[4873] 新作製作中返信 削除
2007/9/2 (日) 21:45:10 いけだ
__ / __

38cmシステムの調整も進まないうちからもう一台作り
はじめました。

今度は仕事現場に持込むための小型(?)2ウェイシステムです。
コンセプトは
録音機などのラックケースと同じくらいの大きさに収まる程度の
大きさにして積載し易くする。
サランネットは要らないが輸送中の保護の為にハードなカバーを
付けられるようにする。
クロスオーバーは限りなく低く設定する。
低域はあまり豊かさよりも正確さを要求して密閉型にする。
です。

805で、ピアノのアタック音が濁って聞こえるのは、
アタック成分が多く含まれる4kHzあたりにクロスオーバーが
設定されているのも要因の一つかと思われます。
市販の小型2ウェイの多くが3kHzから4kHzにクロスオーバーが
設定されており、単に買い換えるだけではまた同じ事に
なるかもしれません。
自作で市販を超えるのはかなり難しい事は分かっているの
ですが、クロスオーバーを2kHz以下に設定した2ウェイが
どんな事になるのか、どうしても試してみたくなって
しまいました。
ちなみに市販のものでは
http://www.fostex.jp/INTRO/audio/G1300/gtop.html
こういったものがありますが、これはキレイすぎて現場の
激しい積み下ろしに耐えられないでしょうからもったいない
です(笑)。

先日入手済みだった
http://www.tymphany.com/datasheet/pdf/vf/MG18SK09-08.pdf
http://www.tymphany.com/datasheet/pdf/pl/XT25TG30-04.pdf
この2つのユニットを使っています。

頭でっかちに見えますが、運ぶ時に2台を逆に向かい合わ
せるとツイータの中心とウーファーの中心があたるように
したからです。


[4874] とりあえずのF特返信 削除
2007/9/2 (日) 21:56:52 いけだ
__ / __

ウーファー帯域を測る時少し音量が小さかったようで
1〜2dB低く出ているようです(汗)。

見事にクロスが1.5kHzあたりになっています。
しかし出音は中域にまとまりがなく、まるで左右で逆相に
でもなってるかのようです。
吸音材を増やしたら少し改善されたので、量を増やして、
内部の定在波の減少を目指して反射板を設けるなどすれば
もっと落ち着きそうです。
低域のダラ下がりはもう少し容量を減らせば締まりが出そう
です。
125Hzに急激な落ち込みがあるのは部屋のせいかと思われます。

ただピアノのアタック音は明らかに805を上回る美しさで、
今後に期待がかかります。
ただ9月中は現場に追われるので調整できなさそうなので
しばらくはまだ805のお世話になりそうです。


[4875] パーツの殆どは中古。返信 削除
2007/9/2 (日) 22:11:48 いけだ
__ / __

マルチウェイだと、ネットワークを作るのが非常に面倒になる
わけですが、ソニーのG7のネットワークをヤフオクでゲット
できたのでかなり助かりました。
写真はその一部です。

NS1000Mのものと同じと思われるアッテネータ4つと、テカテカの
コンデンサ類、そして樹脂で固められた4.7mHのコイル!など、
当時のソニーの気合の入り方が窺える内容で、これがペアで
4000円程度で手に入るなんて涙が出てきます。
今回は素子はG7パーツの中からはコンデンサしか使いません
でしたが、それでもかなり経済的に助かりました。
内部配線もこのネットワークにくっついてきたG7の内部配線材
という事は30年前の線?、入力端子はウッドホーンの置き台に
なっていたオンキョーリバプールのターミナルから拝借。

ツイータは新品でしたが他はみな中古で出来ています。


[4881] 行動 が全て返信 削除
2007/9/2 (日) 22:53:15 わんこ
__ / __

▼ いけださん

忙しいのに やることはやるんですね〜
私は思うんです。口だけでやらない人って 車でもそうですけど
結局世界が広がらないんですね。

前にも書きましたが 「人間は 行動してから やる気がでる」
との研究の結果があるそうです。

私が何故こんなに喜ぶと申しますと、いけださんの耳をもってすれば
自作SPなんて耐えられない!と思うのであります。
人が悶絶するのはエンターテイメントになりますけど、
いけださん 805を超えようとするチャレンジ精神に
乾杯です。

> マルチウェイだと、ネットワークを作るのが非常に面倒になる
> わけですが、ソニーのG7のネットワークをヤフオクでゲット
> できたのでかなり助かりました。
> 写真はその一部です。


