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[6856] 物量の違い返信 削除
2009/3/25 (水) 09:19:25 わんこ
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今回JIMさん宅にお邪魔して ダイナミックで素晴らしい
音の世界に触れて、あらためて感じました 物量の違い

リビングの広さとしてはある程度似ている環境ですし
何よりも*音は造る人の経験や知識と価値観の差*
なのは言うまでもありませんが。やはり基本的に モノの差
はあります。

 SPの違い
  ウーファー 2215と416−8C
  4インチドライバーと2インチドライバー
  大きなウッドホーン 小さな金属ホーン

 アンプの違い
  金田式 トランジスター60W 300Bシングル8w
  ネットワークマルチでバイアンプ とフルレンジ使い

 SPへの距離の違い
  3mと2m

 音量の違い
  遮音性に優れたJIM宅は私のシステムで20W〜50Wくらい
  我が家はピークで5W〜10Wくらい


もちろん エンクロージャーの違い 天井の高さの違い
床の剛性の違い 色々とあります。

その中で最も差を感じたのは 鳴らし方を別として

 4インチドラーバー 金田式アンプ

でしょうか。

4インチドラーバーから発するエネルギー 音の実在感 濃さ
中域の明瞭度 500Hz以下からロードがかかるホーン アタック時の音の伸び
音と音のスキマが見える様な分解能 歪み感の少なさ
ダイナミックレンジの大きさ

メロディーを聴く場合 中域の重要性は言うまでもなく
3mの距離を置いて 大音量で音楽を聴くには 如何に4インチ
ドライバーが優位か?感じました。
アルテックの大型ドライバーと違って 若干暗めというか重厚で
重々しさがある中域は往年のJBLならではの魅力だと思います。

我が家でも私の好みでは288系のドライバーを使いたいと
思いますが システムを再構築する気力が少なく躊躇している
のがマニアとして引け目を感じます。



金田式アンプ

JIMさんは アキュフェーズのアンプも沢山使ってきました。
それが今は金田式アンプ。自作系ですので 音のセッティングを
好みに出来る余地があるのも魅力なんでしょうけれど、コストの
殆どを音に費やせる金田式アンプの魅力をかいま見た気がします。

並のアンプではあれだけの分解能 歪み感の少なさ 音の出方の
伸びやかさは出ないのではないでしょうか?
低域のキャラクターはアンプの制作者の思想や好みでかなり違う
と思われますが 中域から高域への性能?と言っていいか
分かりませんが、キャラが少なくそれでいてダイナミックでも
あって凄いんだろうなぁ と感じました。
想像なのは 自宅で使ってみないと分からないからです。

いずれにせよ 物量が音に効く これは音が物理の世界に
あるから当然なんでしょうけれど 普遍的な事実だと
感じました。


お陰様で またJIM宅にお邪魔して 低域で迷いが
生じました。416-8Aの時は中低域が弱かったのが
416-8Cでは中低域が強い傾向が出て喜んでいたものの
ソリッドさが足りず 質感的にもイマイチで アンプの音を
評価できません。
ダクト 吸音材 その他 物理的に変化を調べて
ある程度納得するまでしないと次に進めないと思っています。

オフは本当に有益だと思っています。JIMさんに感謝。


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