オット・プさんの お話
復活した オーディオは怖いと言うお話です。
(改行は勝手に私が行いました)
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[1209] うわー、スゴイことになってますね。
投稿者名: オット・プ
投稿日時: 2001年5月28日 05時49分
わんこさん、お久しぶりです。以前お家へお邪魔させていただいたオット・プ(以前124ワゴン(230TE)を
放牧した)です。ほそモールさんのお名前もお見受けしましたね。お元気でしょうか?
私のメルアドも
休止していたニフティに戻りましたので復活です。初めましてのみなさま、お手柔らかにお願いします。
さて、何を隠そうこの私、実は音楽(もち=オーディオも古いギターも)が大好きなんです。で、最近はイン
ターネットラジオにハマりましたよ。ここ数年はDVDで映画を観ることが多かったんですが、ADSLにしたら
128kbpsでも安定して受信できるじゃないですか。そこで、試しにUSBのインターフェイスを買ってきて(TOS
リンクでしたか)光ケーブルをDAC(Wadia Pro)に接続。音を聴いて感心しました。(ウチのはどちらかという
と、ソースの善し悪しをハッキリと描くモニター的なセットだと思います。わんこさん、聴きにいらっしゃいません?)
そりゃ、モービルフィデリティやDCCなどの「本モノのマスターテープをこだわりの職人がチューニングした
機材でデジタルに起こしました」というCDやファーストプレス(海外)のレコードにはかないませんが、
「はるばる海を越えて細い電話線に乗ってやってきた信号がこんなにフレッシュに聞こえるんだ!」とビックリ
したものです。また、デジタル信号は位相特性が良いからか、定位が良いという印象です。(ちなみに56kでは
データ量が足りないのかノイズが多くてダメ。なぜかクラシック局は56k止まりで、これはとっても不思議)
中にはソースの悪さ(というよりA/D変換が難ありなのかな?)を感じさせる放送局もあります。
インターネットラジオの良いところは、向こうのラジオ局と一緒で放送局自体が音楽の傾向をハッキリさせて
いることですね。放送局=チャンネル=好みの音楽に浸れる…、これが大切なのです。しかも、選べる
音楽傾向が幅広い。たとえばアカペラばかりのModern Acappellaで癒されたり、The
Wolfなどポップス主体でも
ちょっと懐かしい曲ばかりが掛かるなど、ターゲットの年代がハッキリしているので不快な曲に遭遇せずに
助かりますよ。音質面ではSmooth Jazz.comは明らかにこだわりを感じさせます。これがクルマで聴けたら
いいのになぁ。
クルマでは都内なら、ちょっと前まではJ-waveで良かったんですが、今となっては邦楽(全てが悪いワケでは
ないけど酷い選曲)に犯されてしまったのでサヨナラ。残るはインターFMですが、やはり不快なものが突然
掛かるし、気持ちよく聴きたいのにストレス倍増で、ち〜っとも役に立ちません。もちろん私個人の問題ですが、
仕事でもないのに聴きたくない音を聞かされるのがイヤなのです。もしもイヤだと思うものが掛かれば、
問答無用ですぐに消しますが。(同様の理由で地上波のテレビを観る機会は非常に少ないですね)
そんなこんなで、わんこさんのページを久しぶりに覗いたら、あまりに楽しげでスンゴイことになっていて、
我がクルマ(94E280T)のオーディオを少しでも良くしたいという気になってしまいました。でも、オーディオは
ノーマルで音はご存じの通り。CDチェンジャーも付いていない状態なんです。トホホ。
別のクルマでしたが15年前は気合いを入れて、JBL4発を米松で自作したバッフルボード(今は踏み台)に
セットして、それなりに良く鳴っていたんですが…。はたして、どこから手を付けるべきか、悩みに悩んで…、
もとい、楽しみが膨らんでいます。
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[1212] Re: うわー、スゴイことになってますね。
投稿者名: わんこ (ホームページ)
投稿日時: 2001年5月28日 13時25分
オット・プさん
お久しぶり〜です。その後のW124ワゴンの調子は如何ですか?
オット・プさんも オーディオマニアでいらっしゃるとのこと
相当な達人とお見受けしました。はい、私 色々なところでマニアの方や
メーカーの所の音を聴かせていただくのが好きでした。20年くらい前の
ことですが・・
是非、聴かせてください。
また、デジタルインターネット放送 それを DACを通して聴かれると
相当良いみたいですね。私も DACが音を握っていると感じています。
はなまるさんの 改造DACを聴いて 一瞬にして分かりました。
オーディオは復活したばかり まだまだ初心者ですので 色々と
経験して 好みの音を求めていきたいと思っています。
どうぞ よろしくお願いします。
また カーオーディオは ここにも書いてくださっている方たちが
凄いんです。カーオーディオの凄いところは、直ぐにリスニングルームを
持ち寄れる。
また 不利でどうしようもない環境での音づくり これは ホームで買ってきて
そこそこのセッティングで音が鳴るのと雲泥の差の難しさ これがオーナー
の個性として表現されるから痛快です。ぜひ やってみてください。
ホームでやられてきた人だと発狂します(笑) でもやりだすと そのやり甲斐に
感動するかもしれません。
音量を出せない青年には 格好のリスニングルームです。
それでは どんな装置をお使いかもお教えください。
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[1232] Re: うわー、スゴイことになってますね。
投稿者名: オット・プ
投稿日時: 2001年6月1日 05時58分
わんこさん、まいどです。
レスが遅くなって申し訳ありません。
おかげさまでW124ワゴンは絶好調です。春は花粉症(自分もですが)にやられて、粘り気のある
キタナイのをしょっちゅう拭いていましたが、何しろこれまでの故障といえばワイパーモーターの油ぎれが
あったくらいで、トラブル自体は非常に少なく、モデル後期は安定しているものだなぁ…、やはり直6は
イイナー…などと、ひとり悦に入っております。ま、1台目(同ボディ前期型)がひどすぎたんですけど。
オーディオの方はマニアというか、機材についてはあまり詳しくありません。
というのも、ブランクがあって7〜8年前くらい前に復活したもので…、知識がすっ飛んでしまったままなのです。
いじる方では、ワカカリシ頃には長岡式30cmWFのバックロードホーンを造ったりしたんですが、
今はケーブルを自作するくらいになってしまいました。あ、端子ぐらいは磨きます。
でも、オーディオって復活してからがアブナイですよね。いえ、私も最初は良かったんです。
当時棲んでいたオンボロマンションでは、例の30cmバックロードホーンが、サイズ、ボリュームとも大きすぎ、
ともすると苦情も来るので、「とにかく、小さい音でも満足できるものじゃなきゃ!」と思い立ち、
ずいぶん前のサンスイ907何タラのアンプとデンオンのCDプレーヤーらのセットを買い替えることにしたんです。
これってわんこさんの0.1W…に動機が似てません? 周りに気兼ねせずに音を楽しみたいと。
雑誌を総なめして情報集めしました。ちょっと分かったのは、評論家先生のメーカー傾向(どこのメーカーと仲が良いか?)で、
そのライン上にはない製品の評価が面白いことでした。
話しを戻して、買い替えの中身ですが、スピーカーにロジャースL3-5A(でしたっけ?掲示板2−B、1410jpg
の右端に映っているヤツですよね。これは名器だと思います)を決めて、アンプは試聴と予算の関係でラックスのプリ
(精密固定抵抗使用のボリューム)と、長時間だとあっちっちのA級パワー(型番失念)という布陣でした。
(上代38万円×2だけ覚えてます)これらに、購入前の試聴でどうしても気に入ってしまったため、
CDは奮発してワディアのセットを買ったのです。
部屋が狭く、レコードとプレーヤーとを友人の家へ預けて、場所をとられないCDをメインにするしかなかったのであります。
ロジャースL3-5A+ラックスは、良く暖まったころ何かの拍子になんとも言えない鳴り方をしてくれて、
ホントーに気に入っていたんですが…。
よく言われる、ミニサイズのオーケストラが見える、みたいな特性の良さはもちろん、特に印象的だったのは
60年代頃のジャズやクラシックで、渋く煌めくような高音(これにはラックス側の演出もあったと思うんですが)に驚いたものです。
そんな音が出現するたびに、私の中の新鮮な感覚を呼び起こしてくれましたから、いまだにサウンドの印象があるのだと思います。
でも新しい録音では、ちと違う感じ。やはり設計当時の録音にこそ、真価が発揮されるような特性を持っている気がします。
で、その後引っ越して、ちょっとだけ部屋が広くなったのがきっかけとなり、ロジャースL3-5Aを手放してローン地獄が始まるのでした。
あの恐ろしい状態を、今となっては思い出したくありません。(笑)
わんこさんのHPを見てホッとしたのは、我慢していた趣味をリバイバルさせると想像以上にドッカーンとハマってしまうのは、
どうやら私だけではなさそう…、ってことですね。
でもこれって、カーオーディオには中途半端に手を付けない方が良いってことかも?
これでまた、いい音のクルマに遭遇したら…。アブナスギ。
P.S.ラジオをお聞きになるのなら、お暇なときにお声掛けを。
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[1239] 素敵な話です!
投稿者名: わんこ
投稿日時: 2001年6月1日 23時22分
オット・プさん、力の入った吐露 書き込み 読み応えがあります。
びんびんと伝わってきます。久しぶりに盛り上がったオーディオ がとても
危険であること こわごわと期待しながら次回を楽しみにしています。
オット・プさんの報告 楽しみにしている方が多いと思います。
カーオーディオはJBL4発をやったことがあるのであれば、まずご存じの
とおりです。個人的には 機材より使いこなし セッティングによるものが
多くて オーナーの力量 思い入れ 行動次第 と言うところでしょうか?
