真空管アンプの世界 300B産地別 音聴き比べコンサート 
初めて行った アンプ聴き比べのコンサート 東京のYMCAのチャペルで開催されました。
私は初めて知りましたが 新(あたらし)さん、フィリップスからテラークを創始された録音畑の
方だそうで、今回は 300Bの珠の違いによる音のちがい、そして さんによる、クオーツの
1万倍高精度なクロックによるCD再生録音の違いと ディープな世界を知ってしまいました。

けんけんさんは、CDPをヤフーで買わせてもらってからの知り合いで、ご自宅での音を
聴かせてもらいました。凄い、あのスペースであの音量であれ以上求めようがあるか?くらい
まとまり 私の好みの音がしています。やっぱり仙台のジャズ喫茶の「カウント」のA5で育った
私には アルテックの音が非常に馴染みます。これだな・・


夜仕事が終わって静かに楽しむ、0.1Wオーディオ これには小さいSPで
済めばそれでいいんですが、どうも低音は箱が大きくないとダメみたい。
ロジャースは凄くいいけれど やっぱりあの気になる点を解消したいです。

みんなでやろう、0.1Wオーディオ!



4月30日 YMCAの教会にて
開催された、300Bシングル
アンプコンサート 真空管は
ヒノ無線でRCAの50を聴いて
驚き、シングルの良さも多少は
分かってきました。
新 忠篤さんは、この道の大家
だそうです。プレゼントにCD
までもらえました。
テラークの録音される方が
真空管が何で、音が50年代
だと 困ってしまいまする。
でもいいんだわ これが

コンサートは無料
真空管アンプが多いラジオ
技術の後援。

東京はいいですわ、こんなの
がどんどん経験できるんです
から。

これがコンサートのSP。
オリジナルのアルテック箱に
ジェンセンの13インチが内箱
に入れて入っていました。
ドライバーはウエスタン?
これがあの高いウエスタン?

ホーンはPA用、カットオフは
250くらいだとのこと。
私の一番いい中音経験は
アルテックのA5の音なの
よね・・
一番感動したのは一ノ関の
「ベイシー」です。あれは
サラボーンが目の前に
立って唱ってくれた!
期待に胸が膨らむ
WE-594A+WE-31A
これがドライバーとホーン
知っています?これって
電気磁石だそうです。
マグネットではないんだって。
初めて知りました。

ネットワークも何だし
ドライバーはバカデカイ。

いい音します。中音の力感
浸透力、そこにある存在感
はい 声を聴かす為に作られた
システムがホーンです。
小さな音量だけど、これを
30cm3wayだとかなりの
パワーを入れて鳴らす感じに
なるでしょう。
低能率のSPは小さい部屋用
であることがわかる。
平均年齢50才以上の熱気

真空管の将来は暗いかも。
でも、みなさん凄い熱さを
持っていられる。20才前半の
私も安心していられる心地よさ
です。

300Bは5wも入らないで
騒々しい程の音がします。
バスドラムバリバリ以外は
まず音量不足はあり得ない
感じ。100db能率があれば
10wで充分なんですね。
ホールトーンを添加した録音
はそのままさらけ出す。
だからシンプルな50年代の
録音がライブな教会だと
そのまま聞こえる感じ。

イーグルスのホテルカル
フォルニアはバスドラが鳴らない。
カーオーディオでスーパーウーハー
をつけてガンガン鳴らしている
人は欲求不満になるでしょう。

美しいアコースティックな音
抜群。青年が落ち着いてきて
極上を味わう時向けの世界で
ありました。私、そろそろかも
さて、実際の聴き比べです。

300Bでも、11種類聴かせて
もらいました。1ペア1.4万円
の中国産ELECTRONから
ソビエト製、チェコ製、スロバキア
製、と色とりどり。アメリカモノで
も、セトロン、再生産モノウエスタン、
軍用300B、オリジナル1940年
製、そして1940年製の300A

