| 久々にオーディオが出来たので TA-DA7000ESのプリ部の
音はどうなのか? 確かめてみることにしました。
CD15改>デジタル出力>TA-DA7000ES>プリアウト>300Bシングル
今までは
CD-15改>CD15内蔵DAC(1bit ビットストリーム型DAC7)>スペクトラルDMC6>300Bシングル
よって違いはプリ部分だけでなく 我が家の音の個性を支配していると思われる
CD15のDACの音の差も聴くことになります。
結果から申しますと TA-DA7000ESのプリ部分はかなり優秀だと感じました。
何せ CD15とスペクトラルのプリの音で調整してきたシステムなのですから
どう考えてもTA-DA7000ESの方が不利な筈です。
勿論、トータルの音では我が家のプリを通した音の方がまとまりや
音楽の訴えかけでは良いです。
例えば ピアノの右手 ギターをはじく音 ボーカルの凝縮した定位感と可愛らしさ
若干甲高い我が家の音から比べると 弱い感じがします。
声が散漫に広がる感じ。
低域は膨らみ 広がってしまう。
でもそれは我が家の入力の癖で調整してきたSPシステムだからかも
しれません。
それに対して TA-DA7000ESは自宅のシステムでも良いところを
感じさせてくれます。
音に歪み感が少ないからか 五月蠅い感じがしない。
低域のレンジが明らかに広い 音が太い
音の広がりがCD15よりもある
高域は若干粗いかもしれないけど 300Bと相性が良いのか綺麗
音に圧迫感が少ない 爽やか 長く聴いていられる
色々なソースを聴けば印象は逆転すると思いますし 微妙な差ですので
どれがいい とは断言できません。これからしばらくTA-DA7000ESの
プリ部を使って アンプとKT88にしてみたり 楽しんでみたいと
思います。
デジタルアンプとアナログアンプの聴き比べができ 両方を
楽しめる。
アナログアンプで好みの音に持って行くことができる。
デジタルアンプですから最後までデジタルで伝送したいと
思われるかもしれませんが、TA-DA7000ESのパワーアンプ部分の
音を知り アンプの音の世界を探訪するのも魅力的なこと
かと思います。
またTA-DA7000ESのプリの音も分かってきそうで
なかなか深い世界を楽しめそうです。 |
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