第一段階 

 お宝号(’82 SCHNITZER BMW 635)を購入して、いつもお世話になっている武蔵村山市
 のグランドスラム ランホップ(042−535−4711)さんに甘えさせてもらいました。

 パーツは私が輸入して、できれば作業も教えてもらって、流用加工もお願いして・・・
 本当にお世話になりました。いつも感謝しています。

 レストア メニュウ

  1 足回り関係    ショック、マウント、アームブッシュベアリング、ハブベアリング、スタビ
  2 ブレーキ関係   ローター、パッド、ステンホース、キャリパーOH
  3 吸排気関係    マフラーワンオフ制作 K&Nステー、
  4 ミッション駆動系 M3レース用中古ミッション加工取り付け、プロペラシャフト交換、ドライブシャフト
  5 その他       車検取得 バックライトスイッチ ボディー小リペア オイルパン修理 クランクシール交換
               既に2年前で全ては思い出せません。                            


パーツは殆どBMPから輸入しました。当時は、SPEED。I.P.S等を知らなかったのです。二桁万円のパーツ代と
二桁万円後半の整備代がかかりました。これはとてもお安くしてもらいました。

 第6回 セダンオフ 瑞浪YZサーキットで走りました。バネはノーマルに近く柔らかく、タイアもお歳暮号と同じで
 ギア比も合いませんでしたが生まれて初めてのドリドリの練習ができました。

 お歳暮号で45秒台、お宝号で44秒台と、タイム的には遅いですが、635が元気に走る姿、いいんですわ〜(笑)


お宝号の最初の状態

 当初、私の元に来たときの状態を報告します。フルレストアが必要な状態でした。もし、635を買われる事を
 考える人に参考になればと思います。

 外装はリアバンパーがめり込み 右前フェンダーは錆で穴があいています(今も)
 右パワーウインドウは動かなかった(これは、モーター交換で直りますが、注油とスイッチを押しながらバンっと
                       ドアを閉めると動きだすことがあります)
 プロペラシャフトのジョイント×、センターベアリング×、(マフラーを外せれば自分で交換できます。消耗品です)
 プロペラシャフトの点付け溶接(ユニバーサルジョイントはかしめてありまして、溶接されているのが多い。要チェック
                    BMPでリビルトプロペラシャフトを買いました。$600弱)
 右足回り固着(ぶつけてありまして、解体パーツのストラットが移植されていた模様。ショックが固着してリジットに
          なっていました。町乗りであればショックのみ交換がgoodかも。ストラットのアッパー部分のボディー
          が盛り上がって割れていました。チェックポイントです)
 クーラー×(コンプレッサーはオリジナルでないのが付いていた。ラジエターホースと干渉。電装屋さんに依頼するの
        がいいです。風量のレジスターを交換)
 オイルパン割れ(車高が低いのでぶつけた模様。エポキシパテで修理。ロアアームの付け根も打ち易いところです)
 ミッション騒音(ミッションはノンオリジナルのM6のが付いていました。リンケージ、サポートマウント等も加工されて
          いました。ミッションは難点です。SPEEDさんでリビルトモノを買うのが一番確かかも・・・オイルは
          ATF、レッドラインのMTLをメトリックでは推奨しています)
 マフラーつまり(当時の日産の凄く小さい触媒がついていました。今のはでかい触媒です。当時の触媒がついている
           車は、まず性能の劣化は否めません)
 
 その他沢山ありました。私の考えでは、ボディーがグサグサでなければ、如何に前のオーナーが手をかけていたか?
 がE24を乗るのには大切だと思います。