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フォステクスの12W360と
JBL D-131。D131はJIMさんに
お借りしました。多数のJBLの
ウーハーを使ったJIMさんの元には
38cmのみならず30cmもあるの
でした。タダで使って調べられる。
こんなお得でありがたいことが
ネット時代のお陰でもあります。
JIMさんのお宅で ホームの
音を聞かせてもらいました。
いや〜 素晴らしい音です。
トップエンドの機材のクオリティー
もさることながら、セッティング等
年期が入っています。
演奏家の周りの空気の再現
これを表そうとしているのが
分かりました。
強烈な音でなくても 音は
分解し、隅々まで聞こえるもの
なんですね。 |
D131は紙コーンにエッジは鹿皮
のに張り替えられています。マグネット
は強力。センターコーンがアルミで
フルレンジ仕様。ワイドレンジと呼ぶ
のでしょうか。3khzくらいまで再生
します。それに対してPA用の
12w360はコーン紙はD131の3倍
硬く軽さは同様。
エッジはむちゃくちゃ硬く ダンパーも2倍
数百ワット流す仕様です。このコーン紙
にドラマーさんからもらった
謎のシリコン系?
液体をコーン紙に塗ると・・・
もっと硬くなりました(笑)
中音は改善されたみたい。
それよりも もっと大きな変化があった
のです。 |
12W360の穴とD131の穴は
全く同じ位置。つまりボルトON
です。これは後発のフォステクス
がJBLからのリプレイスを簡単に
する為に同じサイズにしたと
思われます。穴もフォステクスは
8個開いていて 簡単に交換で
きる。
それにしてもウーハーの材質
とかダンパーの感じっておもしろい
ですね。過去にも大変コストが
かかった素晴らしいウーハーが
たくさんあります。
エンクロージャーがあると
ウーハーでいろいろ調べられる
んです。ジャンクのSPでもいい
ですから箱があるといいですね。
ホームオーディオ
箱を持っているのが good |
12W360 液体塗り 1.5m
軸上
液体をコーン紙に塗ったら中音より
低音の迫力が増した感じがして
いました。外す前に軸上で測定。
ちなみにダクトは箱を買った時に
付いていたダクトでLE14仕様み
たいです。
なんて美しい特性でしょうか!
、前のと比較して欲しい
これくらいが私がホームに求める
特性です。どうしてそんなに特性を
気にするか?
再現性があるのと、今まで聴いた音
で自宅で最高だったのがやはり
フラットだったからです!
それにしても特性はいい。特性だけは
悲しいことに、ダンさんや、はままるさん
に言われるまでもなく、ピアノが酷い
「風呂場のピアノ」 なんです。
クロスをどう調整しようと、ホーンの
レベルを変えようとも駄目。箱自体が
鳴っている感じ。でも違ったみたいです |
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12W360 リスニングポジション
(以下R.P)
やはり80hzから下は殆ど出ていません
これだと、ロジャースのLS3/5Aより
低音が出ていません。ここまで出ないと
オーケストラの存在感が希薄になる。
う〜ん、深夜のバイオリンソロとかジャズ
トリオは結構いいんだけど |
811B+802D 軸上1.5m
(ハイパスは600hz18db/oct
ローパスは15khz)
どうしても高音が出ていないと
言われる。もう一度測ってみました。
確かに3khzくらいからは エネルギー
が落ちています。特に軸上を
離れるとその傾向が顕著になる。
ダイヤフラムの予備がありますので
ダイヤフラムにボールペンで字が
書かれている今のを安定したら交換
してみます。 |
811B+802D R.P
やはり聴感上と一致します。
中音の伸びは大変いい。浸透
力がある感じがする。でもこれ
はF特からも同じ事が言える
でしょう。4khzから極端に
低いのは指向性よりもユニット
の個性の様です。
アルテック固有の中音の
音が果たしてF特とどの様に
関係しているかは分かりません
が、シアター用でボーカルが
通る様に設計されていることは
間違いないと思います。 |
511B+802D(エレクトリ資料)
分かり難いかと思いハサミで
5khzの先を指してみました。
確かに5dbくらい軸上でも
4khzくらいから下がっているのが
分かります。この特性は511B
ですが、800Bだと特に1khz
以下が苦しくなるのが左の
特性からも現れています。
私が思うに、811Bだと
クロスは1khz以上が無難でしょう。
でもこれがホーン臭さと言うか
ホーンの魅力となると 1khz以下
で使わないと伝わってこない。
う〜む・・・
最近のすっきり系のドームの音の
傾向が好きだと1khz以下では使い
難い感じですね。 |
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511B+288−16G
(エレクトリ資料より)
参考に1.5インチスローとのドライバー
の特性も掲載させてもらいます。
これって著作権とか問題あるのでしょう
か?問題があるようでしたらご指摘くだ
さい。払える費用だったら払います。
さて、興味のある方はよ〜く見てください。
500hz以下の音は殆ど特性的には
差がありません。288は自宅で聞いたこと
がありませんので聴感上がどうだかは
不明です。
ホーンによって下の特性は左右される
様です。
逆に4khzから12khzくらいはどうでしょう?
