[5684] 4/10 ミニオフ報告返信 削除
2008/4/10 (木) 18:16:30 わんこ
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kitatanukiさんと 相互訪問をする ミニオフを行いました。

今回はkitatanukiさんの 調整されたNS−1000Mを
聴かせていただくのと、kitatanukiさんのお持ちの石アンプ
のペア ゴージャス

 C280L&A−20

を自宅に持ってきて聴かせてもらいました。

kitatanukiさんは、「4338は 石アンプのペアなら
しっかり鳴るはず!」
とのことで我が家に持ち込みました。

私もサン・オーディオの自作プリアンプの実力に不安があった
ので検証できる良い機会です。

アキュフェーズのプリアンプのフラッグシップを自宅で
聴かせてもらい貴重な経験ができました。

今回機材の入れ替は少なかったのですが 大変得るモノが
多かったです。

まずは kitatanukiさん宅の訪問からです


[5685] モデファイされたNS−1000M返信 削除
2008/4/10 (木) 18:22:22 わんこ
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ASHLYの業務用パワーアンプで駆動されていたNS−1000M
は 以前にもまして 素直で歪み感が少ない音になっていました。
中高域に若干大人しい帯域(たぶん2〜4KHzくらい)があって
ピアノの輝き等若干少なめですが バランスが良く素直な音です。

画像はリスニングポジションでのf特で 大変素直な特性です。

オスカーピーターソンのプリーズリクエスト のレコードを
持っていき kitatanukiさんのCDと聴き比べました。
アナログは中低域が充実して力感で勝っていました。

その他超高級DACを通す通さないも聴き比べしましたが
ピアノのソースによっては DACを通さない方が素直だった
りして稀に印象が逆転することも分かりました。

またFMのニューイヤーコンサートのエアチェックCD
生々しさが格別で ソースの良さを痛感しました。

個人的にはNS−1000Mは30cmウーファーで
バスレフの時の方がダイナミックな感じで元気があった
様に思います。

またウッドベースの表現力は15インチウーファーとはどうにも
違いまして 早く4343改で トライしてもらいたいと
思いました。



[5686] 那須さんの KT−88返信 削除
2008/4/10 (木) 18:27:36 わんこ
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私はmeiteiさんに譲っていただいた 那須さん設計のKT−88pp
アンプを持っていきました。
kitatanukiさんは 最近ユーキンの巨大電源KT−88ppを
買いましたが どうもハズレだったそうで しっかりとしたKT−88を
聴きたいとのことでした。

我が家では中域の張り出しが弱めで 中低域のダイナミックさにも
ちょっと物足りなさを感じますが、最低域の力感 中高域の美しさ
レンジの広さが美点で 大音量で引き立つアンプです。

実際に NS−1000Mで聴くと 特徴はそのままで
中域に張り出しが欲しいですが 個人的にはASHLYより
魅力的な音に聞こえました。

私の持論である 「良い音は 良いアンプの音で決まる」
*訂正*  「好きな音は 好きな音のするアンプで決まる」

これが今回も当てはまると思いました。

そして kitatanukiさんも 最近使っていなかったA−20に
したら・・・

ワイドレンジで 高域が美しく 音場感がずっとよくなり
A−20の本領が発揮された様です。

NS−1000Mの中高域の気になる響きがあったときは
A−20もイマイチだったのかもしれませんが 今回は
A−20の良さが引きだされたと思います。


[5687] 休眠中の4343改返信 削除
2008/4/10 (木) 18:34:38 わんこ
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私は小さい部屋でもNS−1000Mと4343では
圧倒的な力量の差を感じていまして どうせ遊ぶなら
4343に限る と思っていました。

お仕事が忙しくてここ数ヶ月聴かれていなかったそうですが
4343改 をA−20で鳴らしてみました。

515のレベルが高く 中高域をかなり絞っているので
モコモコしますが 音の素性はやはり4343遙かに上。
余裕が全く違います。

515の音自体は 我が家の416よりも魅力的な
音でミッドバスがあることもあり 低域の質感、例えば
ウッドベースはNS−1000Mと比べようもありません。
NS−1000Mが不利なのは 中低域の表情がでないこと
です。どんな音階 音色でベースをひいているかが不利です。
ウーファーの敏感さが違いますし 空気を動かす力がかなり
違うようです。
この点トリオのLS-800のウーファーは30cmとしては
敏感で音が軽くダイナミックで良いウーファーでした。

途中で 僭越ながら私のワガママで2420とミッドバスに入っているコイルを入れる
入れないを比較させてもらいました。
私は オリジナルの4343ネットワークの方が 中高域の
イヤミが出るかもしれませんが ユニットそのものの音が出て
フラットで可能性が高いかと思いました。

この辺は kitatanukiさんが嫌う音が出てしまうので 全く
個人の好みの世界だと思われますので 差し出がましい事でした。

できれば4343で遊んでもらって余裕の音を響かせて
もらいたいと思いました。


[5688] 我が家に移って返信 削除
2008/4/10 (木) 18:38:12 わんこ
__ / __

kitatanukiさんは4338の導入日と前回と2回
4338を聴いてもらっています。
今回は、4338から自作SPに戻してから 初めて。
前の自作SPとは音は変わっています。

