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[5350] 生オケ VS CD対決!返信 削除
2008/3/8 (土) 08:15:11 kitatanuki
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▼ わんこさん

> そうそう 前からちょっと感じていたんですけれど
> kitatanukiさんは オーケストラを生で聴く時の
> 鮮烈だけど歪み感がほとんど無い 滑らかな音を
> 求めていらっしゃいますよね。


はい、そのとおりです。
それで、またまた生オケとCDの差異を痛感する
「事件」があったのでした。
東大和市の「第九を歌う会」に加入して、第九を生
オケと一緒に歌うのにトライしてみました。でも、
自称ソリストのため合唱は苦手で、練習時間も取れ
ないために途中で挫折し、先日あった本番コンサー
トを観客として聞いてきました。

東大和のホールは700人の中型で音響がよいので、
もっともオケの音が直接的に聴ける前から6列目に
座りました(大型ホールだと、前の席は最悪!)。

いつも思うけど、やはり生音は全然違いますね。
中高音は、つややかだけどステレオ的には寂しい
くらいシンプルで静かです。
低音も、ものすごく締まりがいい(当たり前!)
ので、ウーハーならオーバーダンピングです。

ホウィエで、そのオケのマイナーレーベルのCD
を売っていたのですが、宣伝文句にそそられたの
です。「画期的な超高次元録音システム・・」。
何だこりゃー・」。2枚組で5250円もする、マイ
ナーなオケのCDを買うのはやや冒険だけど、
思わず飛びついたのでした。

どんな録音システムかは書いてないのですが、
どうやらコンサート会場に音響的仕掛けをする
らしく、演奏家がこれまでになく気持ちよく
弾けたとかいう能書きが書いてあって、何やら
宗教的ですらあります。

帰って1000Mで鳴らしてみると、確かに音響
空間が普通のCDよりも自然でスピーカーに
まとわりつかず、自然で柔らかい音です。
でも、でもなのです。ナマの音を聴いて帰った
直後にCDを聞くと、弦楽器に乗っている高調
波がはっきりとわかります。
市販CDとしてはすこぶる上品な部類とはいえ
やはり「五月蝿い」のです。

その多くはハードドーム特有の音ですが、スピ
ーカー以前にも高調波の発生源は当然あります。
システムの未熟さは、このさい考慮せずに言う
と、これまでの数多くの体験上、ナマの音は、
どんなに疲れていても寝不足でも、老化現象
進行中でも、五月蝿かったりハイ落ちになら
ないのです。

しかし、電気再生では体調の悪さがすぐ異変と
して顕れます。その原因は何かと言うと、やは
りナマの情報量に較べると、電気に乗せられる
情報量は減少・変質するところへ持ってきて、
スピーカーで決定的にダメージを受けるという
ことでしょうか。

限られた条件のなかで、少しでもナマに近づき
たいとうのは、翼を待たない人類が空を飛びた
いと願うのと同じ、永遠の夢。それはそれで
楽しい苦しみではありませんか。

ところで、去年の真空管オーディオフェアの
大出力アンプを聴いた感想が見つかりません。
もう一度読みたいのですが、教えてください。


> それで ご自宅で 大型SPで中高域を抑え気味にして
> 聴かれている。
> 私の素直な感想ですと 「それってソースが悪いんじゃない?」
> であります。
> どうも難しいソースを何とか制御して鳴らそうとされている
> 部分を感じます。もちろんすげー音の良いソースを使われている
> のも知っていますけど。
>
> <img src="http://wanko.cside8.com/FBBS/data/1933.jpg">
> http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s1933#1933
>
> 私はクラシックに詳しくないので偉そうに言っては失礼かと
> 思いますが、このレコードなんて聴くと アナログの実力というか
> 良く録音されたソースのダイナミックレンジ 歪み感のなさ
> そして 生々しさは それこそ ラジカセ でも分かるくらい
> 良い音に聞こえるんです。
>
> 今より不調な当時のシステムでも このレコードの中高域は
> ちっとも歪みっぽく聞こえませんでした。
>
> もっと鳴らし易いソースで楽しむ というのは的外れでしょうか?
> kitatanukiさんのソースはちょっと再生が難しいみたい。
>
> *
> この展覧会の絵とか 先ほどのベイシーなんて どんなシステム
> でも惚れ惚れする音がしちゃうと思うんだけどな〜・

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