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[6985] 素晴らしい!返信 削除
2009/5/9 (土) 21:10:07 わんこ
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▼ こいしさん

早速 PAA3を使ってくださり その上詳細な報告を
誠にありがとうございます。
相当エネルギーを使われたと思います。
送り甲斐があります。

2220はネットワークでとても素直に減衰されています
ですね。インピーダンス補正がしっかりと聞いています。
低域のダクトの調整も見事ですね!
またLE85も極めて調子が良く 特性的にも ほぼ完璧で
高域が伸びているのが分かります。
また 511Bのホーンも低域の暴れが少ないのが
わかります。ホーンは残念ながら私のコーラルより511の
方がホーンらしく良い音がするように思います。
高域がやや早めに落ちるのはホーンの大きさゆえ当然だと
思われます。ツイーターを使われるのですからOKですよね。

WFとMDのクロスで位相によってピークになったりギャップに
なったりするのは やや被さりが多めかもしれません。
でもアルテックのノーマルネットワークも被さりが強いのです。

私の経験では至近距離では被さりは少なめがよく ホールで
声主体であればクロスは低め 被さりは多めが良さそうです。

MDの位相は左右で逆相にしたら定位からダメですから
左右の違いはあまり気にされない方が良いと思います。
MDはボーカルの定位が大事です。

クロスを少し少なめにしての調整を楽しまれても良いかと
思います。ウーファーはコイルが私みたいにタップ式なら
簡単ですがコイルの交換となるとコストもバカになりません。
MDのコンデンサーを少し小さくしてゆくのであれば簡単ですから
それで変化を楽しまれると比較的簡単です。

WFとツイーターのレベルを合わせるのはやったことが
ありませんでした。測定からせまるのも良いと思います。
最後は結局聴感上で決めることになると思いますが。

あと驚いたのはリスニングポジションでの特性まで
測られたことです。65dBくらいの音量だと極小音量
だと思いますので 私がアンプを測定した69dBくらいに
比べても 低域が相当しっかり出ています。
部屋の影響ですが これは小音量で音楽を楽しむのには
良いと思います。音量大きめではどうでしょうか?
若干多めかもしれません。

音の追い込みでは最後は スペアナなんてヤクには立ちません
でも その前に とんでもないバランスだったりすることを
発見するには 有益ですよね。

私が何年もかかってやってこられたことを数日でこなされた
様に感じます。

こいしさんのエネルギーには敬服します。
家庭内の目も痛いでしょうし、お仕事も忙しく大変なのに
遂行するパワー 素晴らしいです。

ピンクノイズのf特、
判断材料の一つとして バカにしたものではないと思います。

「音楽が鳴らない」とおっしゃっていましたが それは
耳が良い証拠ではないでしょうか?
個人的には ソースの良さを引き出すには ある程度万能的な
バランスでの調整が必要かと思います。

人の声 ピアノの音 ドラム ギター 弦楽器

測定した後 低域の癖 個性を制御されるのが一番大変、
その後はネットワークは音色主体で調整されると
人のココロを打つ音楽が鳴り響くのではないでしょうか?

つるしのSPを買ってどうこう、受け身で判断するより
遙かにハードルは高いですが 好みの音に近づけるのには
やりがいのあるお遊びだと思います。


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