COZY スタジオ 見学 + マグネパン
ヤフーのオークションで知った COZYSTUDIO
アルテック JBLのダイアフラムを造っている RADIAN社
の製品を紹介してくれました。う〜ん 素晴らしい。
ドライバーに対する 知識 経験 測定 ノウハウ
録音 スタディオ に強い方であります。一度 訪れる 製品を調べる価値が
あると思います。 今回はデジカメをわすれ画像がありません
WEB会議室


COZY STUDIO

http://www.kozystudio.com/

こちらをご覧ください。
ダイアフラムのエッジ、
アルニコでなくてフェライトで
強い磁束密度

ダイアフラムの
へらのばしタイプの意味

同軸ユニットの
すばらしさもあります。
これがわたしが興味を持ったSPです、

38cm 2インチ!スローとドライバー
の同軸SP。格安です。

音は強烈 ホーン的強さと同軸の
良さとシンプルなネットワーク
ローコンプライアンスなウーハー
軽量コーン 特注箱のファイバー
コーディング。
う〜ん 音はですねスタディオユース
的です。

基本的にモニター脚色無し
タイプです。低音も極めて締まっていて
超高音まで伸びきっております。

筋金入りの低音でブーミーに音が
続いたりしません。よって往年のタンノイ
とは全然違う方向だと思います。

ただタンノイの設計か知りませんが
同軸2Wayの優秀さ これは定位等で
凄く言いです。3Way大型システムが
どんなに頑張ろうとも音がでかくなって
しまうこととは無縁です。

ただ 私たちの中にはでかい音源に
慣れている人もいますし、超高音まで
出ているドライバーの音になじんでいない
人が多いので その辺がどう受け止められる
か?だと思います。

わたしは フラットに歪みが少なくなる
ことから自分に合わせられる可能性を
強く感じます。

多くのジャズマニアが 素ばらしい音のする
ジャス喫茶での音を出そうとするとまず
無理かと思います。ブルーノートを上手く
鳴らすには別のシステムと技が必要だと
思います。

クラッシックを上手く鳴らすには 先の低音を
どの様にアレンジするか?だと思いました。

自宅で鳴らしてみたいっす!

これがリスニングポジションでの
左のSPの特性です。

f特フラット派ですので嬉しいです
正直ハイ上がりっぽく聞こえます。
でもこれがいい音のソースだと
素晴らしく明瞭に鳴ります。
後は聴く人のセッティングです。
現在は 1mの箱の上です。

聴いて直ぐに100〜150〜250hz
くらいが 足りないと感じましてけんけん
さんに言いました。
ご覧のとおりで わたしの耳も測定器に
近づいてきたのかもしれません(笑)

経験では この特性だとロジャース
フリースタンドに近い帯域バランスでし
て(60hz以下は別)、これで250hz
以下を3db 3khz以上くらいを2db
さげると すげーーー 雄大で
パワフルで大型システム的音になる
と思います。
K異本的にこの様な音がでないと
調整できないと思います。軸上の
フラットさ 大切だと思うのであります。 

COZYSTUDIOでは 交換
ダイアフラムも全て 特性を
現場で測定して送付している
そうです。

つまり ドライバーの個性である
素直だとハイ落ちになるのを
どの様に手を加えているか?
が如実に分かります。その音造り
に対しての意見・・お訪ねください。

これだと 特性からも分かる様に
シビアな音がします、雰囲気で
ゆったりではありません。
ライブの録音をそのまま再生する
タイプ。

ネイロで 雰囲気で 聴かせる
往年のSPとは違います。
モニター的に リアルな音を
追求される方に向いていると
思います。

わたしはもう少し雰囲気派です
ので低音はブーミーにし、高音は
あと2〜3db落として アンプも
優しさ 粘り 中高音の歪み感の
少ないタイプで ブルーノートも鳴る
セッティングにして自宅で聴いてみたい
と思いました。低音のスピード感が
速いですから ヘヤで膨らむのを 
想定しての箱造りだとのこと、正に
おっしゃるとおりだと感じました。

パワーは入れた方が生き生きする
タイプで タンノイしか同軸で大きい
のはありませんが これは凄くひかれる
モノがあります。

いずれRADIAN社のダイアフラム
アルテックの802Dに入れてみたい
です!
COZY STUDIOさんのお話

ええっと上手く言えませんが
ドライバーってのは元々フラット
にしにくいモノだそうです。
それをピーキング(共振させる)
することによって 落ち込みをカバー
したり、材料を調整したり、
エッジ形態を替えたり、大きいのが
ネットワーク回路で調整したりする
そうです。

