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[3912] 真空管オーディオフェア報告返信 削除
2006/10/8 (日) 20:45:54 わんこ
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meiteiさんと 今年もいってきました。天気も良くオフには
最高。いつもと同じの損保会館。
ただ 気になったのは  30歳代 20歳代が少ない。
これでは 将来が心配
真空管の面白さ それが オーディオの面白さにつながって
若い人が増えて欲しいです。



ご覧の様に フルレンジにバックロードホーン 綺麗なカーブで
造ってあります。ホーンロードも長く 音も期待できそう。
フォステクスのフルレンジ なかなか良いです。




こちらは コイズミ無線。
2A3のシングルアンプで駆動していたけれど これが
なかなか良い音! 色が濃い。

ただ 私 このSPダメなんです。アルパインのカーオーディオ用の
SP。中域から上は 凄く繊細で 滑らかで良いのですが
何たって低域が弱く そして 音の彫りが浅い。
どうして このSPなんですかぁ・・・



一番人気のサンバレー
大橋さんが 熱心に語りかけます。実業家として何でもやれるでしょう。
今年は 前回よりグレードアップしてモニターでアンプの
使用状況が分かる。

SPはアルテックの 30cm同軸ユニット 912を
米松の箱に入れたもの。これは ホーンみたいなひっかかりは
少ないものの サラサラと歪み感が少なく 音の到達度も良い。
能率が100dBあるので 球アンプ向き。ただ 極至近距離
だと音がきつそう。

ところで 今回のイメージ。
タンノイよりは明快な音なので 遠くても音の差がよく分かった。

テーマは 私のいった時間は 多極管プッシュプルの聴き比べ。

最初に 300Bシングルの91B
これは 正にシングルアンプの音 中域が強く かまぼこ帯域に
聞こえる。ボーカル ピアノの張り出し ○
ベースは膨らみ 音階は不明瞭になるけれど 大橋さんがいっていた
音の小さい方へのダイナミックレンジが広い」 おっしゃるとおり。
小音量 至近距離で 小編成となると シングルアンプが光る。

その後 275
こちらは KT88 pp
「KT88でありながら 高域の伸び ヘッドクリアランスの高さを
 追求した」
たしかに。今日聴いた中では 9tと共に一番甲高い音。
ただボーカルの肉厚さがへり ちょっと癖があるかも。
中域は 6CA7よりKT88は多少弱く素直で微粒子
そうかぁ  我が家でも その傾向がある、
KT88も3極管接続で我が家みたいに しなやかな音も
あるし 色々なのね。



さて その後今日聞いてもらいたかっただろう
3488と 3488SE

これはどちらも 6CA7 pp SEは 中国製の
高性能トランスでワイドレンジを狙ったとのこと。

912のスピーカーと相性が良く ppらしい 低域の
しまりの良さ 音階の明瞭さ 中域も91みたいに張り出し
過ぎずなかなか良い。

3488SEは 250〜400Hzくらいに ピークが
あるのか ボーカルに癖が出た感じがして 3488の
方が 穏やかでしっとりして良い感じ。

ただ後ほどのソースでは しなやかな感じはSEの方がしたり
して これ以上は自宅で聴かないと分からないでしょう。

とにかく 驚いたのは 9万円弱 と言うお値段。
これは どんな基準をもっても 安い!
コイズミ無線の安いppの仕上げに対して 素晴らしい。

音だって これだけの音がして 何の文句があろう。
meiteiさんも おっしゃっていました
「これは まず買ってみないとならないお値段ですね」

100dBの能率のSPならいらないかもしれない。
いや それでも ppアンプの良さは分かります。ワイドレンジで
音がしっとり そしてパワー感があって揺るがない安定度。

造る楽しみ 音もかなり良い どんなSP ソースでも
そこそこ鳴らせる。 お得 だと思います。



4338

イーグルスのライブ、ホテルカルフォルニアがなり出す。

あれ〜 バスドラ軽い レンジ伸びていない メリハリ弱い
音モワモワ イーグルスのギターはもっと張りがあって綺麗だよなぁ・・
う〜ん マンダム・・ meiteiさんも
「いつも良く聴くソースだから 分かりますね。もっと張りが有る
 音がしてもいい」

アンプは ゴールデンドラゴンの6550シングルだそうです。




ヒノオーディオ

今回 ダントツに最高の音 と言うか好み。
ホーンだからだけでなく EVの硬く 粗い音がするドライバー
だと思いきや かなり良い。 いや凄く良い。

ウーファーがのびのび鳴って さすがダブルウーファー。
歯切れが良くもたつかない。我が家の柔らかい低音とダンチ。

ホーンが大きくて センターで聴いたから 声の良さは格別
だった。高域はもう一段 グレードを上げたいけど 統一感が
素晴らしい。惚れ惚れ。後ほどの古いジャズは今ひとつだったので
そういったソースには他のドライバーが良いのかも。

聞けば ホーンのアンプは 50ならず 55シングル
アンプ ヒューガーブランドで150万円。

ウーファーは CECの6万円くらいの石アンプで
マルチ駆動。dbxのチャンデバ12万円。

参りました m(_ _)m 安い お得で 完敗。
150万のシングル球アンプでなくたって ホーンは
綺麗になるでしょうし、6万円の石アンプでのウーファー
駆動に 負けた! 100万のアンプだったら 何も
感じないけどね 音の本質はそんなとこにない。
高い石アンプを自己否定するが行為がかっちょいい。

石アンプの低域も良いっすね〜 あのウーファー 置ける
人には お買い得かも〜



不明のSP アンプはトロイダルトランスを使った
KT88?pp。 前段他出力段以外は すべて 石だそうです。

諏訪内さんの バイオリンが素晴らしかった!
張り出し 切れ込み 音色 強烈〜

その後リクエストでクイーンがかかったら あれ 左右逆相?
とにかく 敏感なフルレンジで なかなか良いです。
アンプも相当良い感じ。
ただ低域が難しそう。量感と迫力を求める方には難しいか??



こちらは MACTON
OTLアンプで有名だそうです。

素晴らしく瑞々しい透明感のある綺麗な音。クラシックだけで
なく ビブラフォン等のジャズも良い。
ただ 私的には 中高域の素晴らしさに対して低域の
ダイナミックレンジが足りないのが残念でした。
平面SP 良い面があるだけに 期待したいです。



ハットオーディオ
212でしょうか 大迫力

6550?のppアンプに対して ソフトで優しい
力感たっぷり濃厚。 ドライバーがTADの2001で
音が懐かしかった。やはり高域にちょっと癖がある?

ヒノオーディオと同じ曲が流れていたけど 大きな違いが
ありました。



山本工芸

平面バッフルにしては 驚くほど低域が豊か。
素直でいいですね。ただ ユニットは中高域が弱めで
それでバランスしている感じ。

スタンゲッツのボサノバも 我が家とはかなり違う音。
もっと瑞々しい感じがするんだけど・・・

WE101?を使った アンプは 相当音が濃くて
良さそうでした。


振り返って感じたのは マルチの良さ ヒノオーディオの
ホーン 昔 東京駅近くでのショーで聞いた音の酷さに
くらべて 全然違う。使い方なんでしょうね。
あの部屋の大きさがあれば ドライバーに悩みながらあの
装置で聞きたいと思いました。

それと サンバレーのアンプ ppアンプを持っていなければ
四の五の言わずに1つ買え! って感じでした。

球アンプ オーディオが盛んになりますように



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