| こんばんは。。
> オフから帰って 我が家の音で中域から上の情報量 音数が
> 少ない気がして困ります。MDのドライバーの違いもあるのでしょう
> けれど アンプの差が大きいのではないか?と思っていました。
ここだけ。
同じ音の大きさで、情報量を多く感じるかそうでないのかと言う差。
これは2通りの達成方法があると思います。
一つは一時期のヨーロピアントーンに代表される、特定の付帯音を
わざと載せて、それによって音数が多いように感じさせる。
もう一つは、可能な限り、ソースに入っている信号以外の音を排除
する方向。
後者を実現しようとするには、いろんな歪みを可能な限り排除する
ことを目指すことになります。
軸がずれて、周波数特性が変わることも歪みです。
WFの振動が伝わってホーンが鳴くのも勿論歪み。
MD自体のなりでホーンが鳴くのも歪み。
ちょっと前に書いたけど、接点のダイオード化現象も歪み。
TWの音がエンクロやホーンで反射してしまうのも歪み。
ケーブルにしろ、電源にしろ、いろんなものの設定をとにかく
歪が減り、透明度が上がる方向に振って行きいます。
それでつまらなくなった音をNWや前後位置で好みのなり方に
振っていきます。
以前からわんこさん宅のMDホーン、「鳴かないことで定評」
と言われていましたが、僕はあれの鳴きが大変気になっていました。
TW/MD/WFと個性、と言うより癖と言うレベルが露呈した
まま繋いだら、さらっとなっているユニットはつまらなく感じて
しまうかもしれません。
それぞれの透明感をバランスをとりながらあげていくことが
一つの方法でありコツだと思っています。
狙っていない癖を一つ排除できれば変わりに自分の好みを一個
乗っけても大丈夫、、、見たいな発想。
例えばわんこさんのホーンなら、僕と好みが違うので、エンクロ内
ホーンの上に、鉄の塊をおいてダンピング。(僕なら真鍮)
歪みを減らすと同時に、歪んだときでもその個性が自分の
好みに近寄るようにとの選択です。
その際、ドライバーからエンクロのターミナルは、せっかく
購入頂いた例の単線にされてみては如何でしょうか?
とても(ケーブルとしての)個性のない音になります。
こんなことだけでもなり方随分変わると思いますよ。
物理的な検証なら、随分前にMJで荒井さんがホーンの鳴きを
PCで測定しダンピング方法による音の変化をレポートしていました。
一定音量で信号を出し、ほんの鳴きをホーンの上にカートリッジを
落としてPCに入力、測定と言うものです。
測定信号から入力信号をカットするまでやっていたかどうかは
覚えていませんが。
やり方により、初期ひずみの立ち上がりを押さえる系統と、
持続する歪みを減らす方向へ向かう系統に分かれます。
金属系をそのまま載せるのは後者のコントロールになります。
ゴムなどでやるのは前者になります。
暇な時にでもご健闘ください。 |
|