[7149] ML-1L 再登場返信 削除
2009/7/30 (木) 09:19:34 わんこ
__ / __

プリアンプに興味があり、また悩んでいたところ、同級生が ML-1Lを
送ってくれました。電源を整備して。

オーディオショップからきちんと梱包されて届きました。

同級生は過去にも何度か引用させてもらっていますが
http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s2427#2427
学生時代 体育会系で鬼バイトをして 私より遙かに
ゴージャスなシステムを購入して聴いていた。
その時4343をML-1L パワーアンプもマークレビンソンだったか
聞かせてもらい 私の長岡鉄男さんのバックロードホーンとは
次元の違う音にショックを受けたのを今でも鮮明に覚えています。
SPの違いだけでなく 入力のグレードのさをマザマザと
見せらた。あのときのマークレビンソンの衝撃は 私には
一生忘れられない記憶です。

自作60kg鉛ターンテーブルとか パワフルで穏和な男でして
今はご覧の通り ビンテージのシステムや 新しい磁石で
ターンテーブルが浮くプレーヤーとかにトライしいるそう。

かと言ってゴージャス路線ばかりでなく サンバレーのキットを
造ったり バックロードホーンを造って失敗してみたり(^_^;)
自分でコンデンサーを色々と換えて楽しんでいます。

前回借りた時は
http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s3339#3339

こんなでした。
正直 色づけが濃すぎに感じたのと、激安球プリアンプの
キットの音の活きている音に興味が向いていて ML−1Lに
真剣に向かっていませんでした。
あそこでマークレビンソンを選ぶとそれで球プリへの道が
閉ざされると思ってしまったのです。
それくらい 音は個性的だった。

その後SPも違い アンプも色々と変わり 私の耳も多少は
進歩したでしょうか。

サンオーディオの球プリの難点もわかり マランツの業務用プリアンプの
音の薄さもわかり、果たして 名機 そしてブランドモノの
マークレビンソンは どんな音がするのか?

非常に興味があります。

今度は真面目に付き合ってみたいと思います。


[7150] ML-1L 聴いてみて返信 削除
2009/7/30 (木) 13:12:23 わんこ
__ / __

2時間ほど 色々な曲を聴いてみました。
正直 参りました という感じです。素晴らしかった。

前に聴いたときの印象と それ程変わらない部分と 意外な発見が
ありました。やはり色々なプリを聴くと言う経験は有益です。
そのプリがどんな音なのか?がある程度把握できてきました。

インプレ

 音が濃い 明瞭 クッキリ ゲイン感が高い

  無色透明の素直な音とは違いますが、明瞭で力強く
  クリアーな感じ。それでいてまろやかさもある程度あります。
  marantz PRO CA01とくらべると 音が濃いのなんの。
  それと低域に力があってそれでいて膨らまないので 低域に
  関しては圧勝と言えるでしょう。
  サンオーディオのSV-200に比べてレンジも広くて締まって
  好ましいです。

  低域の質感ってプリアンプが大きいんですね。
  お好みのウッドベースの音を手に入れるには 良いウーファーに
  箱にパワーアンプと思ってきていましたが プリで大きく決まる
  ことが分かりました。ベースライン バスドラが今ひとつだと
  感じられている方、一度プリを疑ってみるとよいかもしれません。

 個性的

  若干甲高く聞こえます。300Bのシングルとは性格が被る感じ。
  もう少し穏やかなパワーアンプの方がいいかも。つまり 私がオーディオに
  求める 良い音 気持ちいい音 をML-1Lで造っていると思われます。
  マークレビンソンの石パワーアンプで純正の音を聴いてみたいです。

  プリとパワーのコラボレーションですから 合う合わないもあるでしょうし
  自分の好みをいかに造るか? と考えている方なら とっくに行っている
  ことなのだを 改めて感じました。

  ML-1Lはパッシブプリを使う人には 対極にある音だと思われます。
  好きかキライか? 音に何を求めるか? で選択は変わってくるでしょう。
  プリアンプはパワーと同様に どのような音が好みか?
  その人の音に対する世界観を問いてくるようです。
  音は素直な音 色づけの無い音がいい アンプはゲインのあるワイヤーがよい
  とのように思われている方は ロジックが先行し、
  多彩なオーディオの音の世界を見ようとされていない様に感じます。

  marantz PRO CA01の素直さ 薄さを逆に自然と感じ それで
  パワーアンプやSPで好みを活かす方があっても当然だし、
  その路線で素晴らしい音が得られることも容易に想像できます。
  逆にプリアンプだけ単純にある環境で比較し、あんなに薄い音で
  どうやってジャズを楽しむんだ?との意見があってもうなずけます。

  私の個人的感想では 役者が違う と感じました。
  ただ、ML−1Lこれでなければ これは選択の基準に
  ひっかからない、と断言するのは 音が色々な要素で決まることを知らないのだろうし
  価値観が狭すぎると思います。
  私がたどり着くのは 色々と聴いて これが好みかなぁ くらいでしょうか。

 弱い点?
  まだ聴いたばかりでプラシボガンガンの時に言うのも何ですが
  *しなやかさ*
  では弱いかと感じます。
  石アンプの範疇なのでしょうか 球アンプや 他の優等生と思われる
  日本のプリアンプにくらべ弱いかもしれません。

  ピアノの美音の乗りは サンオーディオのSV-200の方があります。
  ココロの琴線に触れる音をだしてくれる。それに対して ML-1Lは若干冷静
  で響きは他のプリより多いかんじだけど 球よりは少ない。
  いけださんが録音された モーツアルトは 大変好ましく感じました。
  ピアノもなかなか魅力的。
  一部良くて一部気になる〜

 強い点
  ポピュラーは全般的に得意だと思われます。
  バスドラは芯があるし レンジも伸びている。高域も硬いもののビシーと
  エネルギー感があります。TIMELESSもバツグンに良い。
  ジャズも若干硬いものの楽しめます。ただ 300Bのシングルとの
  組み合わせだと NFをかけると音が硬くなりすぎで 無帰還にして
  アンプの音を柔らかくして相性が良くなる感じ。
  いずれにせよ若干甲高く 音の表面ばかりがなる感じになってしまう。
  どれくらい音を響かせるか? でパワーアンプを選ぶのも楽しそうです。

今回感じたのは 多くの人を唸らせる音 というのは やはりクオリティーも
あるけれど 音の個性 鳴らし方 が個性的ではないか?ということです。
59800円のプリメインアンプだって 普通な素晴らしい音を
ならしてくれる。+α をどうやって感じるか?

ML-1Lはそんな事を考えさせてくれるプリアンプですしょう。




[7151] SHM-カーペンターズ返信 削除
2009/7/30 (木) 13:19:55 わんこ
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meiteiさんに紹介してもらった カーペンターズの
ベスト盤。SHM-CDです。

SHM-CDに関しては過去にみんなから意見が出て、驚くほど変わるモノではない
と認識されているところでしょうか。あれを革命的 と宣伝している人は
どこか特殊な環境か耳の持ち主なのでしょう。

それよりも 新しいマスタリング

が見事だと思いまする。meiteiさんは アナログレコードも上回る
と言われていましたが それも頷けます。

お兄さんのリチャードが監修したそうですが、歪み感が少なく
滑らか 一部 アクやえぐさ バタ臭さを脱色してしまった様な部分も
感じられますが 当時の録音のテープがいかに素晴らしかったか?
が分かります。

カレンの声が 天使のように美しく 歌唱力の素晴らしさが
伝わってきます。 カーペンターズを時々聴く くらいの方でも
買って損はないと思います。

音が良くて オーディオソースとしても楽しめます。


[7152] Re:ML-1L 聴いてみて返信 削除
2009/7/30 (木) 16:17:35 JIM
__ / __

こんにちは。
ご無沙汰いたしております。

この機材、以前私の部屋へお持ち頂いたときのものでしょうか?
青の時はどうも「本調子で無い」感が強かったものですから。

自作派であればあるほど、時を選んでの一般的なバランスとの比
較大変有意義だと思います。

ここのところ忙しく、せっかく金田式パワーアンプ3枚になった
のにろくに調整もせず、というより音楽を聴かず、
録画してあるTVドラマを鳴らすのみ、、、くらいでした。
しょぼい機材で録画した音で、「いや〜気に入らない・・」
とぶつぶついいながらたまにATTレベル合わせていたのですが、
先日久し振りに音楽鳴らしたら、まともなバランスでなっていて
びっくりしたりしました。
音楽で調整すると「何とかするんだ」と言う意識で調整するのですが
今回のようなユルイ気持ちの調製だと、ただの妥当ラインを求める
のかなあ、とか思い、面白かったですよ。


[7153] まだ安定していない感じ返信 削除
2009/7/30 (木) 17:34:56 わんこ
__ / __

▼ JIMさん

レスをありがとうございます。
前回のオフでは D130シングルで素晴らしい音を堪能させて
いただきました。
その後 D130をダブルにされ 金田式アンプも3台とのこと
さぞかし余裕アップして音の可能性も高いと思います。

> この機材、以前私の部屋へお持ち頂いたときのものでしょうか?
> 青の時はどうも「本調子で無い」感が強かったものですから。


そうです。もう3年も経つんですね。
http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s3351#3351
あの時は、今のご自宅に引っ越しされる前でした。

ML-1Lが全然ならなかったのを覚えています。
もわ〜っとして平面的でした。
我が家で今聴いているゲイン感の強い音とも違います。

先ほども聴いていまして 色々と面食らったりしています。
まず 時間と共に音が少し変わるようです。
また アンプのゲインでか パワーアンプで音がかなり違います。

上杉TAP-25 300Bppを使ってみたのですが、久々だからか
音が大人しい。ワイドレンジでML-1Lを活かすかと思いきや
これまた 若干平面的で300Bの輝きがシングルアンプみたいに
出ません。それで思い出したのですが JIMさん宅でのイメージが
それに近いかも。

ML-1Lは300Bシングルアンプだとゲインが高いのでボリュームの位置が
小さいところでも 蛇口全開の音がする感じですが、ゲインが少ない
300Bppだと静かな感じがします。

ML-1Lには ゲインの ハイローの切り替えがあって
中央に左右のバランスを兼ねたゲイン調整もあります。
どうもゲインと音には関係がありそうです。

> 自作派であればあるほど、時を選んでの一般的なバランスとの比
> 較大変有意義だと思います。


そう思います。
私が4338を購入したのも 自作SPのバランスや音作りが
偏って変な音になるのを恐れたのです。もちろん 自作SPに
ダメさ加減に嫌気が刺したのもありますが。

http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s4958#4958

これでメーカー製の上手さ 完成度の高さがよく分かりました。
逆に自作SPの良いところも分かりましたし、使いこなす自信にも
なりました。

ネットを拝見していて、自作SP 自作システムは楽しい とか言っていて
ちょっとだけ導入しても、結局は、お高い既製品を簡単に買って
使っている人がいます。
そんなのは自作の楽しさとか言わないで欲しいです。
「アウトドアでの食事は美味しいねぇ」とか言いながら その晩は
「綺麗なフランス料理店で食べている」そんな感じ(-_-)
自作って そんなに簡単でないですから。
たとえ完成品に負けても自分で造った音で頑張る それくらいの
気概が欲しいものです。

> ここのところ忙しく、せっかく金田式パワーアンプ3枚になった
> のにろくに調整もせず、というより音楽を聴かず、
> 録画してあるTVドラマを鳴らすのみ、、、くらいでした。
> しょぼい機材で録画した音で、「いや〜気に入らない・・」
> とぶつぶついいながらたまにATTレベル合わせていたのですが、
> 先日久し振りに音楽鳴らしたら、まともなバランスでなっていて
> びっくりしたりしました。


お忙しいみたいですね。景気も大変悪いですし政情が不安定で
困ります。枝葉末節でなく、求める音質の方策論で闘って欲しいです。
あっ脱線して済みません<(_ _)>

ソースがどうであれ 調整の材料にはなるんですね。
システムが大きくなると魅力も可能性も高くなりますが
まとめるのはより難しくなりそうですね。

> 音楽で調整すると「何とかするんだ」と言う意識で調整するのですが
> 今回のようなユルイ気持ちの調製だと、ただの妥当ラインを求める
> のかなあ、とか思い、面白かったですよ。


好みのソースを極力上手くならす方向で調整してそれが
対応力が増した万能選手になるか?といえばどうでもないと
思います。
どんなソースでもそれなりに鳴る これも重要だと思います。
だからといって これぞ と言うソースが上手く鳴らないのも
つまらないですよね。

本来調整して音を 音楽を聴くための装置なのですが
私は 車も同じで 車の調整 試乗の為に 車に乗っている状態
であります。


[7154] アナログ再生は?返信 削除
2009/7/30 (木) 17:52:47 わんこ
__ / __

レコードを聴いてみました。
Phono1とPhono2の入力が2系統あり 当時がアナログレコードの
時代だったのが分かります。

私はフォノイコライザーは良いのが欲しいと思っているのですが
どうもアナログへのエネルギーが盛り上がらず、トライゴンのフォノイコライザー
とか買いたいと思うのですが 変にケチで激安フォノイコライザーで
すましてしまっています。

http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s3843#3843

これだって33VTG 33PTG を聴くのにカートリッジとフォノイコライザーで
5万円以下 充分にダイナミックで繊細でアナログらしい音が楽しめます。
もちろん10万円以上のカートリッジに良いフォノイコライザーを
使えばいいんですが どうも お得 が最優先する私の趣味から
すると先に進めないのです。自宅で圧倒的な差 でも知らしめられたら
ローンを組んでも買うのですが(^_^;)

でも 最高に良い音で鳴っているとは夢にも思っていません。
アナログの壮大な底なしの魅力の縁から下を見ている程度である
と自覚しています。

まずはAT-33VTGを直接Phono1に入力。

ゲインをハイにしても ゲインが弱い。エネルギー感も弱い。
ボリュームを半分以上上げて聴くのは何となく不満。
音もたいしたことないので止め。
かのマークレビンソンのフォノイコの実力ってこんなもの?

次に シュアーのTypeVで聴いてみる。
私は個人的にMCカートリッジの方がずっとハイファイで好きな
タイプです。シュアーはTypeIVから大人しくなって理性的なんだけど
イマイチ面白みに欠ける と思っています。
http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s4380#4380

それがゲインがちょうど良いのか これはまとも。
前もML-1Lを借りた時 シュアーがDL-103Rより良かった記憶が
あります。


それでは テクニカのAT-PEQ20にAT-33VTGの出力を入れて
フォノイコライザーの出力を ML-1LのAUX入力に入れて聴きます。
若干ノイズと雑味が増え 高域の線が細くなるけれど 肝心の
AT-33シリーズのエネルギー感 高域の強調した感じ MCカートリッジ
独特のダイナミックさが発揮されて心地よい。
ちょっと使っただけではAT-PEQ20を使った方が良いです。

今度は MCトランスを使って ML−1Lのフォノイコライザーを
使ったりしようと思います。
まずはフォノイコライザーの実力を発揮させてみたいと
思います。


[7155] ML-1L聞いてみたい返信 削除
2009/8/1 (土) 09:49:51 kitatanuki
__ / __

▼ わんこさん
> プリアンプに興味があり、また悩んでいたところ、同級生が ML-1Lを
> 送ってくれました。電源を整備して。

これ、いつまで借りられるんですか?
このような定評あるハイファイ系半導体プリは、やはりオーディ
オおじさんとしては、一度は聞いておきたいですね。

ず〜っと、多忙と装置の未完成で我が家の装置は非公開状態でし
たが、SPもアンプも安定したため、時間さえあれば公開可の
状態になりました。アキュフェーズ280Lと鳴き比べやりません?

アンプは業務用が4種類あり、ASHLYは平滑コンデンサーまで
交換するケミコン全交換で大変身をとげ、AMCRONはmeiteiさん
のお陰で改造ができてこれまた大幅に密度アップ。RAMSAの小型
アンプを2台ゲットして、ケミコン等の部品の大交換した上で
左右2台で使用可。YAMAHAも2台温存というわけで、ア
ンプは贅沢な聞き比べができます。

わんこさんの苦心作の真空管KITも、4343大改でどう鳴るか
楽しみだし、サムヲさんの輸入した大出力アンプも聞いてみた
いと楽しみ満載なのですが、すぐだと時間が空きません。
マークレビンソン、いつまで借りれますか?

様の元気な音に変身



[7156] Re:ML-1L聞いてみたい返信 削除
2009/8/1 (土) 14:45:10 わんこ
__ / __

▼ kitatanukiさん

こんにちは。
ML-1Lはしばらく借りられると思います。
同級生は色々と持っているみたいで ML-1Lの良さは
分かっていても直ぐには使わないと思われます。

> このような定評あるハイファイ系半導体プリは、やはりオーディ
> オおじさんとしては、一度は聞いておきたいですね。


そうですね、学生時代 マークレビンソンのアンプなんて
気が遠くなるほど高価だった記憶があります。
20年前の100万円なんて 凄い金額ですよね。

ただkitatanukiさんが考えている ハイファイ系 とは
言えない気がします。
先入観を与えては失礼かと思いますが、まだ音の傾向を把握
できていません。相性の善し悪しが強いみたいです。
いずれにせよ せっかく借りていますので 是非 経験して
みてください。


> ず〜っと、多忙と装置の未完成で我が家の装置は非公開状態でし
> たが、SPもアンプも安定したため、時間さえあれば公開可の
> 状態になりました。アキュフェーズ280Lと鳴き比べやりません?


kitatanukiさんのシステムも段々完成してきたんですね。
先ほど書きましたとおり 相性がありそうですけれど、とにかく
プリアンプという製品です。280Lと比較してみて
アキュフェーズと昔のマークレビンソンの差を体験してみたいです。

> アンプは業務用が4種類あり、ASHLYは平滑コンデンサーまで
> 交換するケミコン全交換で大変身をとげ、AMCRONはmeiteiさん
> のお陰で改造ができてこれまた大幅に密度アップ。RAMSAの小型
> アンプを2台ゲットして、ケミコン等の部品の大交換した上で
> 左右2台で使用可。YAMAHAも2台温存というわけで、ア
> ンプは贅沢な聞き比べができます。


ASHLYも色々とオーバーホールされたんですね。
正直私が聞かせていただいて感心したのは ASHLYなんですけれど
まずkitatanukiさん宅でこそ本領を発揮される状況なんだと
思います。
できれば ソニーのA級アンプとか 民生用の良いアンプとの
比較ができれば音が把握できて良いかと思います。

> わんこさんの苦心作の真空管KITも、4343大改でどう鳴るか
> 楽しみだし、サムヲさんの輸入した大出力アンプも聞いてみた
> いと楽しみ満載なのですが、すぐだと時間が空きません。


サンバレーのSV-mini91Bは kitatanukiさんのシステムとは
方向性が全く逆です。レンジよりも凝縮感 素直さより
エネルギー感でしょうか。低域のレンジは狭いですが思ったより
相性は悪くないかもしれません。

kitatanukiさん、私が思うに システムの完成度が高くなって
きたら 特にSPは 色々なアンプでそこそこ鳴ると思って
います。

手持ちのKT88とか他のアンプでの比較も興味があります。
業務用パワーアンプには 正直フィットネスで ムムムなので
あります。昨日も耐えられず耳栓して聞いていました。
YAMAHAと聞くともう・・・済みませんm(_ _)m


[7157] Re2:ML-1L聞いてみたい返信 削除
2009/8/2 (日) 06:31:43 kitatanuki
__ / __

▼ わんこさん
> ML-1Lはしばらく借りられると思います。
> 同級生は色々と持っているみたいで ML-1Lの良さは
> 分かっていても直ぐには使わないと思われます。