明らかに288の方がハイ落ちしていない
んです。同じ年代で、ダイアフラムの
面している口の形?も 大きな変更が
ないとすれば・・・理由は何なんで
でしょう。
とにかく、ホーンの大きさによってドライバー
のローエンドの音は大きく違います。
でかいホーンを使いたくなる気持ちが
分かりますよね・・だってコーンスピーカー
って全然遅いもの・・レスポンスが。 |
フォステクス T90 軸上1.5m
(ハイパスは5khz 18db/oct)
元々スーパーツイーターで
下は出ていません。ドラマーさんが
持ってきてくれてセットまでしてくれ
た 大名状態 です。
音は ちんちんしている音が
90Hほど軽くないし、チリチリは
しません。また66Hみたいに
コンコン鳴ったりもしません。
ただ、上で使うので、今回の
802Dとの相性では セッティング
するにはつながり難い感じ。
4khzくらいがしっかりとなる
太めの テカリが多少あっても
しっとりしているツイーターが
良いと思われます。
ドームやリボンはまず困難だと
思います。 |
T90 R.P
音的にはますますです。
雰囲気を感じさせるために
スーパーツイーターを使って
低音が伸びた感じを味わったり
するそうです。
まだホーンを使って間もないの
で何とも言えませんが、
まず 特性的につながる
ツイーターの選択を行いたい
と思います。
ヤマハの0506がツイーター
としては最高に気に入っていま
した。ただあれでもつながるか・・
811Bの指向性の癖があって
そうは簡単にスムースに
つながるとは思えません。
アルテックの音は中音強い
でそのまま 聞くのが いいのかも
しれません。 |
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D131 軸上1.5m
少し中低音が盛り上がったかなり良い
特性。バスレフのポートも適切なのかも
しれません。ただ、重低音は殆ど出ない
仕様です。う〜ん・・
中音が素直なのが一発で分かります。
ピアノも大変美しくなりました。
ホーンのクロスが低いと 音が2度打ち
みたいに干渉したりまだまだ難しいです
が、全然違います。風呂場を脱して
マンション8畳 床ちょっと悪いで
くらいには進歩したみたい。
低音は筋金入りのソリッド12W360と
違い コーン紙なりにソフトになった。
なんと行っても低音の響きが長くなった。
ボーカルもまろやかだし、低音の楽器の
分離も少しいい。ただ、とっても本領を
発揮している状態とは言えません。
これから色々と試してみたいと思います。 |
D131 R.P
どうも125hzの癖は箱か 部屋に
あるみたいです。
目の前のガラスのテーブルが
と〜っても悪さをしているのは
分かっています。
それでもかなりよい特性であります。
低音が出ていなくて 部屋的にも
デッドだと、多少電気的にブーストして
も 大きな効きは味わえません。
こうなると 密閉型も試したく
なるんですよね。ただ、ホーンの
あの音と合うかと言えばもっと
困難だと思います。いまでも
コーンのスピード感がとても
ホーンと同調しているとは思えま
せん。フロントにロードをかける
理由が分かってきた。 |
D131+811B+802D+T90
(1.5kzh 7khz)
耳で合わせるともっと 3〜6khz
が下がります。特に弦楽器の
イヤな音を避けると ホーンの
レベルを下げがちになります。
ところがそうなると特性からも
繊細さ、エコー感が減退。
それであげると ツイーターが・・
クロスを1khz以上で合わせる
とイヤな音は減りますがホーン
のボーカルの良さが減退。
ウーハーの中音が良くなった
のでクロスを上げる気になって
きたから不思議です。
これって、38cmウーハーを
使うと 何ですね 中音の
つながりが難しい様にも思い
ます。大味な中音、強さが
減退した中音になる?
私が思うに、13cmや16cm
フルレンジがいい音なのは、
250〜2kzhとかがとおっても
いい音でいい特性になって
いるからだと思うんです。コーン
紙も軽いし音も早い。そして
中音盛り上がり気味。
とにかくつないでHP掲載で
果てましたので、今後調整
してピアノもそれらしく鳴らしたい
です。
はなまるさんの イートンの中音と
比べないでね〜 全然違うんだから(笑)
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