いや〜ビックリしました。先日
RCAの50で無敵に柔らかい
いい音を聴いたかと思えば、
これなら他のアンプがいいよね
のELECTRONからどうして弦が
こんなに美しく明快に響くの?
の300Aオリジナル、そして
これでも充分じゃない!の
ソビエト製、JJとありました。
中国製は気に入ったのが
少なかったです。個人的ですが。

真空管って何十年も使えるのね。
ならば、これはいいのを
使いたくなりますでしょう。
今日は本当に良い経験を
させてもらいました。

私は全く分かりませんが、フィラメント
の消費電力が6Wと小さくて 
8W以上の出力が出るのが当時
凄かったそうです。??
フィラメント電流?が1.2Aが
オリジナルだそうですが、5Vの
定電圧でゆくと、1.5Aとか高くなる
球が多いそうです。
その説明を聞いていて電流が多い
と繊細さが減少音がつまる感じがし
ました。
もしかして、これって当時の製作
技術とか部材が良くて 今ので
安く造るのではなかなか難しい
ってことかしら・・いや〜ん
縦目ベンツみたい(笑)

フルアモルファスコアのトランス
ってのが良いそうで・・?

私、これで300Bに関しては
多少言えます(笑)


現状では、高能率ホーン
にはシングルアンプが
いい感じ。アルテックは
やっぱり声が最高かも
これがアンプです。
差し替えて、調節して鳴らして
もらいました。

あのですね、こんな素朴な
スタイルして、音がいいだな
んて いいのでしょうか?
古めかしいでしょ。
録音している人がこれでいい
では・・困りますねぇ・・(笑)

今日の音は超高音の伸びが
どうの、低音の伸び迫力が
どうのはありません。

F特 レンジではなくて、
音の存在感、音の分離、
艶、輝き、息吹 そして
リアリティーです。
どちらかと言えばナローレンジ

でもですね、私思うんです。
ツイーターがそこで鳴っている
感じ これがいい音でしょうか?

レンジ感、音のバランスが気に
なる様では音はまだまだだと
思います。長岡鉄男さんが
自宅に来てくれて調整して
出してくれた音、空気が変わり
ました。つるっとしてまろやか
鮮明でめまいがする。

オーディオ的快感とちょっと
違いますが、青年にはこれは
GOODな世界だと思います。

ドラマーさの家で聴いた
真空管のアンプの音。
流れる水が甘いって感じ。
石の不出来なアンプは、
冷たいけどのどごしが悪い
水みたい。
さて、ここで知ってはいけない
世界が待っていました。特に
CDを聴かれる方には。

STUDERのA-730と言うCDP
だそうです。私知りません。

クロックってのが有るそうで
これが普通 水晶発振子で
行うそうですが、それがもっと
高精度になる、ルビジウムと言う
のを使っているそうです。

クオーツの1万倍!の精度だ
そうで、天文台とか高精度の
ところでは10年も前から使われて
いるとのこと。今のCDPがワウ
フラッターとか測定限度以下だ
そうですが、これで測ると凄い
ふらつきだとのこと。

また最近の小澤の斉藤記念
オーケストラとかこう録音のCD
は大橋さんと言うかたがこれを
使ってクロック管理されている
録音だそうです。

ね、どの様に違うか
興味あるでしょう(笑)
一般初公開?

ステューダーのCDPは
外部クロック入力端子が
あります。そこにこの黒くて
薄い装置からの出力?を
指し込むだけ。

一瞬にして、1万倍違う精度
のクロックになるそうです。

果たして音は・・・


内緒です・聴いたら可哀想
です。普通のCDPを使って
いる人、私も、いや。これが
欲しくても今は買えないんだ
から酷いです。

私はレコードで行きます。
CDPは難しいです。

はなまるさんの、購入した
コンデンサー改造のCDP
あれは私には音の添加
ディフォルメが強すぎると
感じます。

シュアーのタイプIVは素直
でフラットでそつない。
でもMCのDL−103とか
SPUがダイナミックで
エモーショナル。

CDを聴いている方、
元に戻しにくく 言い聞かせ
が多くないですか?