高いのを買ったから終わりでないところが素晴らしいです。
マルチでセッティングすることによって 音の構成が分かってきたり、左右の
環境に違いが音にどのように関わってくるか?とか もう内容が多すぎてカーステ
は簡単に説明できないと思います。よくやらない人が、カーステの音の悪さ
を指摘したりしていますが、サーキットでのコーナーリング速度とエンデューロ
のコーナー速度を比べるが如く無意味なことです。エンデューロもまともに走れない
人がサーキットもまともに走れないのと同じです。是非、復活してみてください。
エンデューロのコーナーリングは別の楽しみがあったりします。
剛性感のある w124には いいカーステレオが必要ですね。
少なくとも私は 車の中でカーステを聞くのが楽しいです。
レースカーにも町乗りにはラジオを付けて走るタイプです。
さて、ロジャースのLS3/5Aが凄いSPだと言うのも同じ。ピアノやアタック
系が弱いです。でもボーカルとか独特で このやろ〜 的に音がいいですよね。
30cmのバックロードホーンは存じませんが 同じ形態のSPが自宅にあったのも
奇遇です。
それで0.1Wのオーディオを求め、ラックスのいいアンプで音、音楽が楽しめる
状況 ここで 収まれば良かったんですよね。私も同じです。
分かるんです。ロジャースで音楽を聴けばいいじゃない ってこと。
低音を少しブースとして聞けば、多くの苦難を通り越して得るモノが それほど
大差ないかもしれないこと。
BMW635をチューンして走ろうとも、アルトワークスベストチューニング
カーがあるじゃない 状態だったりして。
>>その後引っ越して、ちょっとだけ部屋が広くなったのがきっかけとなり、
>>ロジャースL3-5Aを手放してローン地獄が始まるのでした。
>>あの恐ろしい状態を、今となっては思い出したくありません。(笑)
思い出したくないのでしょうけれど、詳細に思い出して 暴露してください。
オット・プさんにとって 苦痛であれば有るほど、後悔が多ければ多いほど
笑えれば笑えるほど 人の為になります(笑)
2チャンネルにオーディオのロマンを語る場所があって、私もちょっと書いて
しまいました。あそこは読み応えがあります。
オット・プさん 登場していないですよね。
で、どうして ローンを組んでしまったのですか?そりゃ ロジャースじゃ
絶対にならない音ありますよね。それを無視できないもんです。普通の男の子
であれば・・・
レコードから解放され、CDのいい音を知ってしまったのも悪かったのでしょうか?
好青年がどのように 墜ちてゆくか 次を 熱望しています!
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[1264] 素敵な話…、だと良いんですが。
投稿者名: オット・プ
投稿日時: 2001年6月5日 07時46分
わんこさんのレスは、何度頂いても嬉しいというか、楽しい内容ですね。
またHPを含めて、よくぞ短時間でこれほど多くの書き込みが出きるものだといつも感心しています。
カーオーディオでのJBL4発は、ヘッドはオリジナルのままバッフルボードを造っただけだったんですが効果は絶大でした。
やはりセッティングが重要ですね。使いこなしは、ホントに思い入れによって変わると思います。
で、そのユニットですが、小径の方を市販の小型バックロードホーンに入れていたんですが、
あるとき過大入力で飛ばしてしまいました。少し大きい方(3way)の2本は健在です。
マルチは経験がありませんが、とても興味があります。でも迷宮入りしそうで怖い怖い。
わんこさんの研究心には頭が下がります。
そうそう昨年だったか、オートサウンド誌主催の試聴会(蓼科)に行ったんです。
ピュアオーディオの集まりと聞いていたんですが、メーカーさんのセッティングしたクルマでは、
いわゆる音圧系の方向性が多く見受けられ、なぜかほとんど感心するものはありません。
期待が大きすぎたのか評論家先生のおクルマもほとんどが、正直言ってちょっとガッカリでした。
この時感じたのは、ドアマウントよりも、キックボードにSPを配置したものの印象が共通して良かったことです。
中でも一番良かったのが、W124(左ハンドル)のキックにフォーカル(うろ覚えです)のユニットを配した
内藤毅さんのセッティングでした。訊けばサウンドステージがフロントに浮かび上がるのはキックの位置が有利だそうで、
ユニットと耳の位置関係や左右の音波がミックスされる状態をよく考えれば当たり前のことかも知れません。
ちなみにドアマウントでは木下ユニット(だったかな)を使ったアルファが良かったと記憶しています。
そこで、少しでもキックボードを造る為の研究をしようと意見を伺ったところ、ちょっと簡単には解決しない
問題が発覚しました。というのも私のクルマは右ハンドルのため、キックボードに箱を付けるべき位置に
ガスペダルがあり、理想的なマウントが実現出来ないのです。
だからといって、左ハンドルを探しても、同程度の個体(2万1千キロで購入、現在4万2千キロ走行)を
探すのは不可能と思えますし…。悩んでいるのです。
それにしても、「サーキットでのコーナーリング速度とエンデューロのコーナー速度を比べるが如く無意味なことです。
エンデューロもまともに走れない人がサーキットもまともに走れないのと同じです。」…、わんこさんらしい、的を射た表現ですね。
さて話しの種、もとい、人の為になるならば思い出しましょう。
LS3/5A(Sが抜けていましたね)を手放すことにしたのは、ある店でマーチンローガンがご機嫌よく鳴っている
のを聴いてしまったことがきっかけでした。
見た目は両サイドに木を配したラウンド状パンチングメタルが(幅70cmくらい)透明な膜を挟んだもので、
下の方には普通のウーファーがマウントされ、全高は私の背丈を越える(180cmほど)、たしか、クエスト、
というモデルだったと思いますが、ルックスも音もどちらかというとモニター的な指向ばかりだった自分の好みから
対局にあるというか、お洒落で新鮮な感覚に痺れたのであります。
クーラーが利きすぎて寒い中、次々と好きな曲を聴いていったわけです。
これが何とか部屋に入るもので、思わず衝動買いすることになりました。
価格は確か、当時中古で4〜50万円程でした。
マーチンローガンのイメージは、とにかく音楽をでかいキャンバスに描いてしまうというか…、
部屋を真っ暗にして、たとえばパット・メセニーのソロアルバムを聴くと、曲によって巨大な岩肌に水が
滲みだしているのが見えるとか、自分がグライダーになって暗闇の雲の間を滑空していて、
顔のすぐ横を通り過ぎる水蒸気を感じたりとか、とにかくヴィジュアルに訴えて来るのだなぁ…、てな感じです。
説明書を見ると「これスピーカにあらず、ミュージック・リプロデューサーである」とか書いてありまして納得。
たしかに音楽をプロデュースし直してしまうのが特徴なんです。
これがまた音楽的なリプロデュースなもんですから文句はありませんが。もちろんホーン的な音は出ません。
これは、とても面白い道具が見つかった! と思って喜んでいたんですが、な〜んかお店で聴いたオイシイとこが
出てこないな〜。ってことで、こりゃアンプだ…、となったわけです。
これがまた迷宮の入り口に立つことになってしまうとは、マーチンローガンの購入直後にはまったく分からないものでした。
というのも、どうせアンプを買うなら、ここはひとつ金額は関係なく(払える限度まで)頑張って良いものを捜してみよう。
でも、プリ・パワーともいっぺんに買い替えるのは厳しい。
そうだ、DACの出力が馬鹿でかいから、精度の高いアッテネーターでも良いだろう…、などと考えていました。
お店の人に相談もせず、中古のチェロのアッテネーターを買い込みパワーアンプ試聴の準備が始まったのであります。
もちろん、この時点では最初のロジャース+プリ+パワー+CDトランスポート+DACのローンが十分残っており、
このことはあまり考えないようになったというか、あえて思い出さないようになって行く自分がいました。
ちなみに、この時ローンは5〜6万円/月くらいだったような。
若い頃は雑誌の記事を鵜呑みにし、音も聴かずにメーカーと型番だけ決めてから秋葉原に出掛け、いくつかのお店で
ひとしきり価格と在庫状況をリサーチしたあと、一番安い価格のさらに下の条件を店員さんに提示して
「これで売るなら現金払って、今すぐ持って帰るけどどうする?」…、なんて買い方をしましたが、オヤジになった今は違いますよね。
聴けなければ絶対買わない。これが鉄則です。(あとに例外も)それもお店で聴くだけじゃなく、
家のセットに放り込んで鳴らしてみたいわけじゃないですか? だって、自分のセットに組み合わせて気に入るかどうか、
やってみなければ分かりっこないから。
というわけで、今回パワーアンプを買うのにあたって、正直にその想いをぶちまけたんです。
すると懇意の店員さんは言いました、「よくわかった。じゃ、聴きたいアンプを自宅に届けるから。でも内緒ね」と、
各アンプを1週間ずつ、宅配してもらってじっくりと聞き込みました。
うーん、だんだん思い出してきましたよ、あの恐ろしい悪夢の全貌を。あぁ、0.1wで良かったはずなのに。
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[1265] はじめまして
投稿者名: はなまる
投稿日時: 2001年6月5日 09時20分
オット・プ さん、はじめまして、よろしくお願いいたします。
当掲示板の唯一の良心&良識の はなまる と申します。
とはいえ、最近は「良心&良識」というのが甚だ心苦しく思っております。
本当にそうならば、ここに出入りしないことが「良心&良識」の証しではないかと…。
それほどに、最近(に始まったことでもありませんが)は欲望のおもむくままにヤリタイ放題が横行しているようで、
なかなか発言するのもはばかられる状態です。
が、オット・プ さんのお話しとても面白い…いや、ためになります。
続編、期待しております。
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[1273] タダで楽しんでは・・
投稿者名: わんこ (ホームページ)
投稿日時: 2001年6月5日 14時21分
申し訳ないくらい リアリティーがあって 楽しい話です。
オット・プさん、文才がありますね〜!
