[5652] 休日モード返信 削除
2008/3/20 (木) 16:14:40 わんこ
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今日はお休み 天気がよければ 車にフィルムでも貼って
遊ぼうかと思っていましたが 外に出る気がしない。

レコードの整理を思い出し始めたら 大演奏会になって
しまいました。

まずアナログ系の音のチェックに カンタータドミノ
1曲目

かなり良い。林立するパイプオルガンが広がり コーラスが
手前にたって歌ってくれる。音の美しさのみならず、
我が家のシステムでも空気感が出て素晴らしい。

さてレコード 私はジャズが好きですけれど本当のマニアか?
と言われれば違います。学生時代はフリーっぽいのを真剣に
格闘して聴いたこともありますが いまはサロンミュージック的に
聴く態度になってしまいました。
それとオーディオマニアなので 音が良くないとイマイチもりあがり
ません。

それで 今日聴いて分かったこと。

古いとかモノラルだから とかでは無いんですね。
ブルーノートのJAY JAY JOHNSON, 演奏が
ノリノリなだけでなく トロンボーンサックスは張り出し
ドラムも元気 音の勢いが気持ちいい。
高域は伸びていないけど一生懸命なのがわかる。

ピートジェリーのピアノは無茶苦茶甲高いけど気持ちいい。

そして真ん中奥のマイフェアレディー やっぱり最高!
私はこのレコードの音が好きなんです。


音造りが上手く行っているのが気持ちいいんだと分かりました。
名盤はそもそも音はある程度の基準を超えているんですね。


ところで肝心の音です。
AT−33PTGが甲高く明るいのでピアノの音がちょっと
変になるので DL−103Rにしましたが 高域の炸裂感が
足りない。
しばらく使っていなかったから硬くなっているのかな?

元に戻しました。
ブルーノートの1500番台 モノラルが 21世紀仕様
でも やっぱり変な音になる。
高域が出るのは良いけど シャリシャリ遊離した音になる。
まあ音が前にでるのでよしとしよう。


やっぱり私 音が良くないとダメ 音が全て
その音の中には 演奏家のテクニックも 情熱も 録音家の
センスも入っている。それが音の差として感じられないのであれば
それは鈍感なんでしょう。

それにしてもレコードって音が違いすぎる。
これだけ音が千差万別だと 再生系も
変化させて対応しないと活かしきれないと感じました。




[5653] やっぱり コレか返信 削除
2008/3/20 (木) 16:58:21 わんこ
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優秀録音を聴くには 音が明るくてワイドレンジ 音が弾む
AT−33PTGで良いでしょう。

でも ブルーノートやプレステージ 50年代60年代の
ジャズを聴くには 音が合わない。
高域のしゃくれ上がったテクニカの音が好きな私でも
これでは落ち着いて聴いていられない。

SPUにしてみたら

何て音が素直なんでしょう。ピアノもシンバルも 変な音が
しない。ピアノの音の響きが美しい。
これがこのカートリッジの信頼性とでも言うべきか
永年愛されてきた理由だと分かる。

サキソフォンの音が太くなり ベースもたくましい。

パーマロイのMC用昇圧トランスは使っていない。
激安テクニカのフォノイコライザーだけ。
それでもこれだけ良い音がするのだから立派。




[5657] Re:休日モード:RIAAではない?返信 削除
2008/3/21 (金) 08:35:51 meitei
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▼ わんこさん

> それにしてもレコードって音が違いすぎる。
> これだけ音が千差万別だと 再生系も
> 変化させて対応しないと活かしきれないと感じました。


仰有るとおりだと思います。

現在のRIAAカーブが普及:標準化されたのは1965年以降
の事です。それ以前は各社、各時代で録音のイコライジング
が異なっていたようです。バラバラのイコライジング特性。

現在のRIAAカーブでは正確な再生が出来ない名盤と言うのが
存在するようです。大昔の米国製プリアンプで補正カーブが
何種類か選べる製品を見たことがあります。SPレコードとか
旧い録音のLPを愛好する青年には、今でも必要なのかも知れ
ません。現行製品だとこう言うのがあります↓

http://store.shopping.yahoo.co.jp/joshin/2098141171459-31-927.html


[5658] Re:休日モード:イコライザ補正方法返信 削除
2008/3/21 (金) 09:25:27 meitei
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▼ わんこさん

追加です。各時代、各レーベル、各プレスによって、どのく
らい補正すれば良いかについての資料とディスカッションが
載っています。パラメトリック・イコライザーみたいな機械
で補正する方法もあるみたいですね。

ブルーノートについての補正データもPDFファイルに出てい
ました。

http://microgroove.jp/archives/2007/01/how_to_eq_old_records.html




[5659] 情報 ありがとうございます返信 削除
2008/3/21 (金) 10:19:24 わんこ
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▼ meiteiさん

驚きました。こんなに詳細にまとめてくれている方がいるなんて。
ネットの時代は素晴らしいですね。
midimagic@sbcglobal.net/mixlabls.htm -->midimagic@sbcglobal.net/mixlabls.htm target=_top>http://geocities.com/midimagic@sbcglobal.net/mixlabls.htm

こちらを見ると ブルーノートでも1955年までのは
AESなるイコライザーなんですね。
ターンオーバーが400Hzだそうで 昨日の
JAYJAYJHONSONは果たしてどちらのカーブか分かりませんが
良くなりそうな気もします。
シンバル ジャリジャリ ショリショリしていましたから。

ご紹介のイコライザーや ZANDEN社からも色々なカーブ
のイコライザーが使えるのもありますし、管球王国でも
自作記事が出ていましたですね。

正直 私は音源として50年代後半からが多いので
それ程 必要性を感じませんが、ソース 興味がそちらの
方向に向かえば楽しい世界だと思います。

ブログでも 色々と試行錯誤されている方もいらっしゃいますし
アナログにもう少しエネルギーを投入すべきだと感じています。

今朝もCD ウイントンマルサリスを聴いて鋭気を養って
きました。シンバルの音からリアルで透明で力強くて
良いんです。
やはりレコード再生でも中音、高音が現在の録音
みたいに鮮明に再生させられることが必要だと思いました。


INCM/CMT
Cyclamen v3.491
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