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[11069] 幻想交響曲返信 削除
2018/1/28 (日) 20:24:04 わんこ
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休憩の後 いよいよ幻想交響曲です。

外から戻ってみると オーケストラが手前に迫ってきて
います。みれば 演者が2倍?かと思うくらい多い。

弦楽器も多いのですが 管弦楽器 そしてハープ?が2台
ティンパニー 中太鼓?大太鼓 ステージから溢れんばかり。
コントラバスはモーツアルトの4人に対して10人。

曲が始まると 最初は優しいフレーズで始まりますが
それでも 音が近い 大きい そして 迫力がある。
これだ! です。

曲を覚えているのでリズムに乗って体を動かしたいのですが
周りの人は微動だにせずに聞いている。
グッと我慢

第3楽章は 比較的大人しい曲調なのですが 微少な音の
美しさ 清明さには胸がときめきます。
ああ こんな演奏だったんだ CDでは分からなかった
ことが多々ありました。

そして第4楽章

申し分ありません。と言うか未経験の領域。

低音の厚みはオペラシティーホールでしたが バランスが良く
特に管楽器がこちらに向かってくる音の鮮明さ  3人のトロンボーン
のビームの強烈さ、響きの美しさには時めきました。

トゥッティでは この前の田園を大きく上まわるスケール感
なによりも 鐘がなったり 多種の楽器が それぞれのネイロを
表現してくれるので まるで個性的な美音の百貨店!
であります。オーディオ的快感の極地。

オーディオの音と比べるつもりはありませんが、オーディオ的快感、
音の鮮明さ 強烈さ 迫力 レンジの広さ ハーモニーの美しさ
小さな音の浸透力・・・

いずれも 生で聴いたことがない人とはお話が通じない
と言わざるを得ません。
ボレロでも惑星でも展覧会の絵でも同様なのかもしれませんが。

音が気になる人がこんなエンターテイメントを楽しまない
とは本当にもったいないです。


最近の他の演奏を聴いてみないと分かりませんが
東京フィルハーモニー交響楽団の音の立ち上がりと止まりの
良さ、乗りの良さは格別に思えます
(反田さんの伴奏を聴けばあの感じです)

最後はスタンディングオベーション
拍手が鳴り止みませんでした。


終わった後 NOGさんと居酒屋によって ビールで乾杯!
感想を語り合って 心地よい酔いに包まれました。

これからも機会を造って オーディオマニアの私にとって
最高のエンターテイメントを出来るだけ多く楽しもうと思います。

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Cyclamen v3.491
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