[9360] 真鍮プレート返信 削除
2015/4/5 (日) 15:31:58 わんこ
__ / __

Jさんに薦められ ハリさんに購入先を教えてもらった
真鍮プレート。実はすぐに買っていたのですが
ずっとSPの天井に置きっぱなしでした。

重量があって平面性が高く如何にも効きそうな感じです。

でも、面倒なのと 私の勝手な思いでホーンの上面は
凸型になっていて 振動を抑制するにも接点が
少な過ぎて不安定だと思い込んでいたのです。

それで 画像の様にホーンの先端に置いてみたりして
聴いていました。

乗せると 見た目もありますが 中高域の音が静かに
なって 五月蠅さが減るようです。

先のジョンルイスのバッハ ピアノの一番高いところの
キン!と言う輝きというか響きが減るのが感じられます。
それで 電動ドライバーを重点してホーンをだしてみました。


[9361] 直ぐにやればよかった返信 削除
2015/4/5 (日) 15:41:34 わんこ
__ / __

ホーンを出してみてビックリ!

やや凹面なのでした。
コーラルのホーンはアルテックのホーンと違って
かなりダンプされている と聞いています。
実際にご覧の通り ホーンにコンクリート?みたい
なのでダンプしてあります。

真鍮のプレートをご覧のとおり 置いてみると・・
しっとりと落ち着いて置けるのです。
場所を探せば 4隅がしっかりとホーンの上の
ダンプ部分に食い込む感じで置けました。

それで 聞いてみました。

あくまでも 感じ ですが かなり違うようです。
中高域 高域のレベルが下がったようです。
ピアノの一番高い部分の響きが減り ピーク感
五月蠅さが減ったようです。

またオーケストラのバイオリンの五月蠅い感じは
ホーンが鳴っていたのか?と思うくらいでもあり
驚いたのはシンバルが綺麗になって 透明感が
上がって見渡しが良くなったようです。

何で直ぐに実践しなかったのだろう?
であります。

ただ 良いところばかりではなく、ピアノの真ん中
くらいの帯域にピークが下がったようでもあり
気になる帯域がでてきました。

また響きを気にする耳で聴くと、米松で良く響く
エンクロージャーの鳴きや、 ウーファーの
帯域のピーク感も気になる様になってしまいました。


まだ聴いたばかりですが、スッキリした感じで
聴くのが楽しいです。
ナローレンジが気になっていた 無帰還プリも
この前のスプラグに換えて ワイドレンジに感じ
ますし 音の密度感は差動プリを上回る感じ。

音楽が良く楽しめる音 になっていると思います。

Jさん ハリさん せっかくアドバイスを頂戴していたのに
動きが遅くて済みません。
簡単で効果が大きいみたいで、もっと大きいのが
欲しくなってしまいました。


あとホーンのメタルの部分に乗せたらどうか?
とか置き場所を変更してタメしてみます。


[9362] スロート部分に返信 削除
2015/4/5 (日) 16:19:26 わんこ
__ / __

先のレスに書いた 真鍮をホーンのメタルに
触れさせた方が 異種金属が触れあって
ダンピング効果が高いのでは?
と思い スロートの部分に置いてみました。

これが 何となく イマイチなんです。
透明感が高いとか いい音がするなぁ
と言う 「気」があまりしないんです。

ジョンルイスのピアノの真ん中くらいのピーク音が
五月蠅くなった感じ。

置き場がコンクリの部分より不安定なのもあり、
負のプラシボ効果もあるのだと思います。

元の真ん中くらいに戻した方が いいようです。
(ダンプ剤の上に置くので単なる重量の効果だけなの?
 と思ってしまいますが)


[9363] ホーンのダンピング返信 削除
2015/4/5 (日) 19:56:12 こいし
__ / __

▼ わんこさん

おーついに重い腰を上げましたか!!

