| ▼ わんこさん
> こんばんは。別スレで DVDオーディオは194khzで
> 私のRMEの基盤では対応していないのも分かりました。
> 同じRMEのでもちょっと廉価版なんですね。
> でも CDが良く聞こえればOKでございます。
実際は、192kHzは対応するDACが少ない上に、ケーブルやら
なにやらの周辺をガッチリ整備しないと理想的な動作が
できないので一般ユーザーにはお薦めできません。
192kHzをそのまま聞きたい場合、DVD-Audioプレーヤのアナ
ログ出力から聴くのが一番簡単です。
個人的な意見としては、サンプル周波数は192kHzはオーバー
スペックでしょう。96kHzでも充分だと思います。
#収録可能な音域は概算で(サンプル周波数/2)、まで
です。
サンプル周波数96kHzなら48kHzの音声まで記録できると
概算できます。
今ある録音装置、特にマイクロフォンの多くは30kHzくらい
までしか収音できません。
なので96kHzへのダウンサンプリングでも充分に恩恵は受け
られます。
192kHz対応を謳った製品も最近見受けられますが、どうも
数字で売っているだけのあまり意味のない製品も多いよう
です。
そんな製品よりもわんこさんのRMEの方がずっと高品質です。
> winアンプでは グライコがありますが あれで音量調節と
> グライコできます。あれはASIOでは無くなっているのでしょうか?
> 質問ばかりで済みません。
音の出る経路ですが、
iTunesの時は
iTunes---QuickTime---Windowsミキサー---RME
でした。
Winampでは
Winamp---(ASIO)---RME
となっています。
デジタルでは、データの欠損がない限り音質劣化はないと
考えられるので、通過要素が少ない事は音質には関係あり
ません。
ここで問題になるのが内部演算精度、です。
CDの音声の振幅はご存知16ビットの精度です。
16ビット、というと、2の16乗、65536段階に区切って
います。
音量やEQをいじったりしなければ心配する事は少ないの
ですが、
音量を変えたりEQを掛けたりすると、このデータに変更が
生じるわけです。微妙な変化の時はどうしても65536段階の
なかに収まりきれない波形になったりするんです。
そこでできるだけ再生ソフトからRMEまでの間は、多くの
ビット数を確保しておきたいのです。
ご紹介したWinamp用ASIOプラグインは65536段階よりも
さらに細かい分解能を持っていて大体の変化を余すところ
なくRMEに送る事が出来ます。
Windowsミキサーではこの分解能が足りずに計算誤差が随
分と出てしまうんです。
RME及びわんこさんが先日お求めになったDACは24ビット
分解能を持っています
2の24乗、16777216段階です。
16ビットであらわしきれない微妙な波形の変化をASIOを
使ってそのままRMEから出力できるんです。
なのでASIOの恩恵を充分に受けている、はずです。
このへんの概念は文章では表現しにくいので今度伺った
時に方眼紙を使って解説できたらと思います(汗)。
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