なるほど G7もそんなによいパーツを使っていたんですね。

> NS1000Mのものと同じと思われるアッテネータ4つと、テカテカの
> コンデンサ類、そして樹脂で固められた4.7mHのコイル!など、
> 当時のソニーの気合の入り方が窺える内容で、これがペアで
> 4000円程度で手に入るなんて涙が出てきます。
> 今回は素子はG7パーツの中からはコンデンサしか使いません
> でしたが、それでもかなり経済的に助かりました。
> 内部配線もこのネットワークにくっついてきたG7の内部配線材
> という事は30年前の線?、入力端子はウッドホーンの置き台に
> なっていたオンキョーリバプールのターミナルから拝借。
>
> ツイータは新品でしたが他はみな中古で出来ています。


高い製品を買ったことには何も感じませんが、激安中古で
よいモノを手に入れたのには反応してしまいます。
やるな〜

実は  JensenのA12の箱に ソニーのG5の
箱をハードオフで買って使おうかと思ったんです。
容量が少ないので諦めましたが 造りが本当によかった。

ジャンクになった 往年の造りのよいSPは
使いでがありそう。

SPクラフト遊び 私も感化されそうです。


[4942] Re:パーツの殆どは中古。返信 削除
2007/9/18 (火) 00:19:59 kitatanuki
__ / __

▼ いけださん

横から失礼します。
> マルチウェイだと、ネットワークを作るのが非常に面倒になる
> わけですが、ソニーのG7のネットワークをヤフオクでゲット
> できたのでかなり助かりました。


いいものをゲットしましたね。
これだと、ちょっと手を入れるだけで自作SPに使えるし、
アッテネーターだけでもお値打ちですね。先日、1000MのNWの
落札を試みましたが、12Kまで行ったのでやめました。

> 写真はその一部です。
写真を見て思ったのは、コーラルの部品と同じものがあると
いうことでした。昔、買って死蔵している、コーラルの単体
アッテネーターは、これとそっくりですから、フォステクす
製だったようです。
それと、テカテカのコンデンサーはコーラルのスピーカー
に多用されていたものとそっくりです。何度か使ってみた
限りでは、このCは高音が賑やかになると感じました。
分割振動の少ない平面スピーカーには、やや個性のあるCが
うまく合ったのかもしれません。

個人的には、SS−G9の鳴りかたが好きだったので、ヤフオク
で出ないかと見ていますが、G7ほどは売れなかったので、
滅多に出ないでしょうね。




[4880] やる〜!返信 削除
2007/9/2 (日) 22:46:14 わんこ
__ / __

▼ いけださん

頑張りますですね〜

中古のユニットに 中古のネットワークパーツ
激安で2wayを構想し造る 素敵です。

B&W805の弱点を克服し 仕事に搬入しやすい形態で
ガシガシ使う プロなのに偉そうでなくて感心します。
自作 オーディオは趣味ですもんね!

> 見事にクロスが1.5kHzあたりになっています。
> しかし出音は中域にまとまりがなく、まるで左右で逆相に
> でもなってるかのようです。
> 吸音材を増やしたら少し改善されたので、量を増やして、
> 内部の定在波の減少を目指して反射板を設けるなどすれば
> もっと落ち着きそうです。


エンクロージャーはしばらくしないと落ち着きませんし
密閉型だとあおりが多いのではないでしょうか?
吸音材の量は結構肝心かと思います。

あとクロスはちょっと厚めなのではないでしょうか?

> 低域のダラ下がりはもう少し容量を減らせば締まりが出そう
> です。
> 125Hzに急激な落ち込みがあるのは部屋のせいかと思われます。


バスレフは低域の素直さでは難しいでしょうか?
リアバスレフなんて良さそうですけど 前にご一緒した
サウンドクリエイトのリンの2wayみたいに・・・
勝手な押しつけ済みませんm(_ _)m

> ただピアノのアタック音は明らかに805を上回る美しさで、
> 今後に期待がかかります。
> ただ9月中は現場に追われるので調整できなさそうなので
> しばらくはまだ805のお世話になりそうです。


おお マジに 805の替わりにしようと思っているんですね。
私はあの素直な音は クラシックには素晴らしいと思います。
あれを上回る音を目指す チャレンジャーですね!