あのぅ、もしよろしければ テキストを後でHPにアップさせていただいて
よろしいでしょうか?
だって、過去って事実で 1回しかないですよね。貴重だと思うのです。
特に 私は反応せざる得ないお話なもんですから。
自宅に1台ずつ アンプを持ち込んで比較試聴
これって まず墜ちますよね。80GSさんは偉いです。精神力が必要でしょう
し。
私も ある時から プリン号の整備代は 計算しなくなりました。いや
涙なしに 自責の念を持たずに 計算できないからです。怖いし・・・
私がニフティーであれだけ夢中になったのは プリン号のどよ〜んを 吐き出し
ましたら 不思議と引きつけられる人がゴソゴソと 出てきたことです。
同じ 体質の人って同じ思考 同じ行動を取るみたいです。いけないと思っても
納得するまで 痛い目にあうまでやってしまうみたい。
後は、人の笑いモノになることで 膨大な意地費が報われる気がしたんです。
エンターテイメントですね。
オット・プさん、かえって書きづらくなったらごめんなさいです。
でも 面白いなぁ・・・限界を超えて 買ってしまう。ローン組んでしまう・・
自分で納得して やっているつもりだから 始末に負えないのよね。
マーチンローガン って相当個性的なSPみたいですね。
そうそう、カーステは ショップ系の音でも反応されない方が多いみたいです。
特にドアSP等の 音の出る方向が ホームとまったく違う違和感 慣れるまで
大変です。キックはステレオイメージが近いんだと思いますが、あれまた
ハンドルの日陰になっただけで激変してしまうのは、ホームでSPの前に
ポットを置いて違うどころではありませんよね。
マルチは音をこう触ると どう変わる?が体験できました。
それが、私の場合 いい音になる! でないのが難点です(笑)
昨晩も1時間ほど ホーンのレベル調整とクロス調整をしていました。
ピアノ>弦>ボーカル
の繰り返し。
思うんですが、何度も いつまでも調整しているって レベルが上がっていれば
まだいいんですが、堂々巡りだと
調整能力がない 基準が無い
ことの表れだと思うのです。それくらい未熟なんですね 私。
色々と経験してやっと分かること これはもの凄く 短絡してゲットできたり
しないと思うのであります。
オット・プさん 次回を楽しみにしています。
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[1311] Re: はじめまして
投稿者名: オット・プ
投稿日時: 2001年6月11日 13時51分
はなまるさん、はじめまして。
レスが遅くて申し訳ありません。
こちらこそ、よろしくおねがいします。
はなまるさんのツボを突いたつっこみをはじめ、
皆さんのやりとりに感心したり笑ったりしているうちに、
黙っていられなくなり思わず参加させてもらいました。
それにしても、私の経験が面白がっていただけるなんて光栄です。
重ねてよろしくお願いします。
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[1312] Re: タダで楽しんでは・・
投稿者名: オット・プ
投稿日時: 2001年6月11日 19時03分
わんこさん、まいどです。
毎度レスが遅くてすみません。
人さまに笑っていただくのは心情的にみなさんの幸せな顔が浮かび抵抗ありませんから、書きづらいことはありません。
公衆の面前でのわんこさんとのやりとりが、ドキドキするやら面白くて。
私にあるのは文才ではなく煩悩ばかりなもので、インカム抵抗値が高い割にはアウトプットを大きくする必要があります。
ところが財布抵抗値が高いため短時間にピークが出せない。その代わりにローンで粘りを出したという…。
なんの話しや蜜柑やら。私よりもわんこさんの方が、間違いなく文才ありますよ。いつも面白いですもん。(リスペクトモード)
さて、インカム抵抗値が高い(収入が多くない)ということはパワー(原資)を貯めるしかありませんが、
これには時間が掛かるため待つことの出来ない体質を持つ私は、その対策としてローンという名の地獄に身を投じたわけです。
こいつはヒタヒタと、しかも大胆に他の遊びを制限してしまいますよね。もう、呑みに行くなんて以ての外。
ほとんどオーディオのローンを払うために働いているという状態に陥ってました。
しかも、そんなときに限って仕事が忙しくて、せっかく買ったオーディオはほとんど聴けなかったりして。
この状態を私は、ローンレンジャー(旧い!)と命名しました。だって、ローンの中を歩き回っていただけなんですもん。
ってなことで、悪夢を思い出す…、というよりは、しばらく眠っていたオーディオ購入癖が復活したらと思うと、
むしろこちらの方が恐ろしいんです。やはり、やってみたいことはそれなりにあるわけだし。(笑)
で、色々なことを思い出してきました。
ワディアPROというDACが気に入ってしまい、これに合わせて某メーカー新開発のベルトドライブ式CDトランスポートを
購入したときのことです。
当時ここのブランドはマニアの間でも、それほど有名ではなかったんですが、そもそもOEM主体だったという話を聞いて
興味を持ちました。
実際に生産をこなしているならば、コストの制約を外した技術的な理想を持っているかも知れないと思ったのです。
本当は音質面からワディアWT2000Sが欲しかったんですが、価格と音質を考えて決定。スライド蓋を開閉して
鍋蓋をセットするというアナログライクなスタイルが気に入ったこともありました。
このシリアルナンバー2番のトランスポートは落ち着いたサウンドを聴かせてくれましたが、ある日中古屋で見つけた
ビル・エバンスのリバーサイド・コンプリート・レコーディングスを掛けたら音が飛ぶんです。
ちょうど傷のあるレコードの針飛びと同じ現象ですな。そこで、CDの信号面を確認すると円周方向に、ほんの少しだけ
一筋の傷が見えました。購入時には検盤したのに、それでも気づかないくらいの、角度を変えてよーく見なければ見え
ないくらいの傷なんです。
ものは試しと、ショップに持っていって掛けてみたんですが、他の機材では飛びません。
私のココロは一気にショボクレてしまいました。
それまで気持ちよく聴いていたのが針飛びでドッチラケ。中古ソフトを買ったからハズレたとも考えられるんですが、
他のすべての機材では掛かるんだから、自分のトランスポートだけで問題が出てしまうのは納得できませんよね。
そこでショップから問い合わせを入れてもらいまいした。製品と該当するCDを預けたんです。
すると、「音質を良くするための情報量を確保するのに、ピックアップの読みとり精度(フォーカスと言っていたかも)を高めている。
そのために今回の傷程度でもエラーとなってしまう。
安価の機材では音質が落ちても飛ばないようにしているが、このトランスポートでは音質を最優先して
こちらのセッティングなのです」という答えでした。
オーディオは1対1の時間軸で楽しむ再生芸術…、なんて蘊蓄を語るつもりはなくとも、この回答には納得が出来ません。
楽曲の継続を無視して音質を取るならば、それは音楽を聴くための機材として失格だからです。
私は、いつまた音が飛ぶかも知れない…、との不安を持ちながら音楽を聴けるほど人間が出来ていません。
そこで、当時雑誌に出ていたメーカーの部長さん宛にお手紙を書きました。トランスポートの音質自体は気に入っているので、
お手紙の内容は上記の問題に加えて、「アマチュアが造った機材じゃないんだから、音が良くて針飛びしない製品じゃないと
高級機とは言えないんじゃないか? 新方式であるベルトドライブ式は技術的に発展の余地があるのではないでしょうか?
もしも将来的に改善の余地があり、私のトランスポートを改良すると約束してくれるのであれば、その段階まで現状で
使用し続けても良い…」、としました。
ここはちょっとオトナになって、これでメーカーのスタンスも分かるかも知れない…、製品が熟成するまで付き合うこと
はユーザーとして正しいかも…、という楽しみを見いだしたからです。はたして結果は…、
チャレンジ精神旺盛なメーカーであれば、これに応えて面白い展開になるかも知れないと期待は膨らみます。
しかし、大変残念ながら手紙への返事はなく、製品は返品/回収/返金となりました。
その後、改良は進んだのでしょうか? ちょっと気に掛かっています。
そんなわけで、CDトランスポートを再度購入することになったわけですが、これは同時に毎月の支払い価格を
上昇させることを意味していました。もう選択肢が、ベルトドライブ式(45万)がなくなり、ワディアWT2000S(75万)のみ
になってしまったからです。ズブズブと底なし沼に足を取られている自分の姿が、本人には分からないものですね。
うーん、じゃなくて、 どよ〜ん。
この話はマーチンローガンを購入する以前のことですが、このあたりで落ち着いていれば良かった。
わんこさん、こんな話しをHPにアップなんて、私…、とても恥ずかしいですわ。だって、ヤバイのはこれから。
今考えると、お馬鹿な買い物なんですもの。
ところで、カー棄て(スゴイ変換ミス)、いや、カーステですが、JBL4発は2発がドアマウントで、2発がリアトレイでした。
定位はどうかというと、フロントにステージが出きるようなことはありませんでしたが、リスナーの周りに漂うように展開して、
それなりに楽しかった記憶があります(リアをL/R逆にしていたような気もしますが失念)。
わんこさんのおっしゃる「ハンドルの日陰」も問題ありなんですが、それでもW124ワゴンにキック装着は飛び抜けて
良かったんです。いまの憧れはこれですね。
ホームでのホーンは、それはそれはで怖くて手が出せません。
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[1313] 色々 あったんですね
投稿者名: わんこ
投稿日時: 2001年6月12日 00時56分
オット・プさん、いよいよ 佳境に入ってきたというところでしょうか?