虫がよい希望ですが、8月の中旬まで借りておいて貰いたいで
す。日程は、サムヲさんとも相談してみます。

> ASHLYも色々とオーバーホールされたんですね。
> 正直私が聞かせていただいて感心したのは ASHLYなんですけれど
> まずkitatanukiさん宅でこそ本領を発揮される状況なんだと
> 思います。

必ずしも良くなったとは言いませんが、激変は事実です。中古
機器はオーバーホールしないで音質評価をしてはいけない、と
いうことが良くわかりました。ケミコン全交換したアンプは、
どの機種も全然前と違いますから。
わんこさんのSPでもASHLYの変化はわかるでしょうが、やはり
自分の装置で聴かせて貰わないと、ML-1Lの音を理解すること
は難しいと思います。

すごく驚いたのは、ASHLYの平滑コンデンサーを替えてみて、
スイッチオフ後に音が止まる時間が長くなったことです。酷使
された中古アンプの、Cの抜けがいかに大きいかということで
す。もちろん、音も新品時を思わせる方向に変化して、低音の
ダンピングが良すぎるなどは、使いこなしが難しい部分です。

> できれば ソニーのA級アンプとか 民生用の良いアンプとの
> 比較ができれば音が把握できて良いかと思います。

そういえば、ソニーのA級アンプも温存してあります。ただ、
これも古いアンプですから、Cの全交換をしないと評価を間違
うかもしれませんね。

> サンバレーのSV-mini91Bは kitatanukiさんのシステムとは
> 方向性が全く逆です。レンジよりも凝縮感 素直さより
> エネルギー感でしょうか。低域のレンジは狭いですが思ったより
> 相性は悪くないかもしれません。

真空管アンプがちゃんとしたバランスで鳴れば、SPの調整が
うまくいっているといえますね。JIMさんのSPも300Bで聞い
てみたいと密かに思ったものです。案外合うのではないでしょ
うか。

> 業務用パワーアンプには 正直フィットネスで ムムムなので
> あります。昨日も耐えられず耳栓して聞いていました。
> YAMAHAと聞くともう・・・済みませんm(_ _)m

フィットネスのサウンドの問題は、アンプのせいではなくて、
きっと、スピーカーとか全体の調整がヒドイせいでは?業務用
だからカタイとかいうのは、ヤマハに関してはないと思います。
もっとも、我が家にあるヤマハはメンテの必要を感じています
から、人様に聞いてもらうには適しませんでした。
では、近々マークレビンソンを聴けるのを楽しみにしてます。


[7159] よろしくお願いします返信 削除
2009/8/3 (月) 00:45:57 わんこ
__ / __

▼ kitatanukiさん

サムヲさんを囲んでのオフは楽しみです。
ML-1Lは しばらく借りられると思いますのでご安心ください。

アンプはコンデンサーを交換されたそうですが それは
ショップでお願いしたのですか?
もし頼めるところがあれば これから中古のアンプを買うときに
福音となります。

プリアンプの比較は ご自身のシステムで聴くのが一番であること
は間違いありません。kitatanukiさんのシステムで聴いてください。
前回 kitatanukiさんが わざわざ280Lを持ってきてくださった
時に真剣に真ん中で聴かなかったことを 後悔してます。

音って求心的に聴かなければ何でもないし何にもならない。
ましてや微妙な差を感じようとするときは 受け取り側の
気持ち次第だと思います。

> そういえば、ソニーのA級アンプも温存してあります。ただ、
> これも古いアンプですから、Cの全交換をしないと評価を間違
> うかもしれませんね。


ソニーのアンプはまだあるんですね。是非聴かせていただきたいです。
私の個人的感想では 業務用パワーアンプの音と 民生用のアンプの
音の方向性に 結構隔たりがあると思うのです。
ですから プリアンプや SP その他が それようにチューニング
されていると思うのです。

> 真空管アンプがちゃんとしたバランスで鳴れば、SPの調整が
> うまくいっているといえますね。JIMさんのSPも300Bで聞い
> てみたいと密かに思ったものです。案外合うのではないでしょ
> うか。


ホーンから上は良くあうと思います。問題はウーファーが
どう鳴るかではないでしょうか。
低いレンジまでしっかり鳴らすようなセッティングだと
シングルアンプは厳しいと思います。
4338くらいのウーファーは我が家の300Bで私には充分駆動できたと
感じましたが、人によっては許せない膨らみととられるでしょう。
特に低域がブーストされる狭い部屋だとより厳しいです。

低音の膨らみ にじみ 制動の悪さをどれくらい許容するか?
聴く方の判断になると思います。


前にサンオーディオのプリアンプをkitatanukiさん宅で鳴らした
時は 良さがあまり感じられませんでした。
http://dentalbeginners.com/wanko/svc-200/svc-200.htm
SPとの相性は無視できないのだと思います。

いずれにせよ お互い求める音が違っても 機材を交換しあって
何か 驚きや共感が得られれば かえって面白いと思います。




[7161] ML-1L で憩いの一服返信 削除
2009/8/4 (火) 09:42:10 わんこ
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今日も 出勤前の憩いの一服オーディオ してきました。
美音 快音 に包まれ 鋭気を養いました。

ML−1Lをとおしての音はどうか?

http://www10.atpages.jp/wanko2/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s6079#6079

美音が出ているか 快音なのか 一発でわかる いや私の
好みの音がするか分かる カウントベイシーの小編成。
2曲目のベイシーのピアノ 如何に軽快で心地よくなるか?
その後のサキソフォン トランペット 分厚くまろやかで
それでいて 気持ちよく突き抜けるか?
ウッドベースの音階がハッキリしてそれでいて粒建ち
弾力があって有る程度明瞭か?力はあるか ?

こんな素朴な小編成でも色々な音が楽しめます。

正直若干硬い。ML−1Lが石プリアンプだからか。
でもその分 明瞭で分離がよい

 響きのよさ>明瞭度の低下

 明瞭度のアップ>響き まろやかさ 雰囲気の減少

にならないバランスとは我が家の低次元の音では難しいのか。

やはりピアノの美しさ サキソフォンの吹き出し 音の張り出しは
若干サンオーディオの球プリの方が気持ちいい。でも
ML−1Lみたいに低音はガッチリ分離しない。う〜ん
悩ましい。 考えてみればこう思える6万円の球プリの
魅力は素晴らしいです! 買って損はないです。
100W級の大音量で広大な室内を鳴らすのでなければ
雰囲気を楽しむのには 球プリアンプ ノンNFB
球を交換して美音を味わっていただきたいです。
アホみたいなケーブル買うんだったら エフェクターとしても
好みに嵌れば最高です。ピアノが好きな人 音が多少滲んでも
SV−200はそれを上回る魅力があります。

とにかく ブライドとしては名高いマークレビンソン
プラシボ効果も相まって 朝の憩いの一服 充分に鋭気を
養ってくれます。

逆に言えば 私のシステム 耳では マークレビンソンも
球プリと比べられる領域に居ると言うことです。
そんなことをしては失礼?

超高級フランス料理も定食屋の焼き肉定食も、
ディムラーダブルシックスも13年おちスプリンターも、
私にとっては美味いか不味いか、面白いか ワクワクするか楽しいか
そしてそれがお得で楽しめるか?
でしかないんです。

使いもしないで 判断するのはしたくないです。


[7165] ピアノソロを味わう返信 削除
2009/8/13 (木) 14:55:11 わんこ
__ / __

ML-1Lを導入し だいたい音の傾向が分かってきました。

私の愛用していた球プリとくらべてカチッとしていてソリッド
透明感が高いのとは違うけど 凛とした涼しさクールさがあり
ピアノがかっちりなるイメージです。
鳴るべき時にしっかりとなってくれる。
快音が響きます。
低域のガッチリ感は 石のプリの経験が少ないので偉そうには
いえませんが とてもしっかりしている様に感じます。

さて私が好きなピアノが上手く鳴るので今日はお気に入りの
CDがどのように鳴るのかインプレを書いてみます。


*大木稲子 「ピアノで奏でる愛のうた」*

まず一番左 オーディオフェアの時に購入した赤城工芸音響の
CD
http://www.aklab.jp/mart/mart.html
録音はデッカツリーという4本のマイクに加え クラシックでは
あまり使われない ピアノの中に2本のステレオマイクを設置
またホールの反響を拾うために2本設置した と書いてあります。

美音系 響きはダントツに多い。調整不足なマルチウエイSPだと
イヤな音が目立ってしまう。
今回ML-1Lを導入して 私の球プリに比べてイヤミが減った感じで
美しさが引き立ち良くなったCD。これは美音の極地だ。
曲もメジャーな曲で聴き易いので お薦めCDです。

*MAYO NAKANO「Natural Flow」*

音にこだわって録音されたCD 特にデジタル部分でのクロック
には相当凝ったシステムで録音マスタリング。
ブリフォニックレコード
http://www.briphonic.com/

機材の差もあるのでしょうけれど 響きを重視した透明感を
感じさせる録音。低域の太さ ソリッドさよりも高域の輝きが
特徴。我が家の球プリアンプではバツグン気持ちいい音がしたけれど
ML-1Lだと逆にちょっと冷静で普通の音に近づいた。
今思えば 元々響きが多い録音で女性的な音が ML-1Lで整理
された感じ。


*野平 一郎「モーツァルトピアノソナタNo.10〜13」

当掲示板でオーディオ遊びをいっしょにしてくれている いけださんの録音
http://www10.atpages.jp/wanko2/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s6363#6363

アマゾンでは 野平一郎 で調べてみてください。

いけださんの録音はクラシックらしく 演奏者が聴く音より
若干離れた音でホールの響きと共に録音されている。
このCDはワンポイントのペアマイクのみ!

自然でアタックもまろやか 金属の音より 木質的な音を主体に
録音されている。
球プリ 我が家のシステムでは若干柔らかめになりがち。
ジャズを聴く私からすれば もっとガツン と来て欲しい気もするけど
イヤミのない自然な音 その響きは 朝の憩いの一服でもココロを落ち着かせ
日頃のストレスを洗い流してくれる。私の自然なピアノの音の
リファレンス的CD。

さて これは私の球プリより硬くクッキリとするML-1Lが
相性抜群。音がしまり しなやかでありながら 明るさやきらめきが
しっかると感じられる。もちろん自然な音であることには違いないけど。

先の録音機材に凝ったブリフォニックレコードに比べて
音がどうか? 結局録音する人の機材選択を含めて センスなんだと
思います。素晴らしい。

*アンドラーシュ・シフ ベートーヴェンピアノソナタ集 第6巻*

ECMのシリーズ。
マンフレート・アイヒャーが直々に録音に関わったのか
とにかく立派な録音。ジャズを聴く私からすると これは
素晴らしい!と思わず唸ってしまいました。
演奏もたぶんもの凄く上手いのでしょうけれど、それより
オーディオ的に快感。
左手の力強さ 下から上への音の統一感が見事。
鍵盤の真ん中くらいの音の肉厚な感じが安定感を増している。

録音機材がどうよりも、やはり録音する人のセンスだろうか
右手の輝く音の美しさ ピアノが本来持っている音の魅力を
余すところ無く録音していると思います。
音像は左から右へ巨大ですが これはヒアのを弾いているつもりで
聴けばOK。一台の楽器ですが オーケストラみたい。

これは 球プリでも素晴らしかったけど 左手の充実があって
ML-1Lでもよりよく聞こえる感じです。


ピアノは球プリが上回る と思ってきたけれど、ML-1Lは
どんな録音でも平均点が高いところが立派だと思います。
球プリみたいな しなやかさ 響きの美しさ乗り にくらべると
若干硬い感じはしますが MDのホーンのレベルをO.2dBくらい
下げると違う印象になりますし 使い方で調整すれば より
見事な音になる様に思います。

いずれにせよ 休日の一時 素晴らしいピアノ演奏を目の前に
して聴く快感 醍醐味 を充分に味わっています。


[7166] 球を換えてピアノソロを味わう返信 削除
2009/8/13 (木) 16:27:34 わんこ
__ / __

しばし ピアノソロの美音 快音に身をゆだね
居眠りをしてしまいました。音が良いとよく眠れます
ですよね。

ちょっと実験してみました。
出力管の交換です。300Bシングルアンプの300BをWE復刻版の
から サンバレー Mini91Bに付属していた 300Bに交換して
みました。

前には Mini91BにWEのを装着したときは 低域にバランスがより
イマイチでした。
http://www10.atpages.jp/wanko2/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s6942#6942
音の余裕 力 スケールではWEの方が良かったですが Mini91Bだと
抜けがイマイチ良くなく オリジナルのプライムチューブが良かったです。

今日は そのプライムチューブを自分の無帰還300Bシングルアンプに
使ってみました。
プレート電流はWEもサンバレーのも70mAくらいです。
曲はシフのベートーヴェンピアノソナタ25番

正直かなり違いました。ピアノの響き のび いずれもスケールが
小さくなり 音がほぐれない感じです。まだ慣らしが終わって
いないのかもしれません。
音圧も若干WEの方が大きくスケールも同様です。
音量を同じに上げてみましたがピアノは今ひとつもごもごする
感じでした。カーーン!と抜ける感じ しなやかに音が広がる
感じが欲しい。

前に300Bを交換したときは それ程違いがなかったようです。
http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s3819#3819
WEのは中低域が意外に弱い感じがしたりしました。
あのときのアンプは今と違いまして、NFBが3dBくらい
かかっていたのと トランスもタムラのF-2003でした。
(今はF-5002で無帰還)

NFがかからない方が出力管の音の差は出やすいのかもしれません。

その後 整流管も交換してみました。
http://www10.atpages.jp/wanko2/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s6607#6607
前に3本聞き比べした時は プレート電流が70mAになる
CV378を選択し 今まで使ってきていました。

それで もっと電流が流れた5AR4にしてみたら 力強くなるのか?
と期待しましたが イマイチです。
力感は出たけど 高音の出方が弱まり 肝心のピアノの響きや
抜けの良さがちょっと減退しました。
プレート電流はやはり74mA 想像以上の音の差がありました。

私の現状のアンプでは音がメタボ系なのでプレート電流は
少し少なめの70mAくらいが良いみたいです。


[7168] ML-1Lのフォノイコを体験する返信 削除
2009/8/13 (木) 17:58:33 わんこ
__ / __

今日は久々にオーディオする余裕ができたので 音や音楽を
楽しむ でなくて 実験モードに入ってしまいました。
ああ 私はオーディオ遊びが好きなだけなのです(>_<)

まず前にも書きましたが シュアーのTypeVは ML-1Lの
フォノイコライザーで極めて良い音がします。
派手さは元々TypeVには少ないと思うのですが 音が近いと言うか
SNがよく ダイレクトな感じがします。
低域の分解能が今までのフォノイコライザーより優れている感じが
します。

MC型は テクニカのAT-PEQ20をフォノイコライザーとして使い
AUX入力で聴いていました。
AT-33VTGはそれでもダイナミックでパワフルで良い音で
理性的なシュアーのTypeVより楽しめる感じです。つまり
フォノイコライザーとしてAT-PEQ20は充分に使えるモノだと
感じました。

でもそれではせっかくML-1Lを使っているのですから 当時の
フォノイコライザーとして優秀なはずだった性能を使わないのは
もったいないです。

パーマロイのコアを使ったMCトランスを使い ML-1Lの
フォノイコライザーでMC型を聴くことにしました。

ML-1Lはフォノ1と2の入力があるので ツインアーム仕様ですので
スイッチの切り替えで同一周回上のMM型とMC型の聞き比べが
瞬時にできるのです。

当初 ハムノイズが消えずに困りましたが、MC昇圧トランスから
ML-1Lにアースを連結しましたら ピタっと止まりました。


[7169] 多すぎて(^_^;)返信 削除
2009/8/13 (木) 18:14:40 わんこ
__ / __

まずは

AT-33VTGからです。

テクニカのフォノイコライザーを通した音に比べ
理性的 テクニカのは 中低域がブワーーン高域が シャリーン
と気持ちいいドンシャリ状態。それにくらべ ML-1Lは若干
音が暗い。中域は強いんだけど 何となく爽やかさが感じにくい。
ただ SNが良くなって音がダイレクトになった感じはします。

カウントベイシーのビックバンドの炸裂感は アキュフェーズの
C222で聴いた時の方が良かった気もします。
途中の足踏み超低音は 凄い迫力で鳴る・
う〜ん かなり良いんだけど手放しに気持ちいい音では
ないなぁ・・

中低域のダイナミックさが少ないからかも。

AT-33PTG

これはクラシックが良い感じ。
歪み感が少ない。しなやか。VTGよりPTGの方がML-1Lのフォノイコ
には相性が良いのか。

これは何でも上手く鳴る感じです。でもって高域の輝かしさが
テクニカのフォノイコライザーより抑えられる感じ。
シュアーのTypeVと同一周回上で聞き比べるけど シュアーよりは
テクニカの方が少し良い感じ。でもシュアーもいいなぁ・・
に変わってきました。

DL-103R

ここでしばらく休んでいたDENONのカートリッジ。
オスカーピーターソンのピアノは 相変わらず良い感じ。
テクニカで変な響きが出易いけどこちらはOK。ただ ちょっと
暗いんだよなぁ 何となく。
もっと弾けて欲しい。
シュアーのTypeVとくらべると今までのイメージだとダイナミックな
感じだったけど シュアーとそれ程差がない感じ

DL-103

古いカートリッジを持ち出す。ミルトジャクソンのビブラフォンが
イマイチ抜けない。昔のイメージだともっと気持ちよかったんだけど。。
もしかしたらしばらく使っていないので眠っているのかも。

中域が充実していて103Rより 良い部分もあります。
これはしばらく聴いてみようと思います。

SPU

当時はオルトフォンが全盛だった。もしかしたら 合うのでは?

と期待。トランスのインピーダンスを3Ω用に合わせる。

う〜ん これは素晴らしい。元々ピアノの音はSPUが変な音が
せずに美しかったけどこれはバツグン。エネルギー感もバッチリ
低音が膨らむ傾向はあるけどML-1Lの締まった低音と相性が良い。

同一周回上

試聴はTypeVとMC型を レコードの同じ溝に乗せて試聴しました。
レベルの差をボリュームで調整すれば プリのセレクタースイッチを
切り替えるだけでカートリッジの比較ができます。

当初は 色々と違いが分かったのですが あまりにも素材が多すぎると
何が何だか分からなくなります。途中からどうでもよくなってきた(^_^;)
SPUだから こんな音だろう。 DL-103だから テクニカだから
こうプラシボが自分の中にあって そう期待して聴いてしまう。
でも実際には TypeVと聞き比べると それ程イメージどおりでは
ないんですね。

ML-1LのフォノイコライザーはML-1Lの音があるみたいで
どのカートリッジも 当然だけど そのフォノイコライザーの
音になってゆく。

だんだん疲れてきて どうでもよくなりました(^^;)

音のサンプルは大きすぎてもダメみたい。私の小さいメモリー
そして音を判断する耳の性能では オーバーフローしたようです。

とにかく 最低域の性能は テクニカのAT-PEQ20とはレベルが
違う様です。もしかしたら役者が違うのかも。
でも 音って色々な要素があるので テクニカのAT-PEQ20が
全然ダメなんてことはありません。ビックバンドブリブリでは
こちらの方がノリノリで楽しかったりします。

音はソース 機器との相性が いかに多いか?
痛感しました。

これからじっくりとフォノの音を楽しんでみようと思います。


[7212] Re:球を換えてピアノソロを味わう返信 削除
2009/8/21 (金) 11:22:37 通り縋りのおじさん
__ / __

 相当高度な実験をおやりになっているようです。

 300Bのメーカによる音の違いは、相当あります。これ
は、私も経験有ります。WE以外のメーカは、WEを手本に
して300Bを作っています。中にはプレートをカーボン、
最近ではチタンメッシュと云った現代でしかできない材料で
作っているメーカもあります。

 さて、なぜメーカによって音が変わるのでしょうか?ここ
が問題です。300Bのドライブ点による変化も当然ありま
す。しかし同じアンプに、それぞれのメーカの300Bを差
し替えるだけで音が変わります。

 例えば300Bシングルで考えて見ましょう。多くの30
0Bシングルの出力は8W前後です。300Bの立場から考
えて見ると、当然シングルですのでA級で、常時、8W前後
を出力できる電圧、電流をプレートに流されています。この
ときの電力(=電圧×電流)をプレート損失と云います。8
W前後を出力の時のプレート損失は30W前後です。300
Bの最大プレート損失が36Wですので、プレート損失は最
大に約8割と云うことになります。

 多くの300Bは、最大プレート損失の約8割位から、構
造上、グリッドに電流が流れ始めます。グリッドに電流が流
れ始まると、グリッドのインピーダンスが下がり始め、信号
が流れ難くなります。また周波数によって、インピーダンス
の変化が異なり周波数によって、信号が流れ易かったり、流
れ難かったりします。これが、音が変わると云う現象になり
ます。

 300Bシングルは、プレート損失が最大より7〜9割で
作るのが普通ですので、最も音が変わるところで作っていま
すし、300B自体も固体に違いがあるので、グリッドに、
電流が流れ易い球だったリ、流れにくい球だったり、個体差
が当然あります。当然ながらメーカの違い、製作ロットの違
いも有り、これでまた音が変わります。

 300Bは、一番音が変わる領域でアンプを作ることにな
るとても面白い球です。現在はいろいろな300Bが市場に
出ていますので、音の変化を楽しめます。

  多いに楽しみましょう!!