私はレコードが趣味やりやすくて
いいです。

けんけんさんのリスニングルーム

TADの38cmウーハーを止め
コーラルの25cmが2発、箱は
ラフトクラフト製、これは凄いハイ
コストパフォーマンスです。

TADのドライバー、JBLの1インチ
ドライバーの4wayフルマルチ、
S3100その他イロイロと購入し
自宅で聴いての結果が現時点で
はこれだとのこと。

802に806の古いダイアフラム
にもどして811Bです。
さて、どんな音がするか?

この広さの空間、出せる音量と
しては申し分ない音だと思い
ます。中音の充実度、浸透力
優しさ、艶、細やかさ、深さ
ボーカル、ピアノ、やはりアルテック
だと思う。私の育った音はこれ
の大迫力版でした。
またコーラルのウーハーも
なかなか動きが良く、もターっと
JBLのモニターみたいに重い
ウーハーの音ではありません。

ウーハーは下のレンジより、動き
軽さ、音の止まりが欲しいタイプ
なので真似したいです。

マイルスのカインドオブブルーで
のベース 0.1Wオーディオ
で最も不足していた音が手に
入ります。
ロジャースで最も不得意なウッド
ベースのスケール、ピアノの
アタック、小さい音でもやはり
低音は箱、動かす空気、音の
浸透力はSPの能率に大きく
係わっていることは数十年前
から変わっていないのです。
タンノイのツイーターの出す弦
のビミョーーさ以外は全て
アルテックがいいぞ(反論は
掲示板にて)
上が300Bの整流管の
水銀の光だそうです。
ふ〜ん・・・

300Bは綺麗に光らない
のね。暗いの、

けんけんさんの自作アンプ
はこれで6,7台目だそうです。

自分で設計して、安くて良い
パーツを探して、造って、測定
して、音を聴いて調整、

車もそうだけど自分でやれる
と色々と分かるものなのだと
思います。

心地よい空間だ
下はホーン用のアンプ
RCA−45(2A3の前・戦前の球)
だそうです。
2w出力が無いそうです。

でも、音は繊細、暖かい
伸びやか、しっとり、クリアー
とにかくいい。多分いい。
きっと・・・

素晴らしい!

ホーンがいいんだか、
ドライバーがいいんだか

でもですね、ボーカルや
ピアノ、この音をコーン
スピーカーでどうやったら
出るの?

アンプはいずれ自宅で
聴き比べしてみます。
そうは簡単に真空管
アンプに落ちてたまるか。

まずは2A3から?
ヤフーで購入したオンキョー
の超高級ウーハー。25年前
に1本5万円弱。

インピーダンス 8オーム
Q0      0.28
実効質量    51G
再生周波数   12-1kHZ
能率      94dB/W/m
F0      12Hz
クロスオーバー周波数 
 700Hz以下
磁束密度    
  11,000GAUSS
総磁束    
   246,000MAXWELL
実効振動半径  15cm
【実効質量 51g!!

と、けんけんさんが調べて
くれました。
コーン紙がアルテックより
軽い。磁石も強そう。
期待に胸が膨らみます

おお綺麗。
片方は14年前にメーカーにて
ボイスコイルから振動系を
全て交換されている。

エッジはゴムだそうですけど
多少シワが寄っています。

叩くと流石に軽い。
でもハイコンプライアンスなの
かオスとジワーーっと戻る
やはりfo18hzは本当か?


ダンパーは金属の板を
くりぬいて蚊取り線香みた
いにバネになっている。

これが振動重量が軽いのに
foが低い理由なのか・・


密閉箱で15OL以上。

やはり山水の箱では
無理かも。
やはり入らないことが分かりました。

この箱は32cmウーハー用?

普通のウーハーでレンジの広い
反応そこそこの音で行くのが
無難みたいです。


オンキョーのウーハーは

W−380A

と言うウーハーです、しばらく
出番を待つことになりそうです。

新たに箱を作るとなって
38cmをするとき必ず出場
させたいと思います。また
このウーハーについてご存知の
かた、 使っている方 何か
ありましたら連絡をしてください。

これからウーハー、ホーンの
2wayをやろうと思います。

ドライバーは育ちからも最初
からアルテックが良いみたい
です。


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