| ▼ EDさん
私のアップした部屋録をわざわざ聴いてくださり
ありがとうございます。
部屋の響きやセパレーションの悪くなった音源を
ご自身の装置で再生するのはしんどい試聴だと思います。
> バイオリンは、無帰還プリが勢いと伸びがあって良い
> ようです。
職場の一体型パソコンで聴いても その様に感じます。
音量は同じように合わせたつもりですが 音の伸びや明快さ
太さで無帰還プリが上回っていて 中域が通り聴き易く
感じます。
> ピアノの低域では、僅かに無帰還プリのほうが量感が
> 少ないように聞こえます。
それだけ 最低域の量感が乏しく迫力や底力が出ません。
無帰還プリは音量を上げると音が煩わしく感じることもあります。
> 抵抗2本×2chでPG帰還を掛けることができますが、
> VSRを使うと1諭吉もかかり、東京光音にすると0.35
> 諭吉になります。
>
> しかし、無帰還の面白みが無くなってしまいそうで、
> できればトランス出力にしたいところですが、プリ用
> の良いものがなかなか入手できないです。
コスト的にかかっても 市販のプリアンプでは出来ないような
トライが試せるのであれば 是非 経験させていただきたい
です。
でも 無帰還の面白み
が無くなってしまうかもしれないそうで、 片方がよくすれば
片方がダメになる そんなバーターな部分もありそうですね。
全てがグレードアップ なんてことはないのだと思います。
それは自分で手を加え把握しないと 妥協点というか
到達点には行かないのだと思います。
> プリアンプは、配線の引き回しを変えるだけでも
> 音がコロコロ変わるので大変ですが、これが面白い
> ところでもありますね。
金田式トランジスタープリアンプを作られ 多くの経験が
あるEDさんならではの言葉だと思います。
単にその違いが分かるだけではなく オーディオシステムの
個性を造り上げるプリアンプの深い世界ではないでしょうか?
パッシブコントロールとして ボリュームやトランスも
使いましたが 私には音の押し出す力が弱く、
映像で言えば部屋を暗くしなければ見えないプロジェクター
みたいに感じます。
逆に廉価なトライオードの真空管プリみたいに
性能はかなり劣化しても個性の強い一部のソースや
小型システムによく合う音も経験しました。
その中で アキュフェーズの万能な音やマークレビンソンの
極めて個性的で音の強いML-1Lみたいな音があって
それに比べて自作のプリアンプをどう仕上げてゆくか?
正に好きな音を求めるオーディオ遊びの
真骨頂ではないか?と思います。
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