[7213] コメントありがとうございます!返信 削除
2009/8/21 (金) 13:28:31 わんこ
__ / __

▼ 通り縋りのおじさん 様

電気回路に無知な私でも何とか分かるような 丁寧な
解説付きのコメントを誠にありがとうございます。

私はご覧いただけば分かるとおり 真空管の動作曲線も
なかなか理解できない 電気の基礎も不明でありながら
300Bの出力管やOPTを原資に任せて交換して 音がどうの
分かっている人からすれば極めて幼稚なお遊びをしています。

それでも 耳は多少違いが分かるので 本人はオーディオで
遊んでいるつもりであります。

プレート損失(プレート電流×プレート電圧)の最大値
36Wの8割を超えるくらいから グリッドに電流が流れ
電気が流れにくくなるんですね。それが周波数によって
違いが出るので

 プレート損失の設定値によって音が違う

のを前提に メーカー 材質 個体差を考えては?
と言うことだと理解しました。

私のアンプは プレート電圧370V 電流が聴いた感じで
良いのは70mAくらいでした。ですから26Wくらいの値で
良いのでしょうか。

以前 高原の素晴らしい空気の場所に行った時は
私の300Bシングルアンプが低音過多で全然×でした。
元々フルレンジのバックロードホーンではダンピングファクター
が小さい球アンプは膨らむ傾向があると思いますが、
何故だかあの時は プレート電流が80mAにもなっていました!
通常74mAでしたから 電源環境が良かったのか 高原で気圧が
原因なのか?? 分かりませんが 音が太くなる傾向を
目の当たりにしました。

http://www10.atpages.jp/wanko2/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s6585#6585

その後 トウシロなりに考えてみて 整流管の銘柄の違いより
プレート電流の違い が結局音に関係しているのではないか?
と推測していました。

よって今 アドバイスを頂戴して分かったのは球のブランドを
単なる差し替えで評価するのではなく 構造や個性そして


>  300Bシングルは、プレート損失が最大より7〜9割で
> 作るのが普通ですので、最も音が変わるところで作っていま
> すし、300B自体も固体に違いがあるので、グリッドに、
> 電流が流れ易い球だったリ、流れにくい球だったり、個体差
> が当然あります。当然ながらメーカの違い、製作ロットの違
> いも有り、これでまた音が変わります。


上に書かれているとおり グリッドに電流が流れ易いかか
否か?でも音の判断が変わってくるのですから、
一面で評価できなく 複雑である と分かりました。

>  300Bは、一番音が変わる領域でアンプを作ることにな
> るとても面白い球です。現在はいろいろな300Bが市場に
> 出ていますので、音の変化を楽しめます。


一番音が変わる領域で造っているのですか 知りませんでした。

だとすると 変化は多彩で 色々な球もより深く
楽しめるんですね。

球アンプはパーツが大きいこともあり 回路も簡素で
一般の人でも触りやすくて良いです。
カップリングコンデンサーの容量でも低域がメタボっぽく
なったり プレート電流の値を大きくしても低域が太く
なったり感じます。それぞれ効き方は違うんでしょうけれど
SPやプリアンプ その他によって マッチすることも
あると思います。

全てがずれていたらダメですけれど ある程度通用する音の
バランス内で色々と自分の好みを模索してみたいと
思います。

今回は 優しく丁寧な説明をしていただいて 私でも
凄く良く分かりました。
よろしければ 今後もオーディオのお話に加わって
くださると嬉しいです。


[7167] 急性難聴からの帰還!返信 削除
2009/8/13 (木) 16:50:23 kitatanuki
__ / __

> オーディオフェアの時に購入した赤城工芸音響のCD
> 今回ML-1Lを導入して 私の球プリに比べてイヤミが減った感じで
> 美しさが引き立ち良くなったCD。これは美音の極地だ。

赤坂工芸音響さんの録音は、独特の美音でCDのつくりも少量
生産の長所が生かされているため、マスター音源とほとんど変
わらないことを個人的に確認しています。

録音アンプもスイッチや接点を排除した特注品とか。しかし、
なぜか中低域の力強さがイマイチの感じがあり、そのへんに違
和感がないでもないです(ピアノなど数枚購入)。
私が入手したジャズの一枚に限っていえば、レベルオーバーに
よるビット落ち現象で明らかなビビリが出ているのに、制作者
本人にその音が認識されていないなど、大手メーカーではとう
ていあり得ない現象もありますが、まあ、お愛嬌ですかね。

ところで、2週間ほど前に女性うぐいす嬢による宣伝カーに同
乗しまして、大パワーの車載アンプによる大音量を一日中あび
たのでした。危ないかな、と思ったのですが、やはり急性難聴
になりまして、耳のF特が狂ってしまったのでした。ステレオ
の低音が妙に強調されて中音の迫力がなく、つまらない音なの
です。普通に生活しているとわからないレベルですが、ステレ
オを聞くと、どうにもバランスがおかしいのです。

その後は、宣伝カーに乗る時は耳栓をしたり窓を閉めたりと気
をつけるようにし、やっと2週間たって耳の感覚がもどってき
ました。現代人は、商店街の宣伝とか大音量のBGMなどに常
時さらされていますから、知らないうちに耳をやられる可能性
があるので要注意です。ホールの音響屋さんが、スタジオやP
Aのミキサーは、みんな難聴になっている言っていました。

ところで、デスクワーク作業が多いので、時間を有効に利用す
るために(という理屈で)ステレオの音の確認作業をやってい
ます。急性難聴になってみて、装置の重大な欠陥が判明したの
でした。つまり、耳が健全なときにはバランスよく聞こえてい
ても、ちょっとコンディションが悪くなると、まともに聞こえ
ないような装置ではだめだということです。

なぜかというと、ひどく体調がわるくてステレオがまともに聞
こえない時でも、ナマの音楽を聞くと全然問題を感じないわけ
です。これは、昔からいつも経験していることです。この理由
は、ステレオ再生音の情報量がナマと比べて情報量が少ないか
らと想像しています。それが証拠に、耳が不調でスピーカー
から聞こえるバランスがおかしいと感じる時に、試しにスタジ
オで使われているモニターヘッドホンで聞くと、バランスに
問題を感じませんでした。

これは、パワーアンプとスピーカーのエネルギーバランス(F
特でなく)とか、位相に問題があるのではないか、と考えて
います。その点、ヘッドホンは理想的に近い動きをしているは
ずで、CDプレーヤーから直接に音を引き出しているため、
ネットワークもアンプも関係ないため、ロスも極小なのです。
スピーカーから出る音は、そんな訳でヘッドホンの情報密度に
勝てません。嗚呼、我がシステムは問題が山積ダ〜。



[7170] アキュフェーズのプロ機登場返信 削除
2009/8/13 (木) 19:43:27 kitatanuki
__ / __

昔のプロ用パワーアンプは、故意に高音を持ち上げたタイプが
多かったようですが、近年のものは違うようです。
国産民生機の雄、アキュフェーズのプロ機がどんな音がするの
か、ずっと気になっていました。

プロ機は酷使されるのが普通なので、古いモノは避けるべきで
すが、現行機種のPRO-30がヤフオクで出ていました。この機種
は、NHKの正規モニターに採用されたフォステクスのドライブ
アンプとして有名です。300W/chなのに、自然空冷なのもうれ
しい部分です。

33万円の定価が10万8千円で落とせたのは、民生機と比べると
激安だったと思っています。届いてみてわかったことは、キャ
ノンプラグによるバランス接続しか使えないということでした。
RCA端子に変換するプラグを使って無理につなぐと、インピ
ーダンスが整合しないのか、ビリ付いてしまいます。
やむを得ず、プリとはバランスケーブルで接続して音だしし、
ついでに他のパワーアンプもすべてバランス接続に代えてみた
のでした。

今までやらなかった事が不思議なくらいの怠け方ですが、やっ
てみると、RCAプラグによるアンバランス接続と比べると
バランス接続は、ずいぶんと音質が違うのですね。とりあえず、
何種類かのパワーアンプを試してみると、どれもバランス接続
の方が明瞭な方向です。ケーブルの線材が違うのを差し引いて
も、ずいぶん音の出方が違います。

どちらが良いなどどと拙速には言えませんが、バランス接続に
ついては初心者なので、この変化は新鮮な驚きです。MARANZの
プリも、バランス接続で石のパワーアンプを鳴らすと、また
違う結果が出るかもしれませんね。来月の実験が今から楽しみ
です。


[7172] Re:アキュフェーズのプロ機登場返信 削除
2009/8/14 (金) 08:21:23 わんこ
__ / __

▼ kitatanukiさん

随分とお得なお値段で アキュフェーズのプロ用アンプを
購入されたみたいですね。おめでとうございます!
http://www.accuphase.co.jp/model/pro-30.html

私もブランドイメージからか アキュフェーズのなら使ってみたい
と思います。正直プロ用 と聴くだけで ハイパワーの時の音を
狙った繊細さや滑らかさが少ない音、と言うイメージが出来てきてしまっていました。
確かに木訥とした面は良いのですが、好きなソースをどう心地よくならす?
と言う配慮が感じられない と言うか 球アンプみたいに
快音を感じさせる音と好みの方向性が全然違うと認識しています。
正直この前のアムクロンの音は アキュフェーズの
P-600とくらべると同じハイパワーでもどうしてこう違うのだろう
と思ったのです。P-600も高域の荒さや中音の精細さではイマイチ
でしたが、低音はアムクロンよりずっと良かったと記憶してます。

http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s4576#4576
私は当初パワーフルさに圧倒され 真空管アンプみたいな繊細さが
少ないので抵抗しましたが かなり良い音だったです。
球アンプに無い魅力がありました。

http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s4665#4665
↑kitatanukiさんはかさかさの音と感じられたそうですが・・

ですから 今回オフに行かせてもらって、アキュフェーズの
プロ用とアムクロンのK2と音がどう違うか?我が家で感じた
音の傾向なのか凄く興味があります。
kitatanukiさんが 生演奏そのものの音がするアンプと
いわれたK2が PRO-30とどう違うのか?(^o^)

> 今までやらなかった事が不思議なくらいの怠け方ですが、やっ
> てみると、RCAプラグによるアンバランス接続と比べると
> バランス接続は、ずいぶんと音質が違うのですね。とりあえず、
> 何種類かのパワーアンプを試してみると、どれもバランス接続
> の方が明瞭な方向です。ケーブルの線材が違うのを差し引いて
> も、ずいぶん音の出方が違います。


バランス接続は 私の場合CD-15とアンプ直結とか バランス
入力のあるプリアンプとの接続くらいしか経験がありません。
かなり違う場合があるみたいですね。
両者が使えるのであればバランス接続で使いたいと思っています。

私はずっと気になっていたのですが kitatanukiさんのC-280L
は外付けでボリュームかセレクターを使っていませんでしたでしょうか、。
あれをジャンプして接続できたら ずっと音がよくなると
想像していました。

マランツのプロCA-01もCDPからは迷わずバランス接続にしました。
ノイズが乗り難い と言うイメージもあって良い感じでした(^^;)

とにかく 同じ業務用パワーアンプで 音がどう違うか?
とても楽しみです。アキュフェーズ 是非 聴かせて
いただきたいです。


[7173] アキュフェーズ,のプロ機登場返信 削除
2009/8/14 (金) 11:15:58 kitatanuki
__ / __

▼ わんこさん
> ▼ kitatanukiさん
>
> 随分とお得なお値段で アキュフェーズのプロ用アンプを
> 購入されたみたいですね。おめでとうございます!
> http://www.accuphase.co.jp/model/pro-30.html
>
> 私もブランドイメージからか アキュフェーズのなら使ってみたい
> と思います。正直プロ用 と聴くだけで ハイパワーの時の音を
> 狙った繊細さや滑らかさが少ない音、と言うイメージが出来てきてしまっていました。
> 確かに木訥とした面は良いのですが、好きなソースをどう心地よくならす?
> と言う配慮が感じられない と言うか 球アンプみたいに
> 快音を感じさせる音と好みの方向性が全然違うと認識しています。
> 正直この前のアムクロンの音は アキュフェーズの
> P-600とくらべると同じハイパワーでもどうしてこう違うのだろう
> と思ったのです。P-600も高域の荒さや中音の精細さではイマイチ
> でしたが、低音はアムクロンよりずっと良かったと記憶してます。
>
> http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s4576#4576
> 私は当初パワーフルさに圧倒され 真空管アンプみたいな繊細さが
> 少ないので抵抗しましたが かなり良い音だったです。
> 球アンプに無い魅力がありました。
>
> http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s4665#4665
> ↑kitatanukiさんはかさかさの音と感じられたそうですが・・
>
> ですから 今回オフに行かせてもらって、アキュフェーズの
> プロ用とアムクロンのK2と音がどう違うか?我が家で感じた
> 音の傾向なのか凄く興味があります。
> kitatanukiさんが 生演奏そのものの音がするアンプと
> いわれたK2が PRO-30とどう違うのか?(^o^)
>
> > 今までやらなかった事が不思議なくらいの怠け方ですが、やっ
> > てみると、RCAプラグによるアンバランス接続と比べると
> > バランス接続は、ずいぶんと音質が違うのですね。とりあえず、
> > 何種類かのパワーアンプを試してみると、どれもバランス接続
> > の方が明瞭な方向です。ケーブルの線材が違うのを差し引いて
> > も、ずいぶん音の出方が違います。
>
> バランス接続は 私の場合CD-15とアンプ直結とか バランス
> 入力のあるプリアンプとの接続くらいしか経験がありません。
> かなり違う場合があるみたいですね。
> 両者が使えるのであればバランス接続で使いたいと思っています。
>
> 私はずっと気になっていたのですが kitatanukiさんのC-280L
> は外付けでボリュームかセレクターを使っていませんでしたでしょうか、。
> あれをジャンプして接続できたら ずっと音がよくなると
> 想像していました。
>
> マランツのプロCA-01もCDPからは迷わずバランス接続にしました。
> ノイズが乗り難い と言うイメージもあって良い感じでした(^^;)
>
> とにかく 同じ業務用パワーアンプで 音がどう違うか?
> とても楽しみです。アキュフェーズ 是非 聴かせて
> いただきたいです。


[7174] アキュフェーズのプロ機に???返信 削除
2009/8/14 (金) 11:47:28 kitatanuki
__ / __

▼ わんこさん
> 随分とお得なお値段で アキュフェーズのプロ用アンプを
> 購入されたみたいですね。おめでとうございます!

のっけから冷水を浴びてます。期待のプロ機は???です。
本格メンテ済みでかなりの部品交換をしているため、まだエー
ジングができていないのを差し引いても、何度か経験したこと
のある、アキュフェーズの安い機種特有の、分解能に欠けるつ
まらない音なのですヨ、今のところ。

ASHLYに替えると音楽が聞こえてきてホッとし、更にANCRONに
替えると深みも分解能も別次元で、これぞオーケストラだと
納得。うーん、エージングで果たして良くなるかどうか・・。

> ですから 今回オフに行かせてもらって、アキュフェーズの
> プロ用とアムクロンのK2と音がどう違うか?我が家で感じた
> 音の傾向なのか凄く興味があります。
> kitatanukiさんが 生演奏そのものの音がするアンプと
> いわれたK2が PRO-30とどう違うのか?(^o^)

まあ、生演奏そのものという言い方は、多分に調子に乗ったエ
キセントリックなノリ過ぎということで許していただくとして、
やはり半導体のパワーアンプは、半導体のプリで聞いてみるこ
とは必要だと思います。半導体の高級プリならではの表現力は
悔しいけれど認めざるを得ない部分はあるようです。

> 私はずっと気になっていたのですが kitatanukiさんのC-280L
> は外付けでボリュームかセレクターを使っていませんでしたでしょうか、。
> あれをジャンプして接続できたら ずっと音がよくなると
> 想像していました。

このへんは、害がないことを確認しています。多少の音質変化は
あるのですが、わずかに厚みと甘さが出て気持ちよくなる方向な
のでむしろ直につなぐよりも好ましい変化で、使いやすさもあり、
そのままにしています。

アキュフェーズのプロ機、あんまり期待でいないけど、根気よく
慣らし運転をやって、次回お聴かせしたいと思います。


[7177] Re:アキュフェーズのプロ機に???返信 削除
2009/8/14 (金) 14:57:36 わんこ
__ / __

▼ kitatanukiさん

こんにちは。オーディオされていますですね。


> のっけから冷水を浴びてます。期待のプロ機は???です。
> 本格メンテ済みでかなりの部品交換をしているため、まだエー
> ジングができていないのを差し引いても、何度か経験したこと
> のある、アキュフェーズの安い機種特有の、分解能に欠けるつ
> まらない音なのですヨ、今のところ。


アキュフェーズのプロ機は どうも安いアキュフェーズの音
がするみたいですね。
だんだん kitatanukiさんの好みの音が分かってきた気がします。

>
> ASHLYに替えると音楽が聞こえてきてホッとし、更にANCRONに
> 替えると深みも分解能も別次元で、これぞオーケストラだと
> 納得。うーん、エージングで果たして良くなるかどうか・・。


私は前にJIMさんとのやりとりで有ったと思いますが、生っぽく
聞こえる音の中に 音数が減っている方が静かで分解がよく聞こえる
ってことはないでしょうか?と指摘されていました。
私もそう感じることがあります。
AMCRONのK2に関しては kitatanukiさんと意見が一致する部分と
全然違う反応になるんですね。
http://www10.atpages.jp/wanko2/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s6744#6744

ASHLYはA-20にくらべてパワフルで良い印象でしたけど
高域の繊細さ 低域の芳醇さでは スッキリ系ではないでしょうか?
そしてAMCRONのにかえると オーケストラがよりリアルに聞こえる。
もしかして 音数が多い方が スッキリしないSPのセッティングと
部屋になっていることはないでしょうか?
ソロの楽器やボーカル 小音量での綿密さではK2と球のシングル
アンプでは全然違うと感じています。

前に私が4338を導入したとき 私とkitatanukiさんは A-20とP-600を
全く違う反応をしました。
http://www10.atpages.jp/wanko2/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s4960#4960

確かにA-20は力が足りなかったけど ネイロに関して繊細さに
ついてはP-600よりは良いと思いました。
この評価の違いが 今 kitatanukiさんが アキュフェーズの
プロ機を聴いても 同様の反応をされている様に思い生ます。
結局 私からして音数が多く滑らかな音は kitatanukiさんのSP 好みでは
音が混濁して分解が不足に聞こえるのではないでしょうか?

