしい
ですね。これは、電源というより回路の情報量の問題で
あるような気がします。

P−600と同じ頃に発売されたE−305は、このテの
メンテでよみがえったので、清掃後の変化の少なさは
正直意外。あと、残されたテはあるか?
もう少し鳴らしこんでみなければ結論は出せませんが、
故障中のdbxに対抗するのは厳しいみたいです(^_^;)




[4665] Re:我が家のP-600返信 削除
2007/7/17 (火) 16:59:43 kitatanuki
__ / __

我が家の書斎兼実験室のP-600です。奥にあるのは、
サンスイの黄金時代の高級機BA-3000。おいしい音です。


[4666] Re:P-600後日譚返信 削除
2007/7/17 (火) 18:37:19 わんこ
__ / __

▼ kitatanukiさん

P-600のレポートをありがとうございます。
我が家で聴いたアンプですので kitatanukiさん宅で
どう聞こえるか?興味がありました。

私は A−20をお借りする時に kitatanukiさん宅での
音を聴いたので興味がありました。

我が家では P−600はそれなりに A−20もそれなりに
良くなっていると思います。
A−20はP−600の低域(80Hz以下)には到底
敵いませんね、それは分かりました。

でも どうも kitatanukiさん宅では、P−600でも
ダメみたいですね。
それは アンプが原因なんでしょうか?
ネットワークだけでもなさそうに思います。

> 4ウエイ4343改がはたして鳴るか?興味津々。最初の通電
> の結果は、まず惨憺たるものでした。低音はまずまずなが
> ら、高音がカサカサ、シャキシャキして音楽にならず、
> 1時間の通電で少しはましながら本質は変わらず。


高域がカサカサとは、我が家でもカサカサでした?
何が原因なんでしょう??
ミッドバスのネットワーク すなわち抵抗と静電容量が
高域まで汚くしてしまうのでしょうか??

もしかして kitatanukiさん宅は 交流で85Vくらい
しか来ていないとか(>_<)


> 開けたついでに、たくさんある接触部分を全て抜き差し
> して表面の酸化皮膜をこすり落とす作業。これで、古い
> コンポは見事によみがえるのです。それと、メーカー品
> は安全をキープするために音を悪くする余分な抵抗を
> 電源に挿入していたりするので、できればはずしたいと
> 回路点検。ありました!音質悪化回路が。


数年置きっぱなしとのことホコリが凄かったみたいですね。
お掃除をありがとうございます。

あっっ 音質悪化回路 安全マージンを取っているのでは?

> しかし、故障したら一大事なので電源電圧を計ってみると
> 何と出力トランジスタに85Vもの高電圧がかかっています。
> これでは、抵抗をはずして少しでも電圧が上がったら危険
> なので、抵抗をはずすのは断念(A−20ははずしてある)
> しました。


ホー
どんな製品でも 一度改造しないと気が済まないのは
犬が散歩しておしっこしたくなるのと同じでしょうか(^_^;)
P−600は私にとってA−20と同等に魅力的です。
A−20は素直な音で 真空管シングルアンプで目指す音
とかぶるんです。ですから 面白いのはP−600です。
A−20はリファレンスになってよいのですが
なかなか手強くて 真空管アンプにとっては 目の上の
タンコブであります。
でも まだ居て欲しいです。A−20を300Bで完全
に凌駕したいので 比較として必要なんです。

> さて、大掃除が終わっての音だしはどうか。
> うーん、ほとんど変化なしの厳しい現実!カサカサに
> 乾いた高音に、期待ほどには伸びのなかった低音。
> そして何より大きな問題は、うるおいのなさ。弦楽器の
> しっとり感や毛羽立ちが・・。


山水の30年前のACアンプの方が 潤いがあって
弦楽器も良いのでは?
となりますとP−600は全然ダメなアンプですね。
我が家では そんなに悪いとは思いませんでしたが・・・

> 我が家の4343改は、ネットワークが思い切り重いので、
> わんこさん宅のシステムよりもP-600の鳴りは渋いです。
> JIMさんは、P-600はミッドバス用だと言っていました
> が、ウーハーを伸びやかに鳴らすにはもっと力がほしい
> ですね。これは、電源というより回路の情報量の問題で
> あるような気がします。


私はアンプが原因だとは思えません。
だって kitatanukiさん宅で 好みの低音がでるのは
dbxだけなんですよね。

鳴りにくいと言ったって 4343の箱に入れた515
ですよね。あれはそんなに鳴りにくいウーファーなんで
しょうか?元々重低域は出にくいだけでは?

もうそろそろアンプのせいにするのは止めて SPを本格的に
造られたら如何でしょうか?
515に4343の箱は小さすぎるでしょうし、
ネットワークの入らない簡易マルチにでもして
すがすがしい重低音を真正面から求められたら良いかと
思います。

私からすれば、5リッターV8のよいエンジンがあるのに
ボディーが2.3tもあって 加速がどうの レスポンスが
どうの 言っている様に聞こえます。
4343ボディーでなくて 本格的250Lの
エンクロージャーで 50Hz以下をイコライジングして
ブーストしてすれば 1.7tくらいのボディーになると
思います。ならば そこそこ走るでしょう。

> もう少し鳴らしこんでみなければ結論は出せませんが、
> 故障中のdbxに対抗するのは厳しいみたいです(^_^;)


dbxの爽やかに広がらない中音で良いんですか?
毛羽だち とか 繊細さとか dbxだと難しい
感じがしますけど、ぞっこんのdbxが直ることを
お祈りします。

私はP−600でも全然OKです。
1.5tのボディーですので ビンビンです!
ボディー剛性が低くて ハンドリングが悪いですが(^_^;)


[4667] Re:P-600後日譚返信 削除
2007/7/17 (火) 22:28:38 JIM
__ / __

こんばんは。

> 我が家の4343改は、ネットワークが思い切り重いので、
> わんこさん宅のシステムよりもP-600の鳴りは渋いです。


それはそうなのかな、と思います。しかし、

> うーん、ほとんど変化なしの厳しい現実!カサカサに
> 乾いた高音に、期待ほどには伸びのなかった低音。
> そして何より大きな問題は、うるおいのなさ。弦楽器の
> しっとり感や毛羽立ちが・・。
> JIMさんは、P-600はミッドバス用だと言っていました
> が、ウーハーを伸びやかに鳴らすにはもっと力がほしい
> ですね。これは、電源というより回路の情報量の問題で
> あるような気がします。


そこまで酷評されるようなアンプでは無いと思います。
だとすれば、コンディションが悪い可能性があります。
アキュフェーズは経年劣化しやすいメーカーだと私は思って
います。6年程度でも、環境次第ですっとこどっこいな音に
なる場合もあります。
そもそも、P600の高域が乾いているか、4343の高域
が乾いているかというと、むしろ4343の高域が乾いてい
る(新品の状態でも)に一票です。厚み・重厚という方向で
あり、乾く・薄いとは反対にあるのがP600だと思います。
(少し独特の中域の音のハリはありますが)。

如何でしょうか?ユニオンにでも持ち込み、OHの相談をされ
て見ては如何でしょう?
@店頭で接続してもらい、現行グッドコンディションのアンプ
との音の比較をする。
Aメーカーに出してもらい、OHの見積もりを取る。
ここまではコストはかかりません。
それでいて、アンプの音の正確な評価ができると思います。

オーディオの難しいところだと思うのですが、辛すぎるもの
に砂糖を加える、甘すぎるものに塩を加える的な、バランス
でもって最後のSPから出る音を大なり小なり評価します。
しかしながらある程度の中道の重なりのなかで自分の世界を
実現することが一般的かつ合理的ですよね。
勿論、趣味に合理性を持ち込む必用はない、と言い切ってし
まえばそれまで、私だってわんこさんだって、不合理なこと
もたくさんします。

でも、冷静な評価をする、良いチャンスだとおも運ですよねえ。

午前中と夕方でわんこ邸の音も随分変わっていてわかりやすく
なっていますので、改めてわんこ邸でも聞いてみたいなとも思
います。
でもなあ、、、A20とP600の音の相対的な位置、P600
の方が劣化は感じる音だったものの、そこまでひどいとは感じ
ませんでした。わかりにくかったのかなあ。。


[4668] Re2:P-600後日譚返信 削除
2007/7/18 (水) 03:33:39 kitatanuki
__ / __

こんばんは。

さっそくのレスをありがとうございました。
P-600のレポートは、あくまで我が家での鳴り方限定です
4343は、よほどうまく鳴らさないとダメなスピーカーです。
何度かよそで聞いたことがありますが、まともに鳴っている
のを聞いたためしがありません。