いずれオフがあるときは 是非聴かせてください。


[4907] Re:やる〜!返信 削除
2007/9/7 (金) 10:02:58 いけだ
__ / __

▼ わんこさん

レスありがとうございます。
吸音材やネットワークはまだまだ改良の余地がありそうで
悶絶しそうです。
まずは箱を小さめにしたいと思います。

> バスレフは低域の素直さでは難しいでしょうか?

高校生の時に12cmのバスレフを作った事がありました。
低域限界を稼ぐ為に箱を大きくしてダクトのチューニングを
下げ、ダラ下がり分をアンプでブーストを掛けるという
手法を考案したのですが、お小遣いを全て注ぎ込んだのに
自分の理想になりませんでした(笑)。
そして先日ここでも挙げたバタフライサウンドさんのサイトを
拝見してなるほどと今更納得した次第です。

小口径で良質の低域を得るのは困難であろうという予想と、
現場では楽屋をモニタールームにする事が多いのですが
楽屋はどこも変な響きがするので、豊かな雰囲気のスピーカー
だと焦点の定まらない音になってしまうということで、
レンジを稼がずに密閉型で行こうと考えました。
多分普通の部屋で聴いた時にちょっと味気ないくらいの
乾いた感じの方がホールの楽屋での再生には適していそうです。

ネットワークの調整の為に裏板は例によってボルト締めですので
将来的にリアダクトは付けられます。
実際に作ってみてやっぱりバスレフが良さそうだったらあっさり
穴を開けるでしょう(笑)。

> ただピアノのアタック音は明らかに805を上回る美しさで、

しかしFOSTEXのドライバー+ラフトクラフトのウッドホーンの
方がさらにコロンと綺麗な音がします。
もしかしたらウッドホーンを組み込んだ現場スピーカーを企画
するかも?!

次のオフまでに聴けるモノができていればいいのですが・・・。


[4936] 自作は必須科目返信 削除
2007/9/13 (木) 23:43:57 わんこ
__ / __

いけださん、4338の事で夢中になって
見落としていました。
これは 反応せずにいられない話題ですね。

> 高校生の時に12cmのバスレフを作った事がありました。
> 低域限界を稼ぐ為に箱を大きくしてダクトのチューニングを
> 下げ、ダラ下がり分をアンプでブーストを掛けるという
> 手法を考案したのですが、お小遣いを全て注ぎ込んだのに
> 自分の理想になりませんでした(笑)。


いい話ですね。構想して 自作して 聞いて ガッカリ
バスレフの動作も計算である程度出せる部分と 違う部分が
あるんですよね。たぶん。
ダラ下がりにして ブーストする構想は 密閉型なら良くありますが
バスレフで考えたとは・・
でもそれで得た感触って 結構大切だと思うんです。

私はバックロードホーンばかりでしたが ユニットを交換したり
空気室の容積を変えてみたり ホーンの開口部にボードを延長
して低音を増強しようとしてみたり・・・ 殆ど思い通りに
ならなかったです(^_^)
http://dentalbeginners.com/wanko/srant/srant.htm
これなんか、MDの13cmをできるだけ正面で聞きたくて
スラントをつけましたが 苦労の割りに 報われ度は
低かったです。
でも 低域が違ったりするんでビックリしました。

最近では 30cmのユニットで交換が色々と良い経験に
なりました。フォステクスのPA用>アルテックのPA用>
フォステクスのFW305>JIMさんにお借りしたD131
特性が良くても 例えばホーンとはFW305は全然につながらない
音なんですね。経験しないと分からない(^o^)。
ピアノの左手 なんて レンジがローエンドまで延びているFW305
はソリッドさが足りなくて クラシックの低域は良いのに比べて
ピアノは全然ダメでした。
D131が一番よかった。
PA用のは エッジ ダンパー?が硬くて全然動かず微細な音の
反応が悪いんです。

かきんさんとのお話でもありましたが ユニットの本来の音って
大きくて 使い方ではどうしようもない音の違いがあるんです。
それを身をもって体験できたのは 自作したからです。

いけださんの 今回のウーファーはどうなんでしょう。
ツイーターは相当よさそうに見えます。
やっぱり自作はオーディオ遊びの根本にある様に思います。

> 楽屋はどこも変な響きがするので、豊かな雰囲気のスピーカー
> だと焦点の定まらない音になってしまうということで、
> レンジを稼がずに密閉型で行こうと考えました。