結局感じ方の差 即ち 好みの差 としかならないように
思います。


[7171] Re:急性難聴からの帰還!返信 削除
2009/8/14 (金) 07:54:10 わんこ
__ / __

▼ kitatanukiさん

こんにちは。暑いですね。

ウグイス嬢の発する爆音で難聴になってしまったそうで
お疲れ様です。

気持ちよくない音の爆音はつらいですね。前にもフィットネス
でのお話をさせてもらいましたが、私は耳栓をしています。
ざらついて汚くジャリジャリして歪んでいる高音、
重低音はカットされているものの、ピークのある中低音で
何の深みもない音の洪水 あれを聴いていたら耳が変に
なります。高域の感度も落ちてしまいます。

私の想像では ウグイス嬢の声の帯域ばかり聴かれていて
耳が その逆特性になって防御しているのでは?と
思います。つまり中域の感度が劣化した特性に。

それでご自宅に帰ってきてワイドレンジのステレオの音を
聴くと 中域が聞こえないために変なバランスに感じるのでは
ないか?と思います。


> 急性難聴になってみて、装置の重大な欠陥が判明したの
> でした。つまり、耳が健全なときにはバランスよく聞こえてい
> ても、ちょっとコンディションが悪くなると、まともに聞こえ
> ないような装置ではだめだということです。


kitatanukiさんは いつもオーディオシステムに大して真剣ですね。
自分でSPシステムを作るとよく分かります。
良いと思って造ってきた音が 聴く日 コンディションによって
評価が違ってしまう。

それは聴く側の問題もあるとおもうのですが ブレない で
欲しいですよね。

私も数年前は結構ありました。ガッカリすることが。
でも最近はあまりありません。その分 スゲ-いい音だなぁ と
思うことが無くなりました。感動する繊細さが無くなったのか
音に寛容になったのか それとも音がまとまってきたのか
分かりません。ただ 自分で感じることは 下手にワイドレンジを
求めるとソースによって不安定になる。
フルレンジみたいな音を求めているのは そう言ったブレよりも
個性 癖で 鳴らしてしまおう と思ったのです。


> なぜかというと、ひどく体調がわるくてステレオがまともに聞
> こえない時でも、ナマの音楽を聞くと全然問題を感じないわけ
> です。これは、昔からいつも経験していることです。この理由
> は、ステレオ再生音の情報量がナマと比べて情報量が少ないか
> らと想像しています。それが証拠に、耳が不調でスピーカー
> から聞こえるバランスがおかしいと感じる時に、試しにスタジ
> オで使われているモニターヘッドホンで聞くと、バランスに
> 問題を感じませんでした。


たぶん 生の音を聴いても 体調が悪いときは変だし辛いと
思います。風邪の時にオーケストラを聴いてみればちっとも
楽しくないでしょうし苦痛だと思います。

音が変に聞こえるか?はまた別でしょうけれど。
それより 体調が悪いと 気になる音はよりうるさく聞こえると
思います。

ヘッドフォンがまともに聞こえる これは 体調が悪くないとき
つまり いつでもヘッドフォンに勝つのは大変だと思うのです。

でも私は手前味噌ですけど ディスクトップオーディオですら
ヘッドフォンより気持ちいいです。ハイグレードの音ではなりませんが
聴いていて心地よい。ニアフィールドはヘッドフォンに勝る音を
目指してOKだと思います。
私はメインのシステムでもディスクトップオーディオでも
ヘッドフォンより 良い感じで鳴っていると思っています(^^;)

kitatanukiさんは オーケストラとか音数の多いソースを漏らさず
再生しようとしていますよね。それだと歪み感やピーク そして
無駄に多い低音とか高音により 繊細さが妨げられてしまうのは
想像できます。

私はよく思うのですが、kitatanukiさんのオーケストラのソースとか
再生が難しいのをかけられていると感じます。私からすれば
どうしてそんな 難しい 又は 良い音でないソースを試聴用に
使われるのか?と思うんです。
この前のJIMさN宅でも感じましたが みなさんもっと心地よい音が
するオーケストラとかオーディオ的快感の多いソースを選んで
いるのと対照的でした。

私もみんなもオフではそうですし kitatanukiさんも同じだと
思うのですが、多くの人が聴いて いい音ですね〜みたいな
感想を出せるソースを選んできていると思います。
そこで おおっ こんなに良いソースがあるのか! と
思わせるところが オーディオの音に対するセンスの良さ として
伝わってきます。をっちさんのソースはバツグンに音が
良かったです。

> スピーカーから出る音は、そんな訳でヘッドホンの情報密度に
> 勝てません。嗚呼、我がシステムは問題が山積ダ〜。


ヘッドフォンは耳の圧迫があってイヤですよね。それに
音場感の前後 とか感じにくい。
ヘッドフォンよりシステムの音がいい こう思えるように
したいものですよね。


[7175] 気持ちよい音も良いけれど返信 削除
2009/8/14 (金) 12:00:53 kitatanuki
__ / __

▼ わんこさん
せっかくのお言葉なれど、気持ちよい音も求める反面、気持ち
よさなど「くそ食らえ」という気持ちも持っています。
ナマの音楽は、たとえ激しくうるさくても歪みっぽさはないの
で、気持ち悪くはありません。

そこで、理想としては、あくまでもナマの鋭い切れ味やもの凄
い多量な情報量を余すところ無く再生できるのが自分の遠い理
想であって、最初から四角い角をまるめて良しとするのは主義
に反するわけです。一方では、まるめるの主義も認めてまして、
それも好きな音の一つではありますが、四角い音は四角いまま
に厳密に再生したいものだという、理想の旗だけは降ろしたく
ないです。できるかどうかは別にして、のハナシですが。


[7178] Re:気持ちよい音も良いけれど返信 削除
2009/8/14 (金) 15:14:09 わんこ
__ / __

▼ kitatanukiさん

いよいよ二人の差が明瞭になってきました。
> せっかくのお言葉なれど、気持ちよい音も求める反面、気持ち
> よさなど「くそ食らえ」という気持ちも持っています。
> ナマの音楽は、たとえ激しくうるさくても歪みっぽさはないの
> で、気持ち悪くはありません。


正直なところですね。
そんなに 生の音が良いですか。
ならば オモチャみたいなオーディオに何十万も払うより、
もっと原資を払ってよいホールで上手いオーケストラの演奏を
もっと聴けば良いのに と思います。
サントリーホールでもトリフォニーホールでも10回以上聴いていますが
kitatanukiさんはここ5年で何回あの大きさのホールで聴かれましたか?

地元のハミングホールで聴いて 生の音が刺激が無くて良いと
納得されていますが、あれで音的快感が満たされ惚れ惚れするのなら
私からすれば それはそれで 良かったですね としか
言えません。

同じホールでも音が気になったら大変です。どこが良いか?
とか気になりますし。
ライブにも行きますが ライブの音は良い時もあれば 全然×な
時もあります。ただ 演奏のパワー感はライブが圧倒的に良いです。
ライブはライブ、オーディオはオーディオだと分けるくらいの
耳の敏感さはもっています。

そんなに生の音が欲しいなら どうして全然違う音に悶絶して
イヤにならないの? 単に生っぽいと思い込もうとしている
だけではないですか?

私たちは 再生音を聞いて 生っぽい雰囲気 リアルな気分に
浸っているだけではないですか!?

> そこで、理想としては、あくまでもナマの鋭い切れ味やもの凄
> い多量な情報量を余すところ無く再生できるのが自分の遠い理
> 想であって、最初から四角い角をまるめて良しとするのは主義
> に反するわけです。一方では、まるめるの主義も認めてまして、
> それも好きな音の一つではありますが、四角い音は四角いまま
> に厳密に再生したいものだという、理想の旗だけは降ろしたく
> ないです。できるかどうかは別にして、のハナシですが。


それは前から聞いています。
ただ 私が美音 快音 と言っているのを 四角を丸めて
情報をディフォルメして歪めている と思うのは短絡的では
ないでしょうか?

厳密に再生したい それで どんな音なの?
ボーカルがどこにいるか分からず ウッドベースがエレキベースみたいで
ピアノがにじんで床鳴りで音楽が聞こえなくてもいいの?
オーケストラが生っぽく聞こえたら他のソースも 上手く再生
できるとは限らないのは kitatanukiさんもご存じですよね。

どのソースをどう再生するか?

私はオーディオはそれだけだと思うのです。
kitatanukiさんは料理で言えば 新鮮さ第一。
私は料理では美味しいのを食べたい
その差でしょう。

生っぽくて それで幸せなの? 気持ちいいの?
音楽が楽しいの?

ハミングホールのそれ程上手くないオーケストラで低域が
ブースとされてしまう音はそこの音 自宅では自宅で
名演奏が上手く聞こえる様にしたいと思うんです。
理想的な音の入ったソースを今度選んで聞かせてください。
ことでしょ。


[7176] 空気が読めないもので返信 削除
2009/8/14 (金) 13:34:02 kitatanuki
__ / __

▼ わんこさん
> 私の想像では ウグイス嬢の声の帯域ばかり聴かれていて
> 耳が その逆特性になって防御しているのでは?と
> 思います。つまり中域の感度が劣化した特性に。

耳の感度を落とすのも、人体の防御反応なのかもしれませんね。
オーディオに目覚めてから40年にもなるけれど、常に生演奏と
の聞き比べを意識的にも無意識でもしていました。寝不足で
耳の感度が落ちていても、生演奏を聞くと全然アンバランスに
聞こえないというのは、いつも感じる不思議でした。

オーディオ評論家の家でSPから出る音を録音したCDを聞く
と、実につまらない音です。スピーカーから出る音は情報量が
半減していて、更にもう一度同じような経路を通って我が家で
再生すると、情報量は何分の一にも減っているということでし
ょうか。

> それより 体調が悪いと 気になる音はよりうるさく聞こえると
> 思います。

それもありデスネ。


> 私もみんなもオフではそうですし kitatanukiさんも同じだと
> 思うのですが、多くの人が聴いて いい音ですね〜みたいな
> 感想を出せるソースを選んできていると思います。
> そこで おおっ こんなに良いソースがあるのか! と
> 思わせるところが オーディオの音に対するセンスの良さ として
> 伝わってきます。をっちさんのソースはバツグンに音が
> 良かったです。

そのような社交性とは無縁な性格ですみません。ひたすら意地
悪に装置がネを上げそうになるソースを持っていって、オーデ
ィオ技術(経験)ことしか考えてませんでした(爆)

をっちさんのソースが良いのは、JIMさんの環境ではある意味で
当然かもしれません。をっちさんが作ったアンプですから、
をっちさんのレファレンスソースがうまく鳴るのは、不思議で
はないと思います。

そういう意味では、わんこさんお奨めの諫山さんのCDですが、
当初、我が家では上手くならなかったものの、聞きながら装置
を合わせていったら上手く鳴ってきましたから、ソースと装置
も相性と折り合いの世界ですね。どこかの家庭と一緒で・・。
ヘッドホンに負けないよう、楽しみつつ頑張りませう。


[7179] それが問題だと思います。返信 削除
2009/8/14 (金) 15:35:59 わんこ
__ / __

▼ kitatanukiさん

私がなぜkitatanukiさんのソースが それ程快感が多くなく
オーディオ的に難しいソースをなぜ使うのか?
疑問に思ってきました。その疑問が今、溶けました。

> > 私もみんなもオフではそうですし kitatanukiさんも同じだと
> > 思うのですが、多くの人が聴いて いい音ですね〜みたいな
> > 感想を出せるソースを選んできていると思います。
> > そこで おおっ こんなに良いソースがあるのか! と
> > 思わせるところが オーディオの音に対するセンスの良さ として
> > 伝わってきます。をっちさんのソースはバツグンに音が
> > 良かったです。
> そのような社交性とは無縁な性格ですみません。ひたすら意地
> 悪に装置がネを上げそうになるソースを持っていって、オーデ
> ィオ技術(経験)ことしか考えてませんでした(爆)



だからつまらないのですね、kitatanukiさんのソースを聴いても。
再生した後に どんなに素晴らしい音の世界があるか?とか
気持ちよくて快感に浸って幸せになれる音 とかイメージが
ないのでしょうか。

人の家で難しいソースをかけて 「ほれお前のシステムは全然ダメ」
みたいに言われたのは やはり意地悪な性格だったのか(^_^;)
http://www10.atpages.jp/wanko2/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s6748#6748

あのとき私のカウントベイシーの音を聴いて最初は納得されたと
思います。思わず唸ってしまったのを私は覚えています。
K2でもそこそこ鳴っていたでしょう。

でもその後からはご自身のソースでアイデンティティーを展開
された。低音 確かにブワーーンとしていましたが・・・
でも私は 球プリとK2でそれなりに良いところをそうでないところを
認めていました。全然×とは言えないです。

色々なオーディオがあります。てつをっちさんみたいに、
超高速サーキット走行限界コーナーリングでの挙動を談義する。
正に音そのもの 走りそのものの本質を問うオーディオもあれば
シングルコーンで穏やかにクルージングするオーディオもある。
150km/hでドリフトする大音量ハードオーディオもあれば
軽自動車の買い物オーディオもある。
その多彩さを認めないと自分と違う世界を認められなくなり
ます。小口径シングルコーンでオーディオすればkitatanukiさんも
多少矯正されるかも(^o^)

kitatanukiさんのオーディオは エンデューロコースを
ロード用の車でスタックしながら路面状況がいかに悪いか
伝え耐えるレースみたいですね。

人の家に行ったら その人家のコースに会わせた速度
路面に調和したドライビングをした方が平和だと思います。

> をっちさんのソースが良いのは、JIMさんの環境ではある意味で
> 当然かもしれません。をっちさんが作ったアンプですから、
> をっちさんのレファレンスソースがうまく鳴るのは、不思議で
> はないと思います。


違うんだな〜
私もこいしさんもサムヲさんも スゲー良いソースだと
思って CDに興味を持ってしてしまうんです。
みんな好みは違えど 良い音 気持ちいい音 楽しいオーディオの
断面にはどん欲でそれを認め会える資質 スタンダードが
あるのではないでしょうか?
みんな ソースを記録したりしていましたよ。
私なんて今でもアラートで探し続けています。


> そういう意味では、わんこさんお奨めの諫山さんのCDですが、
> 当初、我が家では上手くならなかったものの、聞きながら装置
> を合わせていったら上手く鳴ってきましたから、ソースと装置
> も相性と折り合いの世界ですね。どこかの家庭と一緒で・・。
> ヘッドホンに負けないよう、楽しみつつ頑張りませう。


そうですね 他の人のシステムで良くて自宅で合わないのは
あります。それが上手く鳴る様なシステムにするのは有益だと
思います。自作マルチウエイSPで8cmシングルコーンを上回る
ボーカルを出すのは難しい それを見せつけてくるソースなんです
諫早さんのボーカルは。それに直感的に感じるか感じないか?
はボーカルへの傾倒の度合いが分かります。そして
元々綺麗で可愛い声で心地よい音がしますよね。

人が苦しむソースより 人のシステムでも素晴らしくなるソースを
かけて 喜ばれた方が オーディオ遊びするには 良いと
思います。

今度はkitatanukiさんが最高だ!と言うソースをかけてもらい
ましょう。そしてその先に何を求めているのか?を感じたい。
生に忠実な音がして それで何なのか?


[7193] 多少の訂正も・・。返信 削除
2009/8/16 (日) 12:51:44 kitatanuki
__ / __

▼ わんこさん
タイトルを書いてENTERを押したら、即アップロードになって
しまうのですが、何か感度が高い設定のせいでしょうか?

ところで、社交性云々については多少の訂正が必要です。
オーディオに対しては、遊びの要素というより、実験室的かつ
求道精神のようなもので臨んでいると自分では感じています。
なにせ、ほんとうは「天才的機械や!」のはずの自分が算数が
できないばかりに文化系に進まざるを得なかったのは、神の采
配の間違いだと天を呪っているくらい、技術がないのにもかか
わらず、オーディオに「技術魂」を求めてしまう癖があります。

ですから、人様の装置をご厚意で聞かせていただいても、自分
の装置を聞いても決して(長くは)満足するすることがありま
せん。長所と短所をきっちり聞き分けて、中立的に技術的思考
や感性をめぐらせようという作業を無意識機に始めてしまうの
です。それは、一種実験室での作業のようなもので、たしかに
社交性云々とは無縁の世界ですね。スミマセン。

たとえば、自分の装置を聞いてくれて何のコメントもしない
で帰っていく人とか、社交辞令の長所だけ言って帰っていく人
がいますが、正直言って腹が立ちます。イイ面も欠点もあるの
が当然で、人によって感性も好みも違うのだから、気になった
部分や欠点を指摘してくれなければ、装置の進歩に結びつかな
いのです。

言いたい放題に欠点を指摘してくれると、その時は納得できな
くても、後で必ず改良に結び付くのですから、辛口の評価を歯
に衣着せず言ってくれる人が大好きです。

オーディオを人に聞かせて賞賛だけを求める人も少なくありま
せんが、そういうのは自分とは道が違うと感じます。そういう
意味では、一種の技術的中立性は、オーディオに限らずすべて
の活動やら仕事でも同じ態度なので、仕事柄、判断が冷静すぎ
ると批判を受けることも少なくありませんが、正しく厳しく批
判してもらうのは、マゾか?と思えるくらい嬉しいのです。

持参するソースに関しては、まだまだ勉強不足なので良いもの
を揃えられていないのが実情でしょうが、自分の家で常用して
いて、快適にうまく鳴るソースを持参するのが普通です。
けっして、意識的に意地悪くチョイスするわけではありません
が、自宅とは方向の違う装置ではうまく鳴らないという現象は
出てきますね。

ただ、装置の完成度が上がってくれば、より多くのソースに対
する許容度が出てくる「ハズ」だと信じていて、自分の装置は
まだ理想の「入り口」あたりでうろついているのが実情だとい
うのが現実で、精々、その時々に「前より良くなった」とはし
ゃぐのが精一杯なのです。

それから、一口にナマの音と言ってもいろんな側面があるわけ
でして、コンサートホールに通ったからナマの音を熟知してい
るとも言えないと思っています。ホールで聞いたり至近距離で
聞いたり、楽団の中で一緒に演奏したりと、多くの経験の中で、
その人なりのナマ感ができていくのでしょう。

やっかいなのは、オーディオソースで言うナマは、マイクで
拾ったナマの音ですから、コンサートホールや客席の音では
全然ないということです。ナマの音が聞きたければコンサー
トに行けというのは、オーディオ遊びをやめろというに等しい
暴論ではありますが、それ以上に、マイク位置の音を聞くこと
ができる人は、現実には誰もいないのです。

オケなら指揮者が、独奏楽器なら演奏者がそれにもっとも近い
かもしれませんが、それでもやはり違います。このへんのハナ
シは、もうオーディオ遊びの世界でなく録音技術の領域で、録
音についてはアマチュアでしかない自分が話す資格は、十分に
はないので、もうやめておきます。




[7194] もうひとつ訂正を・・。返信 削除
2009/8/16 (日) 13:08:15 kitatanuki
__ / __

> マイク位置の音を聞くこと
> ができる人は、現実には誰もいないのです。

これは、大がかりなオーケストラでのことで、小編成の楽団や
ソロ楽器ですと、演奏者の周りをうろついて音がイイ地点を探
すとか、三脚を立てて空中の最適ポイントを探すとかいう作業
をしている時には、限りなくマイク位置のナマ音を聴けます。
プロが、そんなことをやっているかどうかは知りませんが、自
分は経験が足りないので、そうやってマイク位置を探します。

ただ、マイクを何本も立てて楽器のアタック音を拾ったり、残
響を拾ってミックスしたりすると、もう、現実には存在しない
ナマ音ということになりますから、録音技術者がいかに楽器の
本来の音を脳細胞に蓄積しているか、にかかってくるのではな
いでしょうか。



[7197] Re:もうひとつ訂正を・・。返信 削除
2009/8/16 (日) 14:19:34 わんこ
__ / __

▼ kitatanukiさん
> > マイク位置の音を聞くこと
> > ができる人は、現実には誰もいないのです。
> これは、大がかりなオーケストラでのことで、小編成の楽団や
> ソロ楽器ですと、演奏者の周りをうろついて音がイイ地点を探
> すとか、三脚を立てて空中の最適ポイントを探すとかいう作業
> をしている時には、限りなくマイク位置のナマ音を聴けます。
> プロが、そんなことをやっているかどうかは知りませんが、自
> 分は経験が足りないので、そうやってマイク位置を探します。


マイクセッティングをしているとき とても良い音に巡り会える
ってこと?
で それを録音して再生する過程を経ると 似てもにつかない音に
なっちゃう。それがオーディオも面白くも大変なところですよね。
で kitatanukiさん 自分で録音したソースが最高なできなの?

