| ▼ いけださん
こんばんは。
> 30年前の録音になるわけですが、使用されているマイクは
> 今日のモノと大差ありません。マイクやアナログミキサーって
> この30年くらいはそんなに大きな変化ってないんですね。
マイクはそれ程変わっていないんですね。
40年も前の音源の素晴らしいのを聞くと 今もちっとも
色あせていません。やはり性能的にも当時からかなり満足
できるものだというのが分かります。
> また各奏者は恐らくヘッドホンによるモニターをしていると
> 想像もできます。
マルチ録音とはその様な感じで行われるんですよね。
音のアコースティックな解け合いでは不自由に思われます。
でも 音の調節とかは後でやり易いのも想像できます。
> メインマイクと各楽器用のマイクのブレンド具合がどうなって
> いるのかわかりませんが、きっとそれなりにハーモニー感も
> 目指しているんじゃないかなぁと思ったりもします。
> でも音はそうでもないのかしらん(汗)?
音はハーモニーの解け合いは少ない感じです。
後でもう一度しっかり聞いてレポートします。
> ステレオのメインマイクに補助マイクを足していく、という
> 手法なのだとしたらホールレコーディングの手法との共通点も
> ありますね。
たぶん違うんだと思います。
優れた 再生システムだと 後から造った音場とかバレて
しまうように思います。
私が好んで50年代や60年代のソースを聞くのは 音の
解け合い それこそハーモニーが絶妙にブレンドされた音
ホール独得 オーケストラによる個性、
そしてジャズでも録音する技術者の腕前 センスを感じることが
できるからです。
> やはり人間の演奏によるものって素晴らしいと思います。
> 最近、娘に聞かせようと童謡のCDを買ってみたのですが、
> 伴奏が打ち込み丸わかりで、とても聞かせられるものでは
> ありませんでした。
カラオケと同じで MIDI音源と言うのでしょうか?
あれは情報量が極端に少なく味気ないですよね。
> それに比べると、私が幼児の頃に良く聴いた
> ひらけ!ポンキッキ
> のレコードの演奏の素晴らしい事(笑)。
> たいやきくん や いっぽんでもにんじん
> などなど、今聴きなおすとその作りこみの素晴らしさに感激
> します。
一生懸命造った作品って 音楽にかかわらず力というか
魅力があるのだと思います。
我が子は ダウンロードした 128bpsを大きく下回る
ビットレートの音源をシャッフルに入れ、イヤホンで聴いています。
時にシャッフルから私のステレオにつないで聴いていますけど、
酷い音で私のソースとは差を感じていると思います。
その様な体験は必要ではないか?と思うのです。
味覚と同じですね。強烈な化学調味料 の味に慣れてしまうと
本格的でありながら素朴なダシの味が感じられなくなってしまう
のと共通していると思います。
美味しいのも知らないと・・・
> 音質は確かに今ひとつですし、子供番組の録音にそんなに
> 予算を割いていないのは良くわかってしまうのですが、
> それでも当時のスタジオミュージシャンやレコーディングの
> レベルの高さが窺えるような気がします。
> 予算が無くてもホンモノが集まってくる時代。
>
> 当時のレコードってやはり内容は豊かなんだと思います。
制作される側のいけださんに言われると 説得力を感じます。
志 は大切だと思います。
*
ケロヨンのテーマソングは私のピアノの先生の作曲でした(^o^) |
|