本人は熱くなっているのは自覚しつつも、基本的には 買い物 原資の使い方。
まさか 心神喪失状態になって行っているとは 思わないものです。
私だって ムーーンとなってしまうことはありますが、基本的には考え抜いて
(これは無駄使いの論点でなくて 趣味で買うモノに対してです)それで使って
いると思っている。 でも 誰がみても 無駄使い 変ですね
さて、オット・プさんが熱い方であるのも伝わってきました。
音飛びする CDトランスポート。メーカーに質問状を投げかける姿勢
大好きです!
私も小学生の時 チューブ入りマーガリンでお手紙しました(笑)
ビルエバンス以外はどうだったのか? そのリバーサイドのを 傷の無いCD
に買い換えれば良かっただけとは思いませんが、オット・プさんの姿勢には
失礼ながら 若さを感じます。
買い換えるのであれば 前よりグレードアップ これってふつうですよね。
怖いです。オーディオは後戻りできない 趣味なのか?
車だと 560から190に買い換えることもありだけど・・
タンノイの38cmから 16cm 2WAYもありですか・・
それにしても トランスポートに70万円 う〜ん 音の違い そこで
どのように自覚されていたのか?興味もあります。
自宅に持ってきて 借りての試聴 相当根性 熱意があると思っています。
だからこそ、そのトランスポートの音の評価、ご自身の中でどうだったか
お聞きしたいです。
先日、はなまるさんが 持ってきてくださった DAC 改造版
CD−15のトランスポート部分と 10年以上前の ソニーの7万円のCDP
のトランスポート部分 あまり大きな差が感じられませんでした。
DACの強烈な個性で トランスポート部分の差が分かりませんでした。
>>オーディオは1対1の時間軸で楽しむ再生芸術>>
う〜ん かっちょいいです。先日、CD−15とビクターのレコードプレーヤーで
同じCDとレコード版をほぼ 同じタイミングで演奏を始めました。
いつもの オスカーピーター村とミルトジャクソンの 「Very Tall」
なんと 終わった時は 10秒くらいの 差がありました。
CDの方が早いのね 進み方が
話を戻します。私 再生芸術 って言葉が好きです。軽々しく 原音再生
と言う言葉を使われる方 よっぽど 耳がモン耳なのか 原音に対する
定義が曖昧だと言わざるを得ません。
芸術は 圧倒的感動があるのか? 時間で色あせない魅力があるのか?
人生をかけて 追い求めるべきものでしょう。
でもですね コードの音を聞き分けたり DACの音を聞き分けたり
これってパラメーターとしては部分的である筈なのに、人のこころを大きく左右
します。おかしいじゃないですか、だって 戻れないくらい違うのであれば
もっと違いがあることに対してどうするの?すでに解決済みならいいですが、
違いが分からないといけない、分かって当然・・・う〜ん
ピカソの絵も 夕暮れの倉庫で見たり レトルトパックのカレーを食べている
人と お寿司を食べている人とが 同じ塩味について語っていたりして・・
性感帯は人それぞれ、好みの味も 千差万別
芸術までは なかなか到達しないですね〜>ALL
オット・プさんは ローンレンジャーの道を進みながら いい音に対して
一方的 恋愛感情 恋物語 で
途中で 振り返ることは ありませんでしたか?
私はケチなので、すぐに「この原資の使い方に 見合った音楽の聴き方して
いるか?」とか、この装置で何時間音楽を どのCD、レコードでどれくらい
聞いて、1回あたり 一晩あたり いくらだろう とか考えてしまうんです
よね みみっちいです(笑)
そうそう、縦目ベンツは 同じ距離(7万キロ)を タクシーをよんで
乗せれもらった方が安かったんです。わはは
趣味って課程なのでしょうか? 芸術は結果ですよね。
少なくとも私の車 趣味 アートにはなりえません。
アートだ と言い聞かせているだけです(笑)
オット・プさんの お話 これから より 笑い もとい 涙を誘う状態
になると思われます。端からみれば アホ の一言でも やってみないこと
には分からない世界でしょう。
人の不幸は 密より甘い
ゆっくりで構いませんから 続きを心待ちにしてます。
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[1411] まだ、も少しあるんです
投稿者名: オット・プ
投稿日時: 2001年6月21日 05時08分
わんこさん、タイトルの付け方うまいです。
まいど、毎度の亀レスで申し訳ない。
CDトランスポートの音色の違いは、当然ながらDACのそれほど大きな違いはありません。
ショップでは、「ちょうどFMチューナーで言うアンテナの違いと同じ感じ」との表現でしたが、サウンド全体の描き方が違います。
なんか、分かったような言い方ですが、真剣に、その場で差し替えて比較すると、やはり違いがあるんですよ。
たとえば、擦過音というのでしょうか、サシスセソの濁りの違いは分かり易い部分でした。
傾向としては、ベルトドライブ式が全体に柔らかい感じで、WT2000sが太く硬いのから柔らかな感じまで
幅広く表現している印象でした。
同じワディアでもフィリップスのピックアップを使ったというモデルは、WT2000sよりも、ベルト式よりも、
表現の幅が狭く感じました。
もちろん組み合わせによって、それぞれ相性がありますから一概に良い、悪いとは言えませんが。
機器の選択は、低域の描き分け、つまりゴリゴリと硬い感じや反対に柔らかな音が自分の好みに合った表現できるか…、
などの様々な要素も気にしましたが、特に気になるのは演奏者のタッチ(私はギターを弾くものですから)で、
音の佇まいがその人らしく自然なものであるかどうかがポイントでした。そして何よりも鮮血流れる人間(ミュージシャン)が、
あたかもそこに居るかのように感じられるか、ライブなら自分がその会場に居るかのような雰囲気にハマることができるか…、
そんなところに違いを見いだしたのであります。
ま、色々迷ったけど、結局はCDトランスポートとDACが同じメーカーの組み合わせに落ち着いただけに過ぎませんね。
FMアンテナでは差額が30万になることはないかと思いましたが、よく考えてみればあり得ますね。
ロケーションが悪いと鉄塔立てたりして。でも、どちらもハタから見れば無駄遣いも甚だしいと映る。
ついでにDACですが、ワディアPROはバランス出力のみで、しかもそのボリュームが馬鹿でかいので
非常に扱いにくいのですが、音色は昔のアナログ的な野太さがあります。ちなみにボリュームが馬鹿でかいことで、
プリ等の入力がクリップしてしまうケースが多いらしく、まともな音を聴いたことのある人は少ないんじゃないかと心配になるくらいです。
欠点としては、電源オンで地上波TVの画像にシマシマの模様を映すほどのノイズを出します。
しかし、音は気に入っているので「最近は中古で安くなっているはずだから、もひとつ買って、
なんとか車載に出来ないか?」などと考えています。(笑)
ところでわんこさん、レコード盤とCDの進み具合が違うってのは、曲と曲の間の無音部分が各1秒ほど
違うだけなんじゃないでしょうか? もしもピッチが違っていたら、即!返品ですね。でも、マイルス・デイビ
スのカインド・オブ・ブルーでしたか天下の名盤が、マスターレコーダーの不調で半音近くピッチが違っていて、
同時に回していたサブの方が正しいピッチだったということで、その音源が発売されたということもありましたね。
さて、オーディオでは発音構造が原音とは違うわけですから、言葉通りの原音再生はあり得ない話しですが、
それを言いたくなる人の気持ちはなんとなく分かります。まさに生きたミュージシャンが、憧れのあの人が、
目の前に居るような気分になれる…、という解釈なら、むしろ音響の悪いホールやライブハウスで聴くよりも、
良質なオーディオ機器の方がよほど原音に近く、かつ音楽的ですもん。
ご存じのように、国内のコンサートは主に体育館で行うから音響的に(シート的にも)酷いものが多いし、
多目的ホールも良質な音響を意識して建てられたものはほとんど無いのでは? しかも、アリーナだというのに
憧れのあの人は前の人の頭の間に豆粒程度にしか見えない…、なんて経験、誰もがあるのではないでしょうか?