> ただ、マイクを何本も立てて楽器のアタック音を拾ったり、残
> 響を拾ってミックスしたりすると、もう、現実には存在しない
> ナマ音ということになりますから、録音技術者がいかに楽器の
> 本来の音を脳細胞に蓄積しているか、にかかってくるのではな
> いでしょうか。


結局 自分ではプロを超えるマイクセッティングとか
出来ないんですよね。

じゃあ 私と同じで プロの録音したソースをできるだけ
生らしく再生しようとする オーディオ的トライと
どこが違うのでしょうか?

美しく心地よく再生するか できるだけ忠実に再生するか?
心意気の問題 気分の問題の差くらいでしょう。
それより 私は どの音が理想なのか? を先のレスで
書いたのです。そのイメージが無い人が 何をやろうとも
結果は得られないと思います。

ソースによっては 50年代60年代のソースがありますが
録音された音といったら 生どころか 味噌漬けみたいな
音です。それを忠実うんうん言って何だろうって思うんです。

kitatanukiさんが 時々ジャズ とか言ってかける
ウイントンケリーなんて あんなのどこも生の音じゃないですよね。
味噌漬けを燻製にしてお湯で戻して乾かした そんな音でしょう。

それを生のお刺身の鮮度をそのまま食べる料理と一緒に
考えることとは別ではないでしょうか。

ジャズの小編成を今録音したって、録音されたエンジニアに
よって全然音が違う。クラシックのだってkitatanukiさんが
ご存じの通り全然違う。

だから 私はずっと聞いているんです。
どんなライブでの音が演奏が最高だったのか?
それを家に持ち込もうとマジに考えているのか?
それとは別に どのCD レコードが最高に好みの音なのか?
そんな好みは存在しないのかそれともあるのか。
それをkitatanukiさんが一番素晴らしいと思える音で
再生されていた環境 お店 家 機材は何か?

そして kitatanukiさんは ご自宅のそれ程広くない部屋で
リスニングルームとしても理想的とは言えない環境で頑張って
何を求めているのか?一人でそれが得られるようトライする
過程が楽しいのはみんな同じだけど その過程で人と交流し
おっしゃるとおり自分の糧とするには、あまりにも基準がずれて
いたり、常識が通じなく共通語が無ければ 上手くやって
いくのは難しいのではないですか?と思うのです。

もう数十年やってきているんですよね。
そろそろ kitatanukiさんの現状で一番納得の行く音
を聴かせてください。


[7198] Re:多少の訂正も・・。返信 削除
2009/8/16 (日) 14:29:24 わんこ
__ / __

▼ kitatanukiさん

何かのコンプレックスから生じているのか分かりませんが
「技術魂」などを持ち出す前に、技術の判断の根拠となるのが
オーディオは音なんですよね。即ちご自身の感覚 判断が全てなのが
私から見て納得できないのです。人間そんな確かなものでない。

kitatanukiさんの感覚がが極めて不安定で 偏り 矛盾し いい加減 である
ことに不安を持ちませんか?

「アキュフェーズの業務用パワーアンプの音を、安いアキュフェーズの
 ダメな音」

と判断するkitatanukiさんは 技術的にどこをどう判断してそう
言われるのか?

私からすれば片チャンネル300Wのアキュフェーズのアンプが
民生用だとあれに相当し 材料と回路 その陣容から 安物ではない。
ならば音がどうしてこうなんだろう?? と考えます。

ASHLY でまともで K2でなぜ 次元が違うのか?
をれを理論的に考えるのが技術でしょう。
もしかして「業務用だから」?
だけが根拠?  いい加減にしてよ。


技術的 科学的を語るのであれば もう少し勉強したり
自分で造ったりして 体験してみたら如何ですか?

SPのネットワークだってしっかり造ってみてよ。
コンデンサーやコイルの数値で音がどう変わるか?分かるから。
そうしたら 半田の種類で音が違って 音をどう造る、
だなんて戯言は言わなくなるから。


金田式アンプをあんなに信奉していて JIMさんのところで聞いて
あれだけ違うのを聞いて どう考えるのか?
造る間や原資がなければ 完成品を求めて探したり 人に依頼して
作ってもらえばいいじゃない。ゴミみたいな中古を買って判断したって
技術的には何もスキルアップできない。
低音が全く出ていなかったヤマハの壊れたアンプを こちらなら
良いかも 何てことは言わなくなります。
個性なのか不調なのかすら分からないで 技術を語っていいんですか?

私が何でこんなにかみつくか?と言うと 自分が出している音が全てで
多くの人が変だと思うかもしれない音で それを元に アキュフェーズの
アンプですら、 評価を断言して言うことに
なぜ とんでもない勘違い 間違いをしているのではないか?

と自分を疑わないのか?と思うからです。
それが証拠に矛盾していることばかり言ってきているじゃない。

技術的雰囲気 男の妥協しないまっとうな遊び みたいな気分に
浸りたいのなら 自分でやって 途中経過だけでなく それが
論文として他の人から評価にさらされて耐えられるくらいの
方法と結果を出してください。

>長所と短所をきっちり聞き分けて、中立的に技術的思考
>や感性をめぐらせようという作業を無意識機に始めてしまうの
>です。それは、一種実験室での作業のようなもので、たしかに
>社交性云々とは無縁の世界ですね。スミマセン。


たかだかオーディオ遊びでそこまで言いますか。そんな
気分に浸っていたんですか・・

ここには 科学技術 最新の理論で生活している人がたくさんいます。
その人達は 理論を学び 公正な元で実験を繰り返し それを検証し、
世間で通じ評価される事を前提に頑張っています。

アホみたいな勘違いをしていれば笑われるどころか 給料が無くなる
生活できなくなるでしょう。
技術 それを支えている 理論 科学 はそんなにいい加減ではないし
曖昧ではないでしょう。
kitatanukiさん、そこまで車での下積み 勉強 苦労を
甘く見ないで欲しい。

技術を語りながら アキュフェーズのアンプをあの様に語るのは
アンプを造った人たちの努力や技量を愚弄することに思えます。
どれだけ膨大な実験を繰り返し 耳を澄ませて聴き 試行錯誤してきた
ことでしょう。その実験室的努力 少なくともkitatanukiさんの
何十倍もしてきたでしょうし 音に対する造詣も深く オーディオへ
真摯に対応してきている。
たかだか 一つの特殊な環境 ネットワークもいい加減なスピーカーで
特別なソースを聴いて あのように断定する 技術 中立 を
語るのであれば 私は kitatanukiさんが アキュフェーズの人たち
いや アンプ製作に携わる人たちを 愚弄している と思います。
ちょっとキツイ言い方ですが 私はオーディオが好きで それに
関わって頑張っている人たちを 稚拙な思い込みでバカにすることは
避けたいのです。

その大変な苦労努力を、技術だけで解明できない微妙な音の差
をいい加減な知識と考察 思い込みにすり替えないでください。




> コートホールに通ったからナマの音を熟知してい
> るとも言えないと思っています。ホールで聞いたり至近距離で
> 聞いたり、楽団の中で一緒に演奏したりと、多くの経験の中で、
> その人なりのナマ感ができていくのでしょう。


オーケストラって観客の人に楽しませるものだと思っていますから
観客席で聞いての音で喜ばせる為に演奏をしているのだと
思っていました。だから そこでマスで音を聴いて 快感に
浸るものだと思っていました。録音もそれをベースに録音
され造っているんじゃないの?

私はクラシックはよく分かりませんが、少なくともホールで
どの位置で聞くとどんな違いがあるか?くらいは分かります。
それで録音に対して 気持ちいいとか 良く録音されているなぁ
とか感じます。
オーケストラを聞いた時の最高の音の経験、イメージが無いのに
どうこう言われたくないですね。
どこで聞いたどのオーケストラが 一番良かったんですか?
それを順番に3つくらいこたえてみて。
そうしたらkitatanukiさんが 何を部屋で求めているのか
が分かりますから。

私はサントリーホールの都響が行った惑星と 別の時の
シューマンの交響曲が最高の経験でした。席は2階席の
一番真ん中の前と 2階の右前のS席です。
あと小平のホールでこれも2階の一番前でモーツアルトの
小編成を聞いた時です。涙が出るほど美しい声でした。

自宅で生のオーケストラが居るような音で楽しみたいって
録音ソースに問題があるのであれば 忠実な再生なんて
もともと絵に描いた餅ですね。一生食べられません。

生の音をマイクで拾った音を聴きたい とか言うのであれば
自分で生録して遊ぶことを主体にされたらどうですか?

第一なんでマイクの位置での音が聴きたいの?
楽器の音 擦過音が聞きたい? オケのハーモニーでなくて。
マイクで録音された音がソースに入っていてそれがダメなら
どうしようもないじゃない。ならば自分の好みの音で
再生することに夢中になってどこが変なのでしょう。

近接した場所や特殊な場所での音を聴いて それが何なの?

私には全然分かりません。もっと分かり易く説明してください。


[7201] 生々しさに絶対はなし!返信 削除
2009/8/17 (月) 11:25:10 kitatanuki
__ / __

> 私が何でこんなにかみつくか?と言うと 自分が出している音が全てで
> 多くの人が変だと思うかもしれない音で それを元に アキュフェーズの
> アンプですら、 評価を断言して言うことに
> なぜ とんでもない勘違い 間違いをしているのではないか?

ちょっと待ってくださいヨ。オーディオは、技術を遊ぶ世界で
感性に絶対はないのですから、自分の出す音が最高だとか自分
の感性は絶対だとかいう人がいたら、おかしなハナシではあり
ませんか?まじめにそう思っている人がいたら狂人ですね。

自分は断定調で語る時がいくらもあるけれど、「それは違う」
と言われれば、すぐ方向転換できる柔軟性だけは失いたく
ありません。技術や感性のはなしは、限りなく他人の意見に
謙虚であるべきだし、そんなに自信家でもないのです。

昔のオーディオ仲間に、大手メーカーの部品の設計を自営で
やっているエンジニアがいましたが、彼はいつも自信満々で
新しい工夫や装置を自信たっぷり説明する人でした。しかし、
納得できない部分を指摘すると、とたんにしおらしく耳を傾
けるのでした。彼の装置の方向転換は、実に思い切り良い見
事なものでした(安井さん繋がり)。

安井章さんから、昔、新作のアンプを貸してもらって、遠慮
して遠回しな言い方で批評したら、はっきり欠点を言わなけ
れば貸した意味がない、と言われたものです。次回作では見
事に弱点が解消していました。ホンダの研究室は、昔はいつ
も怒号の飛び交うものだったと、大学の先輩から聞いたこと
があります。技術の世界は、互いの指摘で進歩する部分が多
いのではないでしょうか。

ナマの音、と言ってもいろんな側面があります、高分解能と
いっても、いろんな側面があります。高分解能だから、ナマ
に近づくとも限りません。たとえば、私がナマナマしいと感
じるのは、ステレオの場合は、ナマの音楽のある一面だけを
切り取って評価している場合が多いです。ですから、古色蒼
然とした録音でもナマの一面を見ることはできるし、最新録
音の鮮度とか勢いにナマの「側面」を感じる部分もあります。
ですから、他人が聞いたら納得がいかなくて当然です。むし
ろ、ひとりでやっているとどんどん音楽から遠ざかっていく
ことも少なくないので、友人に聞いて批評してもらう必要が
あります。わんこさんも知っている青梅の友人は、実に的確
に痛いところを突いてくるので、有り難い存在です。


金田式がナマに近いかといえば、近い面もあれば、分解能を
上げたために遠ざかっている面もあると感じています。
自分の装置でも、まさにそれとの葛藤ですから、音楽のどの
部分を切り取って自分の感性との折り合いを付けるか、だと
思っています。ですから、高分解能の装置に低分解能のソース
(たとえば、安物の映像プレーヤー)を繋いだら、とっても
音楽が聞こえてきたという経験をすることも、マニア宅で何
度か経験しています。

これも体験で、小岩に自作のカートリッジを聞かせて自慢す
るマニアがいましたが、彼は大昔の真空管の装置で、やわな
ケーブルを使い、締まりの悪い低音でしたが、それにもかか
わらず、高分解能の装置よりも、限りなくナマに近い感動を
お客に与えることができるのでした。それも、私の支持でき
るナマナマしさの一面です。

ナマナマしさにも、いろんな側面があって、しょせん機械に
過ぎないオーディオ装置は、その一面を切り取ることしかで
きないのが現状だと思っています。ですから、どんなに自信
を持った言い方をしようと、それは私の思い込みに過ぎませ
んから、なにそれ?と言われても全然腹が立ちません。

そういう意味からは、わんこさんが自分の装置で、AMCRONの
接続方法による違いがあまり現れないからと、自分の装置に
よる評価が絶対であるかのように言われるのに対しては、
「いえ、この装置の低音では違いがでませんよ」と言う権利
は、持ち主にはあると思います。その純粋に技術的な指摘に
対して腹をたてるという姿勢は、自分には理解に苦しみます。

技術のハナシに、安易に感情を持ち込むべきでないという考
え方を持っています。また、相手の言葉の表面にいちいち反応
するよりも、人間の感性の多様性に対して想像を働かせること
も、音楽を相手にする趣味では必要だと思うのです。



[7203] Re:生々しさに絶対はなし!返信 削除
2009/8/17 (月) 15:55:10 わんこ
__ / __

▼ kitatanukiさん

私はkitatanukiさんの ものの見方 言い方が断定的で
受け取る人の気持ちを考えて言ってみてはどうですか?
と言ってきているんです。

辛辣に言うのが 中立的で技術魂的行為だ みたいな
勝手な思いこみは 人とのコミュニケーションでは不向き
ですよ。
ましてや 自分のオーディオがいい加減の連続でしたら
言い方に身の程を考えて言ったらどうですか?
と言ってきたのです。


> ちょっと待ってくださいヨ。オーディオは、技術を遊ぶ世界で
> 感性に絶対はないのですから、自分の出す音が最高だとか自分
> の感性は絶対だとかいう人がいたら、おかしなハナシではあり
> ませんか?まじめにそう思っている人がいたら狂人ですね。


その人にkitatanukiさんは近くないですか?

どうして アキュフェーズのアンプに対して直ぐにあのように
断定できるのか?と聴いているんです。

ユーザーなら感想は自由でしょう。
三つ星のレストランに行って「これはファミレスのハンバーガー並だね」
と言うのは シェフの前でなければいいでしょう。
でも いみじくも 料理に対して技術魂で接し 内部の不具合を
自分で改造する人が その様に言うのは おかしくないですか?
と言ったのです。

また同じそのアンプを使っている人が聞いたらどう思うか?
それを考えて 発言の重みを持って言って欲しいと思うのです。

この場所 掲示板の管理人ですから。

> 自分は断定調で語る時がいくらもあるけれど、「それは違う」
> と言われれば、すぐ方向転換できる柔軟性だけは失いたく
> ありません。技術や感性のはなしは、限りなく他人の意見に
> 謙虚であるべきだし、そんなに自信家でもないのです。


みなさん kitatanukiさんのこの文章を読んで
どう思われるでしょう。


> 昔のオーディオ仲間に、大手メーカーの部品の設計を自営で
> やっているエンジニアがいましたが、彼はいつも自信満々で
> 新しい工夫や装置を自信たっぷり説明する人でした。しかし、
> 納得できない部分を指摘すると、とたんにしおらしく耳を傾
> けるのでした。彼の装置の方向転換は、実に思い切り良い見
> 事なものでした(安井さん繋がり)。


プロはユーザーに対して サービス精神を持って接する
でしょう。kitatanukiさんも こんど入魂の製品を作って
みたら分かります。
ですから 今度お邪魔する時 精一杯の音を聴かせてください。
それで しおらしく耳を傾けてもらえればいいです。

ですから聞いているんです。

どんなライブ オーケストラが最高でしたか?
どのCD 音源が 一番リアルに感じますか?

その提示を求めているのは kitatanukiさんの
本領発揮してみてください。
そこで 私もkitatanukiさんみたいに言えばいいんですね。

> 安井章さんから、昔、新作のアンプを貸してもらって、遠慮
> して遠回しな言い方で批評したら、はっきり欠点を言わなけ
> れば貸した意味がない、と言われたものです。



それはある程度のレベルの人に言われたらそうでしょう。
でも

http://www10.atpages.jp/wanko2/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s5886#5886

こんな状態で数ヶ月いられる人が 偉そうに言えるとは
思えません。


>次回作では見
> 事に弱点が解消していました。ホンダの研究室は、昔はいつ
> も怒号の飛び交うものだったと、大学の先輩から聞いたこと
> があります。技術の世界は、互いの指摘で進歩する部分が多
> いのではないでしょうか。


kitatanukiさんの功績で安井さんのアンプがよくなった
んですね。素晴らしいです。

ホンダの研究室に入るには それなりの努力 実力がある
人が入っているでしょう。kitatanukiさんは その研究室に
入れる資格があると思っているんですね。

> ナマの音、と言ってもいろんな側面があります、高分解能と
> いっても、いろんな側面があります。高分解能だから、ナマ
> に近づくとも限りません。たとえば、私がナマナマしいと感
> じるのは、ステレオの場合は、ナマの音楽のある一面だけを
> 切り取って評価している場合が多いです。ですから、古色蒼
> 然とした録音でもナマの一面を見ることはできるし、最新録
> 音の鮮度とか勢いにナマの「側面」を感じる部分もあります。
> ですから、他人が聞いたら納得がいかなくて当然です。むし
> ろ、ひとりでやっているとどんどん音楽から遠ざかっていく
> ことも少なくないので、友人に聞いて批評してもらう必要が
> あります。わんこさんも知っている青梅の友人は、実に的確
> に痛いところを突いてくるので、有り難い存在です。


前半は そんなの当たり前。
だから 色々工夫してやっているんでしょ。

青梅の友人さんは 私に初めて会った時に言いました
「kitatanukiさんは 口が悪いですから。悪意はないんだけど」

私はJIMさん宅でクラシックをかけた後 kitatanukiさんが
「これはジャズ向けにチューニングされた装置だから (このソース
 には)合わない」
と言われているのを聞いて 紹介した自分がハラハラしました。

向き不向きの前に 次元が違うじゃない。kitatanukiさんの
部屋の音と。あっ ごめんなさい 断定してしまいました。
私はその様に感じました。


> 金田式がナマに近いかといえば、近い面もあれば、分解能を
> 上げたために遠ざかっている面もあると感じています。
> 自分の装置でも、まさにそれとの葛藤ですから、音楽のどの
> 部分を切り取って自分の感性との折り合いを付けるか、だと
> 思っています。ですから、高分解能の装置に低分解能のソース
> (たとえば、安物の映像プレーヤー)を繋いだら、とっても
> 音楽が聞こえてきたという経験をすることも、マニア宅で何
> 度か経験しています。


絶対のモノなんて無いですよね。
そんなの当たり前じゃない。
デモ絶対的 みたいに言うのは誰が一番多いですか?

