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[2472] 御礼 ダイナゴオフ 返信 削除
2005/1/9 (日) 21:58:47 わんこ
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いけださんが 借りているダイナゴのアンプの試聴、
Coldさんの所有のダイナゴのSPの試聴を兼ねて
蓄音機、その他諸々と遊ぶオフをしました。

ダイナゴのアンプはご覧のとおり モノラル構成で
KT88プッシュプル。ズシリと重いアンプで
重量感があります。内部配線は おお あめ〜りかん!
で 作業効率第一という感じでした。

音は拙宅のちょいバランスの悪いSPでも 正統派アンプ
真空管の40W級のパワーを感じました。

いけださん が持ってこられた、クイーンシージョーンズ
の45回転LP。凄いエネルギー感。でも・・
90年代の録音だと思って ??でした。
だって 音が左右に分かれすぎなんです。音はとっても
いいんだけど・・・
録音年月日を見て ぶっ飛びました。

1959年録音

ビックバンドのハーモニーが ブラスの響きがとても
美しい。マルチモノ録音では絶対に出ない溶け合い。
痺れました。
その後 1964年の同じ フィリップスのクイーシーン
ジョーンズ 45回転。ONマイクで明瞭なんだけど
ハーモニー 空気感が入ってない寂しい音、低音寂しい音に
個人的には大きく落胆。雲泥の差でした。
演奏家の周囲の空気が録音されているかいないか?
私にとってはとても重要なことです。

録音サイドの影響力の大きさを痛感しました。


その後 Coldさんの ダイナゴのSPを聴く。この
タイプ。
http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/72490768

北欧のSPに元はバスレフを密閉型に改造、ネットワーク
および ユニットも修繕されていた模様。
プロのいけださんは 直ぐに 「あ、これ逆相」とのこと
で片方のSPを逆相にする。でも私が聴くと ボーカルの
まとまりが悪いのが気になる。

配線に問題ないことが分かるや否や 直ぐに電動
ドライバーで解体作業。

結局 ユニットのボイスコイルの向きが違って
ウーファーのみが逆相になっていることが判明し
きちんとボーカルが小さくまとまりました。
このSPを改造したオーナー さぞかし悶絶した
ことと思います。ウーファーユニットで端子の+ー
が違っていたなんて・・可哀相。

イヤミの少ない 穏やかな音。弦楽器が綺麗。
中音の密度は薄いものの オーケストラを二階席で聴く
感じは なかなか良いです。

その後 アンプを変えたり ロジャースのLS3/5Aを
聴いたり 最近購入した ポータブル蓄音機を聴いて
遊びました。
車の方にも飛び火し、アルファのオープン E30 325
190 2.6の 乗り比べと お互いを呪い合い
反省し合って 無事に?終わりました。

今日は 参加されたみなさまの暖かさに支えられ
幹事としては 望外に盛り上げていただきました。
お礼と共に感謝を申し上げます。

オーディオの面白さと 趣味の世界で幸せになれることが
どんなことか? に触れた気がします。

参加してくださったみなさま、ありがとうございました。

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Cyclamen v3.491
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