逆に良かったのは、ハービー・ハンコックとウエイン・ショーターがデュオで演った、初台オペラシティの
小ホール(?パイプオルガンのあるとこ)で、お二人も「ここは素晴らしく音響が良い」と言ってましたがPAなしの
生音がすごく良かったんです。
でも、コンサートに出掛けても満足できるのは20回、いや、30回に1度程度の確率でしょうか。やはり、音の良い
ホールやライブハウスで憧れのミュージシャンがプレイする機会があまりに少ないのが日本の現状であるならば、
音質の良い機材とメディアを買って繰り返し楽しむ方が正解だと思うのであります。
わんこさんのおっしゃるとおり、芸術は 圧倒的感動 と 時を超えて新鮮 であることだと私も思います。
だからこそ、良い演奏は繰り返し聴きたいのです。性感帯の違いはあれど、芸術的なものはキチンと残っていくんでしょうね。
で、アンプ選びですね。(笑)ようやく戻りました。
ワディアのセットにチェロのアッテネーター、SPはマ−チンローガンということで、ショップで相談し候補を絞ります。
この際ですから、聴いてみたかったのは全部聴こうということになりました。
まずはチェロのメインアンプ(型番失念・それほど大きくない)を借りました。重量も軽く、比較的に暖まるのには
時間が掛からなかったような気がしますが、なぜか惚けたような印象しかありません。ということは全然ピンと来ません。
つぎ、クレル(型番失念・シリーズの中堅どころで、入力に応じて青発光ダイオード点灯が増えていくシリーズ)。
重量は重いんですが常識的な範囲。暖まるのに3〜4時間は掛かったような気がします。音はタイトな感じですが
今ひとつ好みじゃないみたいでした。
つぎ、ジェフ・ローランドモデル8(アルミの筒に入れられたコンデンサーが筐体のセンターに入っている)。
ミュージシャンが使う様な運搬用のケースに入れられ、ひとりでは持ち上げられないほど重い。
あまり重いので新聞紙の上にウレタンのスポンジを置き、ケースを横倒しにしてスポンジ上に引き出して、新聞紙を
滑らせて運んだ記憶があります。
あの特徴的なアルミ削り出しの筐体は存在感もあり、思わず天板を取り外してみたのは云うまでもありません。
まるで見られることを当然と認識してデザインされているように綺麗な構造です。正直シビレました。音の方ですが、
電源投入時はボケボケのダメダメ。結局暖まるのに6時間、いや8時間くらい掛かりましたか。
だから「スタンバイスイッチ」なるものが付いていて、電源を切らずにスタンバイさせておくという前提なんです。
で、スタンバイ時でも250Wの大食らい。音はおおらかで、柔らかでしたが、やはりちょっと惚けた感じもあって不思議でした。
最後に、FMアコースティックス611xが来ました。いまどき鉄の筐体で、冷却用のスリットから中を見ても、
あまりに普通の基盤とトランスが見えるだけ。「なんでこれがそんなに高いの?」状態でした。
重量はチェロよりの重く、クレルよりは軽い、いやクレルと同じくらいかな? 電源投入時から普通の音が出ていて、
時間が経っても大きく変化しないのが他のメーカーとの大きな違いでした。
実は後になって分かったんですが、アンプを聴き比べても総じて惚けた印象があったのは、じつはマーチン・ローガンの
振動板が寿命で徐々に鳴らなくなってきていたのであります。湿気によっても影響があるらしいので、それも一因だったか
分かりませんが、それでも1番良かったアンプを買って、さらなるローンレンジャーに陥ってゆくのであります。
この時点で、毎月のお約束は、15万を越えていたような…。記憶が曖昧です どよ〜ん
1413] 不動産オーディオ
投稿者名: わんこ
投稿日時: 2001年6月21日 16時30分
オット・プさん これまた力の入った書き込み ファンとしては 何と申して
いいか、最高であります。傑作ですので HPにアップさせていただきました。
改行も加えており 内容等 気になることがありましたら 遠慮なく申しつけて
ください。
さて、マンションが買える程のローンを支払ってこられたとは驚きです。
私だったら精神的に耐えられないです。多大な出費で 音の違いが小さくて
みそ汁の具の大きさの違いくらいだったりしたら 涙が止まらないことでしょう。
ちょっと私の話です。
拘った縦目ベンツ。新車以上にしたいと思い 夢見てお願いした
微細だけど コストと手間が鬼の様にかかる 整備。
整備が終わって 請求書を胸ポケットに入れ 帰り道 夢から醒めてきました。
思い入れに反して 殆ど変わっていない乗り味と 思い入れにしっかりと
応える 請求書の数字(笑)
乗り味は良くなったと思い込み、数字は忘れようとしました。
でも 耳は 体は 分かってしまう 人の感覚って思いの外素直なのね。
アイドルの振動で視界が揺すられ 涙は出ないものですが
不思議と体が熱くなってくたのを覚えています。
自責の念が高まると 人間は体が熱くなるものでせうか・・?
話はもどって オット・プさん
ギターを弾かれ 音楽を愛し アーティストに畏敬の念をもたれて
それで オーディオしたら 後は自分との闘いになるんでしょうね。
CDトランスポートの音の話は とても高度で 私には想像さえできません。
FMアンテナの違いと言わせる定員さんも何ですが、ベルトドライブでも
ピックアップでも 違うのを知ってしまったオット・プさんは
相当良い入力を聴き比べていたと思います。
ソニーの333ESDとマランツのCD15でのトランスポートの音の違い
簡単に言えば 音の数が減って まばらになって 荒く感じたのがソニー
でした。
ワディアのDAC 体験したいです。
ところでCDとレコードの音の長さの違い 無音部分を考えませんでした。
レコードは溝をつくってわかりやすくしているので そこが長いことが
十分考えられますよね。
それと ピッチが違うと 感じることはよくあります。
FMだったり カセットだったり
そうそう クロックの違い これは 怖いです。
けんけんさんと行った 真空管アンプの試聴会での ルビジウムクロック
驚くほどの違いが出ていました。艶 なめらかさ 音の力感 全てが
上回るとでも申しましょうか・・もしクオーツの1万倍以上の精度が
音に影響しているとすれば 聴感上の違いとデーターの違いに 開きが
あり過ぎます。クロック精度の違いが CDPの音に影響する 度合い
あんなに音の差が大きいのがかえって変 だと思います
オット・プさんも機会がありましたら 是非 聴いてみてください。
差込できるタイプのCDPでないと比べられないってのがミソです。
尚かつふつうの人が買えないのが辛いところです。
ポピュラーのコンサートがなかなかいい音で聴けないというのはありますよね。
そこのPAの音で決まってしまいます。
良い演奏、録音のCDやレコード それを再生する。 価値 ありますよね。
逆に、そこそこのPAがライブハウスで発する音 録音等をしない経路の
少ない音が如何にいい音か! と感じることもあります。
アンプに関しては スピーカーも相当要求が高いのでしょうか?
私は 高いアンプは殆ど聴いたことがありません。いずれ機会があったら
聴きたいです。今回 真空管のアンプの音を聴いて 聴くジャンル 音量
ホーンを使う等で かなりズッポリはまってしまったみたいです。
15万円のローン それって 体に相当悪くなかったですか?
FMアコースティックのアンプで鳴らす マーチンローガン 相当満足度が
高かったと思われます。
オット・プさんに ココロの平和は 来たのでしょうか?
興味があります。
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[1418] オーディオ迷路真っ只中
投稿者名: オット・プ
投稿日時: 2001年6月22日 01時07分
わんこさん、HP掲載ありがとうございます。
そんな風に誉めていただくと、素直に嬉しくて調子に乗ってしまいます。
改行などはHPオーナーである、わんこさんにお任せいたします。
思い起こせば、私も乗せていただいたわんこさんの縦目、後席のみの経験でしたが快適で良かったなぁ。
W124ワゴンよりも、格違いの掛け心地でしたもん。このクルマのトランクの中に入ってショック交換だか、
いじっているツナギの人がいて、これがわんこさんを初めて見た瞬間で、「こりゃまた凄い人が居たもんだ」と
思いましたよ。なんといっても、深夜のファミレスでしたからね。そうそう、ほそモールさんが紹介してくれたんでしたね。
それにしても、「思い入れに反して 殆ど変わっていない乗り味と 思い入れにしっかりと応える 請求書の数字(笑)」…、
これには大爆笑(失礼)しました、けだし名言です。みそ汁の具の例えも見事で、笑わせていただきました。
そうそう20年ぐらい前ですが、カセットの場合はピッチがほぼ半音違うなどの個体がたくさんあって、それが
イヤでひとつを基準にして他のは分解してサーボ基盤の半固定ボリュームを使って合わせましたねぇ。
アジマスもやりました。FM放送でもピッチがずれてるのってあるんですね、意識したことなかったです。
うーん、それにしてもルビジウムクロックとやら、是非とも体験してみたいです。
で、私にもわんこさんのおっしゃる「耳は 体は 分かってしまう 人の感覚って思いの外素直なの…」ということが続きました。
清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入した、FMアコースティックスのパワーがやってきたのは良いんですが、
どうしたわけか幸せは一緒にはやってこなかったんです。どうも、何か物足りないし、いまひとつ鳴りが悪いために、
購入直後ということもあってパワーアンプを疑いました。輸入元の人が来てくれて、念のために引き取り
の上チェックしてもらいましたが、結果は異常なし。そこで、マーチン・ローガンを購入した販売店に
相談した結果分かったんですが、振動板が寿命を迎えつつあることが発覚したのであります。
いくら振動板前後の電極には常に高電圧が掛かっているとしても、そのために埃を呼んでしまう
(懸命に掃除しましたが×)としても、ダイナミック型のそれと同じぐらいは長持ちするものだと思っていたので
少々がっかりしました。中古とはいえ、1年も経たずにダメになるとは…。まったくのトホホ状態でしたが、
なんとか気を取り直して修理(振動板アッシー交換・確かパーツのみで8万ほど)しました。
これで、信号の入力が無ければ高電圧は掛からないようになったという進化を遂げて、懸念していたことが
解消されています。ところが、これまた思い入れほど鳴らなかったんです。
正直、泣きたくなりました。 どよーん
当時マーチン・ローガンは、その独自の描き方で楽しませるというところは非常に良い反面、ソースとの
相性が大きく影響するような気がしていました。大まかな傾向で言うと、録音日の新しいものの方が色彩感豊かで
絵画的イメージを楽しむことが出来ます。古いものでも合うケースはありましたが、私の当時のセットでは、
たとえばサラ・ボーンの古い録音のものなど聴き親しんだソースがつまらなくなるケースが出てきました。
これはちょっと、いや、じつに辛いものがあります。しかし、これはなにもマーチン・ローガンだけが悪いわけ
ではないことが分かりました。事実、某ショップで聴いたセットでは、それを感じさせない組み合わせもあったのです。
だから、組み合わせによる影響も大きく作用するのだと思います。あとになって分かったのですが、もちろん
FMアコースティックスのパワーアンプのせいでもありませんでした。
でも、実際にその段階にいるものとしては、「こんなに無理して原資を絞り出しているんだから、前よりも良くなきゃイヤ」
となるわけです。これをユーザー心理というのでしょうか、「前よりも良くなきゃイヤ」の部分が曲者で、
これこそ完全に個人の好みを追いかける姿勢であり、本人をより深みにハマらせる原因なんだと思います。
で、原資を絞り出している本人にとっては、ココロの平和が訪れない上記のような状況が続くわけですから、
身体に悪くないわけがありません。
寝ても覚めても どよーん であります。
完全に、オーディオ迷路のまっただ中をひたすら彷徨っていたのであります。
そんなところに追い打ちを掛けるような事件が発生します。
なんと、私の馴染みの店員さんが店長と喧嘩したらしく、突然お店を辞めると言い始めたのです。
他に私が引き継いで欲しい担当者はその店にはおらず、途方に暮れた私はショップ周りを始めました。
その方法としては、現在所有するセットを正直に話して、「ソースを選ぶ傾向が強い」「音が痩せている」
などの不満な点を正直に相談していく…、ということしかありません。ま、ここはひとつ前向きに、買う、
買わないは別にして、どんな話が出てくるのかが楽しみ、と考えてみることにしました。ということで、
ほどなく巡り会ったのは同じ屋号の他のショップでした。
そこの店長と、色々と話し込んでいくうちに、音を聞かせてもらっているうちに、とあるスピーカーに
興味を持つようになりました。というもの、機材の組み合わせとしてはFMアコースティックスとマーチン・ローガンは
ベストの組み合わせではなく、また本来の自分の好みと相反する性質が、いくつかの聴き比べで
分かってきたからなんです。とにかく、この人の機材知識は、それまでのどんな店員さんからも出て
こなかったことばかり。俄然、希望が沸いてきたのであります。
で、私が興味を持ったのは、まさに別スレッドでMASAさんが書かれたそのものなもんで、あまりの
タイミングの良さにビックリしました。そうです、ウィルソン・オーディオのWATT3+PUPPY2であります。
これがまた(その当時すでに語られていましたが)、マーチン・ローガンなど静電型の美点である音場の良さと、
ダイナミック型の美点であるリアルな音像、音色が同時に楽しめるという特徴が、私の魂を揺さぶるんですもん。
で、性懲りもなくマーチン・ローガンを下取りに出して…、購入に及んだわけです。でも、展示品で傷あり、でしたが。
この時点で、毎月のお約束は 20万 を越えたと思います。
でも、正確な記憶はないの。
それでも、幸せはちょっとだけよ。みそ汁の具が、ちと大きいくらい。(汗)
依然、音が痩せていることに不満が募りました。なぜ? なぜなの?(大泣)
わんこさん、 どよーん よりも強力なセリフを用意してくださ〜い。
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[1441] 怖くなってきました
投稿者名: わんこ
投稿日時: 2001年6月23日 02時06分
オット・プさん 自分をローンで苦しめて快感を感じるが如く
ズブズブだったんですね。月々のお約束が20万円とは!