> これも体験で、小岩に自作のカートリッジを聞かせて自慢す
> るマニアがいましたが、彼は大昔の真空管の装置で、やわな
> ケーブルを使い、締まりの悪い低音でしたが、それにもかか
> わらず、高分解能の装置よりも、限りなくナマに近い感動を
> お客に与えることができるのでした。それも、私の支持でき
> るナマナマしさの一面です。


こう言われるのであれば 前の

*****************************
せっかくのお言葉なれど、気持ちよい音も求める反面、気持ち
よさなど「くそ食らえ」という気持ちも持っています。
ナマの音楽は、たとえ激しくうるさくても歪みっぽさはないの
で、気持ち悪くはありません。
****************************

こんな言葉を言っていましたが・・・

みんなそんなアプローチがあることを知っているんです。
だから 言葉使いに気をつけているんです。


> ナマナマしさにも、いろんな側面があって、しょせん機械に
> 過ぎないオーディオ装置は、その一面を切り取ることしかで
> きないのが現状だと思っています。ですから、どんなに自信
> を持った言い方をしようと、それは私の思い込みに過ぎませ
> んから、なにそれ?と言われても全然腹が立ちません。


でも 相手は気分を害したり 誤解しますから
気をつけて欲しい 問題点をこうやって指摘しているんです。
アキュフェーズのアンプにしても JIMさんが どうしても
看過できない時はレスを入れていますよね。
少し自信過剰すぎませんか?

> そういう意味からは、わんこさんが自分の装置で、AMCRONの
> 接続方法による違いがあまり現れないからと、自分の装置に
> よる評価が絶対であるかのように言われるのに対しては、
> 「いえ、この装置の低音では違いがでませんよ」と言う権利
> は、持ち主にはあると思います。その純粋に技術的な指摘に
> 対して腹をたてるという姿勢は、自分には理解に苦しみます。


どこが 技術的指摘なんですか?

私が聞いて欲しかったのは ブリッジと通常の接続で音が
変わるのは 結構あって ボーカル 繊細さ その他が
ブリッジでは潰れているのを聞いて欲しかったんです。

http://www10.atpages.jp/wanko2/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s6715#6715
ここで 最初のインプレを書きましたら、kitatanukiさんは
ブリッジでないとK2は使えない と言われる。

でもそれが問題なのは帯域バランスがノーマルでドンシャリで
ブリッジでそこそこのバランスになるのでは?と言うことで
質感 繊細さはブリッジの方が減退する。一般的にもそうでは?

中音 中低音がへこんで聞こえるノーマルが ハイ落ち気味に
なって情報量が減るブリッジでバランスが取れている様に聞こえる
kitatanukiさん宅のセッティングに問題があると思うのですが
我が家の音ではどうですか? と思いました。

最初にカウントベイシーをかけたとき「私の家ではこうは
ならないなぁ」見たいに言いましたよね。かなり良い印象
だったと思います K2で。

でもkitatanukiさんはそこから趣旨を変えたんです。
私が何度か座ったままブリッジとノーマルを違えて聞いて
もらったとき。でも聞く耳を持っていませんでしたよね。

そして低音のピーク感だけを持って
その後のインプレとして

わんこのシステムではK2は全然鳴らなかった。
低域の違いは分からない。

そう言われるのが納得できないのです。

装置によってドンシャリのアンプがちょうど良いこともあれば
SPのネットワークが決まっていなければ 情報量が少ない
アンプが逆に静かに聞こえたりすることもあると思うのです。
それに対して どう思われるか?
ボーカルを調整しても変わってきて分かってくると思うのです。

聞く耳持たない。もしかしてkitatanukiさんの装置の弱点
または耳の個性から 細かいことが出る アキュフェーズのアンプ
とかは 同様に感じられるのではないですか?
と何度も言ってきているのです。

まあ あの時ホーンにはK2の音はまずいなぁ みたいにも
言われたじゃないですか!

技術の話なんて飛んでもない世界です。

> 技術のハナシに、安易に感情を持ち込むべきでないという考
> え方を持っています。また、相手の言葉の表面にいちいち反応
> するよりも、人間の感性の多様性に対して想像を働かせること
> も、音楽を相手にする趣味では必要だと思うのです。


人の感性の多様性は認めなければならないと思います。
では kitatanukiさんの 物言いは そんな感じがありました
でしょうか?
今までの書き込みで。

それで 指摘してきたのです この場の 管理人としても。

もう少し自分の言葉の影響を考えてみてください


[7204] 業界の大物だったんだ(^o^)返信 削除
2009/8/17 (月) 18:40:54 わんこ
__ / __

安井さんのアンプを良くしたのもkitatanukiだし、
コーラルのハードドームを造るように進言されたのも
kitatanukiさんだったんですね。

http://www10.atpages.jp/wanko2/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s5189#5189

だからなんだ


[7206] Re:生々しさに絶対はなし!返信 削除
2009/8/17 (月) 21:40:52 こいし
__ / __

▼ kitatanukiさん

こいしです。失礼します。

私には文面が難しいです。
なんとなく雰囲気は感じられ、書かれている内容を
理解できそうなのですが、肝心なところで霧に囲われる
後味を感じてしまいます。

> 安井章さんから、昔、新作のアンプを貸してもらって、遠慮
> して遠回しな言い方で批評したら、はっきり欠点を言わなけ
> れば貸した意味がない、と言われたものです。次回作では見
> 事に弱点が解消していました。ホンダの研究室は、昔はいつ
> も怒号の飛び交うものだったと、大学の先輩から聞いたこと
> があります。技術の世界は、互いの指摘で進歩する部分が多
> いのではないでしょうか。


安井章さんとのアンプの貸し借りと、ホンダの話を同列に
記述するのは如何でしょうか?

そして、この二つの例で、技術の世界を語るのは大上段
過ぎるのではないでしょうか。

> ナマの音、と言ってもいろんな側面があります、高分解能と
> いっても、いろんな側面があります。高分解能だから、ナマ
> に近づくとも限りません。


いろいろな側面とは何でしょうか?、いきなり、高分解能が
出てくる理由はどこにあるのでしょうか?。

> あります。わんこさんも知っている青梅の友人は、実に的確
> に痛いところを突いてくるので、有り難い存在です。


青梅の友人が、どのように的確に痛いところを突いたので
しょうか?

> 金田式がナマに近いかといえば、近い面もあれば、分解能を
> 上げたために遠ざかっている面もあると感じています。


金田式は、いつから、どのように分解能を上げたのでしょうか
それはどのような技術を開発されたのでしょうか?

> 技術のハナシに、安易に感情を持ち込むべきでないという考
> え方を持っています。また、相手の言葉の表面にいちいち反応
> するよりも、人間の感性の多様性に対して想像を働かせること
> も、音楽を相手にする趣味では必要だと思うのです。


技術のハナシであれば、根拠となる理屈を調べられるような
具体性を持って書いて頂けないでしょうか。



[7180] やっと鳴ったヽ(^◇^*)/ 返信 削除
2009/8/14 (金) 18:49:47 わんこ
__ / __

ML-1Lを導入して オーディオシステムを聴くのが楽しい。

CD関係の音は ちょっと強い。ゲインが高い感じで せまって
くる。パワーアンプがオンマイク状態で聞こえるタイプなので
なおさら。ちょっと疲れてくる傾向ではある。
ただ 聴き応えはタップリ。演奏が何曲も聴いて疲れないなんて
ないでしょう。もう少ししなやかにしたいところ。

CDをとっかえひっかえ色々と聴いてます。低音の音階が明瞭で
力があるので ベースラインのふるえとか聞こえなかった音が
聞こえる。パイプオルガンの響きとかも。礎がしっかりしているので
中音 高音がせまってきてもバランスが取れる感じ。

さて アナログの話です。

誰でも知っている ビルエバンスのワルツフォーデビー
実はこのピアノの音って個人的には再生が難しくてここのところ
イヤになっていたんです。
http://www10.atpages.jp/wanko2/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s2081#2081

学生時代の頃 20cmのフルレンジのバックロードホーンにDL-103やAT-33で
アキュフェーズのプリアンプ ヤマハのパワーアンプの時は ナローレンジなれど
バランスがよかった。
今のホーンみたいにフルレンジの音は実在感や音の密度 立ち上がりは
無いけれど 変な音がせずバランスが良かった。
なによりも演奏会場の響きがよく分かり 空気感 部屋の雰囲気が
よく分かった。

ところがオーディオが復活して自作SPになったら

 とんでもないピアノの音で友達に笑われた

とか

 ホーンの逆相感が消えずに 聴きたくなくなった

とか

 ベースの音が締まらず音が立たずに聴いていたくなくなった

とか 散々でした。特に カートリッジのAT-33系を使うのも
バンゲルダーの録音に相性が悪いのは承知なのですが 常に音が
気になり 好演奏 好録音に 浸れないでいました。

今日 昨日手応えのあったSPUにトランスをかまし、ML-1Lの
フォノイコライザーで聴きます。
ツイーターは1dBだけあげて 位置を1cmくらい奥にずらす。
MDのレベルは-0.2dBくらい下げた。

おおっ これは行けそう!
部屋を暗くして 音量を適正にしてソファーに座る
そして 始まった ライブの演奏が・・

帯域バランスバッチリ 欠落感がない
ベースの量感もタップリ
シングルアンプで低音が柔らかいのは仕方ないけど
それ程気にならない。
高音が鈍らないので雰囲気空気感 シンバルのブラシの動きが
よく分かる。
1曲目の1分くらいから始まる右Chの地下鉄の通過音もよく聞こえる。
3.4回通るのが分かる。今までのプリではこの気配はもっと不鮮明だった。

そしてビルエバンスのピアノが これ以上ない と思われるネイロ
でなっている。強いアタックのせまり方も申し分ない。輝きも
これ以上無理。

ブラシの空気感はまだまだだろうけど、ここまで鳴ればOK
素晴らしい音だ 音楽演奏に引き込まれる このレコードの
世界にどっぷりと浸れる音。

この音なら多くのマニアの方が聴いても 水準を超している音
として認めてくれるのではないだろうか? 素晴らしい!
合格!(自画自賛モード失礼)

やっぱりオーディオって素直だ。自分にとって。
満足のいく音がすれば 名盤というのはそれだけで私たちを
感動させ 満たしてくれる。心地よい音は快感そのもの。

素晴らしいお料理を出されてココロが暖まり幸せな気分に
包まれた気分になった。

悔しいけどフォノイコライザー 色々と努力しないと好みの
音に近づかないのかもしれません。



[7181] Re:やっと鳴ったヽ(^◇^*)/ 返信 削除
2009/8/14 (金) 19:18:00 meitei
__ / __

▼ わんこさん

私も今日はアナログディスクを聴いていました。大昔に買っ
たボサノバのLP。良い録音もあれば、そこそこの録音もあ
りましたけど、好きなミュージシャン、好きな曲なら、それ
なりに、どれも楽しく聴けました。

いつもイチャモンを付けるようで、恐縮なのですが、フォノ
イコライザーの件は、どんなもんでしょうか?

> 悔しいけどフォノイコライザー 色々と努力しないと好みの
> 音に近づかないのかもしれません。


レコードがRIAAカーブに従って録音され、それを同じカ
ーブをひっくり返して再生。正しいイコライジング曲線は一
つしか存在しないはず。原理的にフォノイコライザーの性能
差はS/Nだけなのではないでしょうか? 帯域バランスが
それぞれ違っては困ります。「経験もしないのに何を言うか」
と怒られそうですが、オーディオの電子工学は理屈がモノを
言う世界。オーディオは聴覚というあやふやで再現の難しい
世界ですので、理屈に合うか合わないかを意識する事は大切
だと思います。フォノイコは文字通りイコライザーでしかな
いと考えます。高いのを買うと、素晴らしい帯域バランスに
なったり、素敵な音色が加わったりしては困ります(笑)。

フォノイコに凝ったり、さらに原資を投入するのは勿体ない
のではーと思います。


[7182] フォノイコライザーの経験返信 削除
2009/8/14 (金) 19:39:14 わんこ
__ / __

▼ meiteiさん

meiteiさんがおっしゃる フォノイコライザーは単に
イコライズするだけだから クオリティーのどうのより
音の変換のみではないか?とのご意見 私も同意していました。
それで プリアンプのC222から エレキットのフォノイコライザーで
大きく性能が下がりレコードを聴く気が減退し、
今のテクニカの2万円台のフォノイコライザーでAT-33シリーズ
がそこそこ鳴るので良いと思っていました。思い込もうとしていました。

私はフォノイコライザーについては数少ない経験しか
していません。その中で一番良いなぁ 欲しいなぁ と
感じたのは、はりさんのトライゴンのフォノイコライザーです。
http://dentalbeginners.com/wanko/OTL/OTL.htm

実際この経験をしても自分で買うまで至っていなかったのです。
やはり最近聞くソースでアナログを聞く頻度が少ないのもありますでしょう。

想像でカートリッジのネイロ 特性の差 に万能に合うのはないだろうし
それより今のネイロでいいやと やや投げやりだったのです。
ECMのレコードとかは私の装置でもかなり良い音で鳴っている
のもありました。


> いつもイチャモンを付けるようで、恐縮なのですが、フォノ
> イコライザーの件は、どんなもんでしょうか?


これが今回の上で書いた感想です。
10万円20万円のカートリッジを生理的に許せない自分が居て
それと同調するように高価なフォノイコライザーまで受け付けようと
していませんでした。

今回感じたのは メーカーとの相性が大きい と思います。
SPUは正直 アキュフェーズのC222でもイマイチ切れが良くなりません
でした。トランスを使う使わないにせよ。

DL-103はアキュフェーズのC222でかなり良かったです。
でもテクニカのフォノイコライザーではイマイチのようです。

即ち カートリッジとの相性が一番大きいようです。
ダントツのクオリティーがあるのか? と言うと今でも
懐疑的です。

ただ 今回 トランスとML-1LでSPUは上手くなっていると
思います。もしよろしければ 今のワルツフォーデビーを
SPUで聴いていただき それに肉薄する音が 私の手持ちの
カートリッジやフォノイコライザーで出せるのであれば
出してもらいたい そんな感じです。
オーディオは微妙なバランスの上で成り立っているとはいえ
それを我が家で実現させた ML-1Lがいることは事実です。

> レコードがRIAAカーブに従って録音され、それを同じカ
> ーブをひっくり返して再生。正しいイコライジング曲線は一
> つしか存在しないはず。原理的にフォノイコライザーの性能
> 差はS/Nだけなのではないでしょうか? 帯域バランスが
> それぞれ違っては困ります。「経験もしないのに何を言うか」
> と怒られそうですが、オーディオの電子工学は理屈がモノを
> 言う世界。オーディオは聴覚というあやふやで再現の難しい
> 世界ですので、理屈に合うか合わないかを意識する事は大切
> だと思います。フォノイコは文字通りイコライザーでしかな
> いと考えます。高いのを買うと、素晴らしい帯域バランスに
> なったり、素敵な音色が加わったりしては困ります(笑)。


先に書いたとおり イコライザーはそれ程完璧でない と言うことと
カートリッジの個性が多彩で それに合わせるのは カットアンドトライ
自分での傾向 そしてその後のシステム 聞くソースを考えて
自分の好みに調整するしかないのでは?と思います。

あとテクニカのフォノイコライザーと比べて感じるのは、
テクニカは低音がブンブンと膨らみがちなんです。
今回球プリと一番の違いは低域です。meiteiさんはフルレンジ
なのであまり気にされないかもしれませんが、80Hz以下とかの
空気感でのネイロ 音の違いとか そこまでのコントロールが
ML-1Lではされているんです。
フォノイコライザーでもウッドベースの質感とか音階の明瞭さとか
ふるえとか 違う感じです。

それが実際ではスケール感とか音場の広さとか 空気感とかを
よりリアルに感じさせてくる様です。

フォノイコライザーにグレードの上下は無いのでは?
とのご意見ですが、私の感想では 低域にそのグレード
力量の差を感じる
といったところです。

カートリッジへの拘り すなわち meiteiさんが もっと色々な
カートリッジで凄い差を感じたりすれば フォノイコライザーに
対する見方も変わると思います。
私は学生時代に オーディオクラフトのカートリッジや
友人のところのビクターのカートリッジの経験で カートリッジ
時代に凄い差があるのを感じていてそれはすり込まれています。

アンプの件もそうですが 求めるレンジ 音量 ソースの種類
によって要求は変わってくると思います。



[7183] とんでもない音の原因返信 削除
2009/8/14 (金) 19:48:44 わんこ
__ / __

meiteiさん

ビルエバンスのピアノが上手く再生されない殆どの
理由は

 SPの調整不足

であります。ネットワークで苦しんでいた時のことです。

フォノイコライザーとカートリッジの相性
うんうんは その後でのことで、最近は 酷い音では
なかったです。

ただ今日のSPUでの音は それを何かブレークスルーして
CDよりレコードの方がずっと良い感じなんです。
アートとして 音作り 個性 脚色 それがピッタリ合っている
のかもしれません。

体調は空調その他がぴったりあって、
ほぼ完璧に鳴っている! そう感じました。


[7184] Re:フォノイコライザーの経験返信 削除
2009/8/14 (金) 20:00:10 meitei
__ / __

▼ わんこさん

そうなんです。使っている機材の違い、低域のクオリティー
と言う領域になると、正直、議論にならないのは承知いたし
ています。使用SPの口径差も含め、此処はどうしようもな
いですね。その上での議論ですが・・・

それでも納得がしにくい。どこが音質差に効いているのか?

フォノ・イコライザーはNF型であれ、CR型であれ、オペ
アンプとCとRが構成部品。安価な製品に性能の悪いオペア
ンプを使うのか? 僅かなCR類に投入予算をケチるのか?

あとは筐体とか、電源でしょうけど、低周波で小電力の機械
で、それほどの大差が付くとは考えにくいですし。

カートリッジのような変換器(トランスデューサー)なら固
有の音色がしてもおかしくはないのですが、私には高価なフ
ォノ・イコライザーの優位性の原因とか理屈づけが分かりま
せん。

http://park23.wakwak.com/~musikfest/AE02.html


[7187] フォノイコライザーどこが違うのか?返信 削除
2009/8/14 (金) 21:23:36 わんこ
__ / __

▼ meiteiさん

こんばんは。久々にオーディオで盛り上がれて嬉しいです。
ぴーちゃんが来たのもあり、最近ずっと停滞していましたから。
ぴーちゃんは オーディに負けずと偉く大きな声で鳴くので
2階に連れて行っています。刺激になれると小鳥でも凄いですね。
自己主張が凄くてビックリです。

> それでも納得がしにくい。どこが音質差に効いているのか?
>
> フォノ・イコライザーはNF型であれ、CR型であれ、オペ
> アンプとCとRが構成部品。安価な製品に性能の悪いオペア
> ンプを使うのか? 僅かなCR類に投入予算をケチるのか?


お気持ちはよく分かります。
理由が何にあるのか?

