スーパーボンドのキャタリストについて


私の診療所では、矯正を含めスーパーボンドの使用量がとても多いです。
以前のどこかの雑誌で報告されていましたが、最小単位の使用量にての価格が
210円とダントツに高いのです。

でも、粘り気があり好気性で使い易く、接着力の面でも一番信頼しています。

サンメディカルさんのパテントは切れているのではないでしょうか?競合品が出ない
ところを見るとまだなのか・・・

それで、流用品を探してみたり、実験してみています。
粉は、即重の透明の粉でモノマーを純正だと何とか固まります。

モノマーを通常の即重のモノマーだと黄色くなってしまいます。
キャタリストは、

          トリブチルボラン



ご存じの様に、キャタリストを1滴ティシュペーパーに落とすと自然発火します。
この液もたぶん危険みたいで、缶の中におが屑が入っていて、その中にアルミの袋に
包まれた、瓶が入っています。

キャタリストはトリブチルボランの(o)酸化している?のか、この瓶のはその(o)が
ありません。

マイクロピペットを何万円もするのを買ってみたりしていますが、保管の安全性が不安で
トライしていません。歯科医師会の先生によれば、万年筆の換えインク入れは?との意見
ですが、量、自然な漏洩のコントロールで不安です。

オリジナルの様に、ネジ式が(悔しいことに戻らない!)いいのでしょう。

    何方か、名案があれば よろしくお願いします!

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