そういう意味では、すごくアンプを選ぶとは思います。
今のところ、手持ちで中域が爽やかに鳴るのはTOAと
ASHLYのPAアンプ、それと鳴らしこんだdbxで、試して
うまくいかなかったアンプの方が多かったです。

30年以上前に、FR社視聴室で当時の池田社長(現在の
カートリッジ・イケダ)に、FRの音を聞かせてもらった
ことがありましたが、モニターが4343でした。
まさに、我が家でのP-600と同じような癖の強い音で鳴っ
ていたのを思い出します。スピーカーの癖が大きいと、
アンプの個性を何倍にも拡大してしまうような気がします。

4343改をうまく鳴らせるのは、市販品ではTADの木下
さん指定のJDFのような超ド級アンプなのかも。
そういう意味では、A-20もP-600もわんこさんの軽いシス
テムで聞いた場合には、そう問題なく聞けましたから、
4343特有の問題が大きいと思っています。
特に低音など、箱が小さいこともあって普通のアンプでは
充分に伸びないのは当然です。

木下さんのパイオニア時代の仲間の技術者の方が、強力
なアンプは、出ないはずの音まで出してしまうから不思議
だ、と言ってました。
わんこさんに聞いてもらった時点ではまだ出てなかったの
ですが、故障前のdbxhは、唯一4343を無理に駆動できる
という実感を持てる音でした(癖はあったけど、レンジが
目茶広くて中域もそれなりに毛羽立ってましたから)。
それ以上の完成度を狙うには、JDFは買えないので金田式で
でも頑張るしかないかと・・。

それと、技術的興味で4343を持ち込んだまでですから、
こだわりはないです。早晩、自作で癖のない4ウエイに
挑戦します。

P-600の程度は、メーカーの診断を必要とするほど悪いと
いうことは多分ないと思います。この頃のアキュフェーズ
のアンプは、P-500にしてもP-300Lにしても高音にキラキラ
があって低音は多少重かったです。

4ウエイの低音を充分に駆動するには、マルチアンプを使う
とか、ネットワークで鳴らすならM-1000クラスの強力馬力の
アンプが必要ということでしょうかm(__)m 。


>
> > 我が家の4343改は、ネットワークが思い切り重いので、
> > わんこさん宅のシステムよりもP-600の鳴りは渋いです。
>
> それはそうなのかな、と思います。しかし、
>
> > うーん、ほとんど変化なしの厳しい現実!カサカサに
> > 乾いた高音に、期待ほどには伸びのなかった低音。
> > そして何より大きな問題は、うるおいのなさ。弦楽器の
> > しっとり感や毛羽立ちが・・。
> > JIMさんは、P-600はミッドバス用だと言っていました
> > が、ウーハーを伸びやかに鳴らすにはもっと力がほしい
> > ですね。これは、電源というより回路の情報量の問題で
> > あるような気がします。
>
> そこまで酷評されるようなアンプでは無いと思います。
> だとすれば、コンディションが悪い可能性があります。
> アキュフェーズは経年劣化しやすいメーカーだと私は思って
> います。6年程度でも、環境次第ですっとこどっこいな音に
> なる場合もあります。
> そもそも、P600の高域が乾いているか、4343の高域
> が乾いているかというと、むしろ4343の高域が乾いてい
> る(新品の状態でも)に一票です。厚み・重厚という方向で
> あり、乾く・薄いとは反対にあるのがP600だと思います。
> (少し独特の中域の音のハリはありますが)。
>
> 如何でしょうか?ユニオンにでも持ち込み、OHの相談をされ
> て見ては如何でしょう?
> @店頭で接続してもらい、現行グッドコンディションのアンプ
> との音の比較をする。
> Aメーカーに出してもらい、OHの見積もりを取る。
> ここまではコストはかかりません。
> それでいて、アンプの音の正確な評価ができると思います。
>
> オーディオの難しいところだと思うのですが、辛すぎるもの
> に砂糖を加える、甘すぎるものに塩を加える的な、バランス
> でもって最後のSPから出る音を大なり小なり評価します。
> しかしながらある程度の中道の重なりのなかで自分の世界を
> 実現することが一般的かつ合理的ですよね。
> 勿論、趣味に合理性を持ち込む必用はない、と言い切ってし
> まえばそれまで、私だってわんこさんだって、不合理なこと
> もたくさんします。
>
> でも、冷静な評価をする、良いチャンスだとおも運ですよねえ。
>
> 午前中と夕方でわんこ邸の音も随分変わっていてわかりやすく
> なっていますので、改めてわんこ邸でも聞いてみたいなとも思
> います。
> でもなあ、、、A20とP600の音の相対的な位置、P600
> の方が劣化は感じる音だったものの、そこまでひどいとは感じ
> ませんでした。わかりにくかったのかなあ。。


[4669] そろそろ 闘いを始めるべき時では?返信 削除
2007/7/18 (水) 10:41:58 わんこ
__ / __

▼ kitatanukiさん

P−600関連について、詳細な説明をありがとうございます。
4343はよく売れたSPですが 取り組み甲斐の
あるSPですね。

ところで 思うんですが、なぜ そこまで鳴りにくいSPが
売れたんでしょう?たぶん 当時の宣伝活動その他が理由で
音的に凄い!で売れたのではない様な気がします。

ここで 私はシンプルに思うんです。

 「どうしてそんなに上手くならないSPを使うの?」
 「最初から自分好みのSPを造ることがアンプの範囲を
  広げるのでは?」

であります。

kitatanukiさんも 4343は通過点で 実験の範疇だと
思います。

ウーファーにアルテックの515と オリジナルと正反対の
軽量ウーファーを入れている点で すでに4343とは
かけ離れたシステムだと思います。

ミッドバスのなりっぷりの悪さが目立つシステム。


そろそろ アンプはコレだ と
判断されて 色々と原資を使われる前に SPシステムに
着手されては如何かと思います。
鳴らし難いSPと格闘するのも走りに向かない車で
サーキットを走るのと似てやりがいがあって面白いですが・・

もちろん 原資的にも 労力的にも 想像を絶する難作業で
あることは分かりますけれど。
数回kitatanukiさん宅におじゃまして もったいない気が
するんです。エネルギーが。
それと 4343のミッドバス周辺のネットワークから
離脱しないと スッキリとした中音域は得られない気が
します。
どうみたって あの小さなバックキャビティーで25cm
ユニットが伸びやかに鳴ると思えないのです。


http://www.fsinet.or.jp/~ash-k/alteccatalog.htm

私が個人宅で聴かせてもらったスピーカーシステムで
最も気に入ったのが 9862です。
マンションの6畳に置いてあり 音が濃厚で、密度の高さ
は4343とは全く違う世界でした。

これは 416に414 ミッドバスが414ってのが
最高ですね!
そういえば kitatanukiさんは414もお持ちです。
サブのシステムも 良くなっていますが もう要らない
でしょう。
515はkitatanukiさんの部屋では416程下が伸びて
いなくても良くなることは実証済みですし。
メインで一筋。
そろそろ 最終決戦に立ち向かってもよろしいのでは
ないでしょうか?




[4670] Re3:P-600後日譚返信 削除
2007/7/18 (水) 11:50:32 かきん
__ / __

▼ kitatanukiさん
こんにちは かきんです。

4343もP-600もkitatanukiさんが言われるほど
悪いものではないと思います。
4343は確かに鳴らしにくいスピーカーですが
素晴らしい音で鳴っている4343も聞いたことが
あります。要は使いこなし。
エンジニアがエネルギーを注いで出来た物には
敬意を払って使うことが、大切ではないかと
思っております。

そういう、私も4320を解体してしまいましたが(~ ^~)

今まで聴いた4343で一番良い音で鳴っていたシステムは
中高域のみ純正のネットワークを使った2wayマルチでした。
低域のアンプはアキュフェーズの500Lだったかな
高域は忘れてしまいました。

この音は今でも忘れられません。
しっかりコントロールすると箱の強度不足も
良い方向へ働いてくれること学びました。
箱をうまく響かせることは、大型システムの場合
難しいですね

個人的にはアキュフェーズのアンプの音は好きではありません。
kitatanukiさんが所有しているA-20を4年ほど前に持っていましたし、
P360も使っておりました。それ以外にも何度もアキュフェーズを
聞きましたが、音楽が楽しくないんです。
なので、今はアンチアキュフェーズです。
でも、ノイズの少なさや製品の安定性、所有する喜びが
ある外装は外国の製品にない安心感があります。
音も決して悪くありません。私と好みが違うだけです。

