| 長岡さんのご自宅に聴きに行かせてもらいました。
音はとても素直。今私が望んでいる ジャズ喫茶みたいな
濃いめで癖の強い音ではありませんでした。
何でも素直に鳴る音って感じです。
現在マルチの本格的システムを聴かせてもらっても
あの素直さは突出していたと思います。
私がフォステクスのFEシリーズを使っていたから
違和感がなかったのかも。
長岡さんの話になってしまいますが、あの方は
強い個性 興味、嗜好があったのにもかかわらずあえて
激安ユニット主体&日本製機器で 若者のターゲットに
し易い様に止まっていたのではないかと思います。
オーディオマニアの底辺の拡大、お得路線の堅持のために
使命感を持って ソースから機器から普遍性を第一に
考えていらっしゃったのではないか?と感じた次第です。
その後就職しマンションに引っ越しして、D3からD55
にして 全く音にならず 子供が出来てオーディオは
休止になりました。
先日のいけださんがもってこられた カンタータドミノ
4枚。確かにオルガンの低域や声の実在感は今の装置が
ありますが、クリスマスソングのソリストがやや高めの
ステージの僅かに左に立って響きが立ち上がって行く様
は当時の方が明瞭に分かった気がします。
全ての感覚が敏感だったので そう感じただけかも
しれません。
当時の音量が出せないので 前の路線に戻ろうとは思い
ません。今のソースとハードの路線で良いと思っています。 |
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