主治医意見書の歯科医師の対応について
- 主治医意見書の係わり方が変わりました
10月5日から、介護保険の申請の受け付けが始まります。認定審査会の委員に対する行政からの
説明会も各地で開かれました。
主治医意見書の「介護に関する意見」の部分で、訪問歯科診療、訪問歯科衛生指導が、主治医意見書にて、
どの様に取り扱われるか?私達に直接関係するものですから、興味を持って動向を見てきました。
当初は、その判断に医師が「必要に応じて主治の歯科医師の意見を聞いた上で記入してください。」
との文面がありました。早速、市の担当の方に聞いたところ、対応がなされていないとのことでした。
その後、この部分が、「口腔内の状態像(例えば歯の崩壊や喪失状態、歯の同様や市肉からの出血の
有無、義歯の不適合等)もとに、必要に応じて印をつけてください」に変更されました。
医師の方が、口腔内の状態について判断されることになったのです。
東大和市歯科医師会では、医師会の先生方と協議を行い、お互いの情報交換の必要性を確認し
歯科の専門の立場から、口腔内の充分なケアと健康が、要介護者の方達の自立へ、如何に
貢献するかの説明と、また簡単なチェック事項を制作してお渡しする予定です。
介護に於ける、口腔ケアの重要性を、私達歯科医師が充分に認識し、その重要性を各分野の方達に
分かっていただけることが大切だと思います。
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