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[4664] P-600後日譚返信 削除
2007/7/17 (火) 16:49:33 kitatanuki
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わんこさん!
(写真を送信しようとして、アップロードを間違えたので、
この前の投稿の削除をお願いします)

オフ会の次の日、わんこさんがA-20の「身代わり」に我が
家まで届けてくださったのが、あの巨大なP−600!

4ウエイ4343改がはたして鳴るか?興味津々。最初の通電
の結果は、まず惨憺たるものでした。低音はまずまずなが
ら、高音がカサカサ、シャキシャキして音楽にならず、
1時間の通電で少しはましながら本質は変わらず。

さっそく蓋を開けて点検。ナナ何とビスの締まり具合は
どう見てもヴァージン!開いたことがなさそうなのダ。
それより驚いたのは、内部の盛大な綿ほこりの山脈(^_^;)

写真に出ているかもしれないけど、ずらり並んだトランジ
スタが白っぽいのは、厚さ3ミリはあろうというホコリ
なのれす。
そこで、左手に電気掃除機、右手にペイント用ハケを
構えての内部大掃除。基盤から配線に至るまで、よくも
これほど埃がたまったもので、これはどう見ても、持ち
主のオーディオ環境が、オーディオルーム兼居間兼寝室
だったに違いない(かつての自分)と睨みました。

開けたついでに、たくさんある接触部分を全て抜き差し
して表面の酸化皮膜をこすり落とす作業。これで、古い
コンポは見事によみがえるのです。それと、メーカー品
は安全をキープするために音を悪くする余分な抵抗を
電源に挿入していたりするので、できればはずしたいと
回路点検。ありました!音質悪化回路が。

しかし、故障したら一大事なので電源電圧を計ってみると
何と出力トランジスタに85Vもの高電圧がかかっています。
これでは、抵抗をはずして少しでも電圧が上がったら危険
なので、抵抗をはずすのは断念(A−20ははずしてある)
しました。

さて、大掃除が終わっての音だしはどうか。
うーん、ほとんど変化なしの厳しい現実!カサカサに
乾いた高音に、期待ほどには伸びのなかった低音。
そして何より大きな問題は、うるおいのなさ。弦楽器の
しっとり感や毛羽立ちが・・。
我が家の4343改は、ネットワークが思い切り重いので、
わんこさん宅のシステムよりもP-600の鳴りは渋いです。
JIMさんは、P-600はミッドバス用だと言っていました
が、ウーハーを伸びやかに鳴らすにはもっと力がほしい
ですね。これは、電源というより回路の情報量の問題で
あるような気がします。

P−600と同じ頃に発売されたE−305は、このテの
メンテでよみがえったので、清掃後の変化の少なさは
正直意外。あと、残されたテはあるか?
もう少し鳴らしこんでみなければ結論は出せませんが、
故障中のdbxに対抗するのは厳しいみたいです(^_^;)



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