楽屋は音響的に良くないところがおおいんですね。
低域が響いて干渉すると 音が聴きにくくて仕事に差し障りが
出るんだと思います。

> ネットワークの調整の為に裏板は例によってボルト締めですので
> 将来的にリアダクトは付けられます。
> 実際に作ってみてやっぱりバスレフが良さそうだったらあっさり
> 穴を開けるでしょう(笑)。


モデファイ版では 箱を小さくして 見た目のバランスも
良い感じですね!
密閉型に向いているユニットであれば バスレフより
まとまりが良いのではないか?と思います。
バスレフは密閉型にくらべて 低域のダイナミックさが
取りやすい気がします。

ダイヤトーンのDS−201を買った時のことです。
http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s3031#3031
これは 中低域をダイナミックに鳴らすのに 明らかにパワーが
必要でした。トーンコントロールでの低域のブーストが必要。
こういった動きにくいユニットの低域だと苦労しますが、
逆に低域のライブな楽屋だとちょうど良いのかもしれません。

これに比べれば B&Wの805は 低域が鳴り易く感じました。

> > ただピアノのアタック音は明らかに805を上回る美しさで、
>
> しかしFOSTEXのドライバー+ラフトクラフトのウッドホーンの
> 方がさらにコロンと綺麗な音がします。


ハイ、これはホーンの得意なところですね。
コレを聴いてしまうと ピアノは コーン型やドームでは
物足りなく感じます。性能だけでなく 響きがピアノと言う楽器
とマッチしている様な気もします。

> もしかしたらウッドホーンを組み込んだ現場スピーカーを企画
> するかも?!


おお、凄い!
ホーンをカーステレオに入れている方もいます。
モニター用にウッドホーンを使ったSPを使う。
これだけで いけださんのCDが売れるかも 一部のオーディオマニアに(^o^)

>> 次のオフまでに聴けるモノができていればいいのですが・・・。

オフしたいです。4338と言う高価な買い物をしたら
聴いていただきたい。
人数があつまれば 私の自作 3wayと4338との
聴き比べもできます。
どれくらい太刀打ちできるか?
楽しみです。そして 私がどちらを選ぶか?
多くの人のご意見がもらえるといいですね。

いけださんも 自作モニターSP で驚かしてください。


[4905] Re:ピアノのアタック音返信 削除
2007/9/6 (木) 09:01:08 eiji
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▼ いけださん

台風の影響で隣近所の窓が閉まっているので
久しぶりに大音量で聴けそうです。

> 805で、ピアノのアタック音が濁って聞こえるのは、
> アタック成分が多く含まれる4kHzあたりにクロスオーバーが
> 設定されているのも要因の一つかと思われます。
> 市販の小型2ウェイの多くが3kHzから4kHzにクロスオーバーが
> 設定されており、単に買い換えるだけではまた同じ事に
> なるかもしれません。


いけださんが録音された野平さんのベートーヴェン、
スタックスでは完璧に再生出来るのですが、ビクター
SX-L5だと805と同じ症状が出ます。
ちなみにクロスオーバーは3.5kHz・・・
製作中のSPが課題をクリア出来るか興味津々です!



[4908] Re2:ピアノのアタック音返信 削除
2007/9/7 (金) 10:15:49 いけだ
__ / __

▼ eijiさん

> SX-L5だと805と同じ症状が出ます。

L5でも同様ですか・・・レポート有難うございます。
参考になりました!

私はスピーカー工作はまだまだ初心者なのでそう簡単に市販を
越えられるワケはありませんが、しばし悶絶しようと思います。
まずはエンクロジャーをぶった切って小さくします(笑)。


[4909] ピアノのアタック音と高域特性返信 削除
2007/9/7 (金) 15:45:03 わんこ
__ / __

▼ eijiさん
いけださん こんにちは。

B&W 805もビクターのSX−L5でも
ピアノのアタック音に濁りを感じるんですね。
それは クロスオーバー周波数が3.4Khzに
あるから?
との仮説ですが 他にも原因がある様に思います。

ピアノの音は 微妙な歪み 周波数のずれによる
共振 不協和音みたいなのがあるのではないでしょうか?
それが 正確に再生されないと 違和感が強調されるのだと
想像します。
下手に静特性だけ フラットに高域が伸ばしても
歪みが多いと逆効果になるのでしょう。

私のつたない経験では MDのドライバーの音に
なりますが、高域特性の伸びている

 ED−915 (チリチリ音 音が細くなる傾向)
 LE−85  (ピアノの高域の逆相感    )

