| ▼ わんこさん
> 我が家では 13cmフルレンジ>ロジャースLS3/5A>自作15インチ3Way
> の順に声の質感 可愛らしさが減退します。
> ホーンが有利なのですが、こればっかりは15インチの中域の質と
> ネットワークの完成度で フルレンジに及ばないのです。
やはり、フルレンジに合うソーズでしたか。フルレンジは、
声の芯がしっかり出る有利さがあって、反面、広い帯域に関し
てはうまく丸めてしまうので、いやな音は出さないですから、
中高域のハスキーな部分は、多分実物よりきれいに再生される
でしょう。
> 生の声って 目の前2mで歌ってもらうと凄い音圧があるんです。
> 凝縮感と浸透力。
いや、待って下さい。録音マイクは、口元20センチとかにある
んです。ですから、本気で声を出して歌っている声は、そのま
ま録音して聞くと、ノイズも多くて結構きつい声なんです。
ですから、人工的にエコーを付加して、はじめて「2メートルで
歌ってもらう」感じにもなるわけで、耳元で声を張って歌われ
たら、決して気持ち良い声には聞こえません。
以前、歌を作ったからデモテープを作ってくれと頼まれたので、
録音したことがありましたが、偶々エコーマシンが壊れていて、
全く加工なしのため、美声のはずなのに、ひどい声に録れてい
ました。
このCDの場合は、元々が、高い方にノイズの乗る、決して美
声系とは言えない声のため、エコー付加の少ない録音だと広帯
域に再生してしまうと難しい部分が出てしまうのでしょう。
ハスキーな部分は、ヘッドホンも広帯域なので出ています。
ただ、このCDの利点もあります。2曲目だったかの、コーラ
スがボーカルにまとわりつく部分が、ヘッドホンでは一体にな
ってからむのですが、4343改ではコーラスが薄くなるのがわか
ります。ウーハー部分の反応が鈍いことがよくわかるので、ス
ピーカー改良に励む材料になります。
> ただ 私はヘッドフォンのバランスとSPでのバランスは
> 当然違って良いとおもうのです。
この点に関しては、昔からヘッドホンにスピーカーを近づける
のを理想にしていました。顰蹙を買った?電源の改良以来、
ぐっとヘッドホンに近づいたと一人ではしゃいでいますが、
当然ながら、まだまだ勝てません。いろいろやるべき実験は
多いのですが、ナリワイの方が多忙で・・。
もっとも、分解能がヘッドホン並に近づいてくると、良い
ソースとそうじゃないソースの違いが出過ぎて、難しい部分が
ありますね。これまでは、何とか楽しめていたFMでしたが、
大型高層団地の影響でマルチパスノイズまで出てしまったりで、
かえって楽しめなくなりました。
フルレンジの世界もいいですね。いちか大型システムが落ち
着いたら、サブに真空管でフルレンジを鳴らそうと、ユニット
と真空管部品の類は、けっこう死蔵させています。本格的に
遊べる頃には、もう耳がアウトになっていたりして・・。
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