P-600を使って変な音が出たのであれば、アンプの故障か
スピーカーの問題だと思いますよ。

ではでは


> こんばんは。
>
> さっそくのレスをありがとうございました。
> P-600のレポートは、あくまで我が家での鳴り方限定です
> 4343は、よほどうまく鳴らさないとダメなスピーカーです。
> 何度かよそで聞いたことがありますが、まともに鳴っている
> のを聞いたためしがありません。
>
> そういう意味では、すごくアンプを選ぶとは思います。
> 今のところ、手持ちで中域が爽やかに鳴るのはTOAと
> ASHLYのPAアンプ、それと鳴らしこんだdbxで、試して
> うまくいかなかったアンプの方が多かったです。
>
> 30年以上前に、FR社視聴室で当時の池田社長(現在の
> カートリッジ・イケダ)に、FRの音を聞かせてもらった
> ことがありましたが、モニターが4343でした。
> まさに、我が家でのP-600と同じような癖の強い音で鳴っ
> ていたのを思い出します。スピーカーの癖が大きいと、
> アンプの個性を何倍にも拡大してしまうような気がします。
>
> 4343改をうまく鳴らせるのは、市販品ではTADの木下
> さん指定のJDFのような超ド級アンプなのかも。
> そういう意味では、A-20もP-600もわんこさんの軽いシス
> テムで聞いた場合には、そう問題なく聞けましたから、
> 4343特有の問題が大きいと思っています。
> 特に低音など、箱が小さいこともあって普通のアンプでは
> 充分に伸びないのは当然です。
>
> 木下さんのパイオニア時代の仲間の技術者の方が、強力
> なアンプは、出ないはずの音まで出してしまうから不思議
> だ、と言ってました。
> わんこさんに聞いてもらった時点ではまだ出てなかったの
> ですが、故障前のdbxhは、唯一4343を無理に駆動できる
> という実感を持てる音でした(癖はあったけど、レンジが
> 目茶広くて中域もそれなりに毛羽立ってましたから)。
> それ以上の完成度を狙うには、JDFは買えないので金田式で
> でも頑張るしかないかと・・。
>
> それと、技術的興味で4343を持ち込んだまでですから、
> こだわりはないです。早晩、自作で癖のない4ウエイに
> 挑戦します。
>
> P-600の程度は、メーカーの診断を必要とするほど悪いと
> いうことは多分ないと思います。この頃のアキュフェーズ
> のアンプは、P-500にしてもP-300Lにしても高音にキラキラ
> があって低音は多少重かったです。
>
> 4ウエイの低音を充分に駆動するには、マルチアンプを使う
> とか、ネットワークで鳴らすならM-1000クラスの強力馬力の
> アンプが必要ということでしょうかm(__)m 。
>
>
> >
> > > 我が家の4343改は、ネットワークが思い切り重いので、
> > > わんこさん宅のシステムよりもP-600の鳴りは渋いです。
> >
> > それはそうなのかな、と思います。しかし、
> >
> > > うーん、ほとんど変化なしの厳しい現実!カサカサに
> > > 乾いた高音に、期待ほどには伸びのなかった低音。
> > > そして何より大きな問題は、うるおいのなさ。弦楽器の
> > > しっとり感や毛羽立ちが・・。
> > > JIMさんは、P-600はミッドバス用だと言っていました
> > > が、ウーハーを伸びやかに鳴らすにはもっと力がほしい
> > > ですね。これは、電源というより回路の情報量の問題で
> > > あるような気がします。
> >
> > そこまで酷評されるようなアンプでは無いと思います。
> > だとすれば、コンディションが悪い可能性があります。
> > アキュフェーズは経年劣化しやすいメーカーだと私は思って
> > います。6年程度でも、環境次第ですっとこどっこいな音に
> > なる場合もあります。
> > そもそも、P600の高域が乾いているか、4343の高域
> > が乾いているかというと、むしろ4343の高域が乾いてい
> > る(新品の状態でも)に一票です。厚み・重厚という方向で
> > あり、乾く・薄いとは反対にあるのがP600だと思います。
> > (少し独特の中域の音のハリはありますが)。
> >
> > 如何でしょうか?ユニオンにでも持ち込み、OHの相談をされ
> > て見ては如何でしょう?
> > @店頭で接続してもらい、現行グッドコンディションのアンプ
> > との音の比較をする。
> > Aメーカーに出してもらい、OHの見積もりを取る。
> > ここまではコストはかかりません。
> > それでいて、アンプの音の正確な評価ができると思います。
> >
> > オーディオの難しいところだと思うのですが、辛すぎるもの
> > に砂糖を加える、甘すぎるものに塩を加える的な、バランス
> > でもって最後のSPから出る音を大なり小なり評価します。
> > しかしながらある程度の中道の重なりのなかで自分の世界を
> > 実現することが一般的かつ合理的ですよね。
> > 勿論、趣味に合理性を持ち込む必用はない、と言い切ってし
> > まえばそれまで、私だってわんこさんだって、不合理なこと
> > もたくさんします。
> >
> > でも、冷静な評価をする、良いチャンスだとおも運ですよねえ。
> >
> > 午前中と夕方でわんこ邸の音も随分変わっていてわかりやすく
> > なっていますので、改めてわんこ邸でも聞いてみたいなとも思
> > います。
> > でもなあ、、、A20とP600の音の相対的な位置、P600
> > の方が劣化は感じる音だったものの、そこまでひどいとは感じ
> > ませんでした。わかりにくかったのかなあ。。


[4671] Re4:P-600後日譚返信 削除
2007/7/18 (水) 13:10:10 JIM
__ / __

何度もすみません。

> 4343もP-600もkitatanukiさんが言われるほど
> 悪いものではないと思います。
> 今まで聴いた4343で一番良い音で鳴っていたシステムは
> 中高域のみ純正のネットワークを使った2wayマルチでした。
> 低域のアンプはアキュフェーズの500Lだったかな
> 高域は忘れてしまいました。


全く同じ経験をしています。
ユニオン御茶ノ水店ってレベルの使いこなしですが、WFとMDL
の切り分けをチャンデバで行い、バイアンプ。
4343の低いところのもたつきが嘘のようだし、MDから上
の直線性もたいしたものでした。
楽しくはなかったですが、音は良かったです。
その時の経験で4343のポテンシャルに対する変更を私も行いました。
300以下のクロスをパッシブでというのに無理があるように思います。

私の部屋はD130かつ、マルチダクトですから、とても軽く
抜けの良い低域です、本来は。それを金田式ですから、ダンピング
は相当楽なはずです。
でも、それを500前後で切り分けるパッシブNWのコイルだけは
NWオタクでコイルにこだわる私でさえ、空芯ではなく、芯入りを
使う選択をしています。

出すぎた意見だとは思うのですが。。。


[4685] Re5:問題クリア!P-600返信 削除
2007/7/22 (日) 12:32:52 kitatanuki
__ / __

(わんこさん、かきんさん、JIMさん)

親切なご意見をありがとうございました。
その後、いろいろ試していたのですが、思わぬ処でP-600
と4343の問題が見事に!クリアしてしまいました。

我が家には、現在6種類の市販パワーアンプがあり、改めて
試してみたのですが、4343がいやな音を発するのはP-600
だけでした。他のアンプでは、何の引っ掛かりもなく音楽
が聞けるので、4343改はプリのC-280Lとも相俟って、僅か
な音のアラに敏感なだけみたいです。事実、ピンコー
ド作りには半田のブレンドの仕方まで如実に現れるほど、
モニターとしては使いやすいです。これは、元々が反応の
よい素質を持っているところに、ミッドバスとホーンとの
クロス周辺で多少の乱れが残っている副産物でしょう。

現状の音では、P-600を気長にエージングするには耳が耐
えられないため(^_^;)、皆様のお勧めに従ってウー
ハーだけをP-600でマルチドライブし、上はTOAで鳴らす
ことを決め、マルチアンプも通電を開始しました。

手始めに、太い信号ケーブルを使おうとバランス接続に
してみました。そしたら、なぜか高音のうるささが聞こ
えないのです。念のため、元のアンバランス接続に替え
てみたら、ナナ何とやはり高音のうるささがすっかり
消えていて、強いハイ上がりもウソのように解消!。