自分としてはかなり気に入っていまして 4338を石の
アンプペアで鳴らすのは それ程乗り気ではありませんでした。

「たぶん4338は 石アンプでもそれ程変わらないだろう」


その推察は後から間違いであることが分かるのですが、
それより 私の造ったSP アンプの組み合わせの音は
大変個性的な音のブレンドによって成り立っている。

 つまり

塩が多いから砂糖をかけて ダシをたっぷりかけて 何とか
バランスをとった音

なのでありました。

私は 美音 快感 快音追求系 と思っていますが それが
如実に分かりました。


つづきは後ほど


131369


[5689] 石アンプと球アンプの音の差返信 削除
2008/4/10 (木) 23:10:20 わんこ
__ / __

ワンコインコンサートのCD kitatanukiさんが 録音され
焼いてくださった ピアノのソロのCD。

我が家ではリアルなだけでなく 心地よい音がします。
私はピアノを少しだけですが自分で弾いたので ピアノの音に敏感
です。
自作システムは4338と入れ替えた直後から自作SPの
方がピアノの音は良いと感じていました。
http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=r4958

トータルバランスで4338が良いですし ボーカルや
弦楽器は2420の限界を感じさせるくらい4338は
音が素直でほぐれて低歪みで良かったです。

でも やっぱりピアノの硬さはイマイチでした。

自作SPに復活した時、2420をオーバーホールしてもらい
特性が激変してかえってきたのと共に 音も素晴らしく綺麗に
なってかえってきて ピアノの音がより良くなっていました。

その音を支えてくれていたのが 300Bのシングルアンプであり
300Bppであったのです。

今回 C−280L A−20を使って自作SPを鳴らして
みると 音が堅く中高域がカチットして低域が締まりバランスが
悪いのです。低域の緩い300Bシングル 300Bppと
中高域のメローで爽快な音が自作SPとマッチしていたのであって
4338では それが逆に悪く作用していたのが分かりました。

自作SPは*偶然*アンプの個性と上手くマッチして良い音で鳴っていた
のであって 普通のアンプではそれ程よい音では鳴らない
と想像されます。
私の自作SPが4338に勝った!と思うのは 普遍性がなく
単なる一例に過ぎなかったのでありました。

アキュフェーズのペアも、自作SPではなくまともな
市販SPであれば 印象はかなり異なると思われます。
よって4338は、市販の石アンプや良くできた球アンプなら
もっと良くなったと思われます。

あとフォノイコライザーとしては テクニカの激安フォノイコ
と違いスケール 余裕 音の落ち着き 低域の力感分解能
が違いました。
ただ正直申しますと プリとして6万円以下の単球プリアンプ
そして激安フォノイコライザーの音はそれ程負けていないと
感じました。音の活きの良さ で負けていません。
お得感 コストパフォーマンスでは我が家のフォノイコライザー
プリアンプは 優秀だと感じました。



kitatanukiさんが 私のを聴いて「この生録の音は実際より美音だ」
と言われたとおり 私は美しく気持ちいい音がする現システムで
満足です。
確かに石アンプのペアみたいに オーケストラでの、
音数が多い時の 分解能、低歪み、冷静さ 忠実度が少なく
混濁し 得意ではありません。でもオーケストラってそもそも
生の音みたいに良い再生音を聞いた経験が殆どありません。
音場感を重視したシステムの音はありますが
リアリティーのあるネイロ スケールを感じさせてくれるでしょうか?
再生ソースとしては最も難しいのではないでしょうか?


小さな部屋の中音量のオーディオとしては 小編成をより
リアルな感じで鳴らすのが向いていると思います。

kitatanukiさんは 小さなサーキットでF1を走らせている
疑似体験を求められている様に思えます。
小さなサーキットでは ジムカーナーや 小さい車での
模擬レース 走行会が楽しいのではないでしょうか・・・


今回 よく分かったのは 石アンプと球アンプの音の傾向の
違い。それをどの様に使えば良いのか?
忠実素直系でなく 美音 快感 快音系で楽しむのは
球アンプが良いと思いますし 球アンプの音が引き立つSP
システムを選んできて 私に合っていると分かりました。
でもオーケストラは雰囲気はあるけどリアリティーさでは
上手く鳴らない。

全てが上手く行くことなんて無いんですね。


[5690] 300Bの個性返信 削除
2008/4/11 (金) 12:43:23 わんこ
__ / __

今朝も 出勤前の一曲 やってきました。
色々なピアノの音が入っているオムニバス版の
JAZZ BAR2004
最近お気に入りです。
録音や演奏の違い アレンジの違いを1枚で楽しめる。
ピアノの音 良いと感じています。

音はこんなに明るくていいのか?
と言うくらい 明るめの甲高い音。

300Bと言う球の個性が強いんだと感じます。
石アンプと球アンプの音の差で表現しましたが、
我が家では 300Bとその他のアンプ と区別した方が
良いみたい。

それを感じるのは 同級生
の家でも ハーツフィールドが 甲高く
「リバーブマシーンが入っているみたい」

とeijiさんが評価されたのと通じます。

300Bは リバーブが入る様な音 響きが乗ると言ったら
マニアの方に叱られるでしょうか。
我が家ではそんな感じがします。



[5692] ミニオフ御礼!返信 削除
2008/4/12 (土) 01:29:35 kitatanuki
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わんこさんによる、NS-1000M改の「診断」は極めてシビア
なものでした。シンバルのカーンが出ないとか、バスドラ
の表情が・・とか、38センチホーン型に求めるようなこと
を言われても、所詮どんなに頑張っても30センチのドーム
型。そりゃー「無いものねだり」というものデスゼ。