ホーンのどこをダンピングするかで音が代わって、

その違いではなくて、音楽性にどう影響が在ったかという

論点が素晴らしいと思います。


私はアイスノンでダンピングしました。超激安ですね。

ご承知のようにALTECはダンピング材が付いていないので
その代わりです。金属と異なり固有振動がほぼ感じられない、
曲面のフィッティングに優れていることが特徴です。


今回共感しましたのでが、貼る位置での影響度です。

私もホーンの根元はイマイチと感じました。


ただねぇ、ホーンの音って五月蝿いってことだったり、

色付けがあったりなんだけど。

これを気に入っている自分に気が付いて

私は未だに決められません(笑)。


[9375] Re:ホーンのダンピング返信 削除
2015/4/6 (月) 09:02:02 わんこ
__ / __

▼ こいしさん

ホント 何でこんな簡単なことをやらなかったのか?
であります。ホーンを引き出すのは10個のネジを
外すだけのですから。

> ホーンのどこをダンピングするかで音が代わって、
> その違いではなくて、音楽性にどう影響が在ったかという
> 論点が素晴らしいと思います。


ありがとうございます。
音についてはできるだけ再現性が有るように
自分で評価しようと思っていました。
何たって直ぐに戻せるのですから。

ただ プリアンプの音の変化も大きいみたいで
「これが私の好みの音です」と、みなさまに
聴いてもらいたいくらいです。

今までは 縁取りマーカーの音 だったのですが
今は 縁取りがされていない 太いクレヨン 油絵の
音とでも申しましょうか 肉厚で力強い感じでいいです。
サンオーディオのプリにあった低域のレンジが狭い
感じも 殆ど感じないのです。


> 私はアイスノンでダンピングしました。超激安ですね。
>
> ご承知のようにALTECはダンピング材が付いていないので
> その代わりです。金属と異なり固有振動がほぼ感じられない、
> 曲面のフィッティングに優れていることが特徴です。


接触面積を重視されアイスノンを選ばれたそうで
理系のこいしさんらしいです。
ホーンのダンピングに関して 重量の増大はどうでしょう?
アイスノンの上に重いモノを乗せたら変わるでしょうか
自分でもやってみます。
>
> 今回共感しましたのでが、貼る位置での影響度です。
>
> 私もホーンの根元はイマイチと感じました。


えっっ スローとの部分はイマイチだったとは
奇遇です と言うか何か理由があるのかもしれません。

お琴を弾かれる人は 弦のフレット?のところの材質で
音が大きく違うと言われていました。
ホーンを楽器と見立てれば(受け入れがたい人もいるかも)
ダンピングのやり方は 音をコントロールするのに
よいのかもしれません。

>
> ただねぇ、ホーンの音って五月蝿いってことだったり、
> 色付けがあったりなんだけど。
> これを気に入っている自分に気が付いて
>
> 私は未だに決められません(笑)。


アルテックのホーンを造った人 分かっているに
違いありません。
私も 811B 511Bと使ったことがありますが
あの鳴きが魅力の一つでもあるのだと思います。

ただクラシックや狙う音が違うのであれば
(我が家みたいに至近距離で色々なソースを聴きたいとか)
変更or調整しなければならない

これが実際のところではないでしょうか。


[9383] ホーンのダンピング返信 削除
2015/4/9 (木) 11:04:09
__ / __

▼ わんこさん

こんにちは。
ほとんど同じことを感じておられるようなので
背景の理屈として想像していることを書かせていただきたいと
思います。

ダンピング=鳴きを抑える。
鳴き=信号にはない不要振動
不要振動=0は不可能。
従って、最低限の、かつ、
自分にとって好ましい鳴きに持っていく。
ということでしょうか。

鳴きの原因も何通りもあると思っています。
ただ、要素ごとに定量分析(=測定)したわけでは
ないので感覚的に捕らえるにとどまっています。
30年位前のMJではそうしたことの分析も一部
やっていたかのように記憶しています。

また、0に出来ない上存在する泣きを、比較的ソリッドな
響きでいたほうが好きな人と、ちょっと遅れた響きでも
丸い音になるのが好きな人がいるようです。
後者の代表だと、ブチルゴム系のものでダンピングすること
になります。きれのよさはスポイルされますが、穏やかに
なるのでしょう。私には合いません。

さて、
@スロートVS内側真ん中
 鳴きの一つは、何らかの入力信号(ホーンに対する)
 の反射・共振だと思います。
 また、鳴きの成分の中で、低い音(1Kくらいまで)は
 あからさまに雑味を付加するように感じます。
 高い音はよく言えば重さを付加してくれるような気がする
 こともあるのですが・・・。
 とすると、当然、ホーンの中で最長の長さを持つ部位
 に対し、そのセンター付近に重量を付加させ、そこを
 節に出来なくすれば、その波長の共振は減ります。
 それを点でやらず、面でダンプしますので、上下周波数
 の共振も下がることになるのでしょう。
 従って、ホーンの大きさに対し、どのくらいの面積の
 ダンプ物質を投下するのかにはお起きに意味があり、
 変な話がホーンと同じ形面積のダンプ材だと、周波数
 に関しては効率が最も悪くなると思います。
 現状のホーンに対し大きさ的にはちょうど良い感じだと
 思いますので、効果を高めるなら、重量を増やす方向
 だと思います。
 そうした意味ではスローとはそもそも鳴きにくい構造
 ですよね。
 逆にホーン内側の「埃」の音に対する影響はスロート
 部分はとても大きくなります。