低域の表現力となると これは私の聴いた現象ですから
理屈ではありません。私もML-1Lとテクニカのフォノイコライザーとで
違うのは低域の質感くらいで 後は ダントツに違う と言うのは
分かりません。ML-1Lの方がダイレクトな音に感じます。
ですから クオリティーの差 とはあまり言えません。
マークレビンソンのブランドで相当プラシボが入っている
かもしれません(^_^;)


> あとは筐体とか、電源でしょうけど、低周波で小電力の機械
> で、それほどの大差が付くとは考えにくいですし。


管球王国とかでフォノイコライザーの比較試聴記事をみます。
数万円のから50万円クラスのまで。
中をみえればテクニカみたいにスカスカのが10数万円したり
プリアンプみたいに壮大なスケールのがあります・
どういった構成であれだけ大がかりになってしまうのか?
私も疑問です。
回路や理屈に詳しくないので情けないです。きっと理由が
あると思うのですが・・・

先日kitatanukiさんのDACを聴いたことが思い浮かびます。
http://www10.atpages.jp/wanko2/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s6226#6226

私はこの時 プラシボだけでなく 音が本当に良いと感じました。
クロックもたいしたこと無いクロックだと思います。
でも 音作りで凄いと思いました。弱点が少ない。
鮮明でありながら音が痩せていないし 繊細でありながら力強い。
一番顕著だったのは 力感でしょうか。

とうしろの想像ですが 超高価なフォノイコライザーは
音作りが こういった面で部材が投入されているのでは
ないか?と思います。

実際に プリアンプとパッシブアッテネーターでは 理屈は
鮮度が落ちるボリュームで減じてそれを増幅しているプリアンプは
不利な筈です。でも多くの人はプリアンプを好んで使って
います。それに似た感じでしょうか?

でも イコライザーはあくまでもイコライジングだけなんで
すよね・・・

とにかくML−1Lのフォノイコライザーが高級 と言う
結論には達していません。

> カートリッジのような変換器(トランスデューサー)なら固
> 有の音色がしてもおかしくはないのですが、私には高価なフ
> ォノ・イコライザーの優位性の原因とか理屈づけが分かりま
> せん。


これがカートリッジへのネイロをどう感じるか?だと書きました。
つまり多彩なカートリッジの音を感じるのであれば フォノイコライザー
も同様にネイロがある と言うことを先ほど書きました。

回路は似たようでも 違いはかなりあるんですよね。
使うパーツでも違うでしょうし。
私はフォノイコライザーもカートリッジくらい変換器として
固有の音があると感じています。


> http://park23.wakwak.com/~musikfest/AE02.html

安くて凄いフォノイコライザーや DACがあれば是非
買いたいです。でもDACでは kitatanukiさんのDC-91を
上回るのは少ないと想像しています。結局好みと言われれば
そうなんですけど・・(^_^;)


[7189] Re:フォノイコライザーどこが違うのか?返信 削除
2009/8/14 (金) 21:52:22 meitei
__ / __

▼ わんこさん、どうも

ネット上での大言壮語、言いたい放題、お恥ずかしいです(^^;)

私の路線は言わば“原理主義オーディオ”なんですね(笑)。
精神力が中心。理屈でココロを武装して、理由の納得できない
ものには、たとえ反応してもお金を払わない・・・ですかね。

それでもオーディオの機械の値付けは無茶苦茶だと感じてい
ます。車でも光学製品でも装飾具でも“ブランド価値”と言
うものは否定しませんが、オーディオ分野は酷いです。此処
に出入りしてる方はDIY派が多いので分かると思いますけ
ど、製造原価+適正利潤と言う当たり前のコンセプトが市場
では無視されています。

某著名ハイエンドのCDPの中身が読み取りの光学系どころ
か、中身まるごと、日本製の最廉価プレーヤーと同じだった
と言うのは有名な話ですけど、それと同様な「ブランド品」
が少なくないのではと想像しています。

フォノ・イコライザーは電源とオペアンプIC、それにRC
だけなんです。ちょっとしたCの銘柄の違いで味付けの差を
出してるのかも知れませんが、オペアンプの種類にそんなに
選択肢があるとは思えませんし、CR類の価格差も大きくな
いはずです。回路の選択にも、そんなに自由度があるとは思
えません。なんで二桁万円とか三桁万円の機械が存在するの
か? 大いに疑問です。

此処はココロを強く持って、不合理な支出は避けるべきだと
思います。だいたい機械のイコライジングの多少の差なんて
言うのは、仮にあったとしても、人間の耳と頭の感覚の補正
作用の方が大きいです。不動のココロ:精神力が肝要な所以
であります・・・まあ。そう言ってはオーディオ趣味は成立
しませんが(^^;)


[7191] 理論優先or感覚優先返信 削除
2009/8/15 (土) 04:05:31 わんこ
__ / __

▼ meiteiさん

今日は オーディオ談義盛り上がりますですね。

meiteiさんはご自身の事をよく分かっていて言っているので
私から どうこう言うまでもありませんが、趣味の根幹でも
あるので 私のスタンスと書きたかったことを
書かせていただきます。


> ネット上での大言壮語、言いたい放題、お恥ずかしいです(^^;)

私のHPは車もオーディオも居酒屋感覚です。雑多で何でもあり
です。人の迷惑 気分をそれ程害さなければ自由でいてほしいと
思います。ロールスロイスも軽自動車も車には変わりない。
でも違いは誰よりも分かる そんなのが私のスタンスです。

> 私の路線は言わば“原理主義オーディオ”なんですね(笑)。
> 精神力が中心。理屈でココロを武装して、理由の納得できない
> ものには、たとえ反応してもお金を払わない・・・ですかね。


そうそう meiteiさんは ロジックが先に立つタイプ。
自分の理屈を優先するために、好都合の事象だけを集めます。
武装するが故に最後に書いて有るとおり 自分への感覚まで
曲げてしまうので 時にその歪みが自分自身を苦しめることは
ないでしょうか? まあ 理屈の為にはそれも耐えるのが
青年だと思いますけど(^_^;)


> それでもオーディオの機械の値付けは無茶苦茶だと感じてい
> ます。車でも光学製品でも装飾具でも“ブランド価値”と言
> うものは否定しませんが、オーディオ分野は酷いです。此処
> に出入りしてる方はDIY派が多いので分かると思いますけ
> ど、製造原価+適正利潤と言う当たり前のコンセプトが市場
> では無視されています。


オーディオ界全体で催眠状態にかかり みんなでいい加減な事に
夢中になり 自分を納得させ出費している世界と言ったら
失礼でしょうか?
DIYすると 製品の完成度の高さも分かりますが、いい加減な
値付けも分かります。

私は お得 が優先しますので その辺については同感です。
アホみたい。 何が 10万円のケーブルだよ・・
音が良くなるエージングCDだ・・・その前に自分のSP調整したり
アンプを調整した方が遙かに近道でしょ。元々求めている質感や
帯域バランスが出ていないんだから・・と思ったりして。

> 某著名ハイエンドのCDPの中身が読み取りの光学系どころ
> か、中身まるごと、日本製の最廉価プレーヤーと同じだった
> と言うのは有名な話ですけど、それと同様な「ブランド品」
> が少なくないのではと想像しています。


ゴールドムンドのプレーヤーのことですよね。
あれをやれるメーカーは本当に凄いと思います。それを売っている
販売会社 それを評価するプロ達 メディア。
いや知っていて音が良いからこの値段でいいんだ!と言えれば
それでいいんですけど。

音と言う客観的に測定 判断できないモノを プラシボや
ちょっとした手直しで何倍ものコストで売る まあカッコウ良い
世界です。そこに踊らされる人間 私たちって何でしょう。

綺麗な部屋で美しい女性に元々好録音のソースをきかされれば
気分は最高。女性が付き合ってでもくれるのなら、私も原資を
払います(^o^)

高級なホテル 見晴らしの良いレストラン 場所代 雰囲気代って
当然かかるコストですもの。
問題は その機器がどうしてそんな音がするのか?コストが
かかるのか? そして音を低コストな製品と比べてどれくらい
性能が違うのか 自分で戻って判断する努力 冷静さが
必要ではないでしょうか。


> フォノ・イコライザーは電源とオペアンプIC、それにRC
> だけなんです。ちょっとしたCの銘柄の違いで味付けの差を
> 出してるのかも知れませんが、オペアンプの種類にそんなに
> 選択肢があるとは思えませんし、CR類の価格差も大きくな
> いはずです。回路の選択にも、そんなに自由度があるとは思
> えません。なんで二桁万円とか三桁万円の機械が存在するの
> か? 大いに疑問です。


meiteiさん フォノイコライザーって色々な回路があるんですよね。
例えば マランツの#7とマッキントッシュのC22でしたっけ
それのフォノイコライザーの回路は違うと書いてありました。
その音の差は どんなんなんでしょう。

また球でバッファーしているイコライザーも管球王国では
たくさん出ていました。球の選択 素材 設定で全然音が
違うのは当然だと思います。利得もあるでしょうから。

meiteiさんの球アンプでも全然違いますでしょう。
その差を認められるのであれば 利得も多いフォノイコライザー
アンプでも同様かと思います。

今日のプリアンプの音もフォノイコライザーの音も やはり
レンジやスケール 音量によって違いが分かります。

8cmのフルレンジは 車で言えば軽自動車でしょう。
それで80km/hそこそこの速度で走る。
軽自動車にはV6の3リッターエンジンの云々や
200km/hでのハンドリングの違いとか アウトバーンでの
4人乗りの乗り心地の差とか談義し難いのと通じるかと
思います。

ディスクトップオーディオでは フルレンジにツイーターも
欲しいと思いませんし、オーディオボードもSE-U33Xで
充分。アンプもシングルアンプの2WでOK。
だからと言って リビングではそれが充分だとは全然
言えないのと似ていると思います。


[7186] 低域はどこまで:サブソニック・フィルター返信 削除
2009/8/14 (金) 21:00:29 meitei
__ / __

▼ わんこさん

先ほどは書き忘れましたが、アナログでの低域再生ですけど
どのぐらいの周波数の領域までの再生を狙うのが正しいので
ようか。

アナログの場合、レコード盤面の“反り”によるウーファー
の無駄な動きを抑えるため、サブソニック・フィルターを装
備していた機種が多かったと思うのですが。

20〜50Hz、多分40Hz:−18dB/oct ぐらいのロ
ーカット・フィルターが入っていたと記憶します。往年のア
ナログは低域の下の方までの再生は狙っていなかったのでは?



[7188] Re:低域はどこまで:サブソニック・フィルター返信 削除
2009/8/14 (金) 21:38:12 わんこ
__ / __

>
> 先ほどは書き忘れましたが、アナログでの低域再生ですけど
> どのぐらいの周波数の領域までの再生を狙うのが正しいので
> ようか。


カッティングエンジニアをされていた eijiさんから聴きました。
アナログレコードは性能が内外周で大きく違う。内周に至っては
本来の性能とはほど遠い。

低域もCDみたいに強くないことは承知しています。
私の経験では40Hzを性格に再生するのには ハウリングマージン
からも レコードのそりからも色々と難しいと思います。

長岡鉄男さんのスーパーウーファーのセッティングでテスト
レコードで40Hzを何度も再生しましたから よく分かります。

ビルエバンスのCDを聴いてみてください。
1曲目 あの右チャンネルから地下鉄の音が聞こえます。
前のリンクで カットされているCDもあります。
でもアナログプロダクツのレコードやK2レコーディングのCDは
しっかりと録音されています。

あれが1曲で4.5回聞こえます。3Dのスーパーウーファーだと
モノラルで消えてしまう可能性が大です。
あの地下鉄の音がCDの方がずっと有利だと思っていましたが
今回のSPU+昇圧トランス+ML-1Lでは遜色ないくらいしっかりと
鮮明に再生されました。

meiteiさんも是非試してみてください。ヘッドフォンでも
イコライザーでブーストしてでも構いません。

演奏と分離して ノイズが聞こえ 奥の人がしゃべっている声と
ステージやお店の雰囲気がよく分かる それには こういった
音の再生が上手くいくと よりリアルに聞こえる様に思います。

さて低域の再生限度ですが アナログレコードでも
40Hzくらいまではしっかりと聞こえ判別できると思います。

> アナログの場合、レコード盤面の“反り”によるウーファー
> の無駄な動きを抑えるため、サブソニック・フィルターを装
> 備していた機種が多かったと思うのですが。


ML-1Lには入っていませんでした。
空気バネのインシュレーターを使ってハウリングには強く
なっていますが、試しに揺らしてみると ドキッとするくらい
低い周波数が再生されます。

> 20〜50Hz、多分40Hz:−18dB/oct ぐらいのロ
> ーカット・フィルターが入っていたと記憶します。往年のア
> ナログは低域の下の方までの再生は狙っていなかったのでは?


20〜30Hzくらいの音は アナログには無い方が良いみたいです。
混変調歪みが多く出てきそう。
ソリの多いレコードではサブソニックフィルターが有益ですよね。

アナログレコードでも重低音の再生が重要だと思うのは
とにかく分かり易い一例として ビルエバンスの地下鉄の音です。

ウーファーのダクト調整 プリやパワーアンプの低域再生能力が
分かると思います。あれが上手く再生されないと 本格的に
低音が再生されていないと言わせていただきます(^_^)v
(TADの1601と416で迷っていた時 TADの方がずっと有利で
 悶絶しました)



[7205] Re2:低域はどこまで:サブソニック・フィルター返信 削除
2009/8/17 (月) 19:52:23 eiji
__ / __

▼ わんこさん

お久しぶりです、eijiです。
ML-1Lに再挑戦されているんですね。
わんこさん邸で、いけださんと聴かせていただきましたが、
個性の際立った濃い音に圧倒されました。
フォノEQアンプで音が良くなるか疑問とmeiteiさんと
議論されていましたが、ML-1Lを聴けば一目[聴]瞭然
だと思います。

> > 先ほどは書き忘れましたが、アナログでの低域再生ですけど
> > どのぐらいの周波数の領域までの再生を狙うのが正しいので
> > ようか。
>
> カッティングエンジニアをされていた eijiさんから聴きました。
> アナログレコードは性能が内外周で大きく違う。内周に至っては
> 本来の性能とはほど遠い。
>
> 低域もCDみたいに強くないことは承知しています。
> 私の経験では40Hzを性格に再生するのには ハウリングマージン
> からも レコードのそりからも色々と難しいと思います。


低域は、音溝の振幅が大きくなるので、カッティングしにくく
なりますが 、20Hzまでなら楽勝です。
MMもMCも10KHz以上より20Hzの方が、ずっと楽です。

> ビルエバンスのCDを聴いてみてください。
> 1曲目 あの右チャンネルから地下鉄の音が聞こえます。
> 前のリンクで カットされているCDもあります。
> でもアナログプロダクツのレコードやK2レコーディングのCDは
> しっかりと録音されています。
>
> あれが1曲で4.5回聞こえます。3Dのスーパーウーファーだと
> モノラルで消えてしまう可能性が大です。
> あの地下鉄の音がCDの方がずっと有利だと思っていましたが
> 今回のSPU+昇圧トランス+ML-1Lでは遜色ないくらいしっかりと
> 鮮明に再生されました。


meiteiさん、わんこさんとThomasさん邸で聴いた時は、
地下鉄か空調ノイズかはっきり聴きとれなくて、未だに
宿題になっています。
そもそもヴィレッジヴァンガードの傍に地下鉄が走って
いるのでしょうか・・・



[7207] コメントありがとうございます返信 削除
2009/8/17 (月) 23:04:02 わんこ
__ / __

▼ eijiさん

お久しぶりです。
eijiさんに プロからのコメントがもらえるととても
参考になります。

> お久しぶりです、eijiです。
> ML-1Lに再挑戦されているんですね。
> わんこさん邸で、いけださんと聴かせていただきましたが、
> 個性の際立った濃い音に圧倒されました。


あのときは eijiさんが持ってきてくださったアキュフェーズ
のA-20でしたよね。五嶋龍さんのバイオリンのバックのオーケストラ
の芳醇さと音数の多さ ネイロの多彩さが印象的です。

結局 あの後 A-20での音は 私の前の300Bでは出ません
でした。
今から思えば、ML-1Lの低域の良さが 自作プリでの弱点で
ある最低域の音が超えられない一部分でした。

> フォノEQアンプで音が良くなるか疑問とmeiteiさんと
> 議論されていましたが、ML-1Lを聴けば一目[聴]瞭然
> だと思います。


私は 明快に軍配を上げることはできませんが、事実
自分で聞き比べての感想を言っているのです。
それが理屈で変わらないから気にするな と言われても
自分にウソは言えません(^_^;)

ただカートリッジとの相性はあるみたいです。
でもそれを超えて 役者の違いみたいなのが あの
フォノイコライザーにはありそうです。

昨日のレコード三昧 久々の快感タイムでした。

> 低域は、音溝の振幅が大きくなるので、カッティングしにくく
> なりますが 、20Hzまでなら楽勝です。
> MMもMCも10KHz以上より20Hzの方が、ずっと楽です。


内周は高域が厳しいみたいですね。アナログレコードは
CDより高域の特性が良いから音が良い と思っていましたが
意外に特性は伸びていないそうですね。

ただ やはり自分としてはアナログレコードの独特のダイレクトさ
滑らかさ そして高域の繊細さを感じます。
これもカートリッジやその他の音が個性となって効いている
のかもしれませんね。

> meiteiさん、わんこさんとThomasさん邸で聴いた時は、
> 地下鉄か空調ノイズかはっきり聴きとれなくて、未だに
> 宿題になっています。


http://www10.atpages.jp/wanko2/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s2426#2426
Thomasさんのあの装置で 地下鉄?の音が聞こえない筈ありません。
15インチウーファーに30インチスーパーウーファーですから。

想像するには 前のリンクをみてもらいたいのですが、
昔のCDではカットされていたのか聞こえないのもあります。

K2レコーディイングのだと 常に 50Hz以下のわなわなした
ノイズが聞こえると思います。


> そもそもヴィレッジヴァンガードの傍に地下鉄が走って
> いるのでしょうか・・・


ワハハ

もしかしたら バスの音だったりして。
とにかく 私には 15秒からだか ワナワナと地下鉄か
でかい振動する何かが動いている様に聞こえます。
周波数帯域で50Hzくらいでしょうか。

プリアンプで球だとダメだとも思えません。
アッテネーターを高グレードのに交換してみたり
いずれ何か解決できないか トライしてみたいと思っています。


eijiさんは 最近オーディオを聴かれていますか?
シフのベートーベンのピアノソナタ集は 素晴らしいと
思います。




[7208] Re:コメントありがとうございます返信 削除
2009/8/18 (火) 21:23:04 eiji
__ / __

▼ わんこさん、こんばんは。

> ただ やはり自分としてはアナログレコードの独特のダイレクトさ
> 滑らかさ そして高域の繊細さを感じます。
> これもカートリッジやその他の音が個性となって効いている
> のかもしれませんね。


高域の繊細さといえば、テストレコードの20Hzから20KHz
のSweep信号を再生すると、オルトフォンのSPUは12KHz近辺
から、国産カートリッジでは考えられないほど強烈なハイ
上がりでした。

> > meiteiさん、わんこさんとThomasさん邸で聴いた時は、
> > 地下鉄か空調ノイズかはっきり聴きとれなくて、未だに
> > 宿題になっています。
>
> http://www10.atpages.jp/wanko2/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s2426#2426
> Thomasさんのあの装置で 地下鉄?の音が聞こえない筈ありません。
> 15インチウーファーに30インチスーパーウーファーですから。
>
> 想像するには 前のリンクをみてもらいたいのですが、
> 昔のCDではカットされていたのか聞こえないのもあります。
>
> K2レコーディイングのだと 常に 50Hz以下のわなわなした
> ノイズが聞こえると思います。


K2マスタリングのCDだったように思います・・・

> eijiさんは 最近オーディオを聴かれていますか?
> シフのベートーベンのピアノソナタ集は 素晴らしいと
> 思います。


演奏、録音が極上のMTTのSACDマーラー交響曲全曲録音が
8年かけてやっと完成しました。
http://www.hmv.co.jp/news/article/908050049/
入門用としては、交響曲第5番をお勧めします。

シフのベートーベンのピアノソナタ集は、A-20を貸して
くれた先輩に推薦したら、早速4枚買ってくれました。


[7209] 良いソースがグレードアップの近道返信 削除
2009/8/19 (水) 00:07:05 わんこ
__ / __

▼ eijiさん

こんばんは。

私たちオーディオマニアはレコードに思い入れや思い込みが
ありますが eijiさんは カッティングするとなると 雰囲気で
語れませんですね。
技術とは理論や基礎を学問した上で実用出来ることだと
思います。

> 高域の繊細さといえば、テストレコードの20Hzから20KHz
> のSweep信号を再生すると、オルトフォンのSPUは12KHz近辺
> から、国産カートリッジでは考えられないほど強烈なハイ
> 上がりでした。


SPUは12KHzにピークが有ったんですね。
結構低い周波数でのピークだと思います。
我が家のSPUでは それ程ピークが有るようには感じませんが
思い起こせば 図太い低域 中低域に見合う 高域の輝きが
あるように思います。

レコードは聴感上ピークがあまり聞こえないタイプがあります。
DL-103でも測定上少し高域で上がっていますし テクニカの33
シリーズは明らかに上がっています。

でも20KHzくらいへの上昇では耳では味付けくらいにしか
感じないのだと思いますが、テクニカでは明らかにハイに
味付けがあると感じています。

レコード自体 前に買ってみた 高音質レコード
http://www10.atpages.jp/wanko2/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s5916#5916

その中でフィリップスの45回転盤は 8KHzくらいからでしょうか
明らかなハイ上がりで困ってしまいます。
レコードは差が大きい感じで 味付けも カートリッジの個性も
何でもありって感じですね。

合えば良いのですが 合わないと・・・(^^;)


> > K2レコーディイングのだと 常に 50Hz以下のわなわなした
> > ノイズが聞こえると思います。
>
> K2マスタリングのCDだったように思います・・・


そうですか。私はSP ウーファーを何回か交換してきて
ダクトを調整するときにも感じていますので入っていると
思います。

Thomasさんのウーファーは3Dでクロスはどれくらいでしょうか?
確か70Hz以下のクロスだと思います。3Dウーファーだと片方の
音が消えてしまうってことはないですよね う〜ん
バッチリ聞こえると思うんですけど・・・

よろしければ eijiさんのシステムでも試してみてください。
50Hzくらいですから 聞こえると思います。

> 演奏、録音が極上のMTTのSACDマーラー交響曲全曲録音が
> 8年かけてやっと完成しました。
> http://www.hmv.co.jp/news/article/908050049/
> 入門用としては、交響曲第5番をお勧めします。


http://www.hmv.co.jp/product/detail/1249693
これでしょうか?

