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[6933] それでも地球は回っている!返信 削除
2009/4/17 (金) 17:09:00 kitatanuki
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> ▼ meiteiさん
> ▼ わんこさん

ケーブルを素材から理屈で考えるというのも面白いですが、
現実にケーブルや半田と格闘しているものにとっては、「そう
ですか。ごもっともですね」としかいえません。
そんなの理屈から言って意味ネーヨ、と言われても、本人に
とっては、音楽が電線一本で楽しめたり、どうにも感性に合わ
なくて許せなかったりするのですから「それでも地球は回って
いる」という世界なのです。

私の場合は、システムの変化とともにケーブルや半田も変わる
のでありまして、そのシステムに一番合ったものを、その時々で
選んでいまして、いわばシステムと配線材は一体です。普遍的
にどれが最高とかいうつもりはありません。

ただ、直近の改善は信号ケーブルの出口側の半田を、鉛レス品
から、千住金属のスタンダード品に変更したものですが、その
結果、古いアナログ録音のCDで気になっていた高音のあざと
さがなくなり、テープヒスノイズが(聞いた感じで)0.5db強?
減りました。

高純度銅線を使っているのは、いろいろな材料を試した結果で
して、苦労して自分の感性に合うものにたどり着いたというだ
の世界なので、妄想とか思いこみと言われても、苦笑するしか
ないですね。

昔、MJの記事のための部品試聴を一緒にやっていた、パイオ
ニアの技術屋さん(その後、独立してガレージメーカー設立)
は、たった10センチの内部配線の材料と半田で、ガラガラと
音が変わるので、製品作りはホントに大変だと述懐してました。
理屈で考えるのは大事なことですが、自分の完成に合致した
部品や配線材を選ぶのも、オーディオの楽しみの一つです。

もっとも、そんな事に時間をさいてないで、金田さんのように、
いったんこれと決めたら、同じ線材と半田に固定して、それに
合わせて部品や回路を選択するというのも一法ですね。
ただ、その金田さんも、同じ型番の半導体でも製造工場で音が
悪いから使えないとか、部品の方向性で音が変わると、すごく
シビアなことを言っています。人生イロイロ、オーディオマニ
アもイロイロですね。



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