FET Challenge OPT2 トロフィーシリーズ に参加
2001年2月18日 走行会よりちょっと刺激を求めてレース形式の走りにトライしました。
耐久は何度もありますが、一人で それもスプリント参加は初めてです。
9秒台走れる様になったので、フレッシュマン(似合っている(笑))クラスの 9秒以上で走る
クラスです。決勝で8秒5より早いと章典外になると言う 面白いレギュレーション。
脱日常には丁度いいみたいです。

さて、我がお宝号 BMW635はどれくらい走れるか?



これが昔美しかった635です 今は・・


レースのレギュレーションは上のリンクを見ていただくとして、今の草レース(悪い意味でないです)は凄いです。
私が参加したのは 初心者向けのタイムで分けるクラスです。ハードなクラス、ショップクラスとあり、その車を見ると
凄いですね〜 バーフェンに羽 改造も相当自由です。私のクラスも 安全であればOK。これは参加し易いです。
クラスだけでも10以上あります。いずれかに参加できますから、皆さまも如何でしょうか?


*練習走行*


走行時間は10分です。細かくタイムスケジュールが別れていますのでみんな、時間前に集まってきます。
軽自動車の耐久レースみたいに時間が無いことはありませんが、のんびりしている間はありません。
早めに到着>準備>受け付け>ゼッケン張り>着替え>車検>ドラミと 早めに進めます。
今回は子供をカメラマンとして連れていきました。ファミリーは大変です。


一緒に走る車は、現代車が殆どです。ターボはスープラ、DR30、チェイサー、FCくらいで、あとは 86 シビック
等のNAが多い。

最初は、コース状況の確認と 左だけ交換した048(M)の慣らしが必要。それと、走る人たちの様子も見なければ
なりません。スピンしそうな人も要チェックです。

最初の方で出発。1週目は寒いからかタイヤが暖まってなくて滑ります。
トップに出て誰も居ないので2周くらい走っていたらストレートでまだまだ コースINしてくる車がいます。
そうなんです、30台ぴっちり走行するのね。

当然走り始めの人と一緒なので飛ばせません。でも 抜き方や ダブルクラッチの練習、そしてドリドリの具合を
調べたりします。10分ですので6周でアッという間に終了。タイムは2周目の11秒3・・・

みなさん飛ばせないのか8秒台後半の人以外は殆どが9〜12秒以上

う〜ん、ちょっと不安 何かイヤな感じがします。走行会と違って競技っぽいと いつも気が重くなります。
どうしてこんなことしているのだろう・・って思いますよね。


*予選*

予選は15分間 これだけ台数が多いと クリアラップが取れるか不安です。10周のレースですから やっぱり
スタートは上位に越したことありません。ワクワクドキドキしてきました。
048のミディアムはソフトに比べてかなり減りが少ないです。空気圧は最初2.1くらいでフロント左が2.5 リアが2.55
くらいでしたので、温間で2.4に落としてあります。

今度は真ん中くらいでスタート。

予選でベストの車の後につく やっぱり直線でかなり違いがでます。でもその車のお陰で走りやすかったことも確か。
引っ張ってもらえました。ブレーキは良好、タイヤもMでそれほど遜色はありません。逆に減った右側のソフトの方が
ダンロップ先の左コーナーでズリズリきます。タコ踊り寸前もあったりして、無理はいけません。

2回の筑波の走行会で慣れているのか かなり走れた感じです。

タイム的には1分9秒623 前回の走行会と殆ど同じ。進歩もしなけいけど、取りあえず満足です。
上の車では、7.1秒 8.1秒 8.7秒 8.8秒 9.5秒 で 私は6位 結構いいところでスタートできます。
こうなると、欲が出てくるんですよね。ソレと共に緊張感が湧いてきました。

決勝となれば、みなさん本気になるでしょうから、過去の結果からも、8.5秒を割る車が何台か出てくるでしょう。
となると・・・3台くらい章典外になって 私は3位? ワクワクドキドキ 欲が出る(笑)
でも、後ろには似たようなタイムの86 ユーノス シビックがいるんです。コーナーで負けてしまうのよね〜
イヤなパターンです。コーナーで抜かれて引き離されるのって キライです。


作戦は・・ 取りあえずスタートで混乱があっても巻き込まれない様にしよう。3000回転でクラッチをつなぐと
ホイールスピンが強いので抑えて半クラか・・・リジットメンバーはトラクションがかからない?
それと・・・「パパ ○んこ〜」 と子供のお相手タイム。
一人でどんより瞑想しようと思っても これじゃ 盛り上がりません(笑)

*決勝*

上位の車達 何故か重量級の車が多い ターボだわ

段々盛り上がってきました。で、グリッド順に並べます。上位陣は大きい車が多いです。
結構年輩の方もいたりして、嬉しかったりします。

ターボ車でパワーがあると ホイールスピンし易いですから、これはスタートで落ち着いて
行けば ムフフかも なんて想像します。 3000回転以下でつなごう。
予選から2時間近く経ってから やっとスタートです。グリッドに並ぶ時までの1周でみんな
一生懸命蛇行してタイヤを暖めています。ちょっとドリドリの練習したりして 私も負けずに
やってみました。フロントが暖まらないといけませんのでこじってみたり。



緊張のスタート直前 水着のおねいさまなんてちっとも目に入りま・・・す(寒そう)

シグナルがレッドが消えて 青になったらスタートです。少し喉が乾きます。
何度もローにギアが入っていることを確認。回転も3000回転以上回さない様にする(普通は5000回転以上?)

