| ユニットは私が使っていたころの ２０３Σとかとは違い
エッジもコーン紙の色も違います。
聞けば １本８万円！ との超高級ユニットであります。
ツイーターは私も使ったことがあるＦＴ９０系でしょうか。
ホーンロードの出口にクッションを挿入し 低音 中低音の
制御を試みられていました。
音は とても素直 爽やか 歪み感が少なく 透明感が高いです。
定位が良いのは言うまでもなく ドラムのパワーとかは２０ｃｍと
しては出色のレスポンスです。
ああっっ こんな音だったなぁ〜 と懐かしさが蘇りました。
もちろん 新ユニットの音は違います。
Ｆｅシリーズ独特の中域から中高域の五月蠅さ 輝き 張り出しが
少なめで 逆に ２〜４Ｋｈｚくらいが大人しい感じです。
ＦＥ２０３Σのダブルコーンの中高域とは違います。
低域は ばねさんのお話とは違い とても理性的で少し禁欲的。
１００Ｈｚ以下は リスニングポジションでは逃げる空間の大きさが
あって 低域はもっとブーミーでもよいかと思いした。
途中でクッションをとると ダイナミックな中低音 時々
ベースの音が消えたりするのは バックロードホーンの特徴で
その分 倍音が良く聞こえ 動きの良いベースラインが
楽しめます。
パイプオルガンの音はリスニングポジションでは控えめ。
ピアノの輝き 硬さは 少し抑え気味 ボーカルの張り出しも
普通 少し控えめでしょうか。
クラシックも ジャズも スムースに爽やか 色濃く 彫りの深い
音ではなく フルレンジの中域を活かした抜けの良い軽やかな音だと
感じました。
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