| ▼ わんこさん
> A 2002年 茨城県岩井市 市民音楽ホール
> B 2003年 茨城県坂東市 音楽ホール(ベルフォーレ)
> C 2005年 茨城県坂東市 音楽ホール(ベルフォーレ)
実はブックレットに重大なミスプリがあるんです。
Bの録音年はモーツァルトと同じなんです。
で、モーツァルトはバッハの翌日の録音されているんです。
ちなみに会場は全て同じです。
市の統合によって岩井市から坂東市に名前が変わっちゃったん
ですね(汗)。
で、一番比較として面白いのはBとCです。
Bを録音した直後の録音ということもあり、会場やピアノの
コンディション、調律は差を付けている可能性もありますが
録音以外の環境は全て同じとみなせます。
つまりこの両者の音の差は録音の差そのものです。
> BCとはホールが違いますので ピアノも違うのでしょうか。
> 音がかなり違います。直接音が強め。
というわけでホールもピアノも同じではありますが、曲に
対するアプローチや録音した時の気分の違い(笑)でこれだけ
変わる好例と言えると思います。
まるで別物になってしまうという事でわんこさんのインプレは
当たっていると思います。
> Bは バッハ
> 音の硬さとしてはAとCの中間 ソフト過ぎる 硬すぎず。
> 音楽とマッチしていると思います。
>
> まろやかで クリーンな響きが いけださんの録音でしょうか。
> イヤな音は少ない。
> ピアノの音の定位 広がりは Aより小さくなっている。
そうなんです。
ベートーヴェンシリーズよりも意図して広がりを小さくしました。
バッハの音楽の性格上、派手に広がるのは合わないと考えたん
です。
> Cの モーツアルト
>
> 最新だけに 音が良い感じがする。
> マイクや他の録音機器が良いのだろうか?
> いけださんの録音の新境地?
実はバッハの翌日です(汗)。
マイクとセッティング以外は全てバッハと同じ。
しかし私もこのピアノの音はかなり理想とするところで、
オーディオ店でスピーカーの試聴をさせてもらうときは
必ずコレをかけてもらうようにしています。
JBLの新エベレストの凄さを感じたのもこのCDをかけて
もらった時でした。
ひとつ種明かしをしますと、この3つは全てワンポイント録音
です。
マイク2本のみで、複数のマイクによるミキシングはして
いません。
> よろしければ 買って比較してみてください。たぶん
> 損はないCDだと思います。
いつもありがとうございます。
わんこさんにそう言って頂けるのがとても嬉しいです。
しかも録音側での意図、
#というよりも、録音側で「これはこんな録音になった」
という自分達への評価
とわんこさんのインプレが非常に近いんです。
説得力のあるセールストークです(笑)。
> (私的オーディオオタクモード)
> オーディオ的にピアノに向いているのは
> 中音以上はホーン ウーファーはできれば15インチウーファーか
> 12インチでも軽めのコーン紙を使ったウーファーが
> 良いと経験上感じています。
私もホーンが良いと思っています。
オーディオ店での比較では、まぁ、環境も良くないとは思い
ますがドーム型よりもホーン型の方がコロコロと澱みの無い
音がしていたように感じます。
ウーファーも1601は確かに少し重いかなぁという感もあります。
がもう少し自分はこれで行ってみようと思っています。
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