▽ 2006/12/10 (日) 16:56:22 ▽ わんこ |
| KT−88は音がスッキリ良いけれど 私がオーディオに
求める 快音が少ない。
それで 300Bに戻してみると 確かに美音で 新しいトランスの
良さもあって 中域から上の繊細さ しなやかさ 音の立ちは素晴らしい。
そして中低域の量感はKT−88より遙かに多いけど どうにも
音が柔らかく 膨らんでしまって 物足りない。
低域のリズムが悪い感じなんだ。
http://wanko.cside8.com/cside/300b/300b.htm
当初 私の300Bは 2A3から エレクトロハーモニクスの
300Bに回路から作り直してもらったとき
OPTから3dBくらいのオーバーオールのNFBを
かけてあった。
当時比べていた 6CA7 ppに対して低域の量感が少なかった
ので WE300Bに交換した際に、回路の見直しをしてもらった。
http://wanko.cside8.com/cside/6ca7/6ca7.htm
出力管のプレートから 前段のカソードまで 3dBくらい
もどしてある。
ノグチトランスの方のお話では、F2003の低域の弱さを補う
ために 強めにもどしてある とのこと、オーバーオールと
プレートからの帰還では 数値よりもかかり方が多いのだろうか?
当初FM−24Wを片方だけ使った時、モワーっとして ゲインも低く
F2003の方が良かったけどエージングも進んだのでは?
と 部分帰還の状態でNFBを元の様にかけてみた。
*300BのプレートからNFBをかける*
やはり中域から高域が弱くなる。でもボーカルの雰囲気はそれ程
悪くなっていない。低域は 癖はあるけど 馬力が出てきた。
これなら行けそう。
そうか NFBって 低域の質感にこの様に影響するんだね(ちょっと学習)
でも300Bシングルの独特のよさ 中高域の爽やかさ
繊細さ 音の立ちが 大きく減退してしまった。
低域もKT−88ほど締まっているのではない。
しばらく使ってみよう とおもっていたけど 300Bシングルの
良さが感じられず NFは外してしまいました。
低域は KT88 中域から上は300B そんな音が
理想か?だんだん好みの音が分かってきた。
ただ これで マルチをするとどうだろう・・・たぶん
質感の違いは払拭できないと思う。
OPTからのNFを課題として 大きく違う二つのアンプの
音を楽しもうと思います。 |
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