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[6984] Re2:PAA3到着しました返信 削除
2009/5/9 (土) 18:33:12 こいし
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▼ わんこさん

お貸し出し大変感謝しています。ありがとうございます。

測定と調整を行って見ました。デジカメで撮影した物を
添付します。うまく液晶画面が取れていないのが残念ですが
お許しください。

機材です。
CDP:SONY DVP-S9000ES
PRE: Acc C-200L
AMP: YAMAHA B-3
SPEAKER:EC-10+2220A,LE85+511B,077

測定内容は、
・ユニットごとの音チェック:WF、MID、TWを
 Lch、Rchで測りました。ネットワークは入っています。
 軸上10cmのデータになります。

・軸上1mチェック:TW軸上で全ユニットで測りました。
 こちらは、周波数特性ができるだけフラットになるように
 各ユニットのアッテネータと位置を調整した結果です。

・試聴位置:こちらは半導体アンプと、真空管アンプの
 それぞれで測りました。真空管アンプはKT66、VT25です。

一番驚いたのは自分の耳はいい加減と分かったことです。
一発目はWFとMIDでは6dBズレていました(軸上1m)

良かったのは、ネットワークを通した各ユニットの周波数特性は
思っていた以上にフラットだったことです。特にMIDとTWは自分で
蓋を空けて清掃していますので心配でしたが今回の測定でスッキリ
できました。

各ユニットでは、2220の能率が測定すると高くて、
077側のアッテネータは無くてよいことが分かりました。
また、LE85に092?のショートホーンの組み合わせよりも
511Bを使うと測定結果からは能率が落ちるように見えます。

LE85側が115dB相当あるとすると101dBの2220に合わせるには
計算上は14dB余分になり相当に開きが出ると思われますが
測定では6dBのアッテネータ程度でバランスします。

部屋の影響と思われますが、左chと右chではWFとMIDのクロス800Hzの
特性が正相接続だとLchにディップ、Rchはフラット、
逆相接続だとLchはフラット、Rchはディップする現象があります。
ユニットの配線は間違いないことは確認しました。

100Hzの定在波により10dB以上の山谷が試聴位置であることを発見。
こちらはスピーカ位置を前後左右高さをそれぞれ10cmほど動かして
様子を見ましたが変化無しで新たな悩みの種ができた感じです。

周波数特性をフラットにするため、今回の調整方法は以下のようにです。

1、ピンクノイズを使った。
2、TW軸上1mの位置でWFとTWのみ接続して、TW側のレベルをWFと揃えた。
3、MIDのアッテンータを調整して全体でフラットになるように画面を見て
  あわせ込んだ。

> こいしさんの部屋だと 壁の影響を受けるのは避けられないと
> 思いますが、ユニットやSPの音を聴くには 部屋のセンターに
> SPを置いて測定してみると 無響室の測定値に近づいてきます。
> 低域は難しいですが。


今回は棚一幅分をスピーカ間から移動しました。

>
> 壁の影響を受けるとしても 片方のSPにホーンの前1mでの
> 測定 そしてリスニングポジションの耳の位置での測定
> これを取ってみると 私がレポートしている測定値と
> 近いと思います。
>
> 何でもそうですが 測定する位置 条件が多くなればなるほど
> 実態に近づけ 武器として使えると思います。。


客観的に見れる要素は良いですね。色々収穫を得られたと思っています。


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