A外側
 ということは、外に露出している部分も長さがあります
 ので、当然鳴きやすくなります。
 ただ、バッフルに固定してあることで、ここでダンピング
 されていることになります。
 同じホーンをエンクロに入れないで使っているのとは
 状況が異なると思います。

B鳴きが減ると、静かになります。
 音楽信号以外の音が減るわけですので、人にとって
 音の存在感が良くも悪くも低下します。
 ・そこでMDのATTを調整し、レベルを上げると、
 より録音に近い音になるのではないでしょうか。
 ・「何を鳴らしてもそのホーンの音になる」、これが
 ホーン固有の音の一つなのでしょうが、それでよければ
 そのままで良いのでしょう。
 ただ、ほとんどのホーンは、砂糖を入れすぎたコーヒー
 のような気がします。

Cダンピング材とホーンの接触点
 ここは、私はゴム系のものは挟まず、直で置きたいのです。
 どうしてもホーンとダンピング材両方で共振することに
 なるのですが、ダンピング材からの振動が遅れてホーンに
 帰ってしまう。なので、良くも悪くも鈍くなるように
 感じています。

それにしてもやはり、位置と角度。
半年くらい前に左側SPのセットを外側に5センチ
動かしたのですが、それ以降、いまだに角度と位置の
設定が出せません。。。

長文乱筆ご容赦を。


[9384] 振動の制御返信 削除
2015/4/10 (金) 09:05:05 わんこ
__ / __

▼ Jさん

ご自身の経験を基にした幅広い考察を含めた 詳細な
コメントをありがとうございます。

振動 鳴き 泣き はオーディオを楽しむ以上避けられない
ことで 想像以上に大きな要素なんでしょうね。
鉄でできたエンクロージャーのSPを聴いたことが
ありましたが 独特の音が聞こえました。

私も 無線と実験誌で ホーンの場所による振動特性と
ダンプしてそれが どう変化するか?
そんな記事を読んだ記憶があります。
測定は理性的ですが 逆にその結果を音への分析と
まで持ち上げるのは大変だと思いました。

Jさんのお考えは

ゴムを介在させてダンプしない
低い周波数の鳴きは雑味を増し 高い周波数では重量感を出す
ダンピングする効果を理屈で考えて行う
ホーンの鳴きは脚色が強い
泣きをおさえて 新たにSPの調整を行いリアルな音に近づける

でしょうか。

実際にはなかなか難しいところだと思います。
とくにJさんは SPの位置 角度 に対して 敏感に反応し
調整してこられているので 尚更だと思います。
この前 最後に聴かせていただいた音は ホーン臭くなく
平面型SPに近いと感じたくらいで 帯域を上手く分割し
性能をいかんなく発揮されていたのだと思います。
恐らく振動のコントロールをされているからこそ
あそこまでの世界に到達していたのでしょう。


真鍮プレートのご紹介 ありがとうございます。
それなのに行動が極めて遅く失礼しました。

ダンピングしてあるホーンでも まだ変化がありました。
お陰様でこれで鳴きをコントロールする目が芽生えました。

昨日は確かに鳴きが減って静かになったのですが やはり
音のエッジというか 高域の輝きが物足りなく感じ
アッテネーターを少しだけ調整しました。
すると帯域バランスは良い感じなのですが 何となく
違う音 にも感じます。

金属のホーンを使っている人は 無意識にその鳴き を
持ち味 個性 良さとして感じているのかもしれません。

ウッドホーンは使ったことがありません。
材質の違いも形状の違いも そして 鳴きも 異なって
いるのでしょうね。
4338はプラスチックのホーンでした。
メタルでなくて何となく柔らかい音のイメージを持ちました。

やはり基本的にはホーンの形状が影響としては一番
大きいのでしょうか。

持ち味 魅力 = 弱点 欠点

となりかねないところが ホーンの面白さなのかもしれません。

SPまでの距離が短く リスニングポジションが決まって
いるにも関わらず、まだメリットが多く感じています。

INCM/CMT
Cyclamen v3.491
[ut:0.010][st:0.000]