あるギャンブラーが言っていました 「この数十万を握りしめ
最終レースで全てをすった瞬間 ジワーーンと何ともいえない痺れる様な
快楽があるんです。負けに快楽があるって 変でしょう」
ですって。オーディオローンドランカー?
怖いなぁ・・
ところで 私が読んで 最も共感してしまったのは
>でも、実際にその段階にいるものとしては、「こんなに無理して原資を絞り
>出しているんだから、前よりも良くなきゃイヤ」となるわけです。これを
>ユーザー心理というのでしょうか、「前よりも良くなきゃイヤ」の部分が
>曲者で、これこそ完全に個人の好みを追いかける姿勢であり、本人をより
>深みにハマらせる原因なんだと思います。で、原資を絞り出している本人
>にとっては、ココロの平和が訪れない上記のような状況が続くわけですか
>ら、身体に悪くないわけがありません。 寝ても覚めても どよーん
>であります。完全に、オーディオ迷路のまっただ中をひたすら彷徨って
>いたのであります。
これです。ここまでやったんだから 多少は報われたい そう思うのが人情。
たとえ 性格極悪の彼女でも 意地と さもしさで そうは戻れません。
「前よりよくなきゃイヤ」 も〜 どうしましょ 正にその通りです!
安くたっていい機械も有るはずなんですが、既にハイエンド方面を見ている
状態で 実際音もハイエンドだと思いますので とにかく
救われたかった
のだと思います。ところが オット・プさんの 復活オーディオの実体は
いい音を得て 音楽に浸れる安住の地を求めている様に思っていたが
実は 限界まで 己の感覚を磨き 研ぎ澄まし 新たな高次元の欲求を求める
自殺行為の連続にだったりして
どよ〜んより 強力なセリフですか・・・
人間 後は 祇園 もとい 擬音です! 快感 感動 なんでも後は擬音に
なると思います。車で バビューーーンとか シュイーーーンとか
発している人がいました。 思う存分 うなって叫んでみては 如何でしょうか(笑)
MASAさんが 大反応した ウイルソンオーディオ 相当凄かったそうです。
で、オット・プさんも 相当気に入られたとのこと 私も機会があれば聴かせて
もらいたいです。たぶん私も気に入るに違いないでしょう。
で まさか あの金額レンジのSPを 買ってしまったとは・・
趣味の話より 現金で失礼します。
100万円のSPで1000時間(まるまる40日)(1日1時間で3年
1日3時間で1年)聴いたとすると、1時間あたり1000円です
安いもんで・・・
もし100時間だったりしたら 1時間あたり1万円 コンサートを上回り
ますですね。まあ コンサートより音楽を楽しめれば お安いもので・・げげっ
オット・プさん 何でも夢中になるタイプなんですね。子供のころ 恵まれすぎ
ているタイプではなさそうです。私も ボンビー症が災いして・・
ところで、相当強烈な音がする SPって もしかして 全然合わないソース
とかないでしょうか?
例えば ヒノオーディオにあった オートグラフ まずポピュラーは鳴らない
と思います。
ソリッドタイプのSP マルボルドロンのピアノがあっさりしてしまったり
ベースのぶーみんぐが 痩せてしまったりってことは無いのかしら
オールラウンドに いろいろ 強くて 個性的
そんなSPがあれば まず聴いてみたいのです。そっちが良ければ私は
ホーンの宿題も止められていいかと思ったりして。
とにかく 試聴室で良くても リスニングルームは千差万別
いくら最近の軸上向けてリスニングでも 帯域バランスは激変したりします
よね。
ウイルソンオーディオを投入された後の お話が楽しみです。
許せない音が出たりして・・
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[1446] Re: 怖くなってきました
投稿者名: オット・プ
投稿日時: 2001年6月23日 18時20分
わんこさん、私はなにも自分を苦しめたくて
ローンを積み重ねていたわけではありません、でも…、
もしも、「何のために働く?」と、誰かに尋ねられたら、
迷わず、「オーディオのため」と、答えていたでしょう。
いま思い起こすと、当時の毎月のお約束がそんな額だっただなんて、
自分でも怖くなってきました。(笑)
それにしても、
「子供のころ 恵まれすぎているタイプではなさそうです」
良くお見通しのわんこさん、であります。
さて、FMアコースティックス611x(以下FMA6)は
ウィルソン・オーディオWATT3+PUPPY2(以下W3/P2)との出会いで、
まるで水を得た魚のように歌いだす…、はずだったんです。
それは、情報量が圧倒的に多く、
細身だが精密な描写の音像で、かつクッキリと晴れ渡る音場、
風のような低音…、は無理としてもレンジはそれなりに広い。
そんなことだから、ココロも軽く次々とCDを掛け替えます。
新しい録音のアプローチの違いや、
旧くてもオリジナルマスター使用を謳うCDが、楽しくて楽しくて。
と、ここまでは良かったんですが、
マスタリング、もしくは録音のすこしでも悪いものは、
聴くのが辛くなってくる。特に長時間は無理。
簡単に言えば、
オーディオ的には優れているが、神経質で優しさのない音、
なんだと思います。
それでも、導入したばかりだし、
エージングが進むかも知れないし、
セッティングも完璧に出してないし、
いくらなんでもこれ以上は買えないし、
などと思い直してしばらく頑張ってみました。
W3/P2の左右幅や角度など設置場所の検討や
インシュレーター、ラックの導入、
電源を見直して配電盤から引き直しなど、
情報が続くかぎり、実現可能なかぎり、色々とやりました。
しかし、半年経っても当初のサウンドには大きな変化は無く、
ソースの粗ばかりが目立つ批判的な描き方が、
ついには聴きたくなるCDまで少なくしていったのであります。(汗)
これって、本末転倒、思いっきり不幸ですよね。
これが、まさに 毎月のお約束 に 思い入れ が負けた瞬間でした。
どよーん (やはりこれが名セリフ)
ところが、巨大なオーディオ迷路を彷徨う私にも一筋の光が差してきました。
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[1461] 体験したいです
投稿者名: わんこ
投稿日時: 2001年6月25日 13時23分
オット・プさん おかげさまで 私が感染してしまった
様です。
ウイルソンオーディオは 是非聴きたいです。それと マーチンローガン
もあの高いSPを目の前に置いて 音場を見渡したい。
オーディオの為に働く オット・プさん 毎月のお約束があれば
相当なモノが買えますよね。私はそうならないようにします。
家族のために働いているのは明白ですから そんなに怒られないと
思うんですが・・ココロにスキマが・・
>それは、情報量が圧倒的に多く、
>細身だが精密な描写の音像で、かつクッキリと晴れ渡る音場、
>風のような低音…、は無理としてもレンジはそれなりに広い。
昨日は結局 ロジャース一番いい場所 に置いて 聴きました。
タブラの手元が見える様です。過去のオーディオでは 定位 音場は
かなり良かったので ねいろ 主体でと思ったのですが やはり音場を
見る ステレオ 止められませんね。
以下引用
W3/P2の左右幅や角度など設置場所の検討や
インシュレーター、ラックの導入、
電源を見直して配電盤から引き直しなど、
情報が続くかぎり、実現可能なかぎり、色々とやりました。
しかし、半年経っても当初のサウンドには大きな変化は無く、
ソースの粗ばかりが目立つ批判的な描き方が、
ついには聴きたくなるCDまで少なくしていったのであります。(汗)
これって、本末転倒、思いっきり不幸ですよね。
引用終わり
正に 苦行の為の趣味ですね。車でもオーディオでもこの路線になって
しまうタイプの人は居そうです。私もかしら。
オット・プさんの苦労 原資の放出 ローンの返済
果たして その後に 雲から首が出て 見晴らしの良い世界が見えたのか?
