[スレッド全体]

[5085] Re:久々のデジ・アナ対決!返信 削除
2007/11/2 (金) 09:30:18 わんこ
__ / __

▼ kitatanukiさん

おはようございます。
DC-91を購入され デジタルの良さをより引き出されている
みたいですね。
kitatanukiさんのDU−7は 我が家に持ってきてくださって
聴かせていただきました。メーカーモデファイをされていて
重厚で暖かく クオリティーもとても良いと感じました。
普通に使うのに何の問題もないのでは?と思っていました。

そこで 当時90万円もしたDACを投入され やっとより
良くなっているのは想像します。
ただ DACのグレードや ターンテーブルのグレードによって
アナログとの差が縮まったり差が付いたりというのは
実は 一部分クオリティー 微妙な部分で質感 味付け で
論じにくいのではないか?と思っているんです。

実際に kitatanukiさんが ピアノを演奏される方の
ご自身の録音についての評価は まさにクオリティー領域の
話だと思います。

DACのグレード、ターンテーブルのグレードは決定的だと
おもいます。ただ、CDPで10万円のCDPと我がCD−15と
そしてCD−15改での違いは猛烈に大きいとは
言いにくいんです。

それで、我が家では アナログのクオリティーが低いからか
CDはCD アナログはアナログ と感じてしまいます。

MASAさんが 我が家にZANDENのCDPを制作中に
試作機を持っていてくれました。
http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=r2099
このオフでみなさんに聴いてもらう前日に、我が家で
深夜まで色々と聴いてお話を聞かせてもらいました。
MASAさんも「アナログに勝るかも」と言われましたが
私は ものすごくクオリティーが高くなるのに対して
元々違う音なのではないだろうか、と感じて言いました。

確かに同じソースをCDとアナログレコードで瞬時に入れ替えて
音を論ずることはできるのですが、実際にはマスターの違い?
やカッティング の人のセンスによって音が違うことが
あって 単一のモノとしての比較が難しいと感じました。

それと もう一つは SPシステム自体の問題もあると
思います。
CDで高品質クロックを入れた時の良さには ピントの合方
とかもありますが、それは フルレンジや ロジャースのLS3/5A
みたいな小型SPの方が 音場感で勝っていることがあって
私みたいに 自作SPだと それが分かり難いこともあります。

また小型SPだと 超低域の空気みたいなのが再生されず
せっかくのワイドレンジの録音 再生が活かされず
ピンと来ないことがあります。

アナログの何を持って良いとするか?CDのどこが良いのか?
人によって違うことを指している様な気がします。


> 装置の改良によって、デジタルとアナログで音の優劣が入れ
> 替わる体験を何度もしていますが、DC-91に刺激されて久々に
> デジ・アナ対決をやってみました。
> (これまでの装置では、デジタルとアナログはいい勝負なので
> した)。


この勝負とは 総合的な音の判断だと思いますが
何処をもってして 良い悪いとか感じられましたでしょうか?

> 第一ラウンド、軽くデジタルの圧勝でした。音の自然な伸
> びやかさはもちろん、音場の広大さも文句なくCD。
> 自分が作った信号ケーブルで固めているので、どちらも音色
> は同じ傾向ですが、音質の自然さや音場の伸びやかさなど、
> すべてについてCDの完勝でした。
> しかし、45回転の高音質盤ではアナログが逆転、CDを圧倒
> しました。45回転の自然さや躍動感はマスターテープを想わ
> せます。アナログの真の能力を生かすには、33回転では限界
> があるのか?


45回転については 音色の違い ダイナミックさの違いが
大きくないでしょうか?
前にアナログのカッティングエンジニアーをされていた
eijiさんとお話させていただいた時に、私が「45回転が
何だか低域が軽くなった気がする」と言ったら
それはある意味正解だそうです。

45回転が良いのは当たり前だと思いますが、そこには
微妙な音の個性の違いもあるように思います。

45回転でも音場感や低位はCDの方が良いのではないでしょうか?

> 装置のグレードアップで、見放していたソースが生き返る体
> 験は数知れませんが、DC-91で今度も同じことが起こりました。
> ピアニストのM氏が、自分の演奏しているチェロとの共演
> CDを持ってきてくれたのですが、自分のピアノがチェロに
> 較べてオフでぼやけているのが気に入らないと言っていました。M氏の所有するシステムもかなりの水準なのですが、我が家の装置でかけてみても、たしかにチェロがオンなのにピアノは不自然にオフなのでした。ドイツで資格を取った録音エンジニア氏で、真空管の凝った機材で録音したのにどうして?とピアニストのM氏は不思議がっていたものです。
> 我が家での再生でもそうでした。
> そこで、もしやと思ってDC−91でかけてみたら、どちら
> の楽器もバランスよく聞こえるではありませんか。
> 問題は、CD盤ではなく再生装置だったらしく、対人関係で
> もそうですが評価というものは難しいものですね。


DACは アナログの部分もあって 本質的なんだと
思います。
録音したソースが違う様に聞こえるのでは困りますよね。

私の経験では SPシステムが違うと 聴きたくなる曲が
違うのはあります。4338だと音数が多いのが意外に得意。
ただ私が狙う ジャズの熱さ 個性的な音だと前の自作SPの
方が良いかもしれません。思い入れでしょうか。

CDPではソースを選ぶ傾向を感じたことがありませんでした。


>
> そういえば、今年のMJ主催の金田先生の試聴会では、アナ
> ログ一本でやってきた金田氏が重い腰を上げて開発したDAC
> を使ってのCD再生では、皮肉にもアナログよりも生々しか
> ったのでした。
> デジタルもここまで進歩すると、アナログ危うし?


先日のマクソニックシステムさんのご自宅に行っての経験で
アナログがもう一段上であって欲しいと思いました。
それはTHOMASUさん宅ででも。
THOMASUさん宅ではSACDが存分に鳴っていたので
クオリティーの高さは当然ですが、私が思うアナログの音は
もう一段ワイドレンジで鮮烈で滑らかさが伴う音です。

マクソニックシステム家では トランスを所有されていましたが
、やはりヘッドアンプを使っていた。
でも 決定的なのは そう DL−103の個性では
ないでしょうか?
緻密でまとまって色づけも少ない音でしたが、
もっとワイドレンジで特に低域のレンジ感や音の切れ込みが
鋭く 現代的な音が狙える様に感じましたです。

> DC-91は、自分の経済状態からは不釣合いなので、もっと
> C/Pの高いCDプレーヤーを捜さねばなりません。
> 青梅の友人のスチューダー730、飽きたら譲ってくれと申し
> 込んでおきましたが・・。


DACについては 自作や安く求めることができるように
思います。
スチューダーの730経験がありませんが
私の想像では、お求めになった方が良いかと思います。


DACはフォノイコライザー+ヘッドアンプでは
ないでしょうか?
製品で相当評価が高く コストパフォーマンスが高いのが
でれば PCオーディオ そして今のCD−15改の
デジタル出力で使いたいと思います。

それまでは よっぽど高価なDACでないと、
CD−15改のDAC部分の音を超えるのが
そうは簡単に出ないと想像しているんです。
それは


http://dentalbeginners.com/wanko/OTL/OTL.htm
JIMさんが お使いのDACが アキュフェーズの
最新DACを プリに搭載されたので その音を
聴かせてもらって、最上級のでも
我が家のターンテーブルの限界を感じたからです。


今度是非 DC−91をお聴かせください。



[▼次のスレッド]
INCM/CMT
Cyclamen v3.491
[ut:0.010][st:0.000]