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[5084] 久々のデジ・アナ対決!返信 削除
2007/11/1 (木) 20:13:32 kitatanuki
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装置の改良によって、デジタルとアナログで音の優劣が入れ
替わる体験を何度もしていますが、DC-91に刺激されて久々に
デジ・アナ対決をやってみました。
(これまでの装置では、デジタルとアナログはいい勝負なので
した)。

アナログはC-280Lの内蔵イコライザーと、吟味した重量級プ
レーヤーに信号劣化を防ぐためのアーム外付けの自作新素材
コードを使い、いわゆるアナログ的な曖昧さを排除したスト
レートな音質を狙っています。

デジタルの方はLUXのDU−7をトランスポートにし、
アキュ社のDC−91で受け、信号ケーブルは7N銅線のスピ
ーカーケーブルを素材にした自作低損失コードを使用です。

第一ラウンド、軽くデジタルの圧勝でした。音の自然な伸
びやかさはもちろん、音場の広大さも文句なくCD。
自分が作った信号ケーブルで固めているので、どちらも音色
は同じ傾向ですが、音質の自然さや音場の伸びやかさなど、
すべてについてCDの完勝でした。
しかし、45回転の高音質盤ではアナログが逆転、CDを圧倒
しました。45回転の自然さや躍動感はマスターテープを想わ
せます。アナログの真の能力を生かすには、33回転では限界
があるのか?

C-280Lの内蔵イコライザーもすこぶる評価の高いものとはい
え、今後は金田式や安井式のイコライザーを完成させて更に
アナログを強化して再対決させたいものです。

装置のグレードアップで、見放していたソースが生き返る体
験は数知れませんが、DC-91で今度も同じことが起こりました。
ピアニストのM氏が、自分の演奏しているチェロとの共演
CDを持ってきてくれたのですが、自分のピアノがチェロに
較べてオフでぼやけているのが気に入らないと言っていました。M氏の所有するシステムもかなりの水準なのですが、我が家の装置でかけてみても、たしかにチェロがオンなのにピアノは不自然にオフなのでした。ドイツで資格を取った録音エンジニア氏で、真空管の凝った機材で録音したのにどうして?とピアニストのM氏は不思議がっていたものです。
我が家での再生でもそうでした。
そこで、もしやと思ってDC−91でかけてみたら、どちら
の楽器もバランスよく聞こえるではありませんか。
問題は、CD盤ではなく再生装置だったらしく、対人関係で
もそうですが評価というものは難しいものですね。

そういえば、今年のMJ主催の金田先生の試聴会では、アナ
ログ一本でやってきた金田氏が重い腰を上げて開発したDAC
を使ってのCD再生では、皮肉にもアナログよりも生々しか
ったのでした。
デジタルもここまで進歩すると、アナログ危うし?

DC-91は、自分の経済状態からは不釣合いなので、もっと
C/Pの高いCDプレーヤーを捜さねばなりません。
青梅の友人のスチューダー730、飽きたら譲ってくれと申し
込んでおきましたが・・。



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