スラントバッフルに挑戦 
ドアマウントで平行に向き合っているのには我慢なりません。耳の位置を下げるだけで中音が明らかに良くなり
ます。定在波の影響も減らしたいと思い、スラントバッフルを作ろうとしました。でも、実際は角度って出しにくい
んですね。結局は実験となりました。それと、前から使いたかった コーラルの世界一でかい(当時)ハードドーム
スコーカーも手に入れました。流石に190だと置き場は無さそう。いずれフロント3wayで鳴らしてみたい。


ヤフーで購入したコーラルの世界一
大きかった MD−70。ほぼ未使用
これをカーステで使えば・・と思って
購入しましたが、この大きさです(笑)
左はお気に入りのKicx13cm 2way
で1万円! 無敵の安さだと思う。
MD-70は X-VIIのミッドレンジ。
横から見た図。マグネットだけ
でも16cmある。こんなに大きい
とは思わなかった。400hz〜
5Khzの帯域。600hzくらいから
レスポンスの良い音を出しそう。
ちなみにバックキャビティは外せ
ます。となると熱さは4cmくらいの
ユニットになります。ね使えそう
でしょ!基本的に7cmのアルミ
コーンと同じでしょう。
マグネットが強力か?

人と違うユニットでまともな音
を出したいぞ。
ほほ、素晴らしい。SPの存在を
気にしない音が目標だから
ピッタリ。

目立たないし(笑)
どこにスコーカーがあるのか
分かりましぇん

右に見えるの
がフォステクスのFE83。現在
8cmツイーターとして(涙)使って
います。これを見て、真似しない
でね。ウソウソ、何方かトライして
みてください。ちなみに私は既に
X-IIIもゲット済み。これは6cmで
かなり小さいです。13cmユニット
位の大きさ。マルチならこんな
ミッドレンジ使いたいですよねぇ
事故ってMD-70が飛んできたら
簡単に死ねそう(笑)


ちなみに私のカーステは
チンドン屋さん系を目指すことに決定。
190の鉄板は切ってみると
剛性が足りません。ベコベコ
します。その上、凹凸がありま
すから、ドライバーの先の様に
へこんでいるところもある。
スポンジを内張と鉄板の間に
挟んで鬼締めしていますが
内張の間に空気が漏れる。

インナーバッフルを作るべき
ですが、今回みたら何とか
したくなりました。スラントより
ドアのガッチリが先よね〜
これも、スキマが空いている。
内張と、鉄板を一緒にこの穴の
内側からテープ等でシールすれば
全然違うと思います。それをやらなか
ったのです。
使ってみたカーボン繊維入りパテ
一缶で6000円強。硬化剤を混ぜて
適当に塗ってみます。相変わらず
適当せっかちな仕事です。
はなまるさんから、繊維がちくちく
するよ、とのことで、車内に入らぬ
様にして、削る準備をします。

この布、オークションの品物の梱包に
使われていて、半ゴム状態。
色々と使えそうです。
サンダーで削ります。この工具
も借り物です。工具ってあると
何でも出来る気がしてくるから
素敵。
今度から自分で買おう。
木工にはサンダーは必須かも。
犬でもできる、サンダー使い。
サンダーを適当にかけてみたました。
削ると白くなります。鉄板の補強には
全然柔らかく、ダンプには鉛やダイナ
マットには及ばない感じ。鉄板をあて板
補強が一番の様です。板金屋さんに
オーダーしてしまうのがいいかも〜

そうそう、石膏内張張り付けは、まだ
崩れ落ちておりません(笑)
平面が出たのでダイナマットを
追加してみました。サービスホール
はベコベコですから、達人の人が
やっている、ベニア張り、その他の
方がよさそうです。
いずれにせよドアってエンクロージャー
には遠いみたい。中の吸音材も
殆ど入れていません。背圧の処理も
分かりません。
ミッドバスの背圧を制御すれば
ピークも落とせそう。

