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[5126] LUXは悪くなかった!DACキット完成。返信 削除
2007/11/24 (土) 23:28:30 kitatanuki
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先だって購入した、真空管DACキットが完成!
とはいっても、要したのはわずか3時間。箱に部品を組み付
けて、完成基盤セットに電源と信号ケーブルを配線するだけ
の簡単さ、いわばプラモデルの要領です。
http://www.kit-ya.jp/product_info.php?manufacturer
s_id=14&products_id=110&osCsid=42c8ff283b0cbe5f607
8a6901437a762&cPath=1_22

わんこさんの予告?で心配だった音は、とりあえずは大丈夫
でした。高域の荒れは皆無で、弦楽器では真空管特有の濡れ
たようなツヤがとっても魅力的です。音場も深々と展開。
ソースによっては、300Bシングルの音かと思うほどで、
無帰還回路による真空管出力部の面目躍如といったところ。
ジャズも魅力的な鳴り方を感じます。

しかし、鋭い切れ込みとかアタックには弱くて、低音も多少
引きずりますから、現状ではクラシックの弦楽器専門か?
ピアノ曲になると、アタックが弱くてもういけません。
普段はLUXのユニバーサルプレーヤーでCD・DVD・SACDを聞く
として、弦楽器を聞くときだけこれに繋ぐという、贅沢な
使い方が考えられます。

ところで、完成したばかりには、もっと音が弱弱しくて全然
使い物にならなかったのです。ふとしたきっかけで、LUXの
ユニバーサルプレーヤーの方を再点検してみたら、ナナ何と
プレーヤーには初期設定が必要なことがわかったのでした。
つまり、出荷状態だと5.1chの余計な回路を信号が通るので、
ピュアオーディオで使うなら、CDダイレクトというセッテイ
にしなければならなかったのです。

LUXのプレーヤーの中域が弱いせいで弦楽器が駄目なのでは
なく、設定の不適切のせいで信号が余分な回路を通っていた
というわけです。CDプレーヤーの類に設定が必要などとは
ツユ思わずに、3年も使い続けてLUXはおとなしいなどと
こぼしていたのは、とんだ間違いでした。
CDプレーヤーのたぐいにセッテーが必要なんて、昔のオジサ
ンには夢想もできませんからねー、青天の霹靂なのでした。

慌ててCDダイレクトという設定にしたら、ちょっと聞きでは
アキュフェーズのDACとの違いがわからないくらいの音質で
後藤龍のバイオリンが鳴るではありませんか。
なんとも浅はかでした。LUXさん、ごめんなさい(T_T)。



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