それで分かったことは、P-600の裏面にあるバランス・
アンバランス入力を切り替えるスイッチの劣化(酸化)
でした。それがアンプの入り口で信号の流れを阻害して
いたのです。内部の清掃をしても経年変化によるうるさ
さが解消しなかったワケがこれで分かりました。
何度かスイッチを回して、間に合わせのクリーニング。

そこで、真面目に付き合うためにコンクリの板を運びいれ
てアンプの下に敷き、本格的にフルレンジでテスト。
するとどうでしょう。4ウエイの重さを感じさせない
フラットな表現力ではありませんか。かきんさんとJIM
さんのお説どおりP-600は悪くなかったのです。4343改も
フラットな鳴りで、Fゼロ以下まですっと伸びています。

もちろん、かきんさんが好きじゃないと言われる部分は
その通りで、真面目で端正そのものの鳴り方には違い
なく、決して笑わない税金取立人みたいな部分はやはり
ありますが、大きな強力電源部はダテじゃないみたい
ですね。重くて腰が危険だけど、これは遊びがいがある
かもね(^o^)。




[4702] Re6:P-600テスト終了返信 削除
2007/7/24 (火) 08:38:43 kitatanuki
__ / __

P-600のテストが終わりました。
マルチには使えないと分かり、必ずしも好結果では
なかったとはいえ、すごく充実した体験でした。

アンプというものは、ほんとうに色々ですね。
その昔は、アンプなんて音にはたいして影響なくて、
スピーカーさえ良ければいいんだと思っていました。

強力電源部にしっかりした配線の取り回し。高級部品。
フラットなレンジに奥行きも出て、文句の付けようが
ないはずなのに、不思議と音の密度が薄いP-600。
ワイドレンジなのに、イマイチ、レンジは広がりきら
ないとういうのも不思議です。
友人が、アキュフェーズの音は蒸留水のようだから好き
でないと言ってましたが、なるほど・そういうものか。

その点、低電力のCD関連とかプリアンプ、チューナー
では密度感があって音楽性もたっぷりなのに、
パワーアンプでは、決してネクタイを外さない上品な
紳士という不思議。

マルチの実験に移る前段階として、P-600に合うアンプは
ないかと何種類か音だししてみたのですが、P-600だけが
極めて異質でした(4343改では強調される)。
音の密度の濃いPA用アンプをできれば高音用に使いたい
のですが、P-600では低音も淡白ですから、水とあぶらの
ようになるのは確かで諦めました(TOAとASHLY)。

実を言うと、A−20でも満足できませんでした。
電源部のミニ改造で、前より伸びやかにはなったものの、
それでも表現力が足りませんから、A-20でマルチをやる
気にもなれません。

そんな訳で、P-600はこれ以上の出番がなさそうです。
そして、狭い我がテストルームでは、地震が来たら上から
大きなコンポ類が降ってきて、豪華なシャンペンゴールド
の顔に大怪我をさせるのがマジにコワイです。

わんこさん宅では、レンジ感のテストにP-600もあった方が
便利ではないですか?。A-20はまだ返さなくてもよいです
から、もしよければ引き上げて下さって構いません。

スピーカーは、たとえ相性が悪くてもある程度マッチング
しなければなりませんから、再度P-600で4343改のバランス
を取り直せたのも大きな成果で、他のアンプも鳴りがよく
なりました。
低音に力のあるP-600、音楽を楽しむにはイマイチですが、
物理特性は素晴らしいので、実験には最適。これからも
持っていた方がよい機材と思います (^o^)



[4703] Re7:プロ用機材考返信 削除
2007/7/24 (火) 10:50:53 kitatanuki
__ / __

仕事のかたわら、ASHLYのパワーアンプ(300W×2)で
FMを聴いています。
弦楽器が、実に美しく表情豊かに奏でられます。ヤフオク
の売主の、「三極管の音」というキャッチフレーズを信じて
落としたのですが、ある程度本当でした。
もちろん厳密には真空管の音ではないけど、むしろ欠点の
少ない三極管アンプ?(低音が強力だから)。

もう一つのTOAの300Wアンプも、中音が高密度で美しく、
故障中のdbxも高密度な音です。よく、プロ用アンプは
音が硬いというイメージがあるけど、それは間違いかも。
プロ用に較べると、コンシューマー用機材は音が薄いよう
な気がしてます。かえって、プロ用の方が癖がなくて
音楽も楽しめるかもしれません。

それを強く実感したのが、ソニーのプロ用DATでした。
ヤフオクで、あの名高い民生用機の2000番から、R500
というプロ用機に乗り換える人がいたので、試しに買って
みたら、定価は少し安いし作りも簡易なのに、同じソニー
でも全然表現力が上で、パイオニアの96K機さえ不要に
なってしまったのでした。

NHKの最新のモニタースピーカーは、FOSTEXをアキュフェ
ーズのプロ用アンプ(F30だったかに指定)でパワードラ
イブするタイプです。
どうも、プロ用は民生用とは何かが違うみたいですヨ。
音がストレートで情報量が多いところは、よくできた自作
品に通じる何かを感じます。




[4705] 可哀想な アキュフェーズ返信 削除
2007/7/25 (水) 09:27:38 わんこ
__ / __

▼ kitatanukiさん

P−600のテスト報告をありがとうございます。
他の人の意見と違う ご自身の素直な感想を拝見させて
いただき 重いP−600を運んだ甲斐がありました。

マルチアンプで 他のアンプとの音の差が大きいとのこと
それは予想とちょっと違いました。
また 低域が淡泊 中高音の音の密度感が
他のTOAのPA用パワーに及ばないとのことも
我が家での印象と違いました。

私は フィットネスをするんですが ヤマハや他の
PAの音は逆に硬くしなやかでない印象があって
dbx やTOAのアンプを自宅で聴かせていただきたいと
思いました。今ひとつ音の把握ができないんです。

A−20 はkitatanukiさん宅で聴かせていただきました。
その時の音の印象は 我が家とそれ程大きな差はありません
でした、ですから それ程音の乖離は無いと思うんです。
ですから 不思議

dbx TOAはそんなに音がいいのか?


> 強力電源部にしっかりした配線の取り回し。高級部品。
> フラットなレンジに奥行きも出て、文句の付けようが
> ないはずなのに、不思議と音の密度が薄いP-600。
> ワイドレンジなのに、イマイチ、レンジは広がりきら
> ないとういうのも不思議です。


う〜ん 不思議ですね。
調子が悪いのでしょうか?
でも我が家では あんなもんかなぁ と感じましたけど。
物量だけで音が決まるはずもなく音決めがお好みでない
みたいですね。

> 友人が、アキュフェーズの音は蒸留水のようだから好き
> でないと言ってましたが、なるほど・そういうものか。


これは私も分かる気がします。
A−20もしなやかで優等生ですが おもしろみは少ない。
それが アキュフェーズの良いところではないかと
も思います。
SPの脇役に徹しようとしているんでは・・・
可哀想な アキュフェーズ(T_T)

> その点、低電力のCD関連とかプリアンプ、チューナー
> では密度感があって音楽性もたっぷりなのに、
> パワーアンプでは、決してネクタイを外さない上品な
> 紳士という不思議。


え〜 そうなんですか?
音楽性もたっぷりとは どうも腑に落ちません。
メーカーの音ってありそうですけど。

> マルチの実験に移る前段階として、P-600に合うアンプは
> ないかと何種類か音だししてみたのですが、P-600だけが
> 極めて異質でした(4343改では強調される)。
> 音の密度の濃いPA用アンプをできれば高音用に使いたい
> のですが、P-600では低音も淡白ですから、水とあぶらの
> ようになるのは確かで諦めました(TOAとASHLY)。


マルチアンプで音の差はでかいですよね。
それが気にならない人がいるみたいですけど。
私は ほぼ同じアンプでマルチをしたいです。
ですから P-600とA−20のマルチが良いと思ったのです。

> 実を言うと、A−20でも満足できませんでした。
> 電源部のミニ改造で、前より伸びやかにはなったものの、
> それでも表現力が足りませんから、A-20でマルチをやる
> 気にもなれません。


ううっっ 可哀想なアキュフェーズ(しつこい!)


> わんこさん宅では、レンジ感のテストにP-600もあった方が
> 便利ではないですか?。A-20はまだ返さなくてもよいです
> から、もしよければ引き上げて下さって構いません。


正直 日頃使うとしたら A−20が良いと思うのですが
所有し 球アンプとの比較となると P−600があった
方が嬉しいです。A−20をしばらくお借りして感じて
います。あの低音は魅力があります。
dbxだともっと凄いの?