ところが コストダウンを含めて
f特を良くする為に かえって歪み
を増やしていては音が悪くなる、
逆に 歪みが少ない様に造って
あれば、グライコ、トーンコントロール
で6dbくらい持ち上げるのも問題ない
そうです。

時代を追うごとに コストダウン
造り易さ が図られ それがかえって
音を悪くしていることがあるそうです。

わたしも色々と見せてもらいました
が、バッタモノの 見かけ上2インチ
ドライバーが 実は見た目だけで
コンプレッションかからないドーム
ツイーターみたいなドライバーも
ありました。有名なメーカーでは
ありませんが 凄いモノでした(笑)

測定値で音が良くなることはないです
が わたしは 必要条件だと思って
います。オーナーの方も測定値は
目安なれども、全く5khz以上が出て
いない往年の名器 磁力が弱って
帯域が狭くなったドライバー
ビンテージではないにせよ、
本来の持つ良さと、経年変化と
造りによる音の差と、維持
その他に対して 冷静な目を持って
欲しいと言っている様でした。
納得できます。

ただ、特性の悪い アルテックの
ドライバーでも 多くの人のココロを
魅了し 実際に気持ちよく音が聞ける
事実もあると思います。

この先は自分で探検するしかない
でしょう。

マグネパン
強烈で正確無比なホーンの
音はネイロのチャンピオンだと
思います。ただ、我がリスニング
ルームは距離が2M以下です。

よって平面型美人が気になる
のであります。
後ろに音場が広がるタイプが
音量を上げてもうるさくないし
空間が広く感じられます。

で やってみます マグネパン

クオードのESLが安く輸入できれ
ば別ですが、マグネパンで疑似
平面SP遊びはできます。

クオードと違い 低音がずっと
ダイナミック型に近く強いです。

これは 他の方に不評な ノーマル
の直列接続でなくて、並列接続
です。インピーダンスは2オーム
以下かも。それにウーハーの高音
を多少下げようとコイルを入れて
みました。

ウーハー部分は0.12Hコイル直列
ツイーターは6.8μFの6dbカット

400〜2KHZが強くてコーコー
いいます。この癖を減らせば

相当 聞ける音になると思って
います。


これは 
ウーハーに0.22H  左CH


4オームですと 6db/octで
どれくらいのクロスでしたっけ・・

35000hzくらいでしょうか?
2〜4KHZが多少減ってきている
みたい。

まだまだ足りません減衰が。

目的は400〜800くらいです。
これはノーマルの直列接続ですと
これまで盛り上がりません。
直列のネットワークってあまり
知られていないですよね。

このSPは特性とカットアンドトライ
で音を造っているのです。

果たしてまともな音が出せるのだ
ろうか・・・

直列接続だと 中高音の落ち込みが
防げませんが、並列なら何とかなり
そうなのです。
0.22 のリスニングポジション

もしかしたら 接触不良の
右ツイーターが鳴っていない
かもしれません。

これで かなり弦の嫌らしさが
減りました。

相変わらず 膜の音はします。
う〜ん 素材はでかいのか・・


でもですね これで 曲に
よっては タンノイのインパルス
より雰囲気で 音の量の多さで
ゆったり感で上回る音になって
きました。

見てくださっている方は
分からないと思いますが、
マグネパンの後タンノイを
聴きますと、ネイロは確かに緻密
で音像も小さく 芯があります。

でもせせっこましいんです 音が。

マグネパンは6畳でも何か大きな
変化を与えてくれます。

こればっかりは自宅で聴いてみない
と分からないでしょう。

どんなにホーンを交換し、ドライバー
を良くして ウーハーの最低領域を
拡大し 音像を小さく立体的に盛り
上げても

 平面型SPの 面の大きさは 魅力的
 いや 全然違う と思います。


わたしは リアリティーのある音の強さ
より、ステレオ再生の音を見て楽しむ
包まれ感を 追い求めてみたい気分
です。

頭10cm動かしただけでボーカリストが
変わる音 癒されませ〜ん!
0.22H 左CH 軸上1.0m

二つ左の特性と同じです。
でも位置をずらすと干渉による
影響からか 音が全然違い
ます。

すなわちリスニングポジションで
の音も頭を動かすと変わり易い
と言うことです。

ただ、同軸と違って ホーン&
ウーファーと違って 音像は
最初からでかいです(笑)
だから ずうっと安心。

それよりも 音の景色が
ゴージャスです。

いつまで 20cmのボーカリスト
を見て、マッチ棒の指揮者を
見ているんですか?

音像が小さくて 距離感がある
筈なのに、出ている音はONマイク
変だと思うのであります。

タンノイとマグネパン

かなり肉薄してきた感じです。


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