| かつてW202のC43に乗っていました。なので「C43」は懐かしい響きです。とくに私にとって、初めてのAMG(いまのAMGデザインなどとは異なり細部にAMGの手が入った)ということで清水の舞台から飛び降りるつもりで購入したものでしたし、最期は大雨の日に水没したこともあり、感慨深いのでした。
この車は、はっきり言ってパワーはありましたが大味でした。いろいろなデバイス、とくにエアーで調整してくれるシートなどは、ちょっと子どもだましのような仕掛けでした。パーツも高く、プラグコードだけでも10万円しました。まあツインプラグの八気筒でしたし。わんこさんのC43記事を読み、進歩している、ということがよくわかりました。
ここ十年くらい、新しい車にはまったく興味が湧きませんでした。試乗しても、「そそるモノ」がないのです。その都度感じたことは、「次はどうしよう、程度の良い旧車をいまのうちに手に入れておかなくては」という不安ばかりでした。なので、わんこさんのこの記事で、将来に安心がもてることがわかりました。ただ、もう終の車ステージなので、そんな安心じたいナンセンスなのですが。。。。
さて現在のC43のこの水準からすると、およそ15年程前の最高峰である銀CLなどは、いまの評価でどのあたりに位置するのでしょうね。興味深いところです。いまのSクラスなどは、そらに屋上屋に達しているのでしょうか。体験だけでもしてみたいものです。あるいは知らない方が幸せかな、とも。なにしろいま、最高に幸せなので。
|
|