でも、改造前よりもA-20がよく鳴ることを再発見させて
もらったのは収穫でした。ご持参のKT-88ppが良く鳴って
くれたのも嬉しい発見で、1000M改はブックシェル型3ウ
エイとしては、精一杯頑張っているようです。

4343改を前に、今からウーハーを独立させて2ウエイマルチ
をやろうヨとの、わんこさんの性急な提案にはタジタジ。
たしかに、前から言われ続けているとはいえ、実質半日で
両家を行ったり来たりする短時間では、結果を出すのは絶
対に無理なので、今回は諦めてもらうことに。
チャンデバだって何年も通電してないし、ウーハーの出し
入れは、狭いので一人で落ち着いて作業が必要です。

ミッドバスから上の位相も問題大有りなので、2ウエイマル
チだけでは本質的な解決にはならないでしょう。やるなら、
JBL製のネットワークから手を入れないと、ウーハーのモコ
モコは取れても、ミッドバスから上のつながりの悪さまで
は改善されないのも明らかなのでした。
我が家は早々に切り上げて、次はわんこ亭に半導体アンプ
持参で殴りこみ。

> 私は 美音 快感 快音追求系 と思っていますが それが
> 如実に分かりました。

わんこさんの苦心作のSPの素性をさぐるのが目的でなく、
チベット人民のごとく「不当にも」冷や飯を食わされてい
る感のある、4338の名誉を回復するために、評価の定まっ
た半導体のプリとパワーを持ち込んだのでした。

しかし、残念なことに4338はダンボール箱に既に幽閉され
ていて面会がかなわず、わんこさんの力作SPの試聴を
300Bppと石のアンプでじっくりさせて貰うことに。
結果としては、システムとしての音の総体が、まあ見事に
わんこさんの好みの音に仕上がっています。
ナマの音を再現する方向ではないものの、ここまで美音
だと、もうゴメンナサイ。文句はありませんです。

SPもアンプもCD・アナログ系も、すべて芯よりも倍音
と量感豊かな低音の美しさを強調する方向で、しかもイヤ
ミや誇張感なしにひたすら音楽が楽しく聴ける鳴り方です。
もちろん、音楽的な芯はそこはかとなく残されていますし、
弦楽器の切れ込みなぞは、とてもナマっぽい雰囲気です。
ただし私の録音したピアノは、ヤマハでなく、響きのすこ
ぶる良いホールのベーゼンドルファーという感じに化け
てましたが・・。

このミニオフで強く感じたのは、わんこさんの耳の好みの
感度が、主に中高音にあるらしいということでした。
それを感じたのは、プリを常用の自作真空管からアキュ社・
C-280Lに変更した時のことでした。中低音に好みの感度の
ある私には、石のプリで中低音の明確さを強く感じたのに
反して、わんこさんはそれには余り反応せず、高い帯域に
主たる変化を感じた様子でした。

そして、パワーアンプもアキュフェーズに換えてみたら、
特製SPのあの楽しい美音はもう消失し、(細身の)並み
のマニア宅の装置を思わせる感じに変化したのでした。
美音系で見事にバランスのとれたシステムは、不用意に
アンプを変えてはいけなかったのです。

それが証拠に、信号ケーブルを私の自作7Nに替えただけ
で、バランスががらっと変わり、私好みの中音の情報量が
ぐっと増えた反面、SPのバランスを取り直したい衝動に
すら、かられたものです。

もう一つ、わんこさんは416-8Aの低音がゆるいので、
もっと強力なのに変えてみたいと、以前の書き込みに
ありましたが、これは半導体のプリとメインではほぼ
問題ないレベルの締りが得られ、ウーハーには
問題がないことがわかりました。uesugiの300Bppは、
たしかに緩いといえば緩い低音ではあります。しかし、
見事に美しい高音とうまくマッチして統一が取れて
いるので、このバランスも得がたいものがあります。

それにしても、忌憚無く感想を言い合う道場破りは、
自分が気付かない部分の、自作品の偏差値に気付くこ
とができるという意味で、素晴らしい進歩の原動力と
思います。今回は、たいへん有難うございました。




[5693] Re:ミニオフ御礼!返信 削除
2008/4/12 (土) 09:30:14 わんこ
__ / __

▼ kitatanukiさん

おはようございます。
レポートありがとうございます。

まず kitatanukiさんが 試行錯誤して作り上げられた
NS-1000Mに対する評価が充分でなく 4343との差を
増長して書いてしまったことをお詫びしますm(_ _)m

当初気になるNS-1000Mの音に対して 今回 見事にイヤミを
消されていたと思います。
それも前はハイ落ちにして対応されていたところを 今度は
フラットでなしえていました。

バックキャビティーを大きくして動き安くし、それで高域が
出てしまう部分をネットワークでカットされたんですよね。
それは充分に報われていると思います。

ただ最初に聴かせていただいた ASHLYのアンプが
本来の調子が出ていないようで 左右のレベル差が大きく
高域が私からするとロールオフしている感じで、まず
それが気になってしまいました。中域の位相がずれている
のではないですが定位が広がっていたようです。
A−20と聞きくらべていただくと分かると思います。

また正直言わせていただけば、30cmの3wayとしては
もう少し鳴る様に感じました。
ネットワークのつながりがやや浅め?なのか もしかして

12db/octのネットワークにコイルだけプラス
すれば減衰が早めになってクロスが浅くなってしまいますが、
オリジナルネットワークも交換されているでしょうか?
イヤな音は減りましたが、前のNS-1000Mの方が音が立っていた気がします。