ポカッと首がでる瞬間 これってあると思うのですが 半端だと見えなかったり
して、まあ ココロの中での話なんですが 自己鍛錬する必要はありそうです。
私も 引き込まれてきそうです
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[1473] 言い忘れましたが、うつるんです。
投稿者名: オット・プ
投稿日時: 2001年6月27日 03時45分
わんこさん、ご都合のよろしいときにいつでもいらしてください。
いま、私はフリーですから平日でも、ちと調整すればOKです。
ただ、ウィルソン・オーディオはシステム5を経て6まで行っていますから、
W3/P2だと2世代前の音ですし、
ちょっと問題があって本来の実力が発揮されていない状態ですから、
正直ちと恥ずかしいんですが、小音量なら大丈夫だと思います。
マ−チン・ローガンはショップの店頭でも良いですから、
じっくりとお聴きになれる機会があるといいですね。
そんなチャンスがないものか、私も心がけておきます。
で、現状の問題点もさることながら、
「聴きたくなるCDが減っていく音」を改善することに私の興味が集中し、
歩けど歩けどオアシスが見つからない砂漠の旅人のごとく、
渇いた身体を軋ませながら月日は流れていきました。
ある日、某ショップ店長にその思いを告白したところ、
「それはですね、プリアンプですね」と、さらりと言われました。
じつはだいぶ以前、私がまだロジャースLS3/5Aを買う前に、
馴染みのショップの試聴室から螺旋階段を降りたとき、
図らずも私の耳をググッと引っ張るサウンドに出会いました。
そこで思わず、スピーカーに注目すると、
当時雑誌でも話題で、ユニットの近接配置が特徴の…、えーと、
カーオーディオの方では有名のようでしたが失念しました。
(確か、AE-1とかAE-2とかと同じ設計者だったような)
私の「あのスピーカーは良いんじゃない?」との問いに、
「この音はスピ−カ−じゃないんですよ。アンプの仕業なんです」という答え。
「え? アンプの音? それならこれで決まりじゃない」
出会いの喜びを膨らませながら、さらに詳細を訊こうとする私。
しかし、店員さんは顔を曇らせて申し訳なさそうに一言。
「これ、高いんだよね」
合計で600万円を超えるという価格を聞いて、腰が抜けるかと思いましたよ。
薄給の身が恨めしくも購入は泣く泣く諦めましたが、
これがFMアコースティックスのプリ(266)+パワー(611x)との、
衝撃的とも言える出会いだったわけです。
話しは戻りまして、
つまり、チェロのアッテネーターをプリアンプに差し替えることで解決すると、
自信たっぷりに指摘されたわけです。
それも、純正で組むのがベストだと。
これには、ホントにココロから凹みました。
新品を買おうにも国内には在庫がないから、
オーダーを出さなければならないというし、
そもそも、その価格は「クラウンぐらい買えるんじゃないの?」
てなレベルだから買えっこありません。
これはもう、奈落の底へ突き落とされた…、
いや、自分で選んだ道なんですが、
軽い気持ちで船を出してはみたものの、
気が付けば紺碧の海洋が一転にわかにかき曇り、
アッという間に嵐の真っ只中で転覆、
放り出された私の両足に海中の魔物が取り憑いてきた…、
いやいや映画の見過ぎ、だいぶ大げさですな。
とにもかくにも、途方に暮れたのであります。
なんとなく、地面を見つめて歩く毎日でしたが、
ある日突然電話が鳴りました。馴染みの店長からです。
「以前お話ししたFMのプリアンプですが中古で出てきましたよ。
これは3年に1度、あるかないかのチャンスですから、
買う、買わないは別としてお貸し出ししましょう。
きっと勉強になるはずですから」
との申し出、一目散に借りに行ったのは云うまでもありません。
はやる気持ちを抑えつつ、セッティングを進めます。
電源を入れて恐る恐るボリュームを上げると「ザリザリザリ」。
なんとガリが出るではありませんか!
少々ヘコみながらもCDを掛けます。
(ガリは電源投入直後のみでFMAのお約束でした)
音が出た瞬間の感動は今でも忘れません。
「こ、こ、これだぁ〜。これを求めていたんだぁ〜」
それまで、悲しくも痩せこけていた屍のようなエラ・フィッツジェラルドが、
真っ赤な血潮の流れる生きた人間の実体感を伴って唱いだしたのであります。
絵画なら、繊細で正確だがモノトーンの線画の小品が立体感と色彩の豊かな大作に、
食事なら宇宙食と5☆のフルコースとの差、とでも言いましょうか。
いやいや、またもや映画の見過ぎであります。
それからというもの、ご多分に漏れずCDを聴きまくりました。
わが家の音は、当初にも書きましたがモニターライクな方向ですから、
ソースの善し悪しを如実に表現する厳しい面を持っています。
しかし、新しくて録音の良いものは当然ですが、
旧い録音でも時代を超えて良き音楽として、
私の琴線をかき鳴らしてくれるようになりました。
これに加えて、TVやVTRなどのソースも実に面白く、
CMの録音の善し悪しや番組ごとの音質を分析するように楽しめるようになったのです。
私はこの段階に来て、はじめてハイエンドの本領発揮とは、
じつは幅広いソースに対して、
新たな発見を導く部分にあるのではないかと思うようになりました。
しかし、毎月のお約束は 25万円 を越えていたものと推測されます。
もう慣れっこです。
(と、言いたくもなりますが、実際はマジで苦じいの。毎日が)
さて、ここまでお読みになられた方は、
私がさぞやお金持ちに映ったことでしょう。
ところが、当時は普通のサラリーマンでした。
ただ、独身で子供もいなかったから何とか切り抜けてこられたのです。
恐らく、ここに集う皆さんが、
クルマに、カメラに、あるいは…おねい…いやいや、
何かしらに注ぎ込んだであろう原資を、
私の場合はオーディオに突っ込んだだけ…、の話しであります。
このところ皆さんが楽しまれているおクルマ、
HPやニフティでの書き込みを少し辿ってみましたが、
天下のAMG、極上化を果たしたメルセデスやGTシリーズ、
メカポンEG装換のポルシェなど、大変興味深いものばかり。
うーん、クルマやカメラでもハイエンドの領域を体験してみたい。(無理っての)
ということで、私の話は終わり…、ではないんです。
まだ問題点が残っているじゃありませんか。
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[1478] Re: 言い忘れましたが、うつるんです。
投稿者名: わんこ (ホームページ)
投稿日時: 2001年6月27日 12時34分
オット・プさん 素晴らしい文章 エンターテイメント精神 堪能させて
いただいています。レスは後ほどマジに?返させていただきます。
オット・プさん 欲しいモノは欲しいんですね。有る意味だだっ子状態。
やせ細ったエラフィッツジェラルドが 見目麗しい女性になって唄って
くれる。素晴らしいです。
是非 おじゃまさせてください。人に音を聴いてもらうって がんばって
いる人ほど 気にされるかもしれません。謹んで拝聴したいと思います。
逆にあまり気にされると申し訳ありません。
ハイエンド これって 人間の気持ち 行いが ハイエンド なんだと
思います。 大金持ちの方が 余裕で買われても 思い入れも少ないかも
しれません。ほぼ限界に近い 買い物 これは理由付けから違うでしょう。
限界に近い車の整備、モデファイ これも車にのる 気持ちが変わってきます。
悪いモノも良いように思わなければならない 全て精神力であります。
濃いなんて 無知 錯覚 の表れですから その後の現実に対する 評価
認識 モノとしてあくまでも 評価しているのでは 辛すぎるでしょうから(笑)
あとは 哀ですよね。
オーディオにも主義主張があって 面白いです。車も同じ
それを 通して見える人間性 もっと面白い!
五味康助さんの本を読んで その音に興味が湧くのでなく 五味さん自身が
面白いのだと思います。
限界まで追い込んでこそ 廃エンド
余裕かましていては 壁も突き破れな〜い?
