| 展覧会の絵で 久々のオーケストラに酔いしれた後
休憩。サントリーホールだとワインを一杯飲んだりして
ゴージャスな雰囲気にひたれるのですが ここは市民会館
お水で済まします。
ここでkitatanukiさんとばったり会う。近距離でオーケストラが
お得に聞けるとのことで 目の付け所が似ています。
市民会館は 満員で1400名の規模ですが 響きは
長くないものの ホールがそれ程大きくないので 20m
くらいの席で聞いていて 音がダイナミックで鮮烈で良い
とのこと。また東京交響楽団はの指揮者は昔からくらべ
円熟の境地だと 高評価でした。
さて次は バイオリン協奏曲 誰もが聞いて直ぐに分かる
名曲。 ソリストの井上静香さんは 若くて美しく
それで ソロをパワフルに弾いてくれました。
至近距離4mでバイオリンを聞くこと。最高です。
(写真左上の二人の女性の左に私は座っていました)
よく 生の音 近い音のバイオリンはそんなに綺麗な音でなく
とげとげしい音がするとか言われますが 思いの外デットで
高音や倍音が響く音ではありませんでした。
でも滑らかでしっとりとした美しく強い音です。
よく良い弦の音だなぁと感じる、ロジャースのドームツイーターの音とは結構
違うんだと感じました。ホーンツイーターの方が近いかも。
普段CDやレコードでバイオリンソロを
聞くと響きが多いですがあれはホール反響やエコー感を重視
されているんですね。
それと 後ろのオーケストラを相手に弾きますので 負けないように
パワフルに弾きますので 小さな音はかき消されてしまうことも
あるのでしょう。
目の前で彼女が私のためだけに 演奏してくれる(*^_^*)
そう思ったりして大変幸せな時間でした。
後ろのバックの弦楽器の美しさ 至近距離なので広いホールみたいに解け合って
美しいハーモニーとは違いますが 演奏の上手さ 乱れの少なさ
音が如何にピッタリ合っているからか 素晴らしい和音の美しさは
筆舌に尽くしがたいです。酔いしれました。
こんなに素晴らしい音 演奏がたったの3000円で聴けてしまう。
何度も再生しようなんて気にもならない 充実した瞬間
エンターテイメントとして最高です。
オーディオで生の音を再生したい?
そう遊びのテーマとしてはいいですよ。でも偶には生の演奏に
酔いしれてみましょう。そうすれば 自分の家の音 録音されたメディアの音
それがどのように違うか分かりますから。
|
|