ウーファーも息抜きでしたら、完全な密閉型の方が中低域が
もう少しメリハリがつく様な気がします。
バスレフの時は暴れがあったりしましたが鳴りっぷりが
良かったですよね。

私もオンキョーのセプター2002とかLS800を使ったことが
ありまして それぞれ 美点と弱点があって 15インチとは
違うんですけど それなりに良かったです。

最初にkitatanukiさん宅での4343改の印象があまりにも
強烈で その音との差が大きいので これがお好みなのかなぁ?
と思った次第です。

いずれにせよ せっかく頑張って試行錯誤され オリジナルのやり方で
良くなった事に対する評価が少なく申し訳ありませんでした。


> でも、改造前よりもA-20がよく鳴ることを再発見させて
> もらったのは収穫でした。ご持参のKT-88ppが良く鳴って
> くれたのも嬉しい発見で、1000M改はブックシェル型3ウ
> エイとしては、精一杯頑張っているようです。


今回はアンプの音が直ぐに反映する高バランスになっていたと
思います。KT-88PPはセンターでもう少し聴いていただきたかった
です。A−20よりバランスには劣る面がありますが
良い音が結構すると思うんです。

> 4343改を前に、今からウーハーを独立させて2ウエイマルチ
> をやろうヨとの、わんこさんの性急な提案にはタジタジ。
> たしかに、前から言われ続けているとはいえ、実質半日で
> 両家を行ったり来たりする短時間では、結果を出すのは絶
> 対に無理なので、今回は諦めてもらうことに。
> チャンデバだって何年も通電してないし、ウーハーの出し
> 入れは、狭いので一人で落ち着いて作業が必要です。


これも申し訳ありませんでした。
自作SPで アッテネーターの1db ホーンとウーファーの
レベルには気になるので 230Hzクロスの4343でも
4〜6dBくらい高いのでまず落としてみたいと思って
しまいました。
人数がいる方が 直ぐにできていいかと思ってしまいました。
済みません。

> ミッドバスから上の位相も問題大有りなので、2ウエイマル
> チだけでは本質的な解決にはならないでしょう。やるなら、
> JBL製のネットワークから手を入れないと、ウーハーのモコ
> モコは取れても、ミッドバスから上のつながりの悪さまで
> は改善されないのも明らかなのでした。


ミッドから上のつながりは 当初 確かに悪かったですよね。
ただメーカー製のネットワークももう少し検証してもよいと
思っていました。

僭越ですが まずはレベル合わせ 帯域バランスではないか?
と私は思います。
そうでないと ミッドから上のつながりの前に
強い低音に合わせて 中高音を調整してしまって
変になる経験を何度も経験しているものですから・・・

> わんこさんの苦心作のSPの素性をさぐるのが目的でなく、
> チベット人民のごとく「不当にも」冷や飯を食わされてい
> る感のある、4338の名誉を回復するために、評価の定まっ
> た半導体のプリとパワーを持ち込んだのでした。


これは 分かって欲しいのですが 私は自分で身銭を切って
4338を買い kitatanukiさんにアンプをお借りしたりして
しばらくP-600 A−20と使ってきた結果なんです。

ただ石アンプで 全帯域が好みのアンプってまだ経験が
ないんです。
ですからFMアコースティックとかジェフローランドとか名だたる
アンプを使って鳴らしてみたら違うかもしれません。
でもそこまでは検証していません。
有料レンタルでもあれば使ってみたい。

私は前にも書いたとおり 300Bの独得の響きが 音のツボ
みたいで 石アンプ低域の締まりが良いのは分かっていても
結局、球アンプを選んでしまいました。

決してチベットの人みたいに不当に扱ったつもりはありません。
何時間も何十時間も聴いて 結局ピアノの音は
我が自作SPの方が 気持ちいいんです。
オーディオしている喜び快感が多いのです。
もちろん自作のひいき目がありますけれど、生理的な快感の
差 なんです。
4338はクラシックを聴かれる方であれば 評価は逆転すると
思います。良い面もしっかり把握しているつもりです。


チベットの人のことを言うのであれば kitatanukiさんの4343は
如何でしょうか? 凄く能力があるんだから、早く本来のネイロで
存分に歌わせてあげたい!と思ってしまって・・・

ダメになっていたウーファーを交換されたりネットワークを
調整されるのも良いですけど メーカーの技術者の仕事を
もう少し評価されても良いかと思います。
私はアルテックの純正ネットワークの良さも感じそれを
超えるようにトライしてきました。
今でもつながりの濃さでは負ける部分があると思って
います。でもトータルで 至近距離利で聴くのであれば
自作ネットワークでインピーダンス補正をして 中域を
下げた方が聴き易い。
常にメーカー製のとの検証は考えています。

> しかし、残念なことに4338はダンボール箱に既に幽閉され
> ていて面会がかなわず、わんこさんの力作SPの試聴を
> 300Bppと石のアンプでじっくりさせて貰うことに。


ごめんなさい。確かにプリは違いますが 先の理由で
A−20の音は もう充分に聴いていました。
前に聞いてもらった時は 300Bのシングルとppでしたから
低域が緩かったですのでたぶんkitatanukiさんの好みの音に
近くなったと思います。

> 結果としては、システムとしての音の総体が、まあ見事に
> わんこさんの好みの音に仕上がっています。
> ナマの音を再現する方向ではないものの、ここまで美音
> だと、もうゴメンナサイ。文句はありませんです。