憔悴するまで 聴き比べ〜
何にでも拘ってしまう方 私大好きです。やり過ぎの方 尊敬します。
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[1493] Re: 言い忘れましたが、うつるんです。
投稿者名: オット・プ
投稿日時: 2001年6月28日 16時00分
わんこさん、やりすぎは私の専売特許のようなものですが、
現状は逆で、むしろ手をこまねいている状況が続いていました。
で、前回の続きですが、
W3/P2にFMA266+611xの幸せは長くは続かなかったのであります。
というのも、その後引っ越しをしたのですが、
どうにも低音域がしっかり鳴らないのであります。
導入当初のマンションでは、硬い低音と柔らかい低音が、
つまりキチンと描き分けられた低音域が歴然と存在していたのです。
ところが現在の1戸建て2×4では、
どんな低音でも似たような音になってしまうのであります。
これは、せっかく発色や切れ、ボケ味の良いレンズなのにカビが生えてしまったとか、
ピストンの重量あわせを忘れて組んでしまったエンジンで、
ダンパーの抜けたクルマを転がしている感じとでも言いましょうか。
いくら引っ越しで環境が変わったとはいえ、
本領発揮出来ていない機材の悲しさってのは、
自転車で転んで擦過傷のままお風呂に入ってしまったときのように、
発覚と同時に鮮烈な痛みとして身に滲みるものであります。
なんといっても、たとえ2×4一戸建て賃貸という条件に経験が無くとも、
床材や構造によっての音の変化に気が廻っておらず、
対策を立てておけかったことを反省するとともに、
失ってはじめて知る性能にココロが痛むのであります。
引っ越し当初、この疑問を解決すべく床下にアクセスしたところ、
細い根太に薄いフローリング材が張ってあるだけであることが分かりました。
これは、材料を吟味していない超安物の合板ギターのトップ上に
重いスピーカーを置いているのと同じようなもので、
音の放射に必要な足がかりが不足すると同時に、
ろくでもない共鳴が付加されている状況を意味しています。
そこで、導入当初のマンションを振り返ると、
床と壁に発泡コンクリートが採用されていたことを思い出しました。
この材料は、特に床材として一般的なフローリングなどとは違い、
弾力性が非常に乏しいため住環境的には最適とは思えませんでしたが、
それでも気泡のない、いわゆる打ちっ放しのコンクリートよりも保温性があり、
なによりも特徴的なのは低音域の表現が、なぜか優秀なのです。
たしか、故長岡氏もそのように記述されていたと記憶していますが、
「適度な内部損失を持ち、余計な音響エネルギーを吸収する…、
だから音響特性が良いため方舟にも採用…、云々」(うろ覚えモード)
という解説だったと思いますが、
以前は良かったなぁ…、と思い起こすわけであります。
それもそのはず、W3/P2のスパイクは床仕上げ材を貫通して、
ダイレクトに発泡コンクリートと接地していたのでした。
ここに集まる皆さんなら、もしも音を聴き比べていたら、
誰でも「華奢なフローリングの床構造と発泡コンクリート材の床では、
もう完全に発泡コンクリートの勝ち!」
と感じると思います。
先の「現状の問題点」とは正にこれのことであり、
現状の 細い根太に薄い フローリングでは、
どう転んでも出ない低音の表現を知る者としては、
まったくもって許し難い現象なのです。
これまた、 どよ〜ん 状態に、再突入を果たしてしまいました。(泣)
悩みに悩んだ末、思い切ってスピーカー設置部分だけ床を切り裂いて、
土台としてコンクリートを打ってしまおうとまで考えました。
が、最終的に借家の床を元に戻すことを考えると二の足を踏んでしまいます。
そこで、床と地上をメカニカルアースしてみよう、と、
重量ブロックを買い込んだは良いのですが、
高さ合わせがうまくいきません。
そうこうしているウチに仕事が忙しくなり、
タオックのネズミ鋳鉄板(JBL4343用)をインシュレーターにして、
涙を呑んで今に至るのであります。
このところ床の改善は諦めてしまっていた感がありましたが、
わんこさんをはじめ、皆さんのあまりにも楽しいやりとりに刺激を受け、
新しいアイデアが閃きました。
これも、趣味の輪が広がるという、
インターネット本来の正しい在り方なんだと、
当事者ながら感心しているところです。
で、新しいアイデアとは?
今は秘密ですが、実験してみて、結果が良くも悪くも報告します。
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[1515] 経験させていただいたので
投稿者名: わんこ
投稿日時: 2001年6月30日 01時12分
オット・プさん 他にも書かせてもらいましたが、大変貴重な経験を
させてもらいました。1000万円オーバーオーディオを人は何と言おうと
お会いして 音を聴かせてもらって お話をして 色々と感じました。
端からみたら アホみたいな 趣味 自己中心的遊びですが
そこに至る過程 思い入れ 改めて 深さを感じました。
ですから 私なりに素直に そう態度も素直に お話させていただきたいのです。
価格が高いからだけでなく、そうせざるを得なかった思い入れを感じるからです。
外見 価格 だけでは 決して計り知れない 逆に理論的でない世界だと
思います。
2×4の建物にされて 低音が全然変わってしまったとこのと、2×4は
構造物としては耐震性も良い建物だそうですが、部材だけで言えば柔らかいスプ
ール?とか使っていますよね。それが 音に大きく影響することは間違いないと
思います。私も ボロボロ朽ちる寸前の木造貸家から 床リジットコンクリート
マンションに引っ越した時 音も相当期待しました。で、部屋の形態もありますが
全く音にならなかった
です。ライブな部屋が低音のピークをよび、壁の反射が中音から しんみり感を
減退させ ツイーターからのセッティングを変更しなくてはならなくなりました。
も〜 音を聴く気にもならなかったですね。買ったばかりのD55は どうしようも
ありませんでした。D3と言うバックロードホーンは 使いこなしもありました
が、スローとに位置する部分が小さく ホーンロードがかかった音がします。
それに対して D55は バックキャビティーがでかくて ホーン的音が少ない
と思いました。あ この話は部屋と別です(笑)
それで 聴かせていただいて 感じたこと
大した音を出しているのでもないのに 厚かましく済みません。
1 ウーハーのレベルが低い感じ 3dbくらい
何度か位置をずらして聴かせてもらいました。酷いピークはありませんでし
たが 150〜250hzくらいが 少ない感じでした。
3khz〜7khzくらいは 多少強いみたいです。弦が多少メタリック
になっていました。
頭の位置を下げれば中低域が増えて 聞き易い傾向になりました。
猛烈に力感のある入力のクオリティー アンプで 補っている感じがします。
中低音は後ろの壁との距離と背面の距離の 干渉かもしれません。
勿論 床が低音の吸音材箱として 吸っているのも間違いないでしょう。
あのSPの横の距離が近いですから フリースタンドより 多少中低域は
盛り上がっているのかもしれません。
ウーハーとミッドのクロスは300hz近いと思いますが 不思議とウーハー
から中音が聞こえました。 ネットワークは3次 4次なのだと思いますが
不思議です。それと 多少逆相感が感じられます。
もしかして配線が反対ってことはないと思いますが、試しに どちらかを
逆相にすると 全然違う中音になるかもしれまん なんて・・
長岡さんの自宅はメインの方を聴かせてもらいましたが、思ったより
ライブではありませんでした。低音に関しては ARC?は良さそうです
ね。床の吸音 振動特性より 壁 部屋の吸音の方が影響が大きいかも
しれないってことはないでしょうか?
2 置き台について
ネズミ鋳鉄? の置き場は あの足を刺すには安心感がありますよね。
色々な台を試されたかと思います。
スパイクの音でセッティングされているのだと思います。私には 十分に
剛性感のある 台だと思いました。
私がボロ和室で 低音に悩んでいたとき、それなりにやりました。
箱の横に24mmの合板×2を蝶番で つけて フロントロードもどきに
したり 床も畳を外して・・・
で かなり低音の響きを低くできたのは 結局は重量だったと記憶してい
ます。つまり、60cm×30位のどぶ板を何枚も引き詰めたんです。
でそれだと小さいので もっと大きい コンクリートの板を 畳の上に
21mmのラワンを敷いて その上に置きました。
例えばですが、床が弱くても 逆に弱いからこそ 重量は効くみたいです。
もしかして 鉄より 石とかを左右つなげるくらいに敷き詰めればそれまた
違う低音になると思います。鋳鉄ってのがどうも 吸っている感じがして・・
3 どうせなら
へーベルはこれまた密度がそれ程でもありませんので 大好評とは思いません
が 適当な吸音と反射のバランスなんだと思います。
コスト的に安ければ実験もできると思いますので こんなのどうでしょう?
ヤフーのオークションの45cm×60cmくらいの石の板を敷き
詰める
下にもぐれれば 根だの増設 補強
ねだ 土台の木を 下から垂直に支える棒の増設(4寸でOK)
最後に使うのは、ジャッキもいいみたいです。私は自宅の時に下に潜り
垂直の木が浮いているので クレームをつけて補強してもらいました。
良く使われるのは 缶コーヒーのでかいのみたいなジャッキで柱を
上げています。あれなら微妙にテンションを調整できそうです。
4 いい加減な考え
私は床に座るとバランス的によかったです。 あのSPは高さも
セッティングされていると思うのですが、多少高く置いては如何
でしょうか?
当然 中低音は少な目になりますが、ウーハーの音は感じ易くなりそう
です。
床の距離の他に リアの壁との距離も効きそうです。
SPの横と 後ろに L字 型に 石のプレートでも衝立にして
置いては如何でしょうか?
中低音が多い時、SPの後ろに 石膏ボードを置くと 中低音が
強くなったり 弱くなったりします。石膏ボードは高さが有りすぎ
見た目が何なので、90cmくらいの石のボードが一番かと思います。
今日 マニアのお客様が来られ、 FMアコースティックのアンプはとても
欲しかったそうです。相当力強い音がするそうで、マッキンの延長にある
音とのことです。みなさま 色々と考えているので面白いですね。
机様にSPを考えているそうで、ロジャースのLS3/5Aが第一候補みたい
なので、ELACもお薦めしておきました(聴いたことないのに(笑))
自分で手が出せる そこそこの原資で調整できる
これって気が楽だし 精神的に辛くなりません。
そんな余地があるのも 私たちの趣味を楽しむにも 大切な部分かと思います。
最後に インターネットによって趣味が広がり 体質が悪くなり 夢中になって
土壺に 浪費 いけませんね〜 どうせなら 先を突っ走った方が精神的には
楽かも
オット・プさん 私も やりますですよ。手軽なモデファイ。
マグナットは全くピアノが鳴りません。改造してみます。
今度 オット・プさんの元で ロジャースとか マグナットとかつないで
鳴らしてみたいです。入力の差が実際にどれくらい 音の差として出てくるか
ものすごく興味があります。
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[1516] Re: 経験させていただいたので
投稿者名: オット・プ
投稿日時: 2001年6月30日 03時52分
わんこさん、短い時間なのに、
よくぞそこまで分析されて、すごいです。面白いです。
今日は、スペースカーボーイを友人と観ていて、
先ほど解散しました。
明日は友人が見つけたW124ワゴンの試乗にお呼ばれなので、
朝一番で神戸に発ちます。
帰りましたらレス書きますね。(^^ゞ
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