A−20はお借りしたままでは悪いので
お返ししようかと思います。

> スピーカーは、たとえ相性が悪くてもある程度マッチング
> しなければなりませんから、再度P-600で4343改のバランス
> を取り直せたのも大きな成果で、他のアンプも鳴りがよく
> なりました。


P−600は役にたったんですね。

> 低音に力のあるP-600、音楽を楽しむにはイマイチですが、
> 物理特性は素晴らしいので、実験には最適。これからも
> 持っていた方がよい機材と思います (^o^)


はい 財産になるでしょう。時に OHをしてもらっても
良いと思います。

今までkitatanukiさんのご意見も聴かせていただきましたが
私は P-600でも そこそこ満足できると思っています。
要求が高いんだか 低いんだか分かりません(^_^;)

それより 300Bで 両者を圧倒的に上回る??と
思えるアンプにすることの 過程の方が ずっと楽しいのだと
再確認しました。

完成したAMGより 車を改造して遊ぶ

オーディオもこのスタンスなんですね。だってワクワク
するし 頭は使うし 人は知り得るし アンプは理解できるし
ずっと楽しめるんだもの。

SPもアンプも 基準から外れて悶絶しそうですが、
最近SPがまとまってきたので楽になりました。
SPがダメな間は 本当に音にならない!

アンプに目が行けて幸せです。


[4708] Re:可哀想な アキュフェーズ返信 削除
2007/7/26 (木) 00:45:33 kitatanuki
__ / __

▼ わんこさん

> マルチアンプで 他のアンプとの音の差が大きいとのこと
> それは予想とちょっと違いました。
> また 低域が淡泊 中高音の音の密度感が
> 他のTOAのPA用パワーに及ばないとのことも
> 我が家での印象と違いました。


マルチの実験はまだしていませんが、やるまでもなく
すごく音質差が大きかったということです。
ただし、あくまでも非常に条件の悪い4ウエイスピーカー
での限られた実験ですから、わんこさんのような軽い負荷
のスピーカーとは違う結果がでても不思議はありません。

小電力機材について
> え〜 そうなんですか?
> 音楽性もたっぷりとは どうも腑に落ちません。
> メーカーの音ってありそうですけど。


私がいう音楽性とは、癖がなくて密度が濃い音のこと
です。アキュフェーズの小電力機器の高級機種はまさに
その密度の高い音楽性を感じます。

今回聞いた2種類に関しては、同社のパワーAは我が家
では、癖はないけど密度が薄かったという感想です。
ただし、他のスピーカーでも結果が同じとは言えない
ですね。

4343という鳴りにくいSPをいじってみると、鳴かぬ
なら鳴かせてみようホトトギス、という心境になりまし
て、強力なアンプに凝ってしまったのでした。

オーディオの王道は、フラットで朗々と鳴るスピーカー
を験聴用に使うのが王道ですから、鳴らないJBLをだま
して使うのはそろそろ加減にします。
A-20の返却は、三極管シングルでこれを越えるのを確認
してからでいいですからね。




[4709] Re2矛盾に満ちた言動返信 削除
2007/7/26 (木) 12:02:37 kitatanuki
__ / __

あれがいい、これが悪いと言っておきながら、使った
スピーカー(4343改)が信用できません、と言うのは、
我ながらスゴイ無責任で矛盾に満ちた発言デスネ (^_^;)

ただ、スピーカーだけじゃなくて、それこそ信号ケーブル
からプリアンプから、部屋の条件に至るまで、固有の
私なりの独特の条件がありますから、アンプの評価は
いろんなところでやらないと断定はできません。

わんこさんのところは、プリが真空管で部屋もある程度
ライブだから、同じアンプやスピーカーでも全然ちがう
鳴り方かもしれないですね。私の部屋は、かなり極端な
デッドですから、スピーカーから出る音そのものにツヤ
がなければ、モロにつまらない音に聞こえます。

私のところでは、P-600は帯域内がフラットで馬力感も
統一されているけれど、音楽情報の基音が薄くて、レンジ
も超高音と超低音が出ない感じがしました。
力があるので、今まで気がついてはいたけどごまかしが
きいていた、ウーハーの吸音材の量の問題etc.が露呈して、
再調整を迫られました。

個々のアンプやスピーカー、それに部屋にも固有の
音色がある以上、これと決めたユニットでとことん
調整を追い込むしかないですね。
P-600やA-20も、スピーカーを初めとして周辺の素材を
アンプに合わせて調整すれば、きっとそれなりの好結果
が得られるのでしょう。A-20も、私の部屋ではツヤが
足りないですが。

いかなる場合にも、断定評価はしてはいけないと自戒
しています。人生、すべてそうですけどね m(__)m


[4710] 不正確で 主観的返信 削除
2007/7/26 (木) 18:11:10 わんこ
__ / __

▼ kitatanukiさん

こんにちは。
ご自身のアンプの判断が 未完成の4343改では
難しいとのこと おっしゃるとおりです。

でも 私たちは 他の人の家でよい音でなってとしても
何の意味もないんですね。
自宅で反映されないと。

よって 環境が大きく違う中で判断せざるを得ない。
ましてや自分で造ったり調整した アンプ SPとなると
既に主観で大きくずれている可能性がありますから、
普遍性のある判断はできない。

まさにオーディオ趣味の難しさであり 楽しさでは
ないかと思います。

ただ そんな不正確でいい加減な主観的判断でも
種類を多くこなし 回数を増やすことによって だんだん
本質的な個性とか その機材が どの辺にいる製品なのか?
ポジションが分かってくる。
そして自分の好みの音にも近づいてゆける。

そこに醍醐味があるのではないかと思います。
つまり 主観的いい加減な判断の繰り返しが自分を
成長させるのではないか?と思うのです・



求める音が

私は
   ONマイク 中域がハッキリ聞こえないとダメ
   ネイロ主体、エネルギー感重視

kitatanukiさんは

   OFFマイク ワイドレンジ それでいて 密度が高く
   細かい音が聞こえて 空間表現が上手であって欲しい


最初 お会いした時 二人の音は全く違ったと思います。

でもA−20とP−600の違いは殆ど同じ様な違いが感じられる。
これが dbxと P−600でも同様でしょうか?

もしそれが近づいてくれば 音の個性が違っても
共通の判断基準を持てる ってことになりますよね。


kitatanukiさんと 私は 実際に自宅を行き来するように
なってまだ1年ですが お互いに感化させ させられることが
あって 近づいてきたのではないでしょうか?


私は低域の不満が明らかになり 石アンプの力も認め
そして次のステージに進めてこられた。
その間 出力トランスの違いも分かったし それが石アンプの
低域とは本質的に違い トランスだけで満たされれないことも
よく分かりました。
逆に 石アンプのA−20を聴いて 300Bシングルとの
違いも分かったし、meiteiさんの2A3で サン・オーディオの
音も確認できた。

これが球アンプのお友達だけでの交流だけだったら
分かり難かったと思うんです。私のアンプの個性 位置も。


kitatanukiさんのレスからずれてきましたが、
kitatanukiさんの 偏った??(失礼)価値観 好みが
ありながらも 非常に柔軟性があって 素直に自分を変えられる
ことに人間的魅力を感じます。

オーディオをしていると 主義主張の方が最初にあって音は
それを立証するためであって 実は音にたいして 心を開いて
柔軟に受け入れられない人も多くいるみたいですね。
音より自分の思いこみ、プライドの方が大切な人。

敏感なのに鈍感

そんな人より 柔軟に色々な価値観 機材を受け入れ そこから
自分でトライして 答え 感想を見いだす。
失敗もする、間違いも認める。
変な言葉ですが 進歩できる 趣味人ではないか?
と思うのであります。

> いかなる場合にも、断定評価はしてはいけないと自戒
> しています。人生、すべてそうですけどね m(__)m


生き方の問題でしょうね。
「求めて 行動すれば 手に入る」

将棋の米長さんのことばですが、私はそう思っています。


[4659] Re2:帰還報告返信 削除
2007/7/16 (月) 11:16:35 JIM
__ / __

▼ わんこさん

▼ わんこさん

レポート、凄い再現性ですね。速いし・・・

> ミッドバスとして使うには 最高のユニットだと思います。

どうでしょう?
私はやはり、自然の素材は自然のままに、、と思います。
カルパッチョにせず、白身は刺身で食べるのが好き。
だから、やはり、趣味・嗜好性なんでしょうね。

> A12は 2wayかホーンを使った3wayで
> 素晴らしい世界を引き立ててあげたい感じです。


そうですよね。でも、ホーンで完成度上げようとすると、
ホーンの性格を物凄く選ぶと思います。そうじゃないと
あのしなやかさがつながらない。

> 同じ ツイーターが ー12dB/octカットと −24で
> どう違うか?