スタート!

あわわ、ついアクセルを多めに踏んでしまいました。ホイールスピンしています。と同時に後ろから シュパーーン
と86が抜いてゆきます。雲泥の差 ああ 失敗。 それで白くなって1コーナーの景色を覚えておりません(笑)

1コーナーは6位で抜けて、いざ  あれ、普通。みんな穏やか 
そうなんです、タイム順って速さ順なんですね。だから直ぐに抜き差しできないのであります。

普通に走っていれば電車状態なのが分かりましたし、後ろからのプレッシャーが来ません。
トップから私までの6台が2〜3秒くらいにまとまっています。後ろはミラーに見えないくらいになってきました。

何とか、スタートで抜かされた86にと思うのですが、加速で多少負けている?最終コーナーの中ぐらいまでと
コーナーの突っ込みはいいんですが、やっぱり向こうの方が早い。

それと、4.5周くらい走っていてもトップが離れてゆかないのです。おかしいぞ。もしかして速度調整をしている?
6.7秒台で走れそうな車が何台かいるのに、お団子状態。私はお団子の後の金魚の糞でありました。
策がありません。

「何かあってもいいのよ〜」

と前に期待します(笑) でも何も起きません。
途中1台(予選で注意印しておきました)がスピンしてくれたので 5位 後は棚ぼた作戦、走行会状態です。


5週目くらいから 急に近づいてくるNAオープン。コーナーリングで勝てそうにありません。
それに、何と直線がずっと速いみたい。モーテック使っている印あり。

申し訳ないんだけど、直ぐに抜かされたくないので、ブロックっぽくなってしまいます。並ばれたら譲るけど、
コーナーはもしかして同等?1周以上頑張ってしまいましたが、バックストレーとで今度はそのまま抜かれました。
その車は そのラップで7秒9を出して章典外になってしまいました。

頑張ってしまったこともあり、タイヤがズルズルになってきます。ダンロップの進入も最初から滑っています。
アンダーだして ズリズリになったり、ブレーキ遅れでとっちらかったり、支離滅裂状態で段々前の86が
遠のいて トップから4.2秒差の6位で終わりました。 バトルっぽいのは1台だけで、あとは一人旅でした。

もっと走りたかったぜ(ウソ) 無事でよかった 後はトップがタイムで過ぎで章典外になるのを期待(笑)

走りは個人的には満足できました。他の方に「いい走りしていたね」なんて言われたのが一番嬉しかったです。

結果は、先の抜いていった車だけが章典外となり5位でした。
タイムもベストを更新 1分9秒105でした。8秒台は目の前かも〜


それにしてもどうして、あの数台が8.5秒以下にならないの? ペースを調整されたのかも・・・ちょっとガッカリ 

子供が退屈状態なので、表彰式前に八千代の湯で くつろぎます。
とってもいい湯でした。


おねいさまには興味ありません・・・綺麗だなぁ・・若いっていいなぁ。。。

嬉しいことに トロフィーをもらえました。ゴルフもそうですが、何か持って帰りたいもんですよね。

*感想*

 ガムレーシングの伊藤さんの整備は素晴らしい! 走行会と3回走りましたが、何の不具合も起きませんでした。
 水温は85度でビッタリ。油音も80度くらいでバッチリ。オイルクーラーの配管が凄く太いのでやってあるのも貢献して
 るでしょう。ガソリン添加剤も効いたのか、230馬力くらい出てきたようです。とても調子がいいです。町乗りでも最高!
 格安であんなボロ車で何の問題も無く走れるようにしてくれた 伊藤さんに心から感謝しています。

 ほぼ満足できる走りができました。整備も完全に元を取った感じです。

 憑き物が落ちたが如く、ココロが安らかになった フニョフニョです やっぱり走るのって気持ちいい 浄化されました

 でかい車はコントロールが楽 走りながら思ったんですが、テールが流れた時は、360ccの軽自動車でのコントロール
 の方がずっと難しいんです。大きな車は挙動が穏やかで死ぬ様な恐怖は全然ありません。転ばないもんね。

 草レースが成功するには訳がある? マシーンの改造と走りは表裏一体 それが具現化しているからかも。
 速度域がそれ程高くない筑波だし、安全性の確保とマナーの良さが 浸透してきている様に思いました。

 お宝号の走りは そろそろ一段落したって感じです。



*ファミリー*
 親ばかです。カメラマンがHPを後で見たいと申しておりますので・・ダウンロードさせてしまってすみません。
 

  
 

TOP