早速HMVでオーダーしてみました。
私みたいにクラシックが分からない人間にとって 初心者
でも分かり易いお薦め盤の紹介は嬉しいです。

2005年の録音なんですね。できればSACDが良いのでしょうね。

> シフのベートーベンのピアノソナタ集は、A-20を貸して
> くれた先輩に推薦したら、早速4枚買ってくれました。


eijiさんは とっくにご存じだったんですね。
A-20の先輩も4枚買われたそうで ご関係の良さが
伝わってきます。

良い演奏で良い音のソースは それだけで 装置を数倍グレード
アップしてくれます。
また 何かありましたらご紹介をお願いします。


[7210] Re:良いソースがグレードアップの近道返信 削除
2009/8/20 (木) 11:36:36 いけだ
__ / __

▼ わんこさん
▼ eijiさん


ご無沙汰しております。


> > 演奏、録音が極上のMTTのSACDマーラー交響曲全曲録音が
> > 8年かけてやっと完成しました。
> > http://www.hmv.co.jp/news/article/908050049/
> > 入門用としては、交響曲第5番をお勧めします。


私も買わねばと思っていたのでこの機会に注文しました。
届くのが楽しみです。
自分で録音したものでシステムを調整するとソースから出口まで
全部一人よがりになってしまうので、市販の優れたソースは絶対に
必要なんです。


[7211] 比較返信 削除
2009/8/20 (木) 21:19:35 わんこ
__ / __

▼ いけださん

こんばんは。
相変わらずお忙しいですか?

いけださんと ML-1Lの前身のジャンクを購入しましたが
あれで もう一度 ML-1Lにトライしたいと思う気が
強くなりました。
何で あんなモジュールで音作りができるのか?
不思議だったんです。

いけださんの録音したピアノがとても良くなります
機会があるときに 聴いてください。


> 自分で録音したものでシステムを調整するとソースから出口まで
> 全部一人よがりになってしまうので、市販の優れたソースは絶対に
> 必要なんです。


人から評価されることを前提に仕事をしなければならない
でしょうから いつも自分には厳しい見方をせざるを得ない
のでしょう。

音に関しても、自分の立ち位置を知ることも必要なのだと
思います。

いつも思うのですが いけださんはプロとしてのポジションがあるのに
私どもの趣味や遊びをご自身の作品を交えても気楽に付き合っていられる
懐の広さというか余裕には敬服してます。

私だったら 自分の作品を あれこれ中傷的に評価されたら
穏やかではいられないでしょう。



[7216] Re:比較返信 削除
2009/8/21 (金) 23:31:38 いけだ
__ / __

▼ わんこさん
妙な忙しさが続いております(汗)。

> いけださんと ML-1Lの前身のジャンクを購入しましたが
> あれで もう一度 ML-1Lにトライしたいと思う気が
> 強くなりました。
> 何で あんなモジュールで音作りができるのか?
> 不思議だったんです。


中身はあっけないですよね。
中身のわからないモジュールと、基板とポテンショメータ、
それだけでしたから。

> いけださんの録音したピアノがとても良くなります
> 機会があるときに 聴いてください。


また是非聞かせてください。

> いつも思うのですが いけださんはプロとしてのポジションがあるのに
> 私どもの趣味や遊びをご自身の作品を交えても気楽に付き合っていられる
> 懐の広さというか余裕には敬服してます。


いえいえ、きっといい加減な仕事をしているせいだと思います(汗)。
だから何言われても反論できない(笑)。

それに、自分がエンジニアしたCDが世に出た先でどんな音を出すか、
というのを素晴らしい環境で確認できるので、わんこさん宅での
オフ会は私にとって非常に有意義なんです。
本当にいつもお世話になっております。


[7221] Re2:比較返信 削除
2009/8/22 (土) 15:08:04 わんこ
__ / __

▼ いけださん

こんにちは。
今日はオーディオの集まりに参加させていただく予定で
仕事を早く終えたい私です(^^)

人に自分で造った音を聴いてもらうって緊張しますですよね。
特に 音の基準がある人 例えば そのCDの演奏家だったり
録音されたエンジニアの方だったりすると。

http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s726#726

http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s5683#5683


何度も書いていますが いけださんに録音してもらい
ヨーロッパで発売したCD。
三味線 お琴 歌い 尺八の録音で ダンさんや
そのお友達の演奏家が録音直後に我が家に来られたとき 自分の
マルチアンプシステムで その日録音したソースをかけた時
・・・・

 ムーーーーンーーーー


一同 コメントが無かったです。生の音と違いすぎて・・
とっても恥ずかしかった

プロの演奏家は 自分の楽器 声に対して 当然敏感で
似ても似つかぬ我が家のステレオの音に困っていました。

私としては とっても 思い入れのある チャンデバの調整
ウーファーダクトの調整 真空管アンプの選択・・・

でも 音は何よりも正直なんですね

あの時の恥ずかしさは 忘れられません(^_^;)

> それに、自分がエンジニアしたCDが世に出た先でどんな音を出すか、
> というのを素晴らしい環境で確認できるので、わんこさん宅での
> オフ会は私にとって非常に有意義なんです。
> 本当にいつもお世話になっております。


我が家でオフして 裸の王様状態なのに みんな我慢して
太っ腹で受け入れてくれて 私の自作SPで聴いてくれて
きました。当初はあれ程酷くないにしても 問題山盛りでした。
今でもクロスが上手くつながっていないとか 質感の
問題レベル 位相の感じとか 市販品より悪いところも多々
あります。

それでも それをとおして いけださんの録音した野平さんの
ピアノとかクラシックを聴いてもらえる

嬉しい恥ずかし 緊張しますが そう言っていただけるのは
オーディオマニア 自作SPマニア冥利に尽きます。

またどうぞ遊んでくださいm(_ _)m


[7214] Re2:良いソースがグレードアップの近道返信 削除
2009/8/21 (金) 18:33:29 eiji
__ / __

▼ いけださん

お久しぶりです!

> > > http://www.hmv.co.jp/news/article/908050049/
> > > 入門用としては、交響曲第5番をお勧めします。
>
> 私も買わねばと思っていたのでこの機会に注文しました。
> 届くのが楽しみです。
> 自分で録音したものでシステムを調整するとソースから出口まで
> 全部一人よがりになってしまうので、市販の優れたソースは絶対に
> 必要なんです。


きっと参考にしていただける極上の録音だと思います。
録音エンジニアは、こちら
http://www.tritonus.de/en/tritonus.php
のP・Laengerです。
シフのベートーベンのピアノソナタ集も、こちらの
S・Schellmannです。
他に好きな録音エンジニアは、アンスネスのピアノ録音を
任されているA・Akserbergです。
もちろん、いけださんの録音されたCDも大注目しています。


[7217] Re3:良いソースがグレードアップの近道返信 削除
2009/8/21 (金) 23:44:58 いけだ
__ / __

▼ eijiさん

ご無沙汰しております。
あれからAOIでの仕事もなく、寂しい限りです(泣)。

> 録音エンジニアは、こちら
> http://www.tritonus.de/en/tritonus.php
> のP・Laengerです。
> シフのベートーベンのピアノソナタ集も、こちらの
> S・Schellmannです。


情報ありがとうございました。
シフのベートーヴェン全集の音も目から鱗でした。

やはり気になってしまう機材のページも確認してしまいました。
編集ソフトはなんと私の使っているのと心臓部は同じもの。
B&K4006をメインにしているところやRME社のコンバータ類が
あるあたり、私と機材の好みの傾向は似ているようです(笑)。
しかしどうしてこんなに出てくる音が違うんでしょう。
マーラーが届いたら良く聴いてみます・・・。
打ちのめされそうな気がしていますが(汗)。

また色々参考にさせてください。


[7215] Re:良いソースがグレードアップの近道返信 削除
2009/8/21 (金) 20:50:58 eiji
__ / __

▼ わんこさん

こんばんは。

> レコード自体 前に買ってみた 高音質レコード
> http://www10.atpages.jp/wanko2/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s5916#5916
>
> その中でフィリップスの45回転盤は 8KHzくらいからでしょうか
> 明らかなハイ上がりで困ってしまいます。
> レコードは差が大きい感じで 味付けも カートリッジの個性も
> 何でもありって感じですね。
>
> 合えば良いのですが 合わないと・・・(^^;)


ポールモーリヤは、かなり大胆な音造りをしていると
思われます。

> > > K2レコーディイングのだと 常に 50Hz以下のわなわなした
> > > ノイズが聞こえると思います。
> >
> > K2マスタリングのCDだったように思います・・・


品番は、VICJ-5084でした。

> そうですか。私はSP ウーファーを何回か交換してきて
> ダクトを調整するときにも感じていますので入っていると
> 思います。
>
> Thomasさんのウーファーは3Dでクロスはどれくらいでしょうか?
> 確か70Hz以下のクロスだと思います。3Dウーファーだと片方の
> 音が消えてしまうってことはないですよね う〜ん
> バッチリ聞こえると思うんですけど・・・


LPFは50Hzだそうです。
3Dウーファーだとステレオをモノラルにした時のように
センターが6db上がる?ために、片チャンネルのみの音は
不利なんですかね・・・

> よろしければ eijiさんのシステムでも試してみてください。
> 50Hzくらいですから 聞こえると思います。


オフ会前に必死で聴きましたが、分かりませんでした。

> > http://www.hmv.co.jp/news/article/908050049/
> > 入門用としては、交響曲第5番をお勧めします。
>
> http://www.hmv.co.jp/product/detail/1249693
> これでしょうか?
>
> 早速HMVでオーダーしてみました。
> 私みたいにクラシックが分からない人間にとって 初心者
> でも分かり易いお薦め盤の紹介は嬉しいです。


早速買ってくださったんですね。
推薦できる盤が見つかったら、またお報せします。

> 2005年の録音なんですね。できればSACDが良いのでしょうね。

ハイブリッドでCD側は未聴ですが、充分高品質だと
思います。

> > シフのベートーベンのピアノソナタ集は、A-20を貸して
> > くれた先輩に推薦したら、早速4枚買ってくれました。
>
> eijiさんは とっくにご存じだったんですね。
> A-20の先輩も4枚買われたそうで ご関係の良さが
> 伝わってきます。


先輩は数年前に友人から譲られたJBL4343のウーファ
エッジを張替え、去年からネットワークをステレオ
サウンド誌の佐伯さんの記事を参考に10万円かけて
自作し、ホーンドライバーをサードパーティの
ユニットと交換して美音を披露してくれました。


[7219] 地下鉄の音が分かるCD 返信 削除
2009/8/22 (土) 01:04:58 わんこ
__ / __

▼ eijiさん

こんばんは。

ワルツフォーデビーのCDはアメリカからの輸入盤みたいです。

> 品番は、VICJ-5084でした。

画像で見え難いかもしれません。RCD-9399-2 です。
もしかしたら 日本盤はカットされているのかもしれません。


> 先輩は数年前に友人から譲られたJBL4343のウーファ
> エッジを張替え、去年からネットワークをステレオ
> サウンド誌の佐伯さんの記事を参考に10万円かけて
> 自作し、ホーンドライバーをサードパーティの
> ユニットと交換して美音を披露してくれました。


先輩は4343だったですよね。

ステレオサウンドのネットワークの記事はちょっとしか
読んでいませんが 苦心の作みたいです。
先輩は かなりコストを払ったと思いますが ある程度
練られたネットワークだったのでしょう 美音が聴けた
のですね。おめでとうございます。

茶茶入れをするつもりはないのですが、
私はネットワークを1から造り上げた人でなければ
分からない苦悩があると思っています。
理論も必要ですが 最後の微調整はソースを聴いて自分で
納得行くor妥協するところを探し求めるしかありません。

1601 416-8A 416-8C 515E 515-16G その他使ってきて
ウーファーのかぶりだけでも凄く微妙です。
インピーダンス補正無しに理論通りになんて絶対に
減衰しませんから(と思っています)。

そして ユニットの個体差やその他によっても微妙に
数値が違ってきてしまいます。ピアノの音色は特に
問題が出易いみたい。

ネットワークでメーカー製を上回るのはかなり難しいと
自覚してます。完成すれば*一部は*マルチアンプに無い良さが
あると思っています。市販のSPは激安のユニットで高いのが
ありますがネットワークの調整によって音を造っていると
思っています。

先輩のところでは ピアノは如何でしょうか?
ピアノは帯域も広いし 共振や色々な音が入っていて
再生が難しくてやり甲斐が有ると思います。


先のCD 手に入らないようでしたらお送りします。

ML-1Lでレコードで地下鉄の音が聞こえましたが CDでは
試してみていませんので明日 聴いてみます。

(アナログプロダクツのレコードよりk2CORDINGのCDの
 方が遙かに地下鉄の音は分かり易いので 当然聞こえると
 思っています)



[7234] Re:地下鉄の音が分かるCD 返信 削除
2009/8/26 (水) 20:52:59 eiji
__ / __

▼ わんこさん

こんばんは、返信が遅くなりごめんなさい。

> ワルツフォーデビーのCDはアメリカからの輸入盤みたいです。
>
> > 品番は、VICJ-5084でした。
>
> 画像で見え難いかもしれません。RCD-9399-2 です。
> もしかしたら 日本盤はカットされているのかもしれません。

HMVで検索しましたが、わんこさんがお持ちのCDは、
廃盤になってしまっているようです。

> ステレオサウンドのネットワークの記事はちょっとしか
> 読んでいませんが 苦心の作みたいです。
> 先輩は かなりコストを払ったと思いますが ある程度
> 練られたネットワークだったのでしょう 美音が聴けた
> のですね。おめでとうございます。
>
> 茶茶入れをするつもりはないのですが、
> 私はネットワークを1から造り上げた人でなければ
> 分からない苦悩があると思っています。
> 理論も必要ですが 最後の微調整はソースを聴いて自分で
> 納得行くor妥協するところを探し求めるしかありません。
>
> 1601 416-8A 416-8C 515E 515-16G その他使ってきて
> ウーファーのかぶりだけでも凄く微妙です。
> インピーダンス補正無しに理論通りになんて絶対に
> 減衰しませんから(と思っています)。

ネットワーク単体に発振器と交流電圧計をつないで、
測定値をプロットしたf特グラフを見せてもらいました。
JBLオリジナルの数値にすると、2KHz近辺の中高域が1db
上がってしまうそうです。

> そして ユニットの個体差やその他によっても微妙に
> 数値が違ってきてしまいます。ピアノの音色は特に
> 問題が出易いみたい。
>
> ネットワークでメーカー製を上回るのはかなり難しいと
> 自覚してます。完成すれば*一部は*マルチアンプに無い良さが
> あると思っています。市販のSPは激安のユニットで高いのが
> ありますがネットワークの調整によって音を造っていると
> 思っています。
>
> 先輩のところでは ピアノは如何でしょうか?
> ピアノは帯域も広いし 共振や色々な音が入っていて
> 再生が難しくてやり甲斐が有ると思います。

シフのCDを聴いて、中高域をフラットにして、低域の
量感をもう少し増やすようにとリクエストしています。

> 先のCD 手に入らないようでしたらお送りします。
>
> ML-1Lでレコードで地下鉄の音が聞こえましたが CDでは
> 試してみていませんので明日 聴いてみます。
>
> (アナログプロダクツのレコードよりk2CORDINGのCDの
>  方が遙かに地下鉄の音は分かり易いので 当然聞こえると
>  思っています)

いかがでした?


[7235] RCD-9399-2返信 削除
2009/8/26 (水) 22:00:57 わんこ
__ / __

▼ eijiさん

こんばんは

ナンバーをそのまま検索にかけると 結構出てきます。
RCD-9399-2

http://rateyourmusic.com/release/album/bill_evans/waltz_for_debby_f5/

2000年にリマスターされて発売されたみたいです。

聴いた感じでは 以前より地下鉄の音が小さく感じました。
58秒〜1分3秒くらいの地下鉄の音と 2分53秒くらいの音が
続いて聞こえ その他にも聞こえたと思うのですが 今の
システムではそれ程レコードより大きくは聞こえません。
前はアナログプロダクションのレコードの方が ふやけて
量も少なかったのですが 印象が逆転した感じです。

レコードでSPUを使ったのが大きな理由かもしれません。

いずれにせよ 地下鉄?の音は かなり明快に我が家では
分かります。

> ネットワーク単体に発振器と交流電圧計をつないで、
> 測定値をプロットしたf特グラフを見せてもらいました。
> JBLオリジナルの数値にすると、2KHz近辺の中高域が1db
> 上がってしまうそうです。


たった1dBの差しかないんですね。
相当良い特性だと思います。
設計者が 練りに練ったネットワークなのでしょう。

> シフのCDを聴いて、中高域をフラットにして、低域の
> 量感をもう少し増やすようにとリクエストしています。


おおっ eijiさんのオーダーが入ったんですね。
なかなか難しそうなリクエストにも思えます。

シフのピアノは 低域の力感が素晴らしいので それが
ソリッドに出て それで統一感のある音色が高域まで
続いているので 上手く反映させたいところです。

我が家では 若干クロスが薄く 中域でもわ〜 っとする
部分があるのと 高域の上は2420で硬さが出てよいのですが
低域は ふやける感じがします。

低音が豊かでふやけないのは なかなか難しいと感じています。



INCM/CMT
Cyclamen v3.491
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