以下、ちょい長く、かつ理屈っぽくなりますが・・・

常に24が有利なわけではないのです。
文章で簡単にまとめることは出来ないのですが、音の強いもの
同士をつなぐには24は有利な気がします。24のメリットは
@急に切れるので干渉する範囲が狭い、苦手な音を出さない→一般的
Aそのユニットの肩の部分限界までしっかり使える。
逆に言えば、5000クロスでTW使うなら、5500とかま
でを完全にTWでならせるという、TWのそこを使いたいとい
う見通しが必要です。0506や2402はそこにはまるので
良い結果が出しやすいのでしょう。

> ユニットを積極的に鳴らすんです。音の重なりが多いと
> 消極的になっているんです。


同じ24を使っても、130などのローパスを24にするのは
上の@を期待して使います。ホーン領域にコーンの音を混ぜな
いと言うことを期待します。その上でうまく行くかどうかはA
の条件を満たすかどうか。クロス500なら、450のWFの
音をコーンで勝負できるのか?と言う判断です。
それがしんどければクロスをあげることになります。
またそこで12を使って音を混ぜると言うことになると、こん
どはMDの低いところに余裕が求められます。

そのように判断すると、2420に昨日のようなホーンなら、
600クロスの2次くらいが限界かな?
で、その周波数でアルテック系のユニット持ち出すと、アルテ
ックの550と、2420の650が見合う強さなの?とかっ
て判断に。

さらに、WFはユニットごとにその帯域の中でバランスをとっ
てやることも重要で、昨日のA12のバスレフにホーンTWで
トータルバランスとったのと同じように、F0からクロスまで
のなかで、WF単独でバランスが取れていることも重要。
その観点から、400−500のクロスにするとまとまりがわ
るくなるWFもあります(リチャードアレンとか)。

何が言いたいのかと言うと、昨日の、ある帯域だけの、TWだ
けの結果から、12はこう、24はこう、と方法に対する評価を
決定せず、「昨日のような明確な症例があった」とインプット
しておいていただけるといいなあ、、ということです。

さて、細かいことが気になっています。
あのシビアさにSPがなったら、アンプでも遊ぶわんこさんで
すから、ケーブル類はふらふらせず、シンプルに固定してしま
うことをお奨めします。そうで無いと評価がむずかしくなって
しまうからです。

先ず先にSPケーブル、これは好み以外に必要量というものも
ありますし(特に真空管アンプとか使うからなお更)、バイワ
イヤリングとかのメリットも凄く感じる状態になっているはず
です。

それを定めた後で、シグナルケーブルも、改めて比較し、これ
で行く、というものを決めてしまっては如何ですか?

わんこさんがケーブルオタクからは最も遠いところにいるオー
ディオマニアだということはよく知っていますので、だからこ
そ、けりをつけてしまっておいたほうが、ほかの事を味わいや
すいと思います。

昨日と比べ、今日・明日と、音の中でキラキラしたところが低
下していき、「自然・普通」な方へ変わっていくと思います。
落ち着いたらやってみてくださいな。
WFのなり方が緩い原因はアンプ→NWのあのケーブルにも大
いに原因があると、私は感じています。


[4661] 思い出しても楽しかった返信 削除
2007/7/16 (月) 16:30:48 わんこ
__ / __

▼ JIMさん

こんにちは。今日は試験を終えた子供達が自宅にいて
流石にオーディオをするのを憚っています。
でも ちょっとだけ聴きました。

音が明瞭で 歪み感が少ない。ただ 若干帯域別に
鳴っている感じで 音場の自然感が控えめになった
感じもします。もっとしっかり聴いてご報告させて
いただきます。

> > ミッドバスとして使うには 最高のユニットだと思います。
>
> どうでしょう?
> 私はやはり、自然の素材は自然のままに、、と思います。
> カルパッチョにせず、白身は刺身で食べるのが好き。
> だから、やはり、趣味・嗜好性なんでしょうね。


私はkitatanukiさんが マルチウエイで実験したいと思うのが
よく分かりました。音的には 25cmのJBLのミッドバス
とは結構違う感じがしたから 期待するでしょう。

JIMさんの気持ちも分かります。
私もそう感じます。 ミッドバスは能率の面からも
PA用の軽量コーン紙のが安くて良いと思います。
A12は 美味ですし もったいないです。 その上下に
お下品なウーファーとかホーンでは(^_^;)

レポートにも書きましたが 素材の良さを引き立てることと
独特の世界を際だたせることが必要だと思います。
60年もたって これだけしっかりとしているコーン紙
それが 試行錯誤で決められ設計され造られた フルレンジが
どの様な音をだすのか? 作品だと思うのであります。

だからと言って ツイーター無しで 音楽を聴けとは
SP盤ばかりしか聴かないなら別として 到底受け入れられ
ません。オーディオは我慢ばかりじゃつまらないです。

> そうですよね。でも、ホーンで完成度上げようとすると、
> ホーンの性格を物凄く選ぶと思います。そうじゃないと
> あのしなやかさがつながらない。


低域の処理の仕方で上が違うのもビックリしました。
後面開放+フィリップスのドームツイーターで アナログ最高
録音のカウントベイシー が炸裂した。そう8畳程度の
リビングでは最高!

ユニットの使い方 ネットワークの高次の使い方については
整理しの説明 ありがとうございます。

@被さる部分を減らす A使う範囲をギリギリまで広げる

この二つなんですね。
我が家での高域のホーン周辺の雑味 響きはホーン周辺も
ありましたが 2420と0506の重なっている音の問題を
当初から感じられていたんだと思います。
それが トータルの音の結果として どうなるのか?
身をもって体験させていただき 感謝しています。

これは 理屈では絶対に分かりませんね。
メーカー製SPを使っていてもネットワークの中身の検証に
振れることができないのと似ています。
私は効能については お聞きして やろうかと思いましたが
重い腰が上げられなかった。

> そのように判断すると、2420に昨日のようなホーンなら、
> 600クロスの2次くらいが限界かな?
> で、その周波数でアルテック系のユニット持ち出すと、アルテ
> ックの550と、2420の650が見合う強さなの?とかっ
> て判断に。


SP自作系の人にはコアな部分ですね。
アルテックとJBLのユニットの違い それを感じてネットワークの
調整。妙味です。

> さらに、WFはユニットごとにその帯域の中でバランスをとっ
> てやることも重要で、昨日のA12のバスレフにホーンTWで
> トータルバランスとったのと同じように、F0からクロスまで
> のなかで、WF単独でバランスが取れていることも重要。
> その観点から、400−500のクロスにするとまとまりがわ
> るくなるWFもあります(リチャードアレンとか)。


私が感じたのは LE85+811Bホーンの音ですね。
あれは 素晴らしかった。どんな立派なドームユニットでも
あの音は出ないでしょう。

でも果たして ネットワークで800hzとかそれ以下に
乗っていって A12が活かされるか?となると疑問を感じ
ました。それなら 他のユニットでも良いのでは?
やはり A12はミッドバスの中低域は良いですが それ以上に
2Khzくらいまでの 中域の良さ 素直さ 音の立ちも
魅力なんだと思います。
簡単にいえば800hz以下で着ると A12の魅力 個性
価値が引き立たない気がします。
>
> 何が言いたいのかと言うと、昨日の、ある帯域だけの、TWだ
> けの結果から、12はこう、24はこう、と方法に対する評価を
> 決定せず、「昨日のような明確な症例があった」とインプット
> しておいていただけるといいなあ、、ということです。


承知しました。12が どう 24が どうと一般性があるのでは
ないんですね。

> WFのなり方が緩い原因はアンプ→NWのあのケーブルにも大
> いに原因があると、私は感じています。


ケーブルに関してはおっしゃるとおり、あまり気にしたくありません。
アンプからのケーブルはオルトフォンのm3000円するくらいので
私のでは最も高いケーブル。
ネットワークから ウーファーまではカナレの11とか太めのです。
あれはちょっと低域が緩い感じはしました。
オルトフォンのは中高域が優しくなる穏やかな傾向だと記憶
しています。

ケーブルは ベルデンの赤と黒のねじりが結構気に入って
いますが 今ひとつ元気があってもいいかなぁ と思って
使っています。

JIMさんの アドバイスを受け WF部分については
気になっていますので、ベルデン等で統一してみようと
思います。

今度、ご都合の良いときに JIMさん宅にも
お邪魔させてください。


[4660] オフ会報告拝読いたしました返信 削除
2007/7/16 (月) 13:32:10 かまやん
__ / __

▼ わんこさん

> 早速HPに 記録をアップしてみました。
> http://dentalbeginners.com/wanko/A12/A12.htm


詳細なご報告を堪能させていただきました。

フィールドユニットの良さについて
散々板上で吹聴していましたから、
皆様にご確認いただけた様子で
ほっとしています。

私も参上したかったです。




[4662] Re:オフ会報告拝読いたしました返信 削除
2007/7/16 (月) 16:36:37 わんこ
__ / __

▼ かまやんさん

こんにちは。報告を読んでいただけましたでしょうか?

