12db/oct型 ネットワークを作ってみる・ ONKYO W−380Aを使ってみる
夏になり 真空管マルチではアンプの発熱さにビックリ!
それ以上にマルチでアンプの音の違いがどうにも気になるし、音色が合わないので
ネットワークに戻しました。当初ラックスの汎用品を使いました。特性はいいのですが音が寝ぼけて・・
で 中音が強いものの 声やピアノが良い ALTECのN801ー8Aを使っていました。
アンプは1台の発熱だけなのでまだ我慢できるのと なによりもウーファーとホーンのアンプの音の違い
スピード感の違い NFBの数十倍の違い? を感じないで済むのは助かります。
ただ 今度は低域の力感 レンジはパワーのあるアンプが有利ですので寂しくなります。
ウーファーのセッティングが出ていないのが一番です。

前にヤフーで購入して使わないでいた ONKYOのW−380Aと言う 20年近く前のゴージャスなウーファー
を使ってみました。少し小さい箱でつかえるか?

そしたら 思いの外中音が強く レンジは伸びるものの 肝心の中低音が少ないのです。

さてモンキチなりに色々と試行錯誤 錯誤ばかり(笑) しています。
初心者の恥ずかしい記録であります。


W380Aをマウント
バイラジアルホーンは
左右の反射が少ない我が家
ではウーファーとの音の放射の
違いを感じなくていい。
音像は膨らみ 密度は下がるけど
爽快で広がり奥行き 高さに
有利。
W380A+ED915+バイラジアル
0506

中音が強い
目一杯特性を良く取ってこれ。
200Hzくらいの肝心の低音感が
欠乏して寂しい。
ウーファーの質感もエッジのゴムの
特有の柔らかさがある。

大変手間とコストのかかった
ゴージャスなウーファーだけあり
416より繊細でレンジも下伸びている
感じがする。

不思議とレコード それも60年代のジャズ
がマッチする。ブルーノートのピアノが
そこそこいいのは何故だろう・・・

N801でW380A 軸上1m

綺麗な特性の様ですが
800Hz 12dbクロスなら
800hzから上が強すぎる。
インピーダンスが上昇して
いるから?
それともネットワークが
800hzでのハイカットでは
ないのだろうか?
それともパーツが劣化
しているのか?
N801AでW380A 
リスニングポジション

センターで聴いても
中音が極めて強い。

これならホーンと被さり
が多くなると思われます。

ホーンのレベルを下げれば
高域のレンジ感も減退。
出せばウーファーが相対的
に低音不足。


N801−8A

416と802Dだと抜群の
相性の良さ つながりの良さを
感じます。ホーンにも併せて
セッティングされているそうです。

416と802Dだとバスドラの音
まで充実するから不思議。
中身はアッテネーターが新しく
なっていた。

コイルが2個にコンデンサーが2個
12dbクロスのネッ
トワークだと
思われます。
N801 からローパスされた
W380A 軸上1m

1.6khzでも低音と同じレベルで
出ています。

まるでローパスはスルーに
近い特性に思われる。
コンデンサーがパンクしている
のでしょうか?
どなたか分かりましたらお教え
ください。

マルチだときちんとレベルが
さがるからこれは オリジナルペア
の仕様なのかもしれません。



N801 で 416−8A
リスニングポジション
上と同じ条件

左のw380とネットワークは
同じです。
部屋の特性ウーファーの個性
が現れているものの、中音が
カットされていないのが分かり
ます。

これだと被さりが多いです。
私見では ホーンが811Bとか
だと800以下が弱いですから
ウーファーが高くまで再生され
ホーンが高めでカットされている
のに合わせてい
るのかもしれな
いと思います。
自作ネットワークインプレ
N801の感想
12dbネットワーク
800Hz ー6dbのつもり

始めて作ってみました。
パーツはコイズミ無線で
電話オーダー(リッチ?)

初心者向けでパーツは
お任せしました。コイルと
コンデンサーは後で交換し
易い様にしたのですが・・

こんな配線 笑い者でしょう
か?


上と同じ条件で自作ネット
ワーク

1.6khzのレベルが6db近く
違います。800Hzくらいのピーク
は相変わらず残っています。
これはウーファーの個性かもしれ
ません。表面に塗った液のせいか?

私のN801はローパスが高めなのは
間違いなさそうです。
経年変化か?

自作ネットワーク リスニング
ポジションの特性

中音の盛り上がりが減った。
音は 当初 ボーカルが全然出ず
ピアノもモワモワしてだめかと
思いきや、ホールの奥行き広がり感
が出ました。

少し使っている間に 音も違ってきま
した。アッテネーターはLUXのトランス
型で ー12dbくらい減衰。

ホーンの角度をちょっと下に向けて
前後も微妙に調整。極性はホーンは
逆相です。

まだ全然まとまっていませんが
かなり違います。
今日 作ったばかりです。

それでも大きく違ったことが
あります。

1 高域が凄く伸びて綺麗
  明らかに高域が強く 良い!
  情報量が誰が聴いても分かる
  くらい違う。

2 中音を静かにしたので
  相対的に中低音の量感が出て
  聴き易くなった。
  普通の音に近い
  オーケストラの奥行きが出た

3 弦はどうも ネットワークが
  いたずらをしていたかもしれない。
  レコードで聴くとしびれる美しさ。
  もしかしたら普通の音に近づいた
  のかもしれません。

4 つながりより左右の音の違いが
  酷い。ボーカルの顔はいびつに
  でかい。これから調整してみます。

今後インプレは更新したいと思いま
す。
ALTECの同じネットワークをお使い
の方に初心者が偉そうですけれど、
新しいパーツで作ったネットワークと
の比較は面白いと思います。



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