あれが私の好みの音です。
味濃いめ 癖つよく 響きタップリ 甲高く明るく
低域ブワーン 音前に張り出しタイプです。
生の音とはほど遠いかもしれません。

でも私には美しく聴きたい音なんです。

> SPもアンプもCD・アナログ系も、すべて芯よりも倍音
> と量感豊かな低音の美しさを強調する方向で、しかもイヤ
> ミや誇張感なしにひたすら音楽が楽しく聴ける鳴り方です。
> もちろん、音楽的な芯はそこはかとなく残されていますし、
> 弦楽器の切れ込みなぞは、とてもナマっぽい雰囲気です。
> ただし私の録音したピアノは、ヤマハでなく、響きのすこ
> ぶる良いホールのベーゼンドルファーという感じに化け
> てましたが・・。


あら探しより評価してくださる。
私と違いkitatanukiさんのお人柄が分かります。
ありがとうございます。

三國さんのピアノ 確かに生で聴いていたので我が家の音は
脚色が強いですね。

>
> このミニオフで強く感じたのは、わんこさんの耳の好みの
> 感度が、主に中高音にあるらしいということでした。
> それを感じたのは、プリを常用の自作真空管からアキュ社・
> C-280Lに変更した時のことでした。中低音に好みの感度の
> ある私には、石のプリで中低音の明確さを強く感じたのに
> 反して、わんこさんはそれには余り反応せず、高い帯域に
> 主たる変化を感じた様子でした。


まず C−280L ケーブルの違いは 実は左SPの
真正面に居たので よく分からなかったんです。
やはりセンターでしっかり聴かないと一部の音色ばかりで
本来の性能が把握し難いですね。
折角のプリの良さをしっかり味わえなかったのは残念です。

耳の感度 帯域についてはご指摘のとおりで kitatanukiさんと
違うと思います。

確かに高域に敏感ですが 聴き方としては

 ウッドベース ドラム で低域
 ピアノ ボーカル   で中域
 シンバル 弦楽器   で高域

を聴いています。

バックロードホーンの頃から 低域には不満があって
ウッドベースの動きの良さには特に過敏です。
クラシックを好んで再生されるSPで ウッドべースが
鳴らないとちょっと合わなく感じます。
ならばあのふくらみは?と言われると 300Bppの
低域は不満で、何とかしたいと思っています。

> そして、パワーアンプもアキュフェーズに換えてみたら、
> 特製SPのあの楽しい美音はもう消失し、(細身の)並み
> のマニア宅の装置を思わせる感じに変化したのでした。
> 美音系で見事にバランスのとれたシステムは、不用意に
> アンプを変えてはいけなかったのです。


これは私も直ぐに分かりました。ホーンのレベルを1dBは
直ぐに下げたい感じ。
フルレンジのSPでアンプの選り好みが激しいのは×
ですね。

>
> それが証拠に、信号ケーブルを私の自作7Nに替えただけ
> で、バランスががらっと変わり、私好みの中音の情報量が
> ぐっと増えた反面、SPのバランスを取り直したい衝動に
> すら、かられたものです。


ケーブルでの音の差は確かに大きかったです。
ただ中域が増えましたけど 高域の輝きは減退した様な
気がします。どちらかに完全に良くなったとは言い切れない
と思います。
>
> もう一つ、わんこさんは416-8Aの低音がゆるいので、
> もっと強力なのに変えてみたいと、以前の書き込みに
> ありましたが、これは半導体のプリとメインではほぼ
> 問題ないレベルの締りが得られ、ウーハーには
> 問題がないことがわかりました。uesugiの300Bppは、
> たしかに緩いといえば緩い低音ではあります。しかし、
> 見事に美しい高音とうまくマッチして統一が取れて
> いるので、このバランスも得がたいものがあります。


A−20でなくてP−600だともっと気持ちいいと
思われます。4338では 低域は

 P−600>300Bシングル=300Bpp>A−20
と言う感じでした。
これはA−20は締まりでは300Bより良いですが、
ダイナミックな感じが少ないんです。

> それにしても、忌憚無く感想を言い合う道場破りは、
> 自分が気付かない部分の、自作品の偏差値に気付くこ
> とができるという意味で、素晴らしい進歩の原動力と
> 思います。今回は、たいへん有難うございました。


今回は私があまりに遠慮無くて済みませんでした。
お互いの好みの差 行ってきている過程の差 環境の差が
あって 一緒に考えた私が至りませんでした。

進歩の原動力と言ってくださるkitatanukiさんの懐の
広さに甘えてしまいますが、どうか今後もよろしくお願いします。



[5691] ダイヤフラムの位置について返信 削除
2008/4/11 (金) 13:11:34 わんこ
__ / __

リテイルマネジメントでOHされた2420は
大幅に特性が良くなって帰ってきました。
http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s5318#5318
大幅に良くなって帰ってきた2420↑

ちょっと思い浮かんだんです。

もしかしてダイヤフラムを出し入れして戻したとき
きちんと戻さないと 特性が悪くなるのでは?