かまやんさんのお話どおり A12は素晴らしいユニット
でした。変な癖がなく 使いやすいユニット。
でもそれを活かすのはやはり ノウハウがあって
後面開放型の低域の素直さは とても良かったです!

あれで ブリットした低域の腰もでるんですから 凄い
ユニットだと思います。

1日で色々と実験しようとしたので じっくり使いこなし
までは行きませんでしたが 得るものは多かったです。

見てお分かりのとおり、ネイロについては 私たちは
超ハイファイ系なんだと思います。小さく重いウーファーの
低域が許容できないだけでなく ホーンドライバーを使った
音が好みとなりますと どうしてもあのようなマルチウエイに
なります。

そちらの方向性があることも分かっていただけたかと
思います。

A12はうまいお蕎麦。あれだけ美味しいそばはちょっと
ないですね。美味しい天ぷらも添えてありました。

今回は遠方のかまやんさんの後押し(そそのかしとも言う(^_^)v)
があって より楽しめました。何よりも後面開放の良さを
体験できたのは得難い経験でした。感謝しています。

また どしどし 気楽に割り込みをしてください。


[4672] Re:ゴージャスでしたねー返信 削除
2007/7/18 (水) 18:56:40 いけだ
__ / __

皆様

例によって濃いオフ会だったようでなによりです。
ジェンセンの健闘ぶり、聞きたかったものです。

ネットワーク談義は大いに参考になります。
私の38cm+ウッドホーンシステムの改良を進めなくては
なりません。
今のところ-12dB/octで組まれていますがさらに高次も
試してみたいと思っているところなのです。
http://butterflysound.jp/article/index.html
最近このサイトも参考にしています。
でもマルチアンプが気になっている自分もいます(汗)。

アンプも大出力のものを聞く機会がなかなかないので今回参加
できなかったのは悔やまれます。
いつだか「一番つまらない音」と大評判だった(笑)、私の
ソニーのPAアンプもまた比べてみたかったです。
評判どおりのつまらない音だと思いますが、25Wx2という
出力に関わらず中身はほとんどトロイダルトランスという
過剰な物量からくる信頼感はやはり現場では重宝しています。

クラフトも楽しそうですね。
私も何か作りたくなってしまいました。
ということで
デンマークのVifaのMG18SK09-08というユニット
http://www.tymphany.com/datasheet/pdf/vf/MG18SK09-08.pdf
をヤフオクでゲット。
既に手に入れている
http://www.tymphany.com/datasheet/pdf/pl/XT25TG30-04.pdf
と組み合わせてレコーディング現場用2ウェイシステムを
作ろうと画策しています。
38cm用箱を作った後なのでなんでも作れそうな気がしています(笑)。
目指すはピアノの綺麗な音と、搬入搬出のしやすい形にする事。
805は出っ張ったツイータのせいで持ちにくいんですよね。
おまけに搬入口のコンクリート床にガンガン置かれるから
もう傷だらけです。

オフには参加できませんでしたが色々触発されております(笑)。


[4673] Re2:ゴージャスでしたねー返信 削除
2007/7/19 (木) 09:23:19 わんこ
__ / __

▼ いけださん

おはようございます。コメントどうもです。
いやぁ 楽しかったです。
アンプの聞き比べも違いが手に取るように分かったし、
A12は流石でした。60年の歳月を超えても ピンピン
しているコーン紙 凄いです。
添い遂げるに値する逸品ではないかと思います。
私のは ちょっといま 調節中で ネットワークの難しさを
感じています。
ホーン領域のネットワークで ピアノの右手の響きは
どうにでもなっちゃうんですね。

> http://butterflysound.jp/article/index.html

↑ こちらは素晴らしいサイトですね。
分かり易いし まとまっているし。
今度から使わせていただきます。

> でもマルチアンプが気になっている自分もいます(汗)。

ネットワークでの音はどうですか?
ピアノはどうでしょう。
マルチは アンプがあれば 是非トライしてみて欲しいと
思います。

> いつだか「一番つまらない音」と大評判だった(笑)、私の
> ソニーのPAアンプもまた比べてみたかったです。
> 評判どおりのつまらない音だと思いますが、25Wx2という
> 出力に関わらず中身はほとんどトロイダルトランスという
> 過剰な物量からくる信頼感はやはり現場では重宝しています。


ハイ、済みませんでしたm(_ _)m
今聴けば 評価は逆転したかもしれません。
石アンプも とても良いです。
癖が無いのは業務用には重宝しますですよね。

> デンマークのVifaのMG18SK09-08というユニット
> http://www.tymphany.com/datasheet/pdf/vf/MG18SK09-08.pdf
> をヤフオクでゲット。
> 既に手に入れている
> http://www.tymphany.com/datasheet/pdf/pl/XT25TG30-04.pdf
> と組み合わせてレコーディング現場用2ウェイシステムを
> 作ろうと画策しています。


あわわ ユニットも購入。いけださんも ねっからの
オーディオスキなんですね〜
尖ったツイーターは私も興味津々です。
とても特性が良いですし。

> 38cm用箱を作った後なのでなんでも作れそうな気がしています(笑)。
> 目指すはピアノの綺麗な音と、搬入搬出のしやすい形にする事。
> 805は出っ張ったツイータのせいで持ちにくいんですよね。
> おまけに搬入口のコンクリート床にガンガン置かれるから
> もう傷だらけです。


そりゃそうです。15インチの箱を自分で組み立てたんですから
他は楽だと思います。
業務用に使うことも考えて居るんですね。
805は音の統一感が見事ですね。しなやかな低域とともに。
クラシック用に 私も使い分けたいくらいです。

> オフには参加できませんでしたが色々触発されております(笑)。

今度ネットワーク遊びしませんか?
と言うより いけださんの 耳で ネットワークの素子を
微妙に変えたり 極性の違いを聴いてもらいたいです。
どうも 微妙なところではピアノの1/2オクターブごとに
極性の善し悪しが逆転するので 悶絶します(>_<)

私はいけださん録音のピアノを我が家で再生して
驚かせたいんです。「おお、ここまで上手く鳴らせるのか!」
って。


[4674] Re3:ゴージャスでしたねー返信 削除
2007/7/19 (木) 14:43:04 Cold
__ / __

▼ わんこさん
数日経ちましたが、ネットワーク改造の効果
その後もうまくいってるんですね。

今度はその効果が顕著にわかる様な音源が
欲しくなって来た!って事ですね。

何か手を加えて変化させること。
それも好ましい方向に変わるのって
変え難い喜びですからね。


> ▼ いけださん
>
> 今度ネットワーク遊びしませんか?
> と言うより いけださんの 耳で ネットワークの素子を
> 微妙に変えたり 極性の違いを聴いてもらいたいです。
> どうも 微妙なところではピアノの1/2オクターブごとに
> 極性の善し悪しが逆転するので 悶絶します(>_<)
>
> 私はいけださん録音のピアノを我が家で再生して
> 驚かせたいんです。「おお、ここまで上手く鳴らせるのか!」
> って。


[4677] ありがとうございました返信 削除
2007/7/19 (木) 18:10:57 わんこ
__ / __

▼ Coldさん

オフでは 作業を沢山してくださり ありがとうございました。
特にバスレフのバッフルを留めるところを造ってくれたのは
助かりました。


> 数日経ちましたが、ネットワーク改造の効果
> その後もうまくいってるんですね。


ネットワークは その後 MDの極性が気になりまして
調整していました。そうしましたら 接続する場所を間違え
違う設定になってしまっていました。どうりで変な訳です。

