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[3876] ザルツブルク大聖堂録音 アナログ デジタル比較返信 削除
2006/9/14 (木) 19:24:26 わんこ
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レコードが復活したら 是非聴こうと持っていたのがこれ。
学生時代に長岡ファンでハルモニアムンディーのレコードの音の良さ
優しさ に感動し ジャケットをみて「壮大なスケールだろう」
と思ってかったレコードです。
当時のバックロードホーンでも臨場感は素晴らしく 極めて長い
残響時間と 大人数のコーラスと演奏で 別世界の音でした。

http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclaman.cgi
で紹介しましたとおり、
ALIAVOX のCD音が良いです。
http://www.alia-vox.com/
こちらの

http://r1.jp.rmi.yahoo.co.jp/rmi/http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp/rmivars%3ftarget=_top?sku=341273#

BIBER

これもザルツブルク大聖堂での録音です。
http://jp.salzburg.info/festspiele_43.htm
こちら様のHPを見るとザルツブルク大聖堂での音楽祭の概要が
わかります。

どちらもミサでコーラスが主体です。

アナログ

BIBERにくらべると 音場の広さはこじんまり、BIBERが
SPの外まで広がるのに対して 広がりは狭いです。

レンジもそれ程広くなく(遠いので当然)音色も今聴くと
それ程感動的ではありません。

でも感じるのが 距離を持って聴いたらこうだろう と言う
正確さ 自然さが際だっているのです。
か弱いボーイソプラノがまるで20m先でお人形の様に見える
その声の素直さ 定位の良さに驚きます。
ちょうど ホールでソロで歌ってもらったらこんな風に聞こえるだろう
と言う音で録音されている。下手だけど 頑張っているボーイソプラノ
の声が 瑞々しい。

SPとSPの間に 緻密に立って歌っているのが見えるくらい。
生では考えられない定位のよさ。子供と子供の順番が手に取るように
見えます!これだけ綿密に人の位置がわかる録音はあまり無いと
思われます。遠くでワンポイントで録った成果でしょう。

BIBERでは前に書いたとおり、4人くらいが前にいて
そのマイクの位置がへんなのか 空間がグニャグニャに曲がって
感じる。右が近い感じ。

このハルモニアムンディーのレコードは大聖堂の雰囲気の伝達が
素晴らしいです。
コーラスの何処に誰が居て それがソロでもコーラスでも歌って
いるのが分かる。

CD盤が無いものか?と探してみました。
これ
かもしれません。
在庫がないので予約だけしてみました。

アナログ デジタル レコード CDを問わず
録音の仕方でこんなに違う と言うのを再確認しました。
レンジ 迫力 より レコードの自然さが好ましかったです。


ところで セトロンですが 中域が若干強い気がします。
最初は渋いと思ってのですが 弦楽器がちょっと荒れる感じ。
SPのセッティングを調整した方がよさそうです。

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Cyclamen v3.491
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