ではどちらも ピアノの音に問題を感じました。

ところが 高域の伸びていない 2420だと
ピアノの音が輝きが減るものの どっしりとしていて
濁りが感じられないのです。

となると 3−5kHzが減衰していれば いいのか?
となると明解に反論できないのですけれど・・・

MDのドライバーで10Hzとかフラットなのは 何かしら
の持ち上げ(ピーキング その他)を行っていると
思われます。
それが 悪さをするように思います。


分割振動で伸ばしている フルレンジ アルテックの
CFー404だと殆ど気になりません。でもあれは逆に
音の立ち上がりが鈍っているのか 切れ込みが甘いから
気にならないのかもしれません。
13cmのフルレンジでピアノのソリッドさ 重量感
切れ込みの良さは難しいですね。
ロジャースのLS3/5Aもピアノは不得意な方だと
思います。

先日導入した2402では、まだつながりが悪くて
4−7kHzくらいでしょうか 特に気になります。
ただ 何となく 濁り は少ない様です。
LE−85の4−7Khzと2402では 音が大きく
違う様です。

結局、F特がフラットでもピアノのアタック音は
綺麗に鳴らず、大変素直な低歪みの状態で鳴らさないと
上手くならないのでは?と当たり前の想像しか
つきませんです。

ピアノが綺麗に再生される これは SPの調整に
役に立つ部分だと思います。


[4932] Re:ピアノのアタック音と混変調歪返信 削除
2007/9/12 (水) 18:57:38 eiji
__ / __

▼ わんこさん

いけださん こんばんは。

> 結局、F特がフラットでもピアノのアタック音は
> 綺麗に鳴らず、大変素直な低歪みの状態で鳴らさないと
> 上手くならないのでは?と当たり前の想像しか
> つきませんです。
>
> ピアノが綺麗に再生される これは SPの調整に
> 役に立つ部分だと思います。


ピアノのアタック音が濁る原因は、再生時にSPが
混変調歪を発生させているためだと思います。
極薄ダイアフラムのスタックスでは濁りを全く
感じません。
混変調歪といえば、アナログディスクカッティングで
散々悩まさせられました・・・・・



[4933] Re2:ピアノのアタック音と混変調歪返信 削除
2007/9/13 (木) 21:49:22 いけだ
__ / __

▼ eijiさん、わんこさん

こんばんは。
クロスオーバーがそこにあるのも原因のひとつだと思うの
ですが、その結果ユニットが無理をする方が大きな原因に
なっていると予想しています。
805の場合は・・・
805のウーファーはB&Wご自慢のケブラーウーファーできっと
分割振動しにくい。
しかしクロスである3kHzまで何とか再生しなくてはいけない。
無理してウーファーから出す3kHzが歪を生み出す・・・。
そんな具合ではないかと。
カタログスペックでは全域での低歪を謳っていますが、楽音
の再生となるとツイーターとの過渡特性の違いからも歪が
生じてしまうのでしょう。
フルレンジスピーカーは分割振動を利用して広帯域を得ている
のでこのような問題は起き難いと予想できます。



[4934] カッティングでの混変調歪?返信 削除
2007/9/13 (木) 21:50:04 わんこ
__ / __

▼ eijiさん

こんばんは。
リビングのソファーを買い換えたら 座面が高く
えらく座りの悪い状態になってしまいました。
今までのソファーでSPの高さを決めてきたので
ガッカリです。
うっかりとはいえ 大失敗 被害がでかい(T_T)

> ピアノのアタック音が濁る原因は、再生時にSPが
> 混変調歪を発生させているためだと思います。
> 極薄ダイアフラムのスタックスでは濁りを全く
> 感じません。


コンデンサー型のユニットは 混変調に強いみたいですね。
やはり振動板の軽さが一番効いているんでしょうか。
そう言えば、クオードのESLもピアノが素晴らしい
と聞いたことがあります。
スムースな音の出方 ホーンとは全然逆のイメージで
コンデンサー型SPには、いつも忘れられない憧憬があります。


> 混変調歪といえば、アナログディスクカッティングで
> 散々悩まさせられました・・・・・


アナログレコードでの混変調は 何として現れるのでしょうか?
溝の幅が少なくダイナミックレンジが取れないとか?
それとも内周での速度の低下によるものとか?