私はアルテックのドライバーやコーラル エクスクルーシブ
そして 2420と何度か蓋を開けてダイヤフラムを出し入れ
しました。もちろん 位置決めされていてそれ程ずれるとは
思いませんが フェイズプラグとのギャップは相当ナーバス
なのではないか?と思うのです。

アルテックの802−8D これも5KHzくらいからかなり
急激に高域が減衰していました。
http://wanko.cside8.com/cside/altec/altec.htm
同じホーンでもコーラルのM4だと フラットな特性です。
エレクトリの資料からも 802Dは高域が288より
早めに減衰しているのですが
http://wanko.cside8.com/cside/d131/d131.htm
それを鑑みても私のは減衰が早かった。

もしかして ダイヤフラムの位置がきちんと戻されていなかった
のでは?

との疑念が浮かんできます。

kitatanukiさんの2420の音を聴いて ショートホーンで
1Khzとか下の方がロードがかからず暴れるのは分かりますが
高域に関しては何となくそんな感じがしないでもありません。
もちろん4343はハイカットしているので 当然高域は
落ちていて当然なんですが。

世の中の自作SPで使われている方の2420の特性 本来の
特性が出ていない可能性が結構あるのではないか?
と思った次第です。

自作SPで 数年悶絶してきました。
2420のピアノは良くても弦楽器は厳しかった。
今の完璧とは言えないけど 遙かに良くなったです。

リテイルマネジメントでOHして帰ってきた2420を
聴いて

 今までの苦労は何だったんだ!

であります。私みたいな悩みを抱えいる方がいらしたら・・
そんな事を考えてしまいました。


ダイヤフラムの位置って ナーバスなの?


[5694] Re:ダイヤフラムの位置について返信 削除
2008/4/13 (日) 09:01:28 kitatanuki
__ / __

▼ わんこさん
> もしかしてダイヤフラムを出し入れして戻したとき
> きちんと戻さないと 特性が悪くなるのでは?
> 私はアルテックのドライバーやコーラル エクスクルーシブ
> そして 2420と何度か蓋を開けてダイヤフラムを出し入れ
> しました。

えっ?ダイアフラムまで出し入れするマニアがいる・・!?
ウウ。恐ろしい。自分だったら、裏蓋は開けても振動板まで
ははずしませんねー。コーン型のウーハーやスコーカーだっ
たら、あまり影響がないと考えて、修理のためはずしたこと
はあり支障もでませんでしたが、ドライバーはやりません。

もし、はずさねばならない事情があったら、何度も聞き込ん
だり測定して微調整をしなければならないでしょう。
振動板は想いの他やわらかいので、ギャップ内で均一に力を
受けないと、たわんで理論どおりの動作をしなくなるだろう
と思われます。

自分の持っているドライバーも、高域のすごくうるさいのが
あるけど、中古で買ったから以前の持ち主がいじっているの
かなー?そんなに気軽にはずす人がいるとは考えなもしなか
ったのですが、エポキシで鳴き止めをする前に、ギャップの
調整をしてみる価値はありますね。もっとも、いじらなくて
も長年の使用でずれてくるでしょうかね。

でも、やりたくないです。何度もはずしては測定してと・・、
気が狂いそうですから。以前、ダイア不ラムの締め付けネジ
をはずしたら、締め方で音が変わるから注意が必要だと書い
ていたのは、JIMさんだったかな?いずれにしても、参考に
なるわんこさんの「告白」ではありました。

ところで往復ミニオフの後、気が付いたことがあります。
やはり40万の法則は正しいと。聞こえる最低音と最高音の
乗数が40万になるのがもっとも自然に聞こえる、という昔
からある法則のことですが、20〜20000とか50〜8000とかが
それに当たります。

昔、映画館で働いていたことがあるのですが、そこのシス
テムはA-7と球で、自然で生々しかったのものです。
トーキーの高音は8Kが限界ですから、A7の低音が50HZまで
と考えると40万になり、理にかないます。

わんこさんのシステムは、20〜20Kを地で行くようなもので
しょう。それに対して、我が家のシステムを一人になって
よく聴くと、耳によく聞こえる帯域は40〜10kという感じ
がします(NS-1000M+ASHLYの組み合わせ)。
これが、アンプをA-20に替えると、高音が伸びる反面、
低音が比較的弱いので自然さは後退するので、常用するに
は、どうしてもASHLyになってしまいます。

銚子のコンコルドの主は、まるでトーキーのような帯域で、
しかもわざわざモノラルに変換しますが、帯域内が充実し
ているためか、ものすごくリアルな音がします。これも、
40万の法則に当てはまると考えると納得がいきます。

わんこさんの快音主義に対して、私のはナマ音主義だと思
うのですが、ナマは100から10kに主たるエネルギーがあ
り、まずここを充実させてナマ音の再生に近づけるという
のが自分の目的だったと再確認できたのは、ミニオフの
ちょっとした収穫かもしれません。

そこで、1000Mのウーハーについては、同様の意味で説明
が必要です。なぜ、前回のバスレフから、息抜きだけに
変更したかですが、バスレフだと低音は豊かな反面、
ミッドとのつながりが悪くなるのです(中抜け)。
つまり、口径の小さいドームユニットは低音が出ないため、
ウーハーを密閉にしないと300〜500あたりの帯域での表現
力が希薄になってしまうのですね。

これが、ドームユニットの3ウエイの泣き所で、予算が許
せばミッドバスを入れたい部分ですね。LS-800も昔使いま
したが、あれも低音はよかったけど、磁力が弱いので高い
方はイマイチだったように記憶しています。
やっぱり、自分の好みはミッドバスの入った4ウエイが好
きみたいです。




