| わんこさん
「カローラクロスに俄然・・・」
とのことですが、なんて言うか、うまく伝えられないもどかしさ
があります。悪くない車です。では「良い車か」?と問われれば、
「そこそこ」というのが答え。では、何が良いか、と言われると
まさにトヨタは「これを狙っているのだな」と感じさせてくれる
ところです。
トヨタ車は、何種か試乗しました。「がんばって」います。「負
けない」ようにです。それは立派。でもぎゃくに言うと、「負け
ないように」している目標となる車が見えてきます。そして、そ
ちらに目を向けてしまうと、やはりまだ負けているのがわかって
しまいます。
私見ですが、カローラとランクルには、それを感じません。これ
がいいんだ、これでいくのだ、これがトヨタの考える車だ、とい
うのを感じるのです。だから、「車」として、客観視してそれが
いいというより、それらの車からはトヨタの哲学というか、独自
の意志が伝わってくるように気がして、その気概に魅力を感じま
す。
プリウスよりは、モーター時とエンジン時とのつながりがはるか
にスムースでしたし、パワーがない分だけ、ボディが負けてなか
ったし、ヤリスなどより乗り心地も良く、クラウンに対して「と
てもいいのだけど、ここをもう少し」と思わせるところがありま
せん。「カローラだから、これでよい」「カローラはこれでよい」、
そういう説得力があるのです。これは車の性能ということではな
く、その車の示すアイデンティティとしては、ものすごいことで
はないかと感じ入る次第です。
結局、バツイチにしたのは、エンジンとモーターの切り替えがな
いことでした。その切り替えがとれほどスムースであっても、や
はり常にエンジンが(あるいはモーターが)回っている動力系の
シームレスな感じにはかないません。私には、その非連続が耐え
られませんでした。ならば、電気自動車にしようかと。そのいみ
でエクストレイルは良かったように記憶しています。
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