どんなご苦労があったのか 教えていただければ幸いです。


最近 アナログレコードが不調なんです。特にAT−33PTGが
歪みっぽい。シュアーの方は まだ安定しているのですが
アームからの出力ケーブルに接触不良があったり、フォノイコライザー
に不安があったり、安心してレコードを楽しめません。
空気バネを常に調整して 水平を出すのも面倒ですし
テクニカのついているシェルの左右の水平の調整をしだしたら
音が微妙に違って悶絶しています(^_^;)



[4940] Re:カッティングでの混変調歪?返信 削除
2007/9/16 (日) 12:52:28 eiji
__ / __

▼ わんこさん

こんにちは。

> リビングのソファーを買い換えたら 座面が高く
> えらく座りの悪い状態になってしまいました。
> 今までのソファーでSPの高さを決めてきたので
> ガッカリです。
> うっかりとはいえ 大失敗 被害がでかい(T_T)


別スレッドで読みましたが、わんこさんの絶妙な
アプローチで無事に解決して本当によかったですね。
もうすぐタオックに載ったJBLのインプッレッション
を読めそうですが、ほとぼりが冷めるまで、怖くてオフ会
には参加出来そうもありません。

> > ピアノのアタック音が濁る原因は、再生時にSPが
> > 混変調歪を発生させているためだと思います。
> > 極薄ダイアフラムのスタックスでは濁りを全く
> > 感じません。
>
> コンデンサー型のユニットは 混変調に強いみたいですね。
> やはり振動板の軽さが一番効いているんでしょうか。
> そう言えば、クオードのESLもピアノが素晴らしい
> と聞いたことがあります。
> スムースな音の出方 ホーンとは全然逆のイメージで
> コンデンサー型SPには、いつも忘れられない憧憬があります。


スタックスはもちろん、クオードもまともに聴いたこと
がないのですが、コンデンサー型SPの低い能率には
ひいてしまいます・・・・・

> > 混変調歪といえば、アナログディスクカッティングで
> > 散々悩まさせられました・・・・・
>
> アナログレコードでの混変調は 何として現れるのでしょうか?
> 溝の幅が少なくダイナミックレンジが取れないとか?
> それとも内周での速度の低下によるものとか?


マスターテープにはなんの問題も無く録音されていても
合唱や真っ黒な譜面のピアノ等は、混変調歪が出やすくて
苦労しました。
当然、内周での速度の低下が混変調歪にわをかけるので
B面最後のクライマックスが盛り下がってしまいます。
そんなわけで、アナログディスクカッティングの専門職を
失いましたがCDが普及したのはよかったと思っています。
SACDは更にずっと素晴らしいのですが・・・

> 最近 アナログレコードが不調なんです。特にAT−33PTGが
> 歪みっぽい。シュアーの方は まだ安定しているのですが
> アームからの出力ケーブルに接触不良があったり、フォノイコライザー
> に不安があったり、安心してレコードを楽しめません。
> 空気バネを常に調整して 水平を出すのも面倒ですし
> テクニカのついているシェルの左右の水平の調整をしだしたら
> 音が微妙に違って悶絶しています(^_^;)


苦労の反面、再生音を自分色に染める楽しみがありますね。



[4935] 改良版返信 削除
2007/9/13 (木) 22:06:48 いけだ
__ / __

改良を施しました。

頭部をぶった切って容積を縮小。大体13リットル。
ウーファーに並列に入るコンデンサーの容量を増やして
ツイーターとのかぶりを抑える。
ツイーターの極性を反転。

それまでの頭でっかちも見慣れればそれなりだったので、
ちょっと普通の見栄えでつまらなくもあります(笑)。

これでかなり聴けるようにはなってきました。
低音も以前より出ているようですが、それでも不足しています。
200Hz弱あたりから下がっているようでトーンコントロール
必須状態になっています。

やっぱり後ろに穴あけてバスレフにしようかとも考え始めました。


ちょっと探すと意外とクロスが2kHz以下のものもあるようですね。
有名なNS-10Mも2kHzだそうで。
ほかにもASWというメーカーのものが2kHzでした。
http://211.132.171.243:8084/maker/asw/index.html
他には
http://www.2ndstaff.com/products/bluesky/skysystem1.html
が、私のとほぼ同じツイーターを使用してクロスを1.6kHzに
持ってきています。
アンプ内蔵型で取りまわししやすそうなので機会があったら
試聴してこようと思っています。

作るのは経験にはなりますが、やはり最終的にはメーカー製
が間違いないんでしょうね。

INCM/CMT
Cyclamen v3.491
[ut:0.020][st:0.000]