上から ドア鉄板、パテ、フェルト
内張、の順になっています。

平面が出たので密着は良くなった
と思います。
それで、この切り口を鉛等でカバー
するのを忘れてしまいました。ああ

中途半端

欅だろうが、鉄板が弱ければ
盛大に鳴ってしまうのであり
ました。
通称デフキャリアーのしゃっけん
さん。今回の米松材を材木屋さんで
スラントカットをオーダーしてくれました。
デフを片手で持ち上げる人なので、つい
力仕事を頼んでしまいます。
この人が本気になったら私なぞ到底
かないません。工具もお借りしています。
今回、カットしてもらった米松材。
超格安ですが、ご覧の通り、反って
いるは、ヒビはあるはで、実験用
どまりです。もしい形をしっかり把握
して、欅とかで、角度を思いっきり
つけたのを作ってもらうのが正解
だと思います。4枚で6000円

欅だと5倍くらいのお値段に
なるかもしれませんが、綺麗
な面で有れば価値はあります
ね、これではガッカリです。
電動カンナの練習はできました(笑)
30cm幅で片方1cm片方5cmでし
たか、スラント角が足りません。
とにかくがさつな私。
フリーハンドで適当に
切ってみます。
結局合わずに後で後悔
このパターンです。
情けない
子供の工作教室と差が
ありません。
スラントの角度が少ないので
マグネットが元もバッフルと干渉
するのもそれ程気にしないでOK
でした。やはり、1枚モノでキッチリ
作ったらいいと思います。
お気に入りのKicx。アルミは中音か
ら不利になりそうですが、中低音の
駆動力は相当あります。ブーミーに
ならない程度に使えればいいのです
が・・それとツイーターのクロスは低め
にしないとならない感じ。
音圧を上げてもうるさい音が出にくい
のが○。

分割震動前がベリーGOOD
カリカリな紙コーンのアタック感は
ありません。
仮留めした所。
背圧の抜けの為には、メインの
バッフルももっと角度を外開き
(内)?にすると良さそう。
フロント45度に傾けています。
横からみた絵。
こんなんでも、ウッドベースが
ドアから離れてきます。中音も
明らかに聞こえ易くなります。
中音の弱いユニットだから。

締め込みも強くなったので
ドアの震動も減り、中低音が
クリアーになりました。
ドアポケットも10秒でカット。
ジグゾーがあると便利です。
サブバッフルは、電動カンナ
で適当に角を丸めました。
速乾性のニスは適当。
見ていたしゃっけんさんが
あまりにものいい加減に
いらついているのが分かります(笑)
MACROMも入れて聞いてみました
これも、中低音の力感がかなりある
ユニットだと思います。ボーカルの艶
っぽさ、暖かさは独特な世界。
慣らしにくいユニットだと言われている
のが分かります。はまればバッチリ
でしょう。Kicxより中低音がかぶらず
美しい。ただ、ドラム、ウッドベースの
雄大さでKicxを選んでみました。
造りもMACROMは綺麗です。
ネオジウムマグネットは相当強力
みたいです。

ツイーターのユニットの特性に
よってどちらを選ぶかは変わって
来るようです。
未調整で、Kicxをリスニング
ポジションで測定。
ツイーターは8cmコーンタイプ(笑)

結局、運転席側のみスラントさせて
も160−250hzのピークは消えま
せんでした。

ううっ・・FE83をスコーカーとして
使おうとしているんですが、
ダッシュ上だと 音圧を上げると
速度が早く、目立って来ます。
中音をダッシュでならすには、
タイムアライメントを使いたいと
思っています。
異常に10khz以上のレベルが
高く、サラサラとした高音で、
重みがありません。でも思いの外
イヤミが少ないんです。コーン
ツイーター
使っている人 少ないでしょ

いずれ4wayにしてツイーターを
追加しますが、いいツイターが
あればなぁ・・・


前のは、クロスを4khzにしてい
たので、特性を良くしようとして
2khzにしました。まだディップが
あります。特性を綺麗にすること
は造作ないのですが、音量を
上げる私には、これだときつく
なるんです。

雄大に大型ステレオが鳴る様な
音が聴きたい・・・

MACROMの特性。

そのままレベルも調整せずに
測定しました。

中低音のピークは相変わらず
あります。
ただ、中音がKicxより普通に
出ているのか、しっかりでて
います。クロスの落ち込みは
位相も関係していそう(つまらな
いシャレだなぁ)。

とにかく、ドアを多少しっかり
出来たのは成果です。
スラントはやはりやるだけ価値が
あります。想像では45度くらい
まで良くなると思いますが、
中音から盛り上げた特性のユニット
だと分かりません。

パテは平面を出す、と言う使い方
では○。ダンプ、剛性アップには
それ程効果があるとは言えない
様です。


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