MDの極性は悩んでいるところですが 逆相が 良いようです。

ツイーターはジャズでは良いのですが一部鳴りすぎる時が
あって 調整しています。でも多少鳴りすぎている感じが
ハイファイな感じ 音場感が良く出て気持ちいいです。

JIMさんのお陰で 次のステップに進めていることを
実感しています。一人ではまず無理だったステップアップだと
思っています。

また オフの時は ご参加ください



[4678] Re:ありがとうございました返信 削除
2007/7/20 (金) 00:25:32 JIM
__ / __

こんばんは。
静かにしていようと思うのですが、NWオタクの琴線に触れる
ところが多くて・・・・

> MDの極性は悩んでいるところですが 逆相が 良いようです。

3ウェイでは、厳密にはWFとTWの位相、ここでは位相という
よりタイミング感みたいなものになるのですが、これがあってる
かどうかというのも一つ存在します。
念のため、現状、つまりNWの素子の値やATTをそのままにし
て、MDをならないようにする。その状態で、TWの極性チェック
をする、、というのを、念のためにやっておきます。

しかし、より大事なのは、WFとMDがあっているか、MDとTW
があっているかという、2箇所のチェック。
先日もラフにあわせてましたから、単純にMDだけ極性変えてい
ましたが、本来、仮にTWとMDがあっているとするなら、MD
の極性をWFに対して変えるときにはMDとTWを同時に変えます。
WFとMDがあっていると考えるなら、TWだけ変えます。
だから、MDだけ変えるという変更は、むしろ出現確率が低い調整
となります。
お試しください。

また、そうやってやっても、どっちが良いのかわからないという場合
があります。それは、位相が180度ずれているという状態ではなく、
90とか270とかそういった感じでずれている場合で、そうした
時には、クロスのカーブに自身があるときは思い切ってTWを1センチ
とかという単位で後ろへやるなどにより、位相のずれ方を変え、極性
変更で確認するというてになります。

その場合、複雑になりますが、細身でおとなしいが歪みが少なく綺麗
とかという場合、細いから好みじゃない、、と判断するのではなく、
TWの減衰のさせ方を、ATTをあげてトランスを下げるという操作
でハイエンドの補強量(ドーピングと仲間内では言われています)を
減らすことにより、細さ感を減らすなども同時に確認する操作になり
ます。

結局なところ、こうした地味な経験の積み重ねがNW調整の勘を強化
するのではないのかなあ、、と思っています。

TWの前後位置以外は大胆なことはせず、ちょいじみになってみま
せんか。。
らしくないけど、仕方ないところのようですよ。




[4704] Re2:JIMさん、教えて!返信 削除
2007/7/25 (水) 07:30:07 kitatanuki
__ / __

▼ JIMさん
> こんばんは。
> 静かにしていようと思うのですが、NWオタクの琴線に触れる
> ところが多くて・・・・


ネットワークの達人!のJIMさんに伺いたいことがあります。
しばらくの間、クセが多くて鳴りにくい4343をいじって
遊んできました。
本体のNWをいじらずに、外部からコイルの追加と高インピ
ーダンスのウーハーに変えることで、NWを誤動作させて
自分好みの音を作ってみたわけです。

しかし、4ウエイの重さはご存知のとおりで、すべての
ユニットを均一に鳴らそうとすると、どうしても強力な
アンプの駆動力を必要とします。
先日、わんこさんからお借りしたP-600のおかげで(音質
はともかく、駆動力と帯域のフラットさは最高)、4343の
調整がやっと終わりました。

4343遊びは卒業できそうなので、自分で作るネットワーク
を考えているわけですが、これまで作ったNWでは、周辺
機材が甘いこともあり、大きな値のCについてはケミコン
でやっていました。

ケミコンは、30分程度の通電は必要なものの、特に音質に
関して不満を覚えることはありませんでした。
4ウエイともなると、ミッドバスのローカットに大容量の
Cが必要です。
しかし、大容量のフィルムCはコストが膨大になるのと、
フィルムで良質なものが少ないため、用意してある大容量
Cはすべてケミコンです。

人によっては、ケミコンどころかオイルCが良いという
人もいますが、JIMさんはケミコンやオイルCについては
音質をどう評価しているか伺いたいのです。

以前使っていたアンプは今のものより音が甘く、CD等の
ソースも現在よりもずっと甘かったので、以前の評価に
自信を持てなくなってしまったという訳で、よろしく
お願いします。




[4706] Re3:JIMさん、教えて!返信 削除
2007/7/25 (水) 16:47:21 JIM
__ / __

こんにちは。

> 本体のNWをいじらずに、外部からコイルの追加と高インピ
> ーダンスのウーハーに変えることで、NWを誤動作させて
> 自分好みの音を作ってみたわけです。


それはまた、ずいぶん難しい作業ですね。。。

> これまで作ったNWでは、周辺
> 機材が甘いこともあり、大きな値のCについてはケミコン
> でやっていました。


んーー、少しわかりにくいのですが。。。

> 4ウエイともなると、ミッドバスのローカットに大容量の
> Cが必要です。
> しかし、大容量のフィルムCはコストが膨大になるのと、
> フィルムで良質なものが少ないため、用意してある大容量
> Cはすべてケミコンです。


どうでしょう?私正面切って、アンプの中でもNWでもフィルムと
電解の比較をしたことが無いのです。
電源の平滑コンデンサにフィルムをパラにするなんてのは勿論
色々やりましたし、その場合の音の違いならわかりますが、
そこでやる分には調整用って領域で、要は良くわかっていません。

> ケミコンは、30分程度の通電は必要なものの、特に音質に
> 関して不満を覚えることはありませんでした。


でしたら、そのままでもよろしいのかもしれません。
それこそオフで比較の実験をしても面白いかも知れませんね。

> 人によっては、ケミコンどころかオイルCが良いという
> 人もいますが、JIMさんはケミコンやオイルCについては
> 音質をどう評価しているか伺いたいのです。


私自身は、コンデンサは、30年使っているものを疑問を
持たないようにしています。そうでなくてもNWはものすごく
微妙なものです。出来ればコイルもコンデンサも種類を変え
たくないのです。同じ値でも銘柄変わればぜんぜん違う音に
なりますから。
次数やら値の選定に専念するため、可能な限り銘柄は変えな
い、それが私の手法です。
仲間が使っているものの中には明らかに自分が使っている
ものよりよさそうかも・・・というものもありますが、あえて
手を出しません。銘柄変えなくても追い込む余地がたくさん
あると自分自身思っている間は、おそらく今後も変えないで
しょう。

使っているブランドの中でも、耐圧が変わると音変わります
し、大きさによっては好きじゃないものもあります。
使えるんだけど、使うときには極力コンデンサの足をつかわ
ない配線に努めるという値もあります。

日通工250V:0.22、0.47、1、3.3、10
基本的にはこれだけを組み合わせて音をまとめようとします。
中でも、0.22と1は大好きです。
3.3と10は我慢できる、、という使い方です。
10マイクロでも800円くらいですから、遠慮せず使える
範囲内だと思っています。

しかし、困るのはコイルなんですよね。。。。
まだ実験していないものが一つありますが、それ意外は全て
気に入らない・・・・・。

ところで今回のNWは4343用ですか?
だとすればWFとMBの切り分けに使うコイルが最大の問題です
ね。。。

聞かれたことにちゃんと答えられたかどうかわからないのです
がとりあえずこんな感じでよろしいでしょうか?_


[4707] Re4:JIMさん、教えて!返信 削除
2007/7/26 (木) 00:12:47 kitatanuki
__ / __

▼ JIMさん

さっそくのレスを有難うございます。

今の4343は、所詮ごまかして音を出しているだけなので
アンプの正確な評価もできませんから、わんこさんの
お勧めどおり、早く重い腰を上げて自前のスピーカーを
作らねばどうにもなりません。

そして、どうせやるなら茨の道の方が楽しいので、
4ウエイを箱から自作するつもりでNWも考えています。
そうすると、Cの値は50μにもなるのでケミコンが手っ取り
早いというわけです。それがだめなら日通工の10μを5個
並列する手もありますか。

コイルも大問題でしょうが、コア入りのものを木村無線
だったか、元の三栄無線だったかで買ってはあります。
大きい値は空芯になるとふやけてダメですから。

500HZで切って、ラジアルホーンの3ウエイにするのが、
NWも楽だし良い音も得られやすいのは知っているのです
が、大鑑巨砲主義?なのでミッドバスを入れたいのです。
取り掛かったさいには、またよろしくお願いします。


INCM/CMT
Cyclamen v3.491
[ut:0.010][st:0.000]