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[5079] マクソニックシステム体験報告4返信 削除
2007/10/25 (木) 18:18:53 わんこ
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ウーファーがこれまた凄い。

今まで聴いたことがない低音です。
若干中低域はスリム と言うか ムダがない。
一般的な止まらない、滲む、遅い低音とは
正反対に存在する音だと思われます。

必要な時以外はならない。でも鳴るときは猛烈に出る。
スピード感 立ち上がり下がりが最高。

シェフィールドのドラムのCDをかけてもらいましたが
大型システムでしかなしえない 迫力 レンジ 重量感
まるで そこでドラムがやっているが如く歪み感が少なく
ダイナミックレンジが広い。腹に応える 空気が速い。
打ち込み系に対する強さは 今まで聴かせてもらった
どのシステムより強いかもしれません。
惚れ惚れします。

でも オーナーは言われます
「生のドラムはもっと強烈だし音がまろやか」
このまろやかは 自然さだと思います。

左の片方はフィックスドエッジ、右はギャザードエッジです。
フィックスドエッジのマクソニックのウーファーは日本で
数少ないそうです。

猛烈な音量なのに、アンプを見てビックリ!
ピークで10Wくらいしか入らないのです。
Thomasさん宅
では15インチウーファーにピークで500W
16Ωだそうで 実際には250W
それに近い音量がこちらはパラ接続のダブルで
4Ωですから10Wの倍の20Wくらいで
出てしまう感じです。
能率が105dBだそうですが、本当に能率が高いと
感じました。

TADの1601系やJBLのウーファー とは大きく違う
これまた滅多にない素晴らしい低音だと感じました。


私のCDも良くなります。
でかいホーンで よくぞピアノの音をあそこまでまとめられた
と思いました。ボーカルは若干音像は大きいですし、音場感
一本槍の方には スケールが大き過ぎて世界が違いすぎると感じられる
でしょう。

我が家が32インチモニターでオーケストラを見るとすると、
100インチモニターで見るか?くらいのスケールの差
は物理的にどうしようもない差です。
それでいて 低音のピントの合い方がとても良くて、
コントラストがしっかり、そして高域も微細な再現性で
上となると・・・ はぁ・・・
あえて4338の良さがあるとしたら クロスの被さりが適切で
音が素朴でスッキリしている ってところでしょうか。


クラシックのスケール感 微細な音の積み上げ 素晴らしいです。
6wayのシステムとしては 驚異的に位相や位置が
が揃っている感じで ここにくるまでの道のりは大変だったと
思われます。

オーディオは 色々なマニアのお宅で聴かせてもらっても
人それぞれで 全て音が違います。
でも ある程度のレベルを超えると 好き嫌いを超えて
説得力が生じるのでしょうか?その方の世界に引き込まれます。

趣味としてここまでの高見に持ち上げる人間のなせる 業
に敬意を表したいと思います。

オーディオって素晴らしい趣味だと思います。




その後 kitatanukiさん宅にお邪魔して最近の音を
聴かせてもらいました。

ミッドバス変更その他で、A−20でも 以前の様にアンプへ不満が減り
好みのバランスで鳴るようになったそうです。

私からしますと、今までのクラシックが遠く展開する
広がりと奥行き そして冷徹に音を分解する方向より
中低音が厚く その厚い音を礎に ONマイク的に
マッシブになる傾向になっていました。
相変わらず515の出す低音は魅力的です。

私としては まるで 我が家のシングルアンプの出す
中域主体の前に出る熱い音 になっているように感じました。
我が家の音の影響を多少は受けられたのかしらん(^o^)

それと マクソニックシステムの音に対しても、
kitatanukiさん宅のSPに入力される音、
すなわち、プリやパワーアンプのクオリティーが
高いのが感じられました。4343改の音が
美しい音と感じられました。

kitatanukiさんも 色々と試行錯誤されているようで
エネルギーの持続に頭が下がりました。



その後自宅に帰って音を聴いて、 マクソニックシステムに
対して、あまりにもか弱い スケールの小さい 表面的な
音に感じてしまい、 耳がリセットされるのに かなり
時間がかかりました(^_^;)

ツイーターの音 チャラチャラしているかなぁ・・・

kitatanukiさん、 今日は大変貴重な経験をさせていただき
ありがとうございましたm(_ _)m
また 一緒に悶絶のお付き合いをお願いします。



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