[5695] 密閉でなく半密閉でした。返信 削除
2008/4/13 (日) 10:40:24 kitatanuki
__ / __

> ウーハーを密閉にしないと300〜500あたりの帯域での表現
> 力が希薄になってしまうのですね。→半密閉に訂正。


多くのメーカー製ブックシェルフSPが、低音のでにくい密閉
型を採用している理由はなぜかという点ですが・・。
一番の狙いは、スコーカーとのつながりをよくするためだと
知ったのは、昔のやったダイアトーンのバスレフ実験で分か
ったことでした。密閉型をバスレフに変更する実験は、その
後、他のメーカー品でもやったのですが、どれも中音の密度
が低下してスコーカーとうまく繋がらなくなったものです。

これは、ウーハーの振幅が大きくなることでドップラー効果
が起きるせいなのでしょうか。よくわかりません。
とりあえず、NS-1000では低音の量感の確保とスコーカーと
のつながりの良さを求めた結果、アッテネーターを浮かして
開けた息抜き穴で、妥協が成立しました。
バスレフや完全密閉より息抜き穴方式の方が、むしろ高音の
情報量が増えてスコーカーとのつながりが良くなり、音の
ツヤも増えてツイーターのアラも隠せるという副産物も多少
あってというわけです。

市販の30センチ3ウエイの設計は、苦しい妥協の上にたって
成立していることを改めて実感したNS-1000M遊びでした。


[5697] Re:密閉でなく半密閉でした。返信 削除
2008/4/13 (日) 14:10:29 わんこ
__ / __

密閉型のウーファーをバスレフにすると 中域の密度が低下??
するとのことですが、
密閉型であったものがバスレフになって ストロークが大きく
なることによる歪みをお考えですよね。


> > ウーハーを密閉にしないと300〜500あたりの帯域での表現
> > 力が希薄になってしまうのですね。→半密閉に訂正。
>
> 多くのメーカー製ブックシェルフSPが、低音のでにくい密閉
> 型を採用している理由はなぜかという点ですが・・。
> 一番の狙いは、スコーカーとのつながりをよくするためだと
> 知ったのは、昔のやったダイアトーンのバスレフ実験で分か
> ったことでした。密閉型をバスレフに変更する実験は、その
> 後、他のメーカー品でもやったのですが、どれも中音の密度
> が低下してスコーカーとうまく繋がらなくなったものです。
>
> これは、ウーハーの振幅が大きくなることでドップラー効果
> が起きるせいなのでしょうか。よくわかりません。


http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/distortion.htm

こちらに書いてありますが SPは歪みの塊
非直線性がそこら中にあるんですね。
kitatanukiさんが考えられたドップラー歪みも書いてあります。

ただ 私は混変調歪みより ウーファーの等価Qが大きい
密閉型向きのウーファーをバスレフにすることによって
低域のレンジが伸びず 押さえの聴かない低音になり ピークがでる
事によって 中域への音のかぶりが生じるのが主因ではないか?
と思います。

NS−1000Mが年月を経ることによってダンパーやエッジの
動きが当初の性能でなくバスレフにした方がかえって音がマッチ
することは想像できます。


> とりあえず、NS-1000では低音の量感の確保とスコーカーと
> のつながりの良さを求めた結果、アッテネーターを浮かして
> 開けた息抜き穴で、妥協が成立しました。
> バスレフや完全密閉より息抜き穴方式の方が、むしろ高音の
> 情報量が増えてスコーカーとのつながりが良くなり、音の
> ツヤも増えてツイーターのアラも隠せるという副産物も多少
> あってというわけです。


聴感上の感じを否定するつもりはありませんです。
ただ バスレフより息抜きの方がウーファーの中音域の
情報があがるのは 理屈では考えにくいと思います。

もちろんエッジやダンパーが劣化して、本来の性能でなくなり
しなやかでなくなった分、密閉型より空気抜きをした方が
中域がよくなることはあるかもしれませんね。

中古SPは色々やって遊べるところが楽しいです。


> 市販の30センチ3ウエイの設計は、苦しい妥協の上にたって
> 成立していることを改めて実感したNS-1000M遊びでした。


そうですね 私は仙台のYAMAHAのショールームに行った時
NS−2000 でしたか 1000Xだったか 聴いたとき
本当に面白くないSPだなぁ と感じました。
今になって思いますが 私は密閉型の低音ってダメみたいです。

でも私が好んで買ったNHTの2way LS3/5Aのどちらも密閉型
です あれ??

特にLS3/5Aは サイズからは信じられないダイナミックな
中低域がでるので 持論と合いませんけれど(^_^;)

妥協もありますが メーカーの音造り がSPに音として
現れていると思います。


[5696] 知りませんでした(^_^;)返信 削除
2008/4/13 (日) 13:45:45 わんこ
__ / __

▼ kitatanukiさん

こんにちは。レスどうもです。

> > そして 2420と何度か蓋を開けてダイヤフラムを出し入れ
> > しました。
> えっ?ダイアフラムまで出し入れするマニアがいる・・!?
> ウウ。恐ろしい。自分だったら、裏蓋は開けても振動板まで
> ははずしませんねー。コーン型のウーハーやスコーカーだっ
> たら、あまり影響がないと考えて、修理のためはずしたこと
> はあり支障もでませんでしたが、ドライバーはやりません。


ダイヤフラムの位置はそんなにシビアなんですか!?
知りませんでした(^_^;)

私はアルテックのドライバーを最初に購入してから リード線が
切れていたりして直ぐに直したり出し入れしてしまいました。
業務用のドライバーですから壊れたら直ぐに交換する、そして性能が
そのまま出る と思いこんでいました。

http://wanko.cside8.com/cside/cozy/cozy.htm
ここに行って、RADIANのダイヤフラムを購入して
自分で装着して付け替えて音を聴き比べたりもしました。

確かにあれだけ微妙なフェイズプラグとのギャップですから
音に変化があるのは間違いないですね。
今度気をつけます。

> もし、はずさねばならない事情があったら、何度も聞き込ん
> だり測定して微調整をしなければならないでしょう。
> 振動板は想いの他やわらかいので、ギャップ内で均一に力を
> 受けないと、たわんで理論どおりの動作をしなくなるだろう
> と思われます。


全くそうですよね。


> 自分の持っているドライバーも、高域のすごくうるさいのが
> あるけど、中古で買ったから以前の持ち主がいじっているの
> かなー?そんなに気軽にはずす人がいるとは考えなもしなか
> ったのですが、エポキシで鳴き止めをする前に、ギャップの
> 調整をしてみる価値はありますね。もっとも、いじらなくて
> も長年の使用でずれてくるでしょうかね。


kitatanukiさんは2420は糊をダイヤフラムに塗ったのですよね。
となると 糊は固まるとき必ず膨張、収縮しますので
ダイヤフラムは微妙に曲率が変わっていると思います。

糊を塗るだなんて f特を大きく変化させることは容易に
想像できますが 如何でしょうか?


> ところで往復ミニオフの後、気が付いたことがあります。
> やはり40万の法則は正しいと。聞こえる最低音と最高音の
> 乗数が40万になるのがもっとも自然に聞こえる、という昔
> からある法則のことですが、20〜20000とか50〜8000とかが
> それに当たります。


これはみなさんおっしゃりますが 全くその通りだと思います。


> わんこさんのシステムは、20〜20Kを地で行くようなもので
> しょう。それに対して、我が家のシステムを一人になって
> よく聴くと、耳によく聞こえる帯域は40〜10kという感じ
> がします(NS-1000M+ASHLYの組み合わせ)。
> これが、アンプをA-20に替えると、高音が伸びる反面、
> 低音が比較的弱いので自然さは後退するので、常用するに
> は、どうしてもASHLyになってしまいます。


なるほど アンプとSPのトータルでの帯域ではASHLYが
バランスが良いのですね。
あの右チャンネルの音が弱いのは ASHLYのアンプが不調だと
思いますが 直りましたでしょうか?


> わんこさんの快音主義に対して、私のはナマ音主義だと思
> うのですが、ナマは100から10kに主たるエネルギーがあ
> り、まずここを充実させてナマ音の再生に近づけるという
> のが自分の目的だったと再確認できたのは、ミニオフの
> ちょっとした収穫かもしれません。


生の音を再生させるには 個人的にはワイドレンジの方が
良いと思います。帯域を制限するのと 忠実な音を求める
のはちょっと違うかと思います。
勿論求める音の方向性は最初から大きく違いますので
その差はあって当然だと思います。

ただkitatanukiさんが KT-88のアンプを買ったりされて
いるのは 球アンプの音の太さ 強さを そして響きの良さを
求められているのでは?と思います。


> これが、ドームユニットの3ウエイの泣き所で、予算が許
> せばミッドバスを入れたい部分ですね。LS-800も昔使いま
> したが、あれも低音はよかったけど、磁力が弱いので高い
> 方はイマイチだったように記憶しています。


その通りだと思います。

LS800の導入
では kitatanukiさんがご指摘の通り ウーファーは良いのですが
平面型のスコーカーとツイーターの音が鈍いと言うか繊細さが
でませんで 物足りなかったです。
今使われているColdさんも ミッドレンジはフルレンジを
使っていると思います。
ただ ウーファーは立派でした 本当にワイドレンジで
反応が良かった。

> やっぱり、自分の好みはミッドバスの入った4ウエイが好
> きみたいです。


そうですね ミッドバスは 中低域の要となると思います。
是非実現してみてくださいm(_ _)m


[5698] 4ウエイの1000M?返信 削除
2008/4/13 (日) 22:15:15 kitatanuki
__ / __

▼ わんこさん
私もワイドレンジ主義なんですが、あくまでも忠実度の高い
中低音をしっかり出すことが基本で、その上にそれとなく
リニアな高音が乗っているのが理想と思っています。
今の1000Mの場合は、下手に高音を聞かせると不自然な音が
出るので、むしろ出さない方が自然に聞こえるのです。
真空管の雰囲気も悪くないし、好きな範疇のうちです。

こだわるつもりはないんですが、1000Mの変種にこんなのも
あったのですね。
http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k56677945


[5699] Re:4ウエイの1000M?返信 削除
2008/4/14 (月) 00:50:08 わんこ
__ / __

▼ kitatanukiさん

こんばんは。
いや〜 懐かしい 珍しい そう言えば NS−890って
ありましたよね。

メーカーもウーファーの弱さが分かっていたんでしょうか。

ただし ここの出品者は お店にも行きましたが ちょっと
トラブルがありました。

CDプレーヤーのCD−15のメカである CDM−4の
新品をヤフオクで落札したのですが 明らかな中古で
尚かつ 使えませんでした。メーカーに出して 恥ずかしい
思いと面倒な思いをしました。
お陰様で 新品?と交換してもらいましたが アルミダイキャスト
のCDMのメカではなく中古のプラスチックボディーのでした